1958-04-22 第28回国会 衆議院 地方行政委員会 第30号
○木崎委員 ただいま議題に供せられました行政書士法の一部を改正する法律案について、その提案理由の説明をいたします。 行政書士法は昭和二十六年、行政書士の業務の公共性にかんがみ、その業務の適正な執行を確保して、一面その利用者の便益に資するとともに、行政書士の資質の向上と職務執行上の利益をはかるため、制定せられたのでありますが、その後の本法の施行状況を見るに、従来任意設立、任意加入であった行政書士会並
○木崎委員 ただいま議題に供せられました行政書士法の一部を改正する法律案について、その提案理由の説明をいたします。 行政書士法は昭和二十六年、行政書士の業務の公共性にかんがみ、その業務の適正な執行を確保して、一面その利用者の便益に資するとともに、行政書士の資質の向上と職務執行上の利益をはかるため、制定せられたのでありますが、その後の本法の施行状況を見るに、従来任意設立、任意加入であった行政書士会並
○木崎委員 できるだけ努力をしておられることはわかるのですが、大体お見通しは、法律改正をしなくとも行政措置によりまして大体措置ができるお見通しでございますか。
○木崎委員 細部の点で二、三伺いたいのですけれども、先ほど中村委員からも御指摘がありましたが、市街地開発の大きな事業は、工場団地の買収、立地条件の整備、それからそれに伴う住宅を初め必要なる整備を、市街地開発の整備計画を立てて進めていこうということなのですが、その主体になるものはあくまで土地でなきゃならぬのですけれども、一団地のそういう施設をやります場合に、住宅公団が団地の買収をやる、これは取得税の対象
○木崎委員 二つ三つ御質問したいのです。この法律が非常に画期的な一つの意義を持っておることはよくわかるわけでありますが、ただいま中村さんからも御指摘がありましたが、そういう画期的な意味を持つ法律の内容といたしましては、非常に国の施策を進めるについて援助が不明確な点が多いと思うのでございます。もちろん事務当局はこの原案で満足をしておるというふうには私も考えておりませんが、将来さらにこういう事業の推進に
○木崎委員 それでは私二、三この機会にお伺いしたいのですけれども、その実施上やらなければならぬということは、皆さんのお話を聞いても同感だし、また私どもの考え方もこれは同じ考えでございますので、それならばやる場合に現在の日本道路公団に財政措置をしてやらせるのがいいのか、あるいは別法人を作ってやるのがいいのか、あるいは東京都に思い切ってふん切ってもらって、これを主体に起債なり何なりをつけてやらせるのがいいのか
○木崎委員 お忙しいところを申しわけないのですが、簡単にお伺いします。 今の先生のお話、私ちょっと疑問を持つのです。たとえば東京に入ってくる人間、首都圏の中の整備をやることは、むしろそこに人間をふやす、こういうふうにおっしゃられる御議論ですが、私は人口問題は二つの観点があると思うのです。それは一つは他府県から、いわゆる不便なところから、東京に行けば何とかなるといってなだれ込んでくる転入人口の問題、
○木崎委員 先ほど木内先生の自動車高速道路を含む今日の交通事情に対します本質的な問題を承わりまして、私もまことに同感で、一体数年後の東京の交通の問題がどうなるだろうかということを憂えておる一人でございますが、本質的には、なるほど先生のお話がありましたように、私は都心に入ってくる周辺の入口というものを規制しないでおいて、それで都市交通の解決をやらせるということは、なかなか本質的の問題としてむずかしい、
○木崎委員 関連して一言御質問したいのでございますが、ただいまの纐纈委員の御質問に対する大臣の御答弁で尽きておると思うのでございますが、一言だけ埼玉県の問題と東京都の問題に関連をいたしまして、御質問をいたしたいのでございます。 実はこの問題は、大臣も非常に御心配になっておられる問題で、確かに審議会の答申が出るまでは、私どもも政治的な立場で、いろいろこの問題を取り上げるのはどうかというような気持から
○木崎委員 あとに御質問があるそうですから、私あと一つだけ……。私はまだ外国に残念ながら行っていないのです。ところが帰って来た人の話を聞きますと、空車が猛烈に走っているというような国はないといわれているのですね。私も最近にぜひ見たいと思うのですが、日本のようなガソリンの少い国で、しかも一面交通事故防止の面から考えましても、あの日暮れどきなんかに、たとえば銀座なら銀座に行きますと、空車が殺到してくるのですね
○木崎委員 関連して一言伺いたいのですが、いろいろ事故が起きる原因について、先ほど来論議をされておるのですが、空車が至るところ走っておるということ、これをパークさせるような考え方が一応考えられないかどうかということと、それから最近日比谷公園の地下とか、今年は東京都で八重州口の前のところに有料駐車場の建設に入るようですけれども、この間亀山委員からも御指摘があったのですが、路面の駐車に対してパーキング・メーター
○木崎委員 第二点の私の質問に対します大臣の御答弁は、非常に将来もお考えになって、そういう研究を指示されたというお話でございますから、大へんけっこうに存じますが、第一点の問題でございます。今の御答弁を承わりますと、やはり一つのケースが出てきた場合、それを有料道路としてやった場合の方がいいと思ってやるのだ、こういうケース・バイ・ケースで、一つ出てきた場合にやっていくということではやはり全体的な道路行政
○木崎委員 ただいま先輩の皆さんの御質疑を伺っておりまして、それに関連して一言御質問いたしたいのですが、道路行政上、一般国道なり地方道というものと、有料道路の制度、それを並行して進めていく場合に、一般の道路の関係というものは、従来十カ年計画があり、今回また五カ年計画というもので、国土的に見て、こういうものから優先すべきものであるという一つの方向は、これは打ち出されていると思うのでございますが、有料道路
○木崎委員 私も西村さんと同じ気持でさっきからいろいろお話を聞いておったのです。問題はやはりこれが不当労働行為であるかどうかということ、それから地方公務員法に違反するかどうかという問題にしぼられておるのじゃないか。私どももきょうお話をいただく方にはその問題について聞かしていただきたいと思っていた。ところが先ほどからいろ・いろ聞いておると、その問題に出てきたのは、何人か大勢寄って一人を説得した、これはどうも
○木崎委員 自治庁にはこういうお考えがあるのじゃないのですか。健康保険と国民健康保険と、まあ他の保険もございますが、町村の中で国民健康保険というものに全部入っているならいい、しかしその中で一部分の住民が国民健康保険に入っておって、他にも保険が行われておるというような場合、そのものに一般会計から出しておくということはおかしいじゃないかという議論をいつか部長さんがおっしゃったのを聞いているのですが、そういう
○木崎委員 ちょっと今の問題で関連して質問させていただきたいのです。今北山委員からもお話がありました通り、国民健康保険の財政計画は、国民経済上、補助率というものが三割なければ——あっても赤字になるんですよ。なりますが、三割あればどうにか現状の保険税というものを引き上げるなり何なりしましてやっていけるんじゃないか。今度の二点単価の改訂なんかになってきますと、これはまた別な角度で論じなければなりませんが
○木崎茂男君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま上程せられました地方自治法の一部を改正する法律案に対する修正案、修正部分を除く政府原案並びに地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案について、賛成の討論を行わんとするものであります。(拍手) 現行の地方自治法は、憲法第九十二条に規定する地方自治の本旨を基調とするものであり、団体が自主、自律的に、その住民の意思によって
○木崎委員 私は自由民主党を代表いたしまして、地方自治法の一部を改正する法律案に対する修正案及び修正部分を除く政府原案、並びに地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案につきまして、賛成をいたしたいと存じます。現行地方自治法は憲法第九十二条に規定する地方自治の本旨を基調とするものであり、団体が自主、自律的にその住民の意思によって地方の実情に即して地方行政を行わんとする基本的原則
○木崎委員 それでは後ほど主計局長が見えましたら、その点を確認をさせていただきたいと思います。 いま一つございますので、次に質問を進めます。従来の審議を通しまして三鍋委員、前田委員あるいは二階堂さん等からも同じような御指摘があったわけでございますが、今度のこの法律が、従来の首都建設法を一歩進めて期待ができると思われますことは、従来の法律は五カ年間の総合計画を立案いたしまして、これを政府側に勧告をするといるような
○木崎委員 ただいまの御答弁によりまして政府側の最終的な御意見を承わったわけでございますが、今お話のような緊急血御措置をとっていただきますならば、私どもは、この法律の施行に当りまして今年度から十分効果を発揮していくことができるのじゃないかというふうに考えられますので、問題は大蔵省側がどういう御意見を持っておられるかということになって参ると思いますので、大蔵省側の見解を念のために——ただいまの政務次官
○木崎委員 それでは簡単に質問をいたしたいと思うのでありますが、この前申し上げました通り、本法が積極的に広域な首都圏の建設を進めていこうということに強く重点を打ち出しておるわけでありますが、その点におきましては、戦後非常に積極的な国の政策を進めるという意味におきまして心から賛同するものでございますけれども、ただ先般来御指摘をいたしております通り、この法律の成立後の施行に当りましては、何と申しましても
○木崎委員 私はあちらの方の席に回って、野党の立場で質問するならずいぶん言いたいこともあるのです。こういうことでは実際社会党さんにも申しわけないと思います。こういうものを出しておいて、政府部内で意見の調整がついていない。そこで至急に政府部内で意見の調整をなさって、予備費で出せないならば、配置転換して、必要最小限度のものは責任を持って出すということの措置をして、そして次の委員会までにあらためて責任のある
○木崎委員 時間の関係もおありのようですから、いま一点だけお聞きしたい。原さんのお答えではどうも私は納得ができないのです。公式の席上では私は原さんとは初めて議論をするのですが、少くとも与党が首都建設の問題をとらえた過程においては、私はあなたとずいぶん議論をしてきたつもりなんです。そうしてわが党におきまして首都建設の問題を正式な課題として取り上げて——これはもちろん社会党さんとも御連絡をしておるのです
○木崎委員 ただいまの御質問に関連をいたしまして、私も二、三ただしておきたいと思うのでございますが、実は一昨日でございましたか、委員会におきまして前田、三鍋両議員、並びに本日二階堂議員から同じ点を指摘されておるのでございます。私もやはりこの法案をながめましたときに、同じような観点に立って政府側の考え方をただしておきたいと思うのでございます。 先ほど来二階堂議員の御質問に対する大蔵省側のお話を承わっておりますと
○木崎茂男君 ただいま上程せられました国民健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容につきまして、ごく簡単に御説明を申し上げたいと存じます。 国民健康保険制度は、将来わが国の社会保障制度の根幹ともなるべききわめて重要な医療社会保険制度であることは申し上げるまでもないのであります。従いまして、この事業の性格上、元来市町村の責任のみにゆだねるべきものではなくて、国、都道府県及び