1952-06-16 第13回国会 参議院 通商産業委員会 第50号
○公述人(杉本勝次君) まあ福岡県においての鉱害農地で申上げますれば、その面積は大体一万一千町歩です。この前の特別鉱害復旧臨時措置法によつて実施される対象面積は大体二千七百町歩程度であります。今回の法案の対象となる農地面積は大体五千町歩と見ております。従つて福岡県の被害農地の面積のうちの大体半分程度がこの前の特別鉱害並びに今回の一般鉱害の復旧法によつて或る程度効用回復が期待されるということになります
○公述人(杉本勝次君) まあ福岡県においての鉱害農地で申上げますれば、その面積は大体一万一千町歩です。この前の特別鉱害復旧臨時措置法によつて実施される対象面積は大体二千七百町歩程度であります。今回の法案の対象となる農地面積は大体五千町歩と見ております。従つて福岡県の被害農地の面積のうちの大体半分程度がこの前の特別鉱害並びに今回の一般鉱害の復旧法によつて或る程度効用回復が期待されるということになります
○公述人(杉本勝次君) 私は福岡県知事杉本であります。福岡県における石炭の年間の生産量は、戦時中二千四、五百万トンでありましたが現在では約千六、七百万トンに低下いたしておりますけれども、それでもなお我が国出炭量の約四〇%を占めております。この石炭採掘によつて国家国民の受ける利益の大きいのに対比して、炭鉱地区の住民のこうむるところの惨害は誠に甚大なるものがあります。この鉱害の問題がすでに深刻な社会問題
○杉本公述人 福岡県においての一般鉱害に属するものが大体二百一億とわれわれは計算いたしておりますけれども、政府において復旧可能として見られておるものはその半分、大体百億程度のように伺います。これをかりに十年間で復旧するとして年々十億、その十億のうち地方公共団体の負担すべきもの、これは明確ではありませんけれども、この法案が通り、この法案のよつてその後、政令あるいは省令ができ出た場合に、この一部の負担というものがどの
○杉本公述人 福岡県においての農地の被害面積は大体一万二、三千町歩であります。そのうちいわゆる不毛田、収穫皆無のもの、すなわち一〇〇%あるいは十割の、全然できないもの、あるいは八割程度できないもの、あるいは七割とか六割とか、中にはごくわずかな被害の分もありますけれども、そういうものをすべて総括して、減収になつている分を貨幣に換算して四億何千万円という額に上つております。これは年々鉱害地に対する減収補償
○杉本公述人 私は、福岡県知事杉本であります。福岡県内には三百四十余の炭鉱があり、年間の出炭量は、戦時中二千四、五百万トンでありましたのが、現在では約千六、七百万トンに低下しておりますが、それでもなおわが国出炭量の約四〇%を占めております。この石炭採掘によつて国家国民の受ける利益の大きいのに対比して、炭鉱地区住民のこうむるところの惨害はまことに甚大なるものがあります。この鉱害が民主の安定を脅かし、公共
○杉本公述人 私は福岡県知事杉本であります。 県下に百五十の炭鉱を持つておる福岡県といたしましては、この鉱害の問題は、県政上きわて重要な問題でありまして、これがため県の機構の中にも、特に鉱害事務局という部局を持つております。また官民をまつたく一丸としたる福岡県鉱害対策協議会があるのでありますが、この法案につきまして、前の臨時国会以来、この通産委員会におかれまして慎重に御審議をいただき、またさきには
○公述人(杉本勝次君) 私は福岡県知事杉本であります。県下に百五十の炭鉱を持つておる福岡県といたしましては、この鉱害の問題は県政上極めて重要な問題でありまして、これが対策のために県の機構の中に特に鉱害事務局を作つており、又官民を一丸としたる鉱害対策協議会があるわけでありますが、今般の法案につきましては前の臨時議会以来愼重なる御審議を頂き、又先には当委員会から現地の視察団を御派遣頂きましたことに対しまして