1969-03-14 第61回国会 衆議院 商工委員会 第9号
○木村参考人 私もその点では近経の方々と若干違うのです。近経の方々の意見は、需要の変動に応じて価格が乱高下であろうと、変動すること自体が経済の発展にとって必要だというようにおっしゃるのですけれども、私自身は、やはり安定といっても高位安定じゃなくて低位に安定し、生産力の発展に従って価格が下がっていく方向での規制、何かそういう方向が出されなければいけないのじゃないかというように思います。ところが、いまの
○木村参考人 私もその点では近経の方々と若干違うのです。近経の方々の意見は、需要の変動に応じて価格が乱高下であろうと、変動すること自体が経済の発展にとって必要だというようにおっしゃるのですけれども、私自身は、やはり安定といっても高位安定じゃなくて低位に安定し、生産力の発展に従って価格が下がっていく方向での規制、何かそういう方向が出されなければいけないのじゃないかというように思います。ところが、いまの
○木村参考人 歓迎する理由ですね。まず私自身もどうも解しかねておるところでありまして、相手側が強力になる、またその強力になることをねらっての合併であるわけですから、それとの激突でいままでのようにシェアを広げていくような可能性がなくなる、そういう条件ができ上がることは間違いない。それを歓迎するというのは、一つは、やはり先ほど言われたような、現在のどさくさの場合には別としましても、これまでのようなあの競争体制
○木村参考人 木村でございます。 こういう場で参考人としてしゃべるのは初めてでございますので、しかも大学が忙しいときに急に申し出られましたので、十分な意見の開陳をしかねるかもしれませんが、あとは質問その他でお答えしたいと思います。 私が申し上げたいのは、要約すれば三点になります。 第一は、合併と経済力の集中あるいは寡占、独占というようなものとの関連であります。第二は、合併と技術進歩あるいは生産力