1955-05-11 第22回国会 衆議院 建設委員会 第6号
○杉本参考人 私は公庫の実情をよく承知しておりませんけれども、公庫の性質としまして、そういうことはあまり手を広げられぬ方がいい、もう少し貸す方に専門にされた方がいい。そうして個々のものにもっと貸付をされて、その金融の方面において住宅の増設をはかられた方がいいと思うのです。
○杉本参考人 私は公庫の実情をよく承知しておりませんけれども、公庫の性質としまして、そういうことはあまり手を広げられぬ方がいい、もう少し貸す方に専門にされた方がいい。そうして個々のものにもっと貸付をされて、その金融の方面において住宅の増設をはかられた方がいいと思うのです。
○杉本参考人 ごもっともなお尋ねと思います。私、考えますに、それは住宅公庫と公団との業務の本質的な差異だと思うのでございます。公庫の方は純然たる金融機関であるべきものだ、公団の方は住宅の建設、宅地の造成等をやる、これは土建事業に属する。不動産金融機関たるものが、そういうような土建事業を兼ね行うということは、私は本質的に適当ではないんじゃないか。あくまで住宅公庫は、金融機関としてもっと業域を拡充されまして
○杉本参考人 ただいまの趣き、かしこまりました。ただ、私本日のお尋ねの問題を伺いましたのが、昨日の午後三時でございました。何ら考えをまとめております時間がございませんので、これから申し上げますことは、雑駁なものに終るだろうと思いますが、何とぞその点お許しを願います。 まず住宅公団法のことでございますが、申すまでもなく、昭和二十五年には住宅金融公庫法が施行せられ、それと同時に建築基準法も施行されました
○杉本證人 さようでございます。
○杉本證人 私もそういうぐあいで、委員になつたときは、仕事が済みかけておりましたから。別段遡つて聽くにも及ばぬことでありまして、聽いたこともございません。
○杉本證人 ただいまのお尋ねにお答えいたします前に一言申し上げておきたいのは、私が兵器処理委員会の委員になりましたのは、昨年の一月であります。その以前のことはよく存じておりません。のみならず昨年一月ごろには、私の方の引受けておりました仕事は大体済んでおりましたし、作業その他の現地関係のことはすべて現地の処理部長に任せてありましたから、その方のことも詳細には承知しておりません。しかし重要な事柄につきましては