○副議長(杉山元治郎君) 防衛庁長官の答弁は以上でよろしゅうございますか。(発言する者多し)飛行場関係のことは、防衛庁の所管ではなく、労働省の所管とのことでありますので、労働大臣より答弁をいたすことにいたします。 〔国務大臣西田隆男君登壇〕
○副議長(杉山元治郎君) 御異議なしと認めます。よって日程は追加せられました。 電気料金改訂に関する緊急質問を許可いたします。内田常雄君。 〔内田常雄君登壇〕
○杉山元治郎君 私は、ここに、諸君の御推挙によりまして、本院の副議長の職につくことになりました。まことに光栄の至りと存じます。 生来不敏でありまして、諸君の御期待に沿うことができるかいなか、みずから安んぜざるものがありますが、誠心誠意職務に精励し、民主国会の完全な運営のために微力を尽し、もって大過なきを期したいと存ずる次第であります。 諸君の御同情と御協力とをお願い申し上げ、簡単ながら、ごあいさつといたします
○杉山元治郎君 私は、日本社会党を代表し、政府の施政方針演説に対し、主として農業政策並びに食糧政策について質問を試みんとするものであります。(拍手)元来、民主党内閣は、選挙管理内閣であり、たとえば実体のない影のような存在であります。影に対して質問することは、あたかも空を打つような感じもいたしますが、将来のため、全国四千万農民の言わんとするところ、聞かんとするところを申し上げて、質問といたしたいのであります
○杉山委員 厚生年金と生活扶助との関係について実は質問いたしたいのですが、その実例を申し上げて——これはたくさんあることだと思いますので、本来ならば大きな問題ですから大臣からお答えをいただきたいのですが、今大臣がお見えにならぬので、ぜひお聞き取りを願つて後刻大臣から御答弁を願いたいと思うのであります。 その実例の一つでありますが、朝鮮から戦時中に徴用工としてつれて来られた方でありまして、現在横浜市鶴見区馬場町
○杉山委員 今のお話では、やはり新医療費体系というものがもつとよりりつぱなものになつておらなければ実施しない——実施したい意思は持つておるけれども実施しない、こういうような御意思のように伺つたのでありますが、一方医務局長は一年三箇月ではそういうようなものはできないと明瞭に申されておるので、この間に食違いがあるように感じるのでありますが、医務局長の言葉の通りならば、今日と同じことだから、やはりもうやれぬという
○杉山委員 私のお尋ねいたしたいと思つておりましたことが、同僚松永委員の質問で大体尽きておりますので、私は繰り返して申し上げまいと存じますが、私どもも、医薬分業の前提条件になりまする新医療費体系というものは非常にずさんであり、不備であつた、こういうことからいたしまして、これをどうせ一月一日からやることはむずかしい延期をせなければならぬ、こういうことについては考えておりまして、お聞き及びのように、私どもが
○杉山委員 両方の国々で共同で検査をして、これで何もないということで受取つて、悪い米がこちらに来ないということは、非常にけつこうだと思いますが、かんじんのタイとの関係で、そういうことが成り立つておらない、向うだけで検査をして、これなら大丈夫だといつて送つて来た米が、日本で病変米が発生したという場合に受取らないとこれをクレームする——厚生省は別にクレーム問題そのものはそうではないかもしれないけれども、
○杉山委員 局長の言葉はごもつともだと思うのですが、私が浦口博士に直接会つて聞いたのでないから、その論拠がどこにあるか存じませんが、しかし少くとも学者として新聞に堂々とそういうことには絶対反対だ、こう言うのには相当私は論拠があるのではないか、それでなければ学者的な立場は立たないと私も思いますので、今その点衆議院の決算委員会の決議もございますので、一応重ねて尋ねたような次第で、ございましてもし浦口博士
○杉山委員 白色黄変米が九〇%に再掲精することによつて毒性がゼロになるという楠本局長のお話が今柳田委員の質問によつて明らかになりましたので、私はそれらについて重ねてお尋ねしようといたしませんが、このゼロになつたということについて厚生省の方のいろいろ菌学的、組織学的研究はそうなつたと思いますが、先ほどお話のうちにもございましたように、東大の浦口博士がそんなことはない、絶対にない、こういうことを新聞にちようど
○杉山元治郎君 先般提案いたしましたときに、提案理由いろいろ申し述べましたが、その節にも申し述べましたように、本法案は、緊縮予算の建前で予算を増加するということを遠慮しまして、現在行われている予算の範囲内で法律的な裏づけをする、こういう建前でこの法案をつくりました。それゆえに非常な消極的な、また十分農民諸君には満足を得ないと存じておりますが、一応法律的な裏づけができますならば、農林省が今後におきましてこの
○杉山委員 今のお話はただ抽象的な的で、私ども十分に了承することはできないと思いますが、できますならば、先ほど申しますように、新しい予算には十分これらについての予算を盛つた。なおかつその予算に、今のお話以外に、もつと精神病院を拡充する、あるいはそういう人を入れる病床をぶやすというよりな点について、もつと具体的な説明を聞きたい。こう思つておる次第であります。
○杉山委員 二十九年度の予算でさいた金額が大体どれほどになつて、また新しい年度の予算を大体どれほど御要求になる心づもりであるか。その予算において、先ほど申しましたように、どういうことをヒロポン中毒患者に対してやつて行こうとするのか、医療の内容の点についてもう少し御説明を願いたいと思います。
○杉山委員 ヒロポン禍につきましては、去る十九回国会においていろいろ論議され、また覚醒剤取締りに関する統制も強化され、なお精神衛生法の一部も改正されたのでありますが、その結果から見まして、政府もこの取締りにいろいろ御協力になり、また非常に熱心にやつておられる点については敬意を表するのであります。しかしヒロポン禍は相かわらずその猛威をたくましゆういたしておりまして、たとえば大阪におきましては御承知のように
○杉山委員 わずかの国には駐在官がおるが、しかしそれは、そういうような検査をする技術官でなしに、ただ買付の監督をするという建前くらいでないかと思うのでありますが、もしほんとうに検査をするような技術官がおいでになつておれば、これは非常に好都合だと思うのです。そうするとこちらに来てこういう大騒ぎをする前に防止することができるのではないか、そういうような意味において、今日たくさんの国費をむだにすることを考
○杉山委員 そうすると輸入される米の大部分にはある、こういうように考えてよいわけでございますが、そういたしますと、今滝井委員からもお話になつておりましたが、この買付が大きな商社に一任しておつて、戦前には農林省の監督官と申しますか、そういう者が出ておつたと思うのでありますが、現在はどういう状態になつておりましようか。
○杉山委員 三人の同僚議員が、おもに医者としての立場から専門的な質問がございましたので、私は繰返してその点は触れたくないと存じますが、まず第一に食糧庁長官にお伺いいたしたい点は今輸入外米の中でどこの国とどこの国から入つているかということと、それからその中でどこの国の米がおもに黄変米になつているかということを、一応先に示しておいていただきたいと思います。
○杉山委員 ちよつと伺いたいのですけれども、私どもは今青柳委員と同じようにやはり話を聞いてもはつきりと全貌がわからないし、区長も二十六年四月後の就任で、話は二十六年以前の問題があつたりして、区長に聞いていいのか悪いのかという問題なども起つて参りますし、はなはだどうも混沌としてわからないのですが、神近委員のお話の意図もみな伺つてわからぬこともないのです。そこでひとつ財務局の管財部長にお伺いしたいのですが
○杉山委員 大臣のお言葉で私ども了承したいと思いますが、内地の癩療養所は今長谷川委員も仰せのように、まあまあ何とか一ぱいであるという程度でございますが、今お話のように和光園が少くとも百ベツドぐらいほしい、こういうように急を要しておるようでございますので、特に来年度においてベツドをふやすときには、和光園のために多くのベツドをふやす、こういうことにぜひ御尽力願いたい、こういうことを申し述べて私の質問を終
○杉山委員 関連して……。今長谷川委員のお話で大体よく了承したのでありますが、来る年度に拡張する意図であるというだけでは、私どもははなはだ心もとないと存じますので、もし拡張するといたしますれば、大体どの程度の予想をお持ちになつておるのか、一応それをお示しいただければ、お話のように要望して参ります島民の人たちの心もやわらぎ、安心するだろうと思いますので、もし大体そういうような意図がわかれば、お示しを願
○杉山委員 二箇月間猶予をもらつておつたというお話ですが、最後にその手を使つたことは、私どもの察するとこうによると、めんどうだからこういう手段をとつたのではないか。えてして役所はいつもそういう手を使うのでありまして、農民の十分なる了解を得ないで仕事をやつて行かなければならない関係で強圧的に出て行くという一つの道がある。これは県の農地課の人が教えにのかどうか知りませんが、法律にあるわけであります。十分
○杉山委員 手続上手落ちがないと申しますことは、おそらく農地を他の地目に変更するという場合には、一般ならば知事の許可あるいは農業委員会の承認を得るということになつておると思いますが、これは農地法の五条の一でしたか、その所有権あるいは地上権などの移動に対して当事者の一方が国である場合においては・そういうことをしなくてもよい、多分こういう規定を御利用になつて農業委員会の議を経ないで土地の買収にあたつたのではないかと
○杉山委員 私は船員保険病院建設について、ちよつとお伺いいたしたいと思うのであります。誤解のないように一言申し上げておきたいと思いますが、われわれは厚生施設を拡充することについてはこれを推進したい、こういう考えを持つておるので、決してこれを阻止するとか、これをじやまするとかという意図はもちろんないのでありますから、その点は十分御了承おきを願いたいと思うのであります。だが今後においてもこういうようなことがたびたび
○杉山委員 それではいずれあとでそういう資料をお願いいたします。
○杉山委員 ちよつと伺います。先ほどからのお話で大体わかつたのですが、密造者の——これは密造者ですから場所はわからないでしようが、検挙した数によつて、全国的な分布の状態、どうせ東京とか大阪というような大都市のところが多いと思いますが、私ども大阪で聞きますのに、やはり大阪でも密造は盛んにしているが、しかしあるいは四国方面から来るのではないか、こういうことも大阪ではいわれておりますので、そういうような調査
○杉山委員 次に第三条の給食の範囲のところでありますが、これを見ますと、「小学校、盲学校、ろう学校又は養護学校」こういうように相なつているのですが、私どもが以前に食生活の改善の場合には、少くとも義務教育の中学校、一歩進んでは高等学校までこういう希望を持つておつたのであります。特に食生活の改善をし心身の健全をはかつて行く、こういうことにつきましては、さきに岡委員もお話になりましたように、小学校以前の子供
○杉山委員 それではおもに紛食あるいはパン食ということとともに栄養の点、たとえば、先ほどお話のように脂肪、蛋白質あるいはビタミン、こういうものをもつて栄養を改善する、こういうように解してよろしいですか。
○杉山委員 もうすでに同僚委員諸君の質問で大体私の聞かんとするところも尽きて来たのでありますが、なお少しばかり条文に従いましていろいろと伺つてみたいと思うのでおります。 今田中委員、また降旗委員もお話になつておりましたように、昨年の暮れに食生活改善の決議案を出しまして、満場一致通過いたしました。ちようど今日の食糧事情から見ますと、御承知のように二十八年度産米がようやく三千万石ちよつと越したぐらいしか
○杉山委員 その次にお伺いしたいのは、覚醒剤の届出が毎月のを今度は四半期にする、こういうことに相なつたようであります。これはたいへん簡単になつて、業者からいえば喜ばしいことだと思うのでありますが、こういうように覚醒剤の害毒がいろいろ流されているときに、毎月々々の報告の方がいいのではないかという考えもあるのであります。その点が一つ。 なおこの前もいろいろお話をし、お願いいたしましたように、覚醒剤の取締
○杉山委員 今お話のたくわんの色づけでございますが、従来お話のように慣習によつてやつておつたと思います。そうすると今もなおたくわんには色づけをしていると思いますが、あの色づけば有毒でないと許可をしたものの色づけに相なつておりますか。私ども見受けておりますのに、なお従来のものを使用しておるものが多数あるかのように思いますが、それらの点についても厚生省当局はどういうお定めをいたしておりますか、この点をお
○杉山委員 ただいま議題となつております法案が古いものを廃止し、あるいは簡素化しようというのでありまして、たいへん趣旨としてけつこうなことだと思うのでありますが、一言法案の一部についてちよつとお尋ねしてみたい点があるのであります。 その第一は有毒飲食物等取締令の廃止の問題でございますが、これはただメタノールあるいは四エチル鉛を含んでいる飲食物ということでありますから、大体さしつかえないことだと思うのでございますけれども
○衆議院議員(杉山元治郎君) よく存じませんけれども、衆議院のほうでは明日これを審議して頂くことに相成つておりますから、多分恐らく明日これは議決ができることと存じております。
○衆議院議員(杉山元治郎君) 自由党は賛成しないのじやない、賛成はして下さつているのですが、法律案を出しますときには党の三役の判を押して頂かなければ出せんという規定に相成つているそうです。そこでそういうことをお願いするために二週間も前にこれを出しておつたのですが、御承知のように党内にいろいろああいうごたごたがございまして、こういう問題の調印を得るに至らなかつた。そこで会期は迫つて参りまするし、遅れては
○衆議院議員(杉山元治郎君) 只今議題となりました自給肥料増産特別措置法案につきまして提案の理由を御説明申上げます。 一言説明の前に申添えたいことは、今委員長のお話になりましたように、本法案は衆議院の各派農林委員の御賛成を得まして提出することになつておりますが、ただ自由党のほうでは、御承知のように法律案提出の場合は三役の判を頂かなければならない、こういうことになつておりましたので、お願いをしておきましたが
○杉山元治郎君 ただいま議題となりました自給肥料増産特別措置法案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 御説明申し上げます前に一言つけ加えておきたい点は、各党派の御賛成を得て提出することになつておりましたが、自由党の綱島さんあるいは佐藤さんあたりの御了解も得ておりましたが、自由党の方では、提案の場合は党三役の捺印がなければならない、こういうことに相なつておりましたので、提出をお願いいたしておきましたが
○杉山委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりまする厚生年金保険法案について各派共同の修正案に賛成し、残りの本案にも、左派の諸君と同じように、涙をのんで賛成をいたすものであります。(笑声) 今萩元委員の申しましたと大体同様の意見を持つておるのでありますが、厚生年金は、申すまでもなく労働者の保険でございまして、これは経営者の保険ではございません。ですからほんとうは労働者諸君の
○杉山委員 老人ホームの建設の意図があるが、ただ財源の問題について考えている。そういうことも考えられましようが、しかしあのたくさんの積立金と利子をもつて、ときによつたならば利子だけでも国庫によけい入つているような点などを考えてみても、政府がやろうという意図があつたら、そういう問題はできないことはないのであります。いかにもある一部の人たちに恩恵を施すということになつて一般の保険者に多少の迷惑をかけるのではないか
○杉山委員 今局長さんが厚生年金には福祉施設があるというお話がございましたし、この法案にも「必要な施設をすることができる。」と書いてあるのでありますが、一体その福祉施設として今政府の方ではどういうものを予想しておられるかということをお聞きしたいことと、もしできるならば、先ほど長谷川委員もお話になつておりましたように、今いただくような少額の厚生年金では、一人の人であつても、おそらく老齢年金、特にまた遺族年金
○杉山委員 小西さんに一点だけお伺いいたしたいのですが、さきのお話の中に、非常に言葉を強めて、寡婦の保護についてわれわれも何とか考えろというお話でございましたが、遺族年金をいただきますときに、妻が四十才以上でなければならない、しかも五十五才にならなければいただけない。なおかつ、この妻が一級、二級の疾病があればともかくであるが、それ以外は受けることはできない、こういう規定になつているようですが、審議会