1948-11-19 第3回国会 衆議院 商工委員会 第3号
○村上政府委員 工業所有権戰時法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。 外資導入の一環として、外國技術の輸入を必要とする関係上、先般外國人の特許出願等が認められることになつたのでありますが、工業所有権惻時法の規定中には、これに障害となるものがありますので、この障害を除去するために、工業所有権戰時法中これに関連する部分について必要な改正を行おうとするのが、この法律案提出の理由であります
○村上政府委員 工業所有権戰時法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。 外資導入の一環として、外國技術の輸入を必要とする関係上、先般外國人の特許出願等が認められることになつたのでありますが、工業所有権惻時法の規定中には、これに障害となるものがありますので、この障害を除去するために、工業所有権戰時法中これに関連する部分について必要な改正を行おうとするのが、この法律案提出の理由であります
○村上政府委員 この際一言ごあいさつをさしていただきます。私は去る日商工政務次官に任命を受けました村上勇であります。浅学菲才であります。どうかよろしく御指導のほどお願い申し上げます。 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、試藥檢査所及び機械器具檢査所の支所及び出張所の設置に関し承認を求めるの件の提案理由につきまして、御説明申し上げます。 まず機械器具檢査所の支所、出張所設置
○村上勇君 大分縣南海部郡下堅田村は都内屈指の生産村であり、殊に柏江、津志河内一帶の平野はその主要地で、豊富な農林産物を有し、かつ蔬菜、果樹の栽培も盛んに行われている、從つてこれらを結ぶ下堅田村より柏江、津志河内、小島を経て米水津村に連絡する道路は、生産道路として、また輸送道路として、生活日用道路として重要なる道路である、ついては該道路を縣道に編入されたい。
○村上(勇)委員 どうしても九州は大貯水地を設けて、それによつて電力の調整をしなければならぬと思うのでありますが、これはとても三年五年という長い年月を要することでありますので、ただちに事情を異にする他の地方と同じようにしてくれということは無理かもしれません。しかし御承知の通り北九州の石炭によつて、火力発電所をこの補給に使うということは、私は九州の今日の現状を打開するためには、最も重要ではないかと思います
○村上(勇)委員 ちよつと三ツ井政府委員にお伺いしたいんですが、最近九州地方の電力制限は八時から十一時まで消燈ということを新聞で見ましたが、その後どうなつておるでありましようか。
○村上(勇)委員 先ほど三ツ井政府委員は、各地区には從來の五割増ぐらいの電力を與える、九州は別だということでありますが、九州はどういうことになりますか。 それから火力発電所に主力を注ぐ、こういう安本の御方針に対して、私はこれは暫定的にはやむを得ないことでありますけれども、火力発電所は地下資源を消耗するものですから、これに主力を注ぐよりは、火力電氣の電源開発に主力を注ぐことが最も國家のために当を得た
○村上(勇)君 九州四國省營連絡實現促進につきまして請願いたす次第であります。九州四國省營連絡熱望の聲は、多年にわたつてただいま高橋代議士のよ話の通りに、兩島民間に充滿いたしていたのでありますが、特に敗戰による新國家發足の今日、運輸、交通、産業、文化その他各方面より檢討してみまして、新國土經營上及び國民大衆の便益のため、これが實現は焦眉の急務であると確信するのであります。由來厖大なる九州の資源、殊に
○村上(勇)委員 九州地方における電力危機に對しまして、速やかに緊急適切な對策を實施していただきたいと思います。九州の電力事情は水力によることは少くて、火力に對する依存度が大であります。かつ炭鑛需用量がはなはだしく大きいという特異性をもつておるのであります。火力發電は、戰時中の酷使による損耗の修理はほとんど進歩していません。それがために能力はまつたく低下を來し、從つて極度の需用制限を加えざるを得なくなつておるのであります
○村上勇君 大分縣下の各河川砂防工事を積極的に施行していただきたいということについてお願いいたします。 昭和十六年以來連年にわたりまして激甚な災害をこうむつております。殊に昭和十八年竝びに昭和二十年の大災害は、水源地帶の荒廢もその原因となりまして、まつたく異常的なのでありまして、縣下各地に未曽有の大崩壞が起りました。このために河川の上流部は各所に在砂の流出を惹起し、幾多の人命を奪い、山紫水明の地も
○村上勇君 私は、日本自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました電力危機突破に関する決議案に対して、賛意を表するものであります。 敗戰後の石炭不足と火力発電所の賠償等によりまして、今日日本における唯一の動力源は、水力電氣の最高度活用以外にその途はないのであります。この消耗することなき水力電氣こそ、石炭動力に代りまして、わが國経済復興の中心となるべきであります。最近、米英両國政府におきましても
○村上(勇)委員 私は自由黨を代表いたしまして、ただいま議題となりました電力危機突破の決議案に贊成いたすものであります。 敗戰後の石炭不足と火力發電所の戰災等によりまして、今日日本における唯一の動力源たる水力電氣の最高度活用以外に途はないことは言をまたない次第であります。この消耗することなき水力電氣こそ、石炭動力に代つて、わが國經濟復興の中心となるべきものであります。最近米英兩國政府におきましては
○村上(勇)委員 安本の動力局長にお願いしたのですが、これらの資材がそろいましても、緊急に修復するために從事する勞務者に對して、これから冬にも向いますし、地下たびとか、あるいは軍手とか、また特に食糧の加配米につきましては、一段の御考慮を願いたいと思います。この點お願いしておきます。
○村上(勇)委員 私は水害直後プライヴエートでありましたが、發電所の調査に人をやつて、それが先ほど歸つてまいりました。それの話によりますと、佐久發電所の水車はもちろん乾燥しなければいけないが、油を相當やられておる。修復用のタービンとか、絶縁油とか、あるいはモビル、洗い油、グリス、その他の資材、この資材の中には相當國内でちよつと求められないようなものがある。こういう點に對しては、この資材が來なければ、
○村上勇委員 今日の利根川を中心とする大水害は、再建途上にある國家として、まことに遺憾にたえない次第であります。特に利根川の本流の沿線にある大小各所の發電所が、非常な被害をこうむつたということを聞いておりますが、この中において日本で有數の發電所、佐久發電所は出力六萬六千キロというような優秀な發電所でありますが、これの放水量約二、三十萬立米というものが埋められて、その餘勢を駈つた濁流が發電所の中までも
○村上(勇)委員 岡部動力局長にちよつとお伺いしたいのですが、前囘の委員會におきまして私の質問に對する岡部局長の御答辯の中に、日發は集中企業のゆえをもつて、あるいは解體になるのではないかというような御答辯があつたかのごとく地方新聞に發表されておるそうでありますが、私どもは日發の經營體についてのいろいろな理想はもつておりますが、今日この電力危機を前に控えて、機構につきましては愼重を要する問題だろうと思
○村上(勇)委員 出來秋になつてこれを加配しても、すでにそのときは冬を迎えるというようなことで、今一刻を爭う問題であろうと思いますので、これはぜひとも急速に何とか御考慮を願いたいと思います。 なお最近毎晩のごとく電氣が消えておる。これはもちろん節電のためであることはわれわれはわかつておりますが、東京都の同じ區であつても地區によつて非常に違つておつて、ほとんどあかあかと晝も來ておる所と、朝の五から夜
○村上(勇)委員 セメントの配給について不滿足であるということはよく承知しておりますが、ある山梨縣の發電所のごときは、セメントはすでにその修繕箇所まで上つておる。しかしながら食糧問題のために、だれもその箇所に行つて仕事をする者がないと、いうような状態を私は聞いておるのであります。なおまた各修復工事場をいろいろと調査してみますと、勞働者の稼動率はわずかに五〇%しかない。はなはだしい所は三〇%。御承知の
○村上(勇)委員 先ほど動力局長のお話の中にあつた、石炭と同様の重要なものであるというこの大事な電氣委員會に、すでに二度も三度も安本長官の御出席をお願いしてあるのですが、本日もG・H・Qに出頭のために出られない。しかし私はG・H・Qの御用事ならばやむを得ないと思いますけれども、何時ごろまでには來られるとか、もう少し誠意のある——安本長官としてこの電力危機を前に控えて、ほとんど一囘も顔出ししないということに
○村上(勇)委員 火力發電所の修復は容易であるということはまことに結構でありますが、火力發電所で電力を起すということは、石炭燃料によらなければならないのであります。しかもそれは良質の石炭でなければいけないのでありまして、これをできる限り火力によらずして、水力電氣によつて補うということが最も急務でないかと思うのであります。聞くところによると、日本發送電の五箇年計畫案ができておるそうでありますが、その初年度
○村上(勇)委員 私どももこの限りある石炭を掘り盡して、これを陸上動力に充てるということは、まことに國家のためにどうかと思うのであります。從いまして、今日の場合はもちろん石炭が花形となつていかなければ、水力電氣をつくるにいたしましても、セメントその他の資材は石炭によつて求められるのでありますから、これはやむを得ないのでありますが、できる限り速やかに貯水池、あるいは電源の開發に邁進していただきたいと思
○村上(勇)委員 敗戰後の石炭不足と、火力發電所が賠償になるとかいうようなことによりまして、今後日本における動力は水力電氣の最高度活用以外、途はないのじやないかと私ども思つております。從いまして政府は鐵道その他の陸上における動力を水力電氣に切りかえるお考えがありますかどうか、お伺いしたいのであります。