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216件の議事録が該当しました。

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1971-02-26 第65回国会 衆議院 文教委員会 第5号

村山(松)政府委員 高エネルギー物理学研究所は、この準備調査会構想を練ったわけでありますけれども、完成の形といたしましては一応人員が二百八十人程度、それに至る建設費が、設備も含めまして約八十六億円という構想であります。四十六年度といたしましては、御指摘の十五億円が計上されておるわけでありますが、これは振りかえ八名を含めまして五十四人の新規人件費施設、つまり本体となるべき陽子シンクロトロンを入

村山松雄

1971-02-26 第65回国会 衆議院 文教委員会 第5号

村山(松)政府委員 科学研究費特定研究、それから総合研究一般研究、それから奨励研究、それから成果の刊行費といったぐあいに分かれておりまして、総額を、従来の実績などを加味いたしまして一応ワクで配分いたします。一方、科学研究費を必要とするものから申請をとりまして、学術審議会研究費分科会の審査を経まして配分いたすわけであります。  内容の金額につきましては、必要がありますればさらに資料を取り寄せまして

村山松雄

1971-02-25 第65回国会 衆議院 決算委員会 第8号

村山(松)政府委員 実はその点十分承知しておらなかったわけでありまして、御指摘を受けまして長崎大学に急遽照会して若干のことがわかったわけでございますが、長崎大学は、これは原爆を受けましてたいへん施設面被害が大きくて、これは国費をもっても整備充実につとめておるわけでございますけれども大学としてはなお十分でない、あるいは、場合によっては待っていられないというようなお気持ちがありまして、現在教育学部

村山松雄

1971-02-24 第65回国会 衆議院 文教委員会 第4号

村山(松)政府委員 中等教育高等教育との区分は、わが国では、御承知のように十八歳で中等教育を終わって、高等教育に入ってまいるわけであります。戦前は、高等教育専門学校大学とに分かれておりまして、高等教育始期が二種類で違っておったのを、新しい制度では十八歳に一元化したわけでありますが、これも初等中等区分と同様、必ずこうすべきであってこれ以外に方法がないというような定説は必ずしもないと思いますけれども

村山松雄

1971-02-24 第65回国会 衆議院 文教委員会 第4号

村山(松)政府委員 教育学的に学校始期あるいは終期、区分等につきましては、御指摘のように、心身の発達状況とそれに応ずる指導態様をどうしたらいいかということからいろいろ議論もあり、説もあるわけでありまして、これも、こういうことが肯定的な解釈であるという確立したものは必ずしもないと思いますけれども、たとえば幼稚園は、とにかく集団的生活ができるような段階から集団生活にならしていく。幼稚園では必ずしも

村山松雄

1971-02-24 第65回国会 衆議院 文教委員会 第4号

村山(松)政府委員 私も判然と定説承知しておるわけじゃございませんが、御案内のように、学校は、初等から中等高等教育段階に適当な修業年限で区切るのが世界的にも通例でございます。初等教育につきまして、六年、五年あるいは中等の前期ぐらいまで踏み込んだ八年といろいろな仕組みがございますが、わが国では学制改革にあたりまして、初等教育明治の中期に六年になって以来、ずっともう定着しておりまして、学制改革

村山松雄

1971-02-23 第65回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号

村山(松)政府委員 養護教諭養成所をつくりました経過を多少御説明申し上げます。  養護教員養成は、教育職員免許法上のたてまえは、ほかの教員と同じく四年制の大学ということになっておったわけでありますけれども、実際の問題といたしましては、養護婦基礎資格の上に教職課程を積み上げるというのがむしろ養成の主力であったわけであります。その後、四年制の大学あるいは短期大学ども奨励はいたしましたが、なかなかそういうところからは

村山松雄

1971-02-23 第65回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号

村山(松)政府委員 大学設置審議会も、政府審議会委員の人事に関する一般方針に従いまして、連続して四期以上、あるいは連続して八年以上継続することは差し控えております。漸次交代いたしております。これも以前に御説明申し上げたと思いますけれども大学設置審議会委員の任用を行ないます場合には、慣例といたしまして、文部大臣大学関係の団体の御推薦を受けます。推薦を受けない学識経験者も少数おりますけれども

村山松雄

1971-02-22 第65回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号

村山(松)政府委員 先ほど大臣も申し上げましたように、この問題の解決につきましてはほかの施設のいろいろな問題に先立ちまして、それを多少延ばしましてもこの問題については取り組まなければならないということ、先ほど大臣から申し上げとおりでございます。私ども、この問題につきましては、むしろ文部省のわれわれよりも大学のほうがよく事情もわかっておるし、またそれに対ます対策も考えられる能力を持っておるというふうに

村山松雄

1971-02-22 第65回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号

村山(松)政府委員 私どもも、九大の問題を契機として、現在詳細に調べておるところでございますけれども九大と同じように、市の下水道の終末処理が十分じゃないというところがございます。そういうところの大学、たとえば、京都大学研究所でございますとか、あるいは東北大学あるいは高等専門学校の中にもそういうところがあるわけでございますが、そういうところを特に重点を置きまして、現在こまかく調べておるところでございます

村山松雄

1971-02-19 第65回国会 衆議院 文教委員会 第3号

村山(松)政府委員 この入学者選抜の問題は、学校定員があり、志願者定員を上回る以上はどうしても選抜をしなければならぬということに相なります。そこで、そのやり方の問題でありますが、これは旧制時代から別段法律等できめられた基準というのはございません。理念といたしまして、学校入学者選抜でありますから、その学校に入るにふさわしい能力を適正に検査すべきであるというのが第一点であります。第二は公平でなければならぬ

村山松雄

1971-02-19 第65回国会 衆議院 文教委員会 第3号

村山(松)政府委員 予算といたしましては、大別いたしまして人件費物件費、それから態様経常費臨時費ということになるわけであります。  この人件費は、これは人数によりまして給与原則に従って積算するわけでありますから、これは人数の多いところは総額も多くなる。しかし、これは扱いとしてどこかを厚くするというようなことではなく、ちょっとことばは悪いですが、機械的に配分をされます。  それから物件費は、

村山松雄

1971-02-19 第65回国会 衆議院 文教委員会 第3号

村山(松)政府委員 大学格差の問題の御指摘がございましたけれども、率直に申し上げますと、御指摘のように終戦後の大学改革によりまして、従来の大学高等学校専門学校師範学校というようなものを一県一大学というような形で所在のものを統合いたしまして、大学にいたしたわけでございます。したがいまして、格差というものは実は当初から存在いたしておったわけでありまして、私どもなりに大学のそれぞれ格差を埋めるように

村山松雄

1971-02-18 第65回国会 参議院 文教委員会 第4号

政府委員村山松雄君) これは二つの発想が結びついた結果、多少読み取りにくい表現になっております。先ほども説明申し上げましたけれども、筑派の新大学というのは、一つ東京教育大学移転という問題が契機になっておりますし、他はこれとは別に新構想大学をどこかへつくったらいいじゃないかという発想がありまして、これが結びついたのであります。したがいまして、単なる東京教育大学移転であれば、筑波にできますものも

村山松雄

1971-02-18 第65回国会 参議院 文教委員会 第4号

政府委員村山松雄君) この新構想大学につきましては、ただいま大臣の御説明にありましたような、従来の大学にとらわれない新しい構想大学ということで、どれだけのものをどういう分野について構想するか、それ自体、これからの研究に待つわけでありますが、その中でもやや具体的な課題といたしましては、筑波につくります新大学放送大学の問題があるわけでございます。これが新構想大学のすべてであるというわけではもちろんございませんし

村山松雄

1971-02-18 第65回国会 衆議院 逓信委員会 第5号

村山(松)政府委員 放送大学につきましては、準備調査会におきまして基本的な構想は示されましたけれども、なお基本問題につきましても検討が残されておる事項もありますし、また具体的な問題になりますと、御指摘のように、イギリスでもいろいろ周到な準備を重ねて発足したやに聞いておりますけれどもわが国の場合はそれと国情あるいは大学制度も異なっておりますので、一そういろいろな問題があろうかと思います。  そこで

村山松雄

1971-02-18 第65回国会 衆議院 逓信委員会 第5号

村山(松)政府委員 イギリスオープンユニバーシティーにつきましては、まだ発足早々で詳細な事情承知しておりませんが、学生志願者入学者状況で申し上げますと、四万八千六百人の志願者があり、二万五千人に対して入学許可がされ、一月から発足したと承知しております。大体当初伝えられたような構想でスタートして、それほど志願者が殺到するという状況でもないようでありますが、まあ所期の規模で発足したように聞いております

村山松雄

1971-02-17 第65回国会 衆議院 文教委員会 第2号

村山(松)政府委員 わが国教育制度におきましては、明治学制ができまして以来、ずっと国立学校でも授業料というものは取るというたてまえをとっております。その考え方といたしましては、国立教育施設は国の営造物である、営造物を使用するのでありますから、それの手数料あるいは使用料といたしまして、受益者に一部負担をさせるという考え方のようでございます。ただ、それが幾ら取れば適正であるかということにつきましては

村山松雄

1970-12-17 第64回国会 参議院 文教委員会 第4号

政府委員村山松雄君) 前にも申し上げたように、大学局で扱っております私立大学研究設備補助金も、これは仕組みが別でありますけれども、まあ内示が出る段階になっておりましたので、おそらく東邦大学のほうは学長代行並びに学部長代行らの方々がお尋ねに見えたものだと思います。で、たまたま以前から知り合いであったというようなことで、まあ仕事が、仕事と申しますか、必要な照会が済んだあとで帰りに一緒に食事をしたということがあったようでありますけれども

村山松雄

1970-12-17 第64回国会 参議院 文教委員会 第4号

政府委員村山松雄君) ただいまのお尋ねの点は、おそらく私どものほうの私立大学研究設備補助金のことが私学財団一般私学助成金と混同されたのではないかと思います。私どものほうで法律に基づきまして私立大学に対しまして研究設備補助金を出しております。これにも東邦大学は申請されておりまして、この分は現在まだ内示をいたしておりません。そこでこれはわがほうから通知をしたのじゃなくて、東邦大学のほうがもうそろそろ

村山松雄

1970-12-16 第64回国会 衆議院 文教委員会 第3号

村山政府委員 秋田大学医学部付属病院につきましては、御指摘のように、現在の秋田県立中央病院移管を受けましてこれを暫定的に使う、将来計画としては新しくつくる、こういう計画でございます。で、県としては、おっしゃいましたような事情もありまして、早期移管というのを希望しております。したがいまして、文部省でも四十六年度移管ということで予算要求をしておりまして、これは強く折衝しておりますが、一番のネック

村山松雄

1970-12-16 第64回国会 衆議院 文教委員会 第3号

村山政府委員 現在医師の数は、概数を申し上げますと十一万人余でございます。人口十万人あたりにいたしますと、百十二人強ということになります。この数は、戦後医学部整備した時点においては、厚生省では十分な数と考えておったようであります。むしろ目標数に比べて医師養成機関が多過ぎて、しかもその程度が悪い医学専門学校がある。これはやめるか、それから大学になれるものは大学にするということで、医師養成数は大幅

村山松雄

1970-12-16 第64回国会 衆議院 文教委員会 第3号

村山政府委員 国費外国人留学生につきましては、昭和二十九年以来実施しておりまして、現在累計約二千名、最近では年間新規が約二百名、現在おります者が全体で六百名程度おります。これは学部と、それから大学院レベル研究留学生と二種類あります。その待遇につきましては、往復の航空券のほかに給与といたしまして実額、学部の場合は三万六千円、大学院の場合は三万七千円、そのほかに若干の旅費でありますとか、それから来た

村山松雄

1970-12-11 第64回国会 衆議院 文教委員会 第2号

村山政府委員 沖繩において医師が非常に不足しておるという状況は、以前から承っておるところであります。そこで、日本政府といたしましては、沖繩国費留学生という制度がございますが、これの数の算定にあたりまして特に医学部を重点的に取り上げておりまして、現在までに約五百名の国費留学生医学生というものを受け入れておるわけであります。その約半数は、もうすでに医学部を卒業いたしまして、そのまた半数近くの者は沖繩

村山松雄

1970-12-11 第64回国会 衆議院 文教委員会 第2号

村山政府委員 琉球大学が、現在の校地が狭いということで、北方に適地を求めて移転計画しておられることは承知しております。その敷地購入についての援助要請もあったわけでありますけれども、現在までのところ、援助段階におきましては、むしろそれより先に、現時点琉球大学運営費並び復帰に備えて、先ほど申し上げましたように、施設設備等の不備な分を現状で充実するための援助というのがより緊急であると考えまして

村山松雄

1970-12-11 第64回国会 衆議院 文教委員会 第2号

村山政府委員 琉球大学は、現在五学部学生定員にいたしましては九百二十名程度規模になっております。これを本土の大学設置基準に照らしますと、この規模では教員組織施設設備かなり不備な点がございます。そこで、琉球大学当局とも、すでに事実上復帰時にいかなる形で国立大学にするかにつきましては打ち合わせをやっております。基準に合わせるということを主眼に考えますと、かなりの改編ということも理論的には考え

村山松雄

1970-12-09 第64回国会 衆議院 文教委員会 第1号

村山政府委員 十分なお答えは文部省としてはできかねるかと思いますけれども文部省といたしましては、なるべくしっかりした基礎を与えるような学問研究を促進するということで努力いたしております。政府全体といたしましては、私必ずしもお答えする立場ではないかもしれませんけれども、御承知のように、総理府に統一的な対処の機構が設けられております。そういうところで、対処のしかたがばらばらにならないようにできるだけ

村山松雄

1970-12-09 第64回国会 衆議院 文教委員会 第1号

村山政府委員 御指摘のように、公害法律できめております典型的なものだけでも七種類ほどありまして、その態様は多種多様であります。したがって、その原因と結果の因果関係などのつかみ方につきましても、きわめて複雑なものがあります。たとえば騒音でありますとか振動でありますとか、こういう問題につきましては比較的原因と結果の関係がつかみやすうございますが、たとえば大気汚染でありますとか水質汚濁といったようなことになりますと

村山松雄

1970-12-08 第64回国会 参議院 文教委員会 第2号

政府委員村山松雄君) 来年度関連がありますものをかいつまんで申し上げますと、たとえば学科につきまして東大の工学部、そこに燃料工学科というのがありまして、それを反応工学科ということに改組をいたしまして、化学反応によって有害物を出すというようなことにも着目するような学科改組を考えております。それから講座学科目といたしましては、たとえば横浜国立大学工学部公害基礎工学というような講座要求をいたしております

村山松雄

1970-12-08 第64回国会 参議院 文教委員会 第2号

政府委員村山松雄君) 公害典型公害だけでも七つの分類があるようでありますし、いろいろな形で出てまいりますので、これに対処する対処のしかたもなかなか一つ教育研究機関対処するというわけにはまいらないと思います。まずその公害発生源としてはいろいろありますけれども、比較的多いのはやはり工学的な開発に伴う有害副産物というものが公害発生源としては一番多うございます。そこで工学的な技術——ものをつくる

村山松雄

1970-11-12 第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第5号

説明員村山松雄君) 公害の問題としましては、現実に起こっておる個々の公害対策的なものについてももちろん緊急に対処が必要でありますが、文部省で所掌しております科学研究費特定研究の対象としては、これは基礎科学の振興を目標としておりますので、公害に関しましても必要は感じながらも、基礎的な面からの研究にやはり焦点を置く必要がございます。そこで、いままでもそういう面について留意してまいったわけでありますが

村山松雄

1970-11-12 第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第5号

説明員村山松雄君) 科学あるいは学術研究に関する投資が、特に国の支出すべき部分について諸外国と比べて遜色があるという点につきましては、おおむね御指摘のとおりでございまして、文部省としてはその点の改善のために毎年努力をいたしておるところでございます。学術研究あるいは科学研究に対する費用の出し方につきましてもいろいろございますが、特に文部省としては直接所掌しております国立大学の必要な研究費あるいは

村山松雄

1970-11-12 第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第5号

説明員村山松雄君) 養護教諭養成も、原則といたしましてはそのための課程の認定を受けた大学短大養成するのがたてまえでありまして、それで不足する場合には指定養成機関養成に当たり得ることになっております。そこで文部省としましては、大学短大でこのような過程をつくることにつきましてはできるだけこれを奨励をいたしております。それからまた、指定養成機関につきましてもふやすようにまあ奨励もいたしております

村山松雄

1970-10-23 第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第4号

説明員村山松雄君) まあ通信教育大学短大は、現在、お示しのような状況にあるわけでありまして、うまくいっておるかいってないかというきわめて端的なお尋ねに端的にお答えすることは必ずしも容易ではございません。学生数からいけば、必ずしも増大するでもなくまた減少するでもなく、まあ俗に申せば横ばいの状況でございますので、まあまあということが一応言えようかと思います。それから登録しますものは相当数あるわけでありますけれども

村山松雄

1970-10-23 第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第4号

説明員村山松雄君) 放送大学構想それ自体が固まっておらない段階で、ただいまのような御質問に的確にお答えすることはむずかしいわけでありますが、伝えられておるような構想放送大学と既存の大学、通常の課程あるいは通信教育課程との関係いかんということになります。  そこでまず第一に考えられるのは、放送というのは不特定多数のものに発射されるものですから、大学生はもちろん、だれが聞いても聞くこと自体はこれは

村山松雄

1970-09-22 第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第3号

説明員村山松雄君) その移転につきましては、ただいま御説明申し上げましたように、大学としては意思決定をしまして、文部省文書申し入れがきれておるわけであります。しかしまあ相当多数の人を含む組織体のことでありますから、その意思決定過程におきまして、まあ異論というかあったというのは、私ども承知しておりますけれども、まあ機関意思決定は事柄の性質上多数決でやらざるを得ないわけでありまして、多数決にしましても

村山松雄

1970-09-22 第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第3号

説明員村山松雄君) 東京教育大学筑波移転したいということは、四十二年の六月に大学から文書文部省申し入れがございます。それに伴いまして、いかなる形でいくかということになるわけでありますが、先ほど大臣も申し上げましたように、単なる移転、いまある五学部がそのままの形で移っていくということではなしに、これを契機としていろいろ新しい構想を盛り込んだ新しい大学にしたいということにつきまして、教育大学

村山松雄

1970-09-11 第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第30号

村山説明員 高専は、御案内のとおり、中学校卒業者入学資格といたしまして、五年間、理論と同時に実験実習を重視しまして、実験実習に強い技術者をつくるという目標のものであります。そういう性格上、大学工学部よりも一そう基礎的な学科、基幹的な工業技術者養成する学科ということに整備目標をきめておりまして、現在は大体機械、電気、工業化学というのを主柱といたしまして、それに一、二地元産業との関連その他学校

村山松雄

1970-09-11 第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第30号

村山説明員 学部なり学科をつくる場合、いろいろな条件がございますけれども、一番基礎となりますものは、やはり相応の学科課程と、それを担当するに足る教官の確保の見通しということに相なります。そういうことになりますと、ただいま先生も御指摘のように、公害ということを十分やっている人は現在あまりいないんだということでございまして、まさに御指摘のとおりで、私どもといたしまして、文部省として公害というものを取り

村山松雄

1970-09-11 第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第30号

村山説明員 文部省といたしましては、現段階では、公害という形容詞を冠しましたところの学部学科あるいは高専学科をつくるという計画は持っておりません。と申しますのは、公害と申しましても、御指摘のように、たいへん広範囲でありますが、さしあたり、一番問題になっておりますところの大気汚染あるいは水質汚濁といったような問題、これを見てまいりますと、物質生産過程において人類に有害な物質が生産され、それをどうするか

村山松雄

1970-09-09 第63回国会 衆議院 文教委員会 第22号

村山説明員 一般論といたしまして、大学学長は、専心これに当たってしかるべき重要な職でありますので、他に繁忙な職を持っておられる方が兼ねるということは望ましくないというのが文部省の従来の態度であります。  この態度につきまして、しからば具体的にどうするかということでございますが、文部省が特に私立大学対処する態度といたしましては、法律に特段の規定がある場合を除きますと、一般的には指導助言ということに

村山松雄

1970-09-09 第63回国会 衆議院 文教委員会 第22号

村山説明員 暴力的な事態の是正に対しましては、やはり理性的に秩序のもとに対処しなければならぬわけでございまして、六月末の時点においては、暴力に対する反対という動機はあったかもしれませんけれども秩序を乱して、たとえば無届けの集会等によって何か抗議運動をやって、こういうことでは理性的な処理ができないという判断のもとに、学生入校禁止大学当局としてはしたわけでありまして、その時点ではやむを得なかった

村山松雄

1970-09-09 第63回国会 衆議院 文教委員会 第22号

村山説明員 拓殖大学は、戦前から海外進出者の育成というようなことを一つ教育方針に掲げておりまして、スポーツなどもたいへん熱心にやっておりまして、それが一部若干行き過ぎがございまして、やや乱暴にわたるようなふるまいが学生間においてあったということは、遺憾ながら事実のようでございます。今回安生君の事件関連いたしまして、拓殖大学におきまして、いままでも、これほどまででなくても若干暴力的な行為があったのではなかろうかという

村山松雄

1970-09-04 第63回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号

説明員村山松雄君) ただいま御指摘になりました拓大における暴力被害状況調査の結果につきまして、実はまだその加害者側事情も調べた上でということで、拓大側から詳細な報告は受けておりませんけれども、いずれにいたしましてもかなり暴力被害があったのは事実のようでありまして、大学としては決してそれを不問に付せず、事情調査の上必要な処置をするし、今後こういう状況が起こらないように一そう学内の体制も整備する

村山松雄

1970-09-04 第63回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号

説明員村山松雄君) 拓大事件につきまして経過報告的なものにつきましては、文書報告が出てまいっております。それからただいま御指摘のありました学内暴力根絶のための調査調査に基づく対策の樹立につきましては、これはまだそういう文書による報告は出てまいっておりません。学生部長のほうから口頭で連絡がありまして、調査いたしましたところ相当数の暴力被害を受けたという申し立てがあった。で、これに対しましては

村山松雄

1970-09-04 第63回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号

説明員村山松雄君) 拓殖大学におきましては、六月に愛好会のクラブ活動の行き過ぎから学生が死亡するという事故が起こりまして、それを契機に紛争が起こりましたので、大学としては授業を休講といたして収拾をはかってまいったわけでありますけれども、夏休み明けを前にいたしまして授業の正常化をはかるべく、学生大学に呼んで話し合いを何回かに分けて行ないました。で、秩序に従って授業の再開を希望する者については、そういう

村山松雄