○政府委員(杉原正君) 四十六年の数字がちょっといまここにございませんが、四十八年のバスの専用レーンを例にとって申し上げますと、全国で延べが百五キロでございます。これに対しまして、五十三年は八百三十八キロということになっております。
○政府委員(杉原正君) お答えをいたします。 バスの優先対策につきましてでございますが、バスの優先レーンにつきまして、ちょっとここに四十六年のが具体的にございませんが、四十八年を例にとりますと、一〇〇の指数に対しまして五十三年は四〇三という指数で進捗をいたしております。
○杉原政府委員 お答えをいたします。 先ほど申し上げましたように本当に免許行政からドライバー行政に、そういう観点に立って現在の免許制度を見てみますと、いろいろな面で考えなければならない問題が非常に多いように思います。 この問題につきましては、先般の道路交通法の改正案を御審議をいただきました際いろいろ意見が出まして、附帯決議にも免許制度について早急に抜本的な対策を講じろという御指摘を受けておるわけでございます
○杉原政府委員 お答えをいたします。 先ほど御指摘のありましたように、最近のドライバーのふえ方、車の台数の増加を見ておりますと、まさに国民皆免許時代、大量交通時代の到来という感じがいたすわけでございます。そういう中で車社会というのはどうあるべきかという観点から考えていきますと、先般の道路交通法の改正の中にもそういう問題が入っておるわけでございますけれども、従来われわれの施策としてドライバー行政というものを
○杉原政府委員 お答えをいたします。 今後の対策として考えておりますのは、俗に生活道路といわれている道路でありますとか、狭い道路におきます大型車の進入禁止とか左折禁止というものをもっと見直していきたい。 それからもう一つは、事故の実態から見まして、東京等でもすでに始めておりますけれども、二輪車、自転車と自動車を分離をするために、交差点で二段方式の一時停止線の設定をしていく。 それから、これは学校
○政府委員(杉原正君) 七・三〇の交通方法変更以後の状況の中で、交通事故の発生状況でございますが、これをたまたま対比しますために、昨年の八月からことしの二月までと一昨年の八月から去年の二月まで、時期の、シーズンもございますので、これで対比をいたしてみますと、七・三〇以後とそれ以前の対比で、交通事故の発生件数が八百五十三件、これは対前年比でマイナス百九十二件、パーセントにいたしまして一八・四%減っております
○政府委員(杉原正君) お答えをいたします。 御質問の件は、例の自転車に電機をつけて電池でもって運転をして、これが無免許運転ということになった事案だと思いますが、道路交通法の体系では、自転車と原動機付自転車というものがございまして、自転車というのはもっぱら人の、いわゆる人力で運転する車、それから原動機付自転車といいますのは、総排気量が五十cc以下、それから定格出力で言いますと〇・六キロワット以下、
○杉原政府委員 お答えをいたします。 先ほどの交通指導取り締まりのあり方についての問題でございますが、私も先ほど御指摘のありましたとおりだと思います。いま年間で約千二百万件近い交通違反の検挙があるわけでございます。これが事故防止にいろいろ役立っておるということは言えると思いますが、ただ交通警察活動も他の警察活動と同じように、国民、ドライバーの皆さん方の理解と共感がないところにはやはり警察活動が成り
○政府委員(杉原正君) 御質問の第一点の五十二年対五十三年のバス優先対策の実施状況でございますが、バスの専用通行帯について申し上げますと、四百九十二区間八百七十・六キロ、これは対前年比七・一%増、それからバスの優先通行帯につきましては、三百五十九区間、六百十五・四キロ、対前年比六・七%増、こういうことになっております。 それから、このせっかくつくりましたバスの専用レーン、優先レーンの確保の問題でございますが
○政府委員(杉原正君) 御質問の一時間当たりというかっこうで必ずしも出ないのでございまして、一応現在の渋滞状況の把握につきましては、交通管制センターの車両感知器、この設置地点のうちから特定の渋滞状況の測定地点を選びまして、同地点におけるこの渋滞の長さが三百メートル、都市によっては五百メートル、それ以上になった時間を渋滞延べ時間としてとらえておるわけでございます。で、数字が細かくなりますので省略をいたしますが
○政府委員(杉原正君) お答えをいたします。 実は昨年、まあやっとということでありますけれども、死亡事故は若干減少いたしましたけれども、交通事故そのものというのは絶対数は若干でありますがふえておる。で、昨年の死亡事故を中心にいたしまして分析をしたものを出しておりますけれども、それと同じような傾向は、実は昨年、一昨年もございました。そういうことを反省しまして、どういう手を打っていけばいいのか。従来の
○杉原政府委員 お答えをいたします。 昨年御審議をいただきました改正道交法で、暴走族を対象にいたします共同危険行為の規定が新設をされたわけでございます。十二月から施行になったわけでございますが、実は暴走族はこの数年どんどん数がふえてまいりまして、昨年の六月、私どもが調査をいたしましたのが一番ピークの時点だったと思いますが、四百六十グループ、二万六千人ということでございました。これが昨年の十一月の末
○杉原政府委員 お答えをいたします。 過積載の問題でございますが、昨年の十二月から五月に成立をいたしました改正道交法が施行になっている、これは過積載の取り締まりが厳しくなったということでは全くございませんで、実は昨年の五月の法改正では、過積載というのはかなり構造的な違反でございまして、運転者に事業者あるいは荷主が過積載を下命したり容認したりという事案が絶えない、これを何とか防ぐということで、そういう
○杉原政府委員 これは現在の過積がどの程度現実に総数として行われているかということの把握がないとなかなかむずかしいわけでございますが、去年の九月ごろからトラックの販売台数というのが非常に伸びておるわけでございまして、大体一四、五%から、多い月になりますと対前年同月比で二五%ぐらいふえておるようでございます。当分の間はまだかなりトラックがふえるのではないかと思います。ただ、企業でいろいろな話を聞きますと
○杉原政府委員 概数で申し上げますと、昨年の例でございますけれども、年間の交通事故によります死亡事故の件数、これが八千三百十一件ございますけれども、そのうちの三二%に相当するものがトラックによるものでございまして、このトラックを第一原因といたします死亡事故が約二千七百件ほどございますが、このうちの約一〇%が過積載が直接、間接原因になっておるものというふうに分析をいたしております。
○杉原政府委員 お答えをいたします。 昨年道交法の改正を御審議いただきました際にいろいろ御意見がございましたが、改正道交法の施行ということで、過積載の取り締まりそのものが強化をされたということではございません。これが十二月から非常に自粛をされるようになりましたのは、実は法改正によりまして、その自動車の使用者が運転者に対して過積載を下命し、あるいは容認をするという場合には、従来は刑事罰だけがあったわけでございまますけれども
○政府委員(杉原正君) 細かい数字を申し上げて恐縮でございますが、昨年の一年間の例をちょっと申し上げますと、死亡事故について申し上げますと、昨年一年間で死亡事故の件数というのは八千三百十一件でございます。そのうちで貨物自動車が第一原因になった死亡事故というのが二千六百五十一件でございます。約三二%を占めるわけでございますが、このうちで、トラックの中にライトバンと軽がございますが、ちょっとこれを除いたものを
○政府委員(杉原正君) お答えをいたします。 過積載という問題が、道路交通の安全というものを考える際に非常にやはり大きな問題であるというふうなことでございまして、昨年の道交法の改正におきましても、この過積載というのはやはり構造的な違反といいますか、過積をしたいドライバーはいないんで、やはりこの過積載というふうなものの助長は、いわゆるおおむね車の使用者とか荷主によって過積載というのは助長をされておるという
○政府委員(杉原正君) お手元に配付をいたしました資料によりまして、五十三年の交通事故の概況と、五十四年中の交通警察の重点施策について御説明をいたしたいと思います。 まず、お手元に配付いたしました「昭和五十三年中の交通事故発生状況」の資料によりまして交通事故の概要について御説明をしたいと思います。 まず、一ページの一の「概況」にありますように、死者と負傷者につきましては若干対前年比で減っておりますが
○杉原政府委員 お手元に配付いたしました「昭和五十三年中の交通事故発生状況」によりまして、昨年の交通事故の概況につきまして御説明をいたします。 資料の一ページにありますように、発生件数四十六万三千七百六十一件、死者数八千七百八十三人、負傷者数五十九万二千九百七十一人。前年に比べまして、死者数と負傷者数はともに減少をいたしておりますが、発生件数はわずかに増加をいたしております。 特に昨年は、年初から
○説明員(杉原正君) はい。まず、御質問のうちで自転車横断帯並びに自転車の交差点進入禁止線の整備の問題でございます。 とりあえず本会計年度の中でどの程度のものがやれるか、さらに来年にかけてどういうぐあいにするかというのは現在各県で詰めをいたしておりまして、若干その数字が出ますのに時間がかかると思います。またある程度のまとまったときに御報告をさしていただきたいと思います。 それから、この改正に関連
○説明員(杉原正君) 改正道路交通法の施行状況につきまして、お手元に配付いたしました「改正道路交通法の施行状況について」というのと統計資料に基づきまして御説明を申し上げたいと思います。 去る第八十四回国会におきまして成立いたしました道路交通法の一部を改正する法律は、一部の規定を除きまして、この十二月一日に施行されたのでございます。 今回の道路交通法の改正は、昭和四十六年以来七年ぶりの大幅な改正でございまして
○杉原政府委員 タクシーが国民にとって公共的な輸送機関になっておるということは、そのとおりでございますが、タクシーが本来持っている性格が、乗客を安全にやはり運送するという、そういうものが当然公共的使命の中にあると思います。そういう面からいいますと、少なくともタクシーに乗っていれば事故を起こさないということでなければならないという一面が当然そこにあると思います。そういう意味で私は一般のドライバーの模範
○杉原政府委員 交通規制というものを場所的、特に時間的にやっていく場合に、可変標識というふうなものがどうしても必要になってまいりますから、安全施設の整備にさらに本腰を入れていかなければいかぬという一面がありますが、同時に、先ほど申しましたように、取り締まりの重点をいついかなる場所で、時間的に、どこに向けて何をやるかというふうなことは、これはわれわれの内部の管理としてはやり得ることでございますから、そういう
○杉原政府委員 交通の取り締まりにつきましては、なぜ交通取り締まりをしなければならないのかというやはり原点に立ち返って物事を考えていかなければならないものであると思います。先ほどお話がありましたように、われわれのやる取り締まりというものはやはり事故防止のための取り締まりでなければならない。そこで、どういう違反が事故に直結しているのかという事故分析というふうなものを前提に置いて、それに対応した場所的、
○杉原政府委員 お答えをいたします。 第一点の長大物件の積載の問題についてでございますが、まさにこれは御指摘のとおりでございまして、いま長大物件の積載の許可のときは、この後ろの方に赤い布きれをつけておりますけれども、こんなことでは対向車は全然わからないということで、長大物件をやる場合に、対向車にわかるような何かいい方法はないかというふうなことで、いま私ども、目下御指摘の点を検討中でございますが、同時
○杉原政府委員 お答えいたします。 先ほど御指摘がありましたように、大型車によります左折事故というのが、特に最近車両が非常に大型化してくる傾向にありますせいもありまして、なかなかこれか減らないということで、特に顕著なのは先ほど御指摘ありましたように、ことし八月末で百五十人の方が亡くなっておられますが、自転車、原付、歩行者、これがもう大半を占めておりまして、百五十人のうちで約百人、六五%余が自転車、
○政府委員(杉原正君) 適正な講習、教習というものが確保できるようにするためには、労使の協調というものはあると思いますけれども、やはり労働省を通じて指導していただいております労働基準法の適正な運用というものが前提にならなければいけないと思いますし、そういう超過勤務、その他の問題については労働省が主務官庁として事業所についていろんな御指導をいただいているのが現在の実態でございます。
○政府委員(杉原正君) 私どもが直接何人をどういう時間でというふうな形では調査をいたしておりませんが、全日本指定自動車教習所協会の方でこの近代化法の前提としていろいろ調べられた中にはそういうふうな実態が出ておるようでございます。
○政府委員(杉原正君) 交通局長の立場でお答えを申し上げたいと思いますが、いまの車社会の中で交通の安全というものを確保していくためにはやはり優秀なドライバーというものが輩出していかなければならない、誕生していかなければならないというのは当然でありますが、優秀なドライバーを世に送り出すためには、先ほどお話がありましたように、指定自動車教習所というもののいわゆる教習効果というものがきわめて発揮をされた形
○杉原政府委員 お答えをいたします。 道交法の上では、酒を飲んで運転をしてはいかぬという一般的な義務がございます。そこで、そういう義務の中で、処罰をされ、行政処分を受ける範疇のものは、一つは酒気帯びという範疇のもの、それからもう一つは酔っぱらい運転という範疇のものとがございます。特にこの罰則あるいは行政処分の対象になりますのは、酒気帯びといわゆる酒酔い運転、酔っての運転ということでございます。御指摘
○杉原政府委員 お答えを申します。 最近の車両がだんだん大型化していくという実態から、左折についてはああいう悲惨な事故が相次いでおりますために現場的にもいろいろな苦慮をいたしておるわけでございますが、先ほど御指摘のありました、たとえば追い越しの問題、これはまた左ハンドルとの関連で出てくる問題だと思いますがその問題、あるいはスピードの規制がいまのように大型も小型も一律でいいかというふうな問題、それから
○政府委員(杉原正君) これは実査等は一緒にいたしたようでございますが、結論を出すのについて合同で協議をしたというふうには聞いておりません。
○政府委員(杉原正君) 実施の不可能なもの、あるいは現状のままで結構だというものを含めまして、県を通じて要望先の方に御連絡をいたしておりますし、これは那覇交通が担当の窓口になっておられるようでございまして、私どもの方は那覇交通の代表者の方を、これは昨日でございますが、呼んでお話をいたしました。個々具体的に説明をいたしましたら、それなら結構であるということであったようでございます。
○政府委員(杉原正君) 交通渋滞の一応、現在での状況と今日までとりました対策、近くとろうと思っております対策につきまして御報告をいたします。 交通渋滞の状況でございますが、先ほどお話がございましたように、切りかえ後かなりの混乱をいたしました。八月、九月、日を追うごとに少しずつ状況が逐次好転をしてきておりまして、場所によってはかなり——後ほど申し上げますけれども、総体的にはほぼ切りかえ前に等しい、同
○政府委員(杉原正君) いま建設省の方からもお話がありましたが、バスがそこに停車をするとか時間待ちで駐車をするという形態、これはそれに比較的似たケースとしまして私どもの方で考えられますのは、たとえば屋台など押し車で営業するのがありますが、これは屋台を出すのは道路使用の許可の対象にしております。非常にそれに概念的に、あるいは形態的に近いものとしてお考えになっておるのかなあという感じもいたしますが、ただ
○政府委員(杉原正君) 基本的には、はみ出し禁止とか、追い禁というのは当該部分ではやってはならないということになっておりますが、そういうバスその他がありまして、どうしても前に回って行かざるを得ないというのはそれは解除をするというのが一般的な考え方であります。ただ、バスの場合に非常に大事なことは、これは道路が整備されれば当然そういうことはなくなるのでございますが、乗客が乗り降りをいたしますと、バスの前
○政府委員(杉原正君) 法解釈の問題、法律上の取り決めの問題についてお答えをいたしたいと思いますが、バスが停留所におきまして乗客の乗り降りのために停止し、かつ運転者が当該バスから離れていない場合には道路交通法上、お説のとおり、停止に当たることにされております。ただ、法の四十四条というのがございますが、バスがその属する運行系統に係る停留所におきまして乗客の乗り降りのため停車をするとき、運行時間を調整するため
○杉原政府委員 御質問のとおり、最近多段式の自転車というものが非常にふえております。これも利用の実態を見ますと、最近かなり住宅地等が広がって坂道がかなりございます。これは多段式ですと坂道が上りやすいというふうなことでの利用実態があるわけでございます。また利用しているのも小中学生が非常に多いというふうな実態があるわけでございますが、この多段式は車道しか走れないということにいたしますと、相手が子供の利用実態
○杉原政府委員 御質問のような実態がございますので、今度の道路交通法の改正につきましては原動機つき自転車の運転者につきましてもヘルメットの着用義務を課したわけでございます。ただ、これはいま努力義務にいたしております。これをかぶらない者についてこれを強制する——強制するといいますか、罰則を適用するとかどうとかというふうな問題もあろうと思いますが、まず努力義務を課して、その実施の状況を見た上でさらに検討
○杉原政府委員 お答えをいたします。 今回の改正は、貨物の積載状態の問題について申し上げますと、あらかじめ貨物の積載状態を点検する義務を怠って高速自動車国道等を運転中に積載物を転落、飛散させた場合に、運転者に故意または過失が認められれば違反が成立をいたしますが、運転者が無過失による結果まで責任は及ばないものでございます。したがいまして、落下防止措置を確実に事前に行って運転しておったのに、たとえば他