○村上義一君 今一点お伺いいたしたいのでありますが、それは國鉄企業、自動車企業の経営形態に関してであります。國有鉄道の本年度の財政状態は、誠に各般の事情によつて巨大な赤字をその收益勘定においても持つておるということなんであります。而も多額の借入金があるに際して、僅かに十億だけを返還するという計画が現われておりますが、借入金について、その償還計画というものも示されておりませんし、又この赤字克服についての
○村上義一君 今日運輸大臣御出席下さいましたので、一二の点についてお尋ね申したいと思うのであります。平和日本、文化日本の再建のためには今後自動車の発達を來たすということが、これは基本要件であると思うのであります。又当然この自動車の発達を來たすということは、これは自然の勢であると思うのです。それは日本は今世界的に見まして、自動車の利用の水準が極めて低位にあるのでありまして、三流、四流國以下に現状はあると
○村上義一君 安本で以て想定されております現在の物價體系、並びに賃金体系というものは、大體何時までこれを維持されて行くお積りであるか。尚現在すでに新年度の予算編成が始まらんとしておるわけでありますが、新年度の予算編成は、現在の物價體系なり、賃金體系なりを基礎として編成されるお積りであるか、その二点だけをお伺いしたい。
○村上義一君 いろいろ本法の審議につきましては、御意見が各委員から出たのであります。特にこの本法の施行規則要綱案を当局がお示しになつてから種々の意見が出たようであります。元來この法律は左程厖大な法律案ではないのでありますが、命令に委任してある個所が随分多いのであります。特に当局がお示しになつた施行規則要綱などは、特に重要な事項であると思うのであります。法律の内容が命令によつて左右される場合も少くないのであります
○委員長(村上義一君) それでは御異議ないようでありますから、請願第九十三号、博多、壱岐及び対馬間の國営航路実現促進に関する請願の件を御審議願いたいと思います。先ず請願書の本文を朗読いたさせます。 博多、壱岐、対馬間國営航路実現 促進に関する件請願 鉄道局に於て、國鉄の延長として、博多を起点とする壱岐、対馬航路を新たに開設し、八百トン級の船舶を日航として配置方御高配相成度請願いたします。
○委員長(村上義一君) 相当調査をしてあるはずですが、それでは一應専門委員の説明を聽きましようか、御異議ございませんか。
○委員長(村上義一君) それでは請願に関する小委員会を開会いたします。お諮りいたしますが、都合によりまして発表の順序を変更して、請願第九十三号を第一に取上げたいと思うのでありますが、御異議ありませんでしようか。
○村上義一君 私も実はこの財政法第三條の施行につきまして、前回の委員会でお尋ねをいたしておつたのであります。只今小野委員からの御質疑、又その御應答によりまして、余程事態がはつきりはして参りましたけれども、併し私は今まで政府委員の御説明を拜聽いたしまして、どうも解し兼ねる点があるのであります。恐縮でありますが、更にこの点についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。 大体私の疑問とする点をまず御了解願
○村上義一君 一應伺う必要があろうと思うのであります。
○村上義一君 その時期の見通しはいかがでございましようか。この鉄道営業法の一部を改正する法律案が議場において審議せられる以前に、そういう措置がとれるでありましようか。見通しを伺いたいと思います。
○村上義一君 この問題は國民公衆に運賃の変更を周知せしめて、商取引その他に準備せしめるということが公告期間を設定した理由であると思うのであります。そうしてこれは地方鉄道をも御説明のごとく含んでおるのであります。地方鉄道の個々の会社の運賃値上げという場合に、この改正の條項が適用されて、政令を特に発表せられるというようなことは凡そ想像できないのであります。この改正案が適用せられるという場合は、只今も政府委員
○委員長(村上義一君) 第一と第二と付託せられた問題は、委員長が理事の意見を聽かれて、そうして委員長においてそれぞれ第一ま第二の小委員会に区分せられて、それが参議院公報に各問題が載つておりますから御承知だろうと思います。区分は委員長においてせられた次第であります。 請願第二号、これは第一回の報告書に載つております。磐越東線三春、船引両駅間の要田村に停車場を設置することに関する請願であります。橋本議員
○委員長(村上義一君) では只今から第一小委員会を開会いたします。参議院規則の百六十二條によりまして「委員会は、付託された順序により、請願書を審査する。」ということが規定せられてありますので、從つて小委員会におきましても特別の事由がない限りは百六十二條の規定によつて、付託の順序に從つて審議をお願いしたいと思つております。 次に大体この問題を取扱う順序について一應お諮りしておきたいのですが、審議の問題
○村上義一君 尚もう一つ伺いたいのですが、三表、四表のトラックの輸送実績の表でありますが、これは小運送業者の使用しておりまするトラックも含んでおるものと考えるのでありますが、尚その物資は、ここに掲げてありますのは特殊な重要物資だけのように考えられるのでありますが、その他の物資は大体どれくらい輸送しておるという御推定でありますか、推定でも結構でありますが、只今でなくても結構です。この次までで結構ですが
○村上義一君 ちよつと只今配布を受けました、この資料の表についてお尋ねいたしたいのですが、六ページの表には、公共團体経営バス事業の概況という題になつておりますが、これは公共團体の経営しておるバス事業の輸送人員が約十億……九億八千万という意味なんでございましようか、ここに合計と全國と書いてあるのですが、この合計というのが公共團体であつて、全國というのは、本当にひとり公共團体の経営バス事業のみならず、すべての
○假委員長(村上義一君) それじや御異議がないようでありますから、未熟ながら委員長を勤めることにいたしたいと思います。これをもちまして、第一小委員會を閉ずることにいたします。 午後二時三十七分散會 出席者は左の通り。 委員長 村上 義一君 委員 新谷寅三郎君 鈴木 清一君 内村 清次君
○假委員長(村上義一君) 只今年長者の故を以て再び委員長に村上をするという御動議がありまして、淺岡さんから贊成の御意見がありましたが、いかがいたしましよう。御異議ありませんですか。
○假委員長(村上義一君) それでは年長の故を以て私第一小委員會の委員長選擧の會を開きたいと思います。選擧の方法はいかがいたしたらよろしうございましようか。
○村上義一君 凹凸調整は五十圓だけを百四圓の中で一律支給せられる。殘り五十四圓を財源として凹凸調整に當てたというふうに伺つたのであります。そうして本案の末尾に「給與不均衡是正の問題は打切りとする」ということが明記してあるのであります。これは官廳勞組との協定がこういうふうに打切りとするということになつたことと信ずるのでありますが、果してそうでありますかどうかということを念のためにお伺いいしたいと存じます
○村上義一君 今の御説明では私了解し兼ねるのでありますが、百四圓の中、五十圓は一律支給ということに相成つた、殘り五十四圓の内でどれだけの金額が凹凸調整費になつたか、資源になつたか、又勤務地方當の資源になつたかということを伺いたいと思うのであります。
○村上義一君 本案によりますと平均月收千二百圓の中から百圓を保留して、只今伺いますとその中の五十圓は一律支給して、殘りの五十圓の中から更に本案に書いてあります勤務地手當に相当する額を引出し、その最後に殘つた金額を凹凸調整費として分配せられたというふうに解釋できるのでありまするが、果してそうでありますかどうか。又そうであるとしますれば、眞に凹凸調整費として使用せられた金額と、一律支給の金額とは、大體判額
○村上義一君 いろいろ苦慮御苦心になつておる御事情を伺いまして、誠に御心中をお察しいたす次第でございます。尚この點に對しましては後刻觀點を變えて、少しお尋ね申上げたいと思つておりまするが、 次に私お尋ね申上げたい點は、海陸輸送の綜合的の問題なのであります。太平洋戰爭以來海上輸送力が急激に減少いたしまして、殆んど潰滅状態という文字を用いてもいいような状態に陷りまして、現在の海運力は、汽船の總保有トン
○村上義一君 七月四日に政府が發表せられた經濟實相報告書、この中には、日本再建の基盤である交通運輸の實況については殆んど何ら觸れなかつたのであります。若干の説明は勿論ありましたが、凡そポイントを外れた文字のみでありました。然るに今囘運輸省から提供せられましたこの實相報告書は、國鐵に關する限りにおいて要を盡しておると思うのでありまして、御努力に對しては私は深く敬意を表する次第であります。ただ私はこの實相
○村上義一君 大臣もいつ見えるかちよつと分らないでしようし、餘りなにしても……外の方に若しあれば先にやつて頂きたいと思います。
○村上義一君 實はこの公報を見ますと、多數の請願建議等が出ておるのであります。これらは從來の議會と違つて愼重に審議をし、取扱わなければならんということは、以前に開かれた委員會でも御意見が出ておりましたのですが、聞くところによりますと、一方において暫く自然休會が或いは休會に入るということも伺いまするし、休會に入る前に小委員會でも作つて頂いて、そうしてこれらの請願建議等の原案作成と申しますか、處理方についての
○村上義一君 今お話がありました點に關聯することでありますが、委員會の運營についてちよつと申上げたいと思うのですが、よろしうございますか。
○村上義一君 この請願、建議、陳情等に關して小委員會を設けることの動議に對しては、自分も全く賛成であります。この委員は委員長から適當な方を指名して頂いたらどうかと思います。両附帶して提案したいのでありますが、これらの事項を調査しますについても、亦一般の事項を調査檢討するにつきましても、本委員會に専門委員を置くことが必要であると私は信ずるのであります。幸いに皆さんの御賛成を得るならばそれぞれお氣附の候補者
○村上義一君 只今の御提案に贊成いたしまするが、併し尚附け加えて申せば、こちらへ歸還して來た人が外地に在つたときに許す限りの待遇を與えられたということは、感謝してもよいのだと思う。そういうように直して頂くか、或いは全然削つて頂くか、どちらかがよいのじやないかと思います。 それから六行目の修正の御意見が出ておりましたが、「更にその上越年を思うとき、」というようななにでありましたが、これは主格が、「百萬