1972-04-25 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第16号
○村岡重夫君 ただいまの御質問は、世界の各国は、国の経営するところの鉄道がおよそ赤字である、だから困っておるという事柄と、一般国民もこれを負担しておる、わが国においてもやはり運賃値上げというものはある程度考えるべきではないか、こういう御意見だと思うわけです。 私の考えておるのは、やはり北海道の産業が非常に構造的に脆弱である。で、独立していくのにはまだ距離が遠いのでないか、そういう事柄に出発しておるわけです
○村岡重夫君 ただいまの御質問は、世界の各国は、国の経営するところの鉄道がおよそ赤字である、だから困っておるという事柄と、一般国民もこれを負担しておる、わが国においてもやはり運賃値上げというものはある程度考えるべきではないか、こういう御意見だと思うわけです。 私の考えておるのは、やはり北海道の産業が非常に構造的に脆弱である。で、独立していくのにはまだ距離が遠いのでないか、そういう事柄に出発しておるわけです
○村岡重夫君 ただいまの御指摘は、私が北海道経済の構造というようなものが非常に脆弱である、そういう中で現在の流通機構というものはなされておるのではないか、そういうふうに申し上げたわけです。これは北海道の開発政策から考えてみましたときに、北海道の開発が戦後において、昭和二十七年から第一次の計画というものはなれさておるわけです。そのときには、本州方面の余剰人口を北海道に吸収する、北海道はフロンティアスピリット
○村岡重夫君 私は、今回の値上げ案というものに対して反対するものです。 そのことのために、まず北海道の経済の状況を述べていきたいと思う。 北海道経済の特質は、開発以来百年たっております。で、第一次拓計、第二次拓計、戦後において第一期、第二期、第三期と、今回にまで至っております。非常に近代的な計画が進んだようではあるけれども、本質というものがやはり脆弱であって、過去からいわれておるところの植民地の