1978-06-02 第84回国会 参議院 災害対策特別委員会 第10号
○説明員(村山煕君) 実は新幹線を建設いたします当初に、地震につきましては十分ないろいろ配慮をして設計を進めてまいりました。でありますから、新幹線の橋梁の橋台でありますとか、橋脚でありますとか、あるいは高架橋の構造物でありますとか、そういうものは相当大きな耐震強度を持たせてつくってございます。恐らく関東大震災程度の地震に対しては耐え得るというような構造でつくっておるわけでございます。その後、十勝沖地震等
○説明員(村山煕君) 実は新幹線を建設いたします当初に、地震につきましては十分ないろいろ配慮をして設計を進めてまいりました。でありますから、新幹線の橋梁の橋台でありますとか、橋脚でありますとか、あるいは高架橋の構造物でありますとか、そういうものは相当大きな耐震強度を持たせてつくってございます。恐らく関東大震災程度の地震に対しては耐え得るというような構造でつくっておるわけでございます。その後、十勝沖地震等
○説明員(村山煕君) 先にお客さんの数の方からお答えを申し上げたいと思います。 御承知のように季節によりましていろいろ波動がございますので、国鉄では毎年十月が大体平均的な輸送量だということを考えまして調査をやっておりますが、昨年の十月の調査によりますと、新幹線の場合、浜松と艦橋の間、上下合計しますと十六万五千人が一日にこの区間を通っておられるということになっております。また在来線の方は、たとえば由比
○説明員(村山煕君) この法案が成立いたしますと、私ども国鉄といたしましては従来からも地震対策の設備の強化はかなり進めてきておりましたけれども、今後さらにこの設備の地震に対する強度の強化を図っていくということはもちろんでございますが、この法に決められておりますいろいろな計画を策定をいたしまして、また地震対策本部を設置する、あるいは列車の運転を実際地震の予報が出たときにどういうふうにするかとか、あるいは
○村山説明員 ただいま先生御指摘の五月十一日でございますか、実態調査の結果というものにつきましては私まだ報告を受けておりませんが、五月七日御指摘の踏切におきまして踏切事故がございまして、職員の門扉の取り扱い方の不注意によりまして、自転車で通行をされました二人の方が列車に衝撃をいたしましてけがをされたという大変遺憾な事故がございました。
○村山説明員 踏切事故の原因でございますが、一般的に申しますと、その踏切の立地条件でありますとかあるいは保安設備がどうなっておるかとか、また、その線路の列車回数、道路の交通量、踏切の見通し、構造あるいはそこをお通りになります通行者の心理状況とか、また安全意識の問題とか、そういったもろもろの事柄が絡み合っておると思います。 御指摘の土讃線の踏切事故は、昨年はかなりの件数ふえたわけでございます。このふえました
○村山説明員 先生御指摘のとおり、全国的にはかなりの件数が減ってきておりますけれども、土讃線につきましては一昨年に比べまして昨年は件数がふえまして、一昨年の九件に対しまして昨年が十五件になっております。
○説明員(村山煕君) ただいまの二百十何件という数字でございますが、私の方でちょっとその二百十何件という数字はつかんでおりませんが、ことしの三月三十一日現在で自転車置き揚の申請を受理しております件数は五十五件というふうに私の方の調べではなっております。
○説明員(村山煕君) ことしの一月に交通対策本部の決定が御指摘のように出ておりますが、この決定の推進計画に基づきまして、現在までに国鉄の方に地方公共団体から申し出ておりますのはまだございません。
○村山説明員 国鉄がただいま地方自治体に土地とか高架下を貸し付けております数は、有償の貸し付けが全国で件数にいたしまして、土地が八千百八十九件、高架下は四十一件でございます。また無償で貸し付けております件数が、土地につきましては二万四千十七件、高架下は五十四件でございます。これは全国の数字でございますが、これを首都圏管内で見ますと、有償貸し付けは、土地が八百二件、高架下が十八件、また無償で貸し付けておりますのは
○説明員(村山煕君) 国鉄といたしましては、もちろん大ぜいの人命をお預かりして輸送しておりますものですから、当然でございますけれども、安全を第一に考えて輸送対応をしてまいっておりますし、今後も進めていくつもりでございます。 いま御指摘の先生のお話につきましても、国鉄は関係の省庁の御指導を得ながら、対応策をいろいろと進めていくべきものと考えておりますし、従来も、直接の監督官庁でございます運輸省にもいろいろ
○村山説明員 ただいま先生の御指摘のとおり、騒音規制法の中には、鉄道という交通機関はいまのところは対象に入っておりません。しかしながら、国鉄といたしましては、規制法の中に入っていないからほっといていいんだということでは決してありません。三十九年のオリンピックの年に新幹線を初めて開業いたしましたのですが、新幹線をつくります当初からできるだけそういうことも考慮に入れて実は設計をしてまいってきております。
○村山説明員 先ほど申し上げましたように、そういう点につきましては地元の皆さん方にたいへんな御迷惑をおかけしておるということについて、国鉄も十分認識もしておりますし、そういうことではいけないという気持ちでございます。ただ、御承知のように、国鉄の赤字問題というような財政事情もございますので、そういうことも考えて、打てる手は十分打つというようなことで、前向きにNHKと御相談をしてやってまいりたいと思っております
○村山説明員 国鉄の保線課長でございます。 ただいまの新幹線関係のテレビ電波障害でございますが、先ほどNHKのほうからお話がございましたように、実は新幹線は三十九年に開通いたしておりますが、その開通当初からNHKのほうとよく御相談申し上げまして、いろいろと手をとってきております。したがいまして、今回の御指摘のような事柄につきましても、十分にNHKのほうと御相談をいたしまして対処をしていく考えでございます