1982-12-22 第97回国会 参議院 予算委員会 第3号
○政府委員(木内昭胤君) 林委員御指摘のとおり、けさの朝刊にはベトナム難民の大変不幸な事件が報道されております。 その実態については目下警察で取り調べておりまして、どういう原因か、この加害者が極度の興奮状態にあるためにまだ判明いたしておりません。この加害者のディンはトラック組み立て工場に勤めておりまして約十八万円の収入があり、またその妻もパートで十五万円ぐらいの収入があるということで、とりわけ生活
○政府委員(木内昭胤君) 林委員御指摘のとおり、けさの朝刊にはベトナム難民の大変不幸な事件が報道されております。 その実態については目下警察で取り調べておりまして、どういう原因か、この加害者が極度の興奮状態にあるためにまだ判明いたしておりません。この加害者のディンはトラック組み立て工場に勤めておりまして約十八万円の収入があり、またその妻もパートで十五万円ぐらいの収入があるということで、とりわけ生活
○木内政府委員 まだ正式にフィリピン側から通報を受けてない段階におきまして、断定的に申し上げることはいかがかと思われるわけでございます。間接的な私どもの情報によりますれば、地方委員会から国家委員会にこの問題報告が上げられておりまして、国家委員会で現在、御検討中でございます。そういう意味合いにおきましては、早晩、結論が出るものと期待しております。 また、それに関連しまして、大使館で入手いたしております
○木内政府委員 御指摘のとおり、第七幸丸が十月二十四日、フィリピンのパラワン島沖合いで拿捕されまして、私どもといたしましては、早速、乗組員の身柄の安全の確保について、フィリピン当局に申し入れた次第でございます。遺憾ながら、この問題はまだ解決いたしておりませんが、現実には身柄の安全にフィリピン側はかなり好意的に配慮しておりまして、釈放されていないという事態を除けば、比較的自由に行動できるという状況にございます
○木内政府委員 岡田委員御指摘のとおり、日本の近海におきます操業につきましては韓国側に自主規制を求めておりまして、これが八三年の十月末までの話し合いになっておるというのは御指摘のとおりでございます。したがいまして、八三年の十一月以降、この方式をさらに更新いたしまして対応すべきであるかどうか、あるいは御関心の漁業水域に関する暫定措置法との絡み合いで対応していくかどうか、この点は、外務省といたしましては
○説明員(木内昭胤君) 韓国におきましても、中国におきましても、教科書は国定教科書であるわけでございまして、そういう意味におきまして、日本側の制度というものがなかなかのみ込みいただけなかったということでございます。すなわち、諮問をいたしまして答申を求めるという段取り、あるいはその結果いろいろな措置がとられるわけでございますが、それまでの間どういったことでつないで、韓国あるいは中国側の御批判におこたえしていくかという
○説明員(木内昭胤君) 御指摘のとおり、二十七日に韓国が原則としてよろしいということに対しまして、翌二十八日に中国側はどうもよく事情をつまびらかにしないので同意できないと申してまいったわけでございます。その後中国側に対しましては、より詳細に今後の政府が考えております段取りにつきまして御説明を申し上げたわけでございます。すなわち、いつごろ検定審議会にお諮りするか、そしていつごろその御結論が得られそうであるかという
○木内説明員 検定審議会につきましては、このたびの問題が起きましてから文部省の御当局ともたびたび意見を交換いたしてまいったわけでございます。したがいまして、検定制度におきまして非常に重要な位置を占めておるという御説明につきましては、私どもも全くそのとおりというふうに考えております。
○木内説明員 お答え申し上げます。 韓国につきましては、いち早く本日の正午に韓国の政府のスポークスマンの談話が発表されまして、私どもこれをすでに入手いたしておりますが、ポイントは、是正していただくという言葉、そういう態度が表明されたことは非常に韓国政府あるいは韓国世論の要求を日本側で考慮されたものとして評価するという反応でございます。 さらに具体的には、この検定の繰り上げということで、その結果一九八五年度以降
○木内政府委員 法律的な立場を離れまして実際の評価としましては、私どももこれは平等の関係で推移した事態ではないというふうに考えられるのではないかと思います。
○木内政府委員 当時の日本国とその当時の韓国とが法律的には対等の立場で調印されたというふうに解し得るかと思います。しかしながら、現実の事態につきまして、その評価につきましては、韓国側がそのように現在思っておるということはとうていあり得ないことだと思います。
○木内政府委員 六月の調印時にありませんのは二月の共同コミュニケにおいて触れられているからでございます。しかしながら、六月のに触れられてないからといって、この反省という精神、気持ちというものは日本側としては一貫して抱いておる気持ちでございます。
○政府委員(木内昭胤君) 韓国との対応につきましては、韓国側からできるだけ早く日本の具体的な対応を承知したいという希望の表明がございます。しかるところ、中国には橋本、大崎両局長が赴きましていろいろ突っ込んだやりとりもあったわけでございますが、韓国につきましては双方の大使館と外務本省のやりとりにとどまるということで、何となく手当てが行き届いていないということもありましたし、それから差し迫ったというお感
○政府委員(木内昭胤君) どのように収拾するかというような突っ込んだ話は韓国側とまだいたしておりません。ただ御案内のとおり、ソウルにおいてはわが大使館員あるいは李範錫外務部長官と前田大使とのやりとりもございますし、東京においては文部省の鈴木初中局長と在京韓国大使館の李公使、私とも同じ李公使とやりとりがございます。基本的な日本の対応する姿勢については十分お話ししておるつもりでございます。 それから、
○政府委員(木内昭胤君) 私どもとしましては、この問題をなるべく早く解決しなければならないと考えております。その場合の考え方の基本は、やはり韓国あるいは中国の国民感情というものを十分に謙虚に受けとめて、これを十分理解して対応しなければならないというふうに考えております。
○政府委員(木内昭胤君) もっとはっきり申し上げるならば、現在中国あるいは韓国もこの教科書の記述の改訂を求めておることは御承知のとおりでございます。しかし今回のミッションはその改訂の問題につきましてのやりとりということを行うことは考えておりませんで、その背景等日本にありますいろいろな考え方等につきまして先方に説明するとともに先方の考えを率直に承ってくるということが内容でございます。
○政府委員(木内昭胤君) これまでも東京におきまして在京中国大使館あるいは在京韓国大使館の幹部と文部省の局長が対応しておりましたような事柄、それから外交当局が北京あるいはソウルにおきまして意見を交換しております事柄等を包含する事柄でございます。
○政府委員(木内昭胤君) 現在両局長が訪中いたしておりますのは、ただいま大臣が申されましたとおり十分先方の意向も伺ってくるということでございまして、検定制度、教科書の具体的な問題にまで立ち入るということは考えておらないわけでございます。いろいろ複雑な問題でございますので段階を経て対応してまいるその第一着手というふうに御理解いただければと考えております。
○木内政府委員 現在、北京におきまして中国側との打ち合わせのスケジュール等について相談して、その結果によるわけでございますが、一応水曜日ぐらいに、夕方にでも帰ってくるという含みで出かけております。
○木内政府委員 御承知のとおり、橋本情文局長は、十年前の日中国交正常化のときに当たりましで、日中共同声明の作成の責任の一端を担ったわけでございます。当時のいきさつもよく承知しております彼が、同じく彼の折衝相手となった中国側の当局者と率直に意見を交換するということは、私は非常に意味があるのではないか、さように考えておるわけでございます。
○木内政府委員 基本的には中国に対しまして、高沢委員御承知のとおり、渡辺公使から日中共同声明の前文という立場を十分伝えてございますが、橋本情文局長はこれを踏んまえまして、まさに高沢委員御指摘のとおり、中国側の考え方というものをさらに一層突っ込んで承ってくる、そして今後の対応ぶりの参考にするということで参っておるわけでございます。
○政府委員(木内昭胤君) 資料は全然ないということではございませんで、日韓国交正常化交渉の際にもこの補償の問題が議論されたわけでございまして、そのときに韓国側から提示のあった数字もございますし、日本側での数字もございます。そのときにあります数字がどこまで正確であるかは別にしまして、日本側で把握いたしておりました集団移入の数字は六十七万人でございます。
○政府委員(木内昭胤君) 在日韓国人・朝鮮人の方々の数は、和田委員御指摘のとおり、六十万余にわたるわけでございますが、強制的に日本に移入された方々の数がそのうち幾らであるかということは正確には把握いたしておりません。当時、この方々は日本国籍を有しておられたわけでございまして、そういう意味合いにおいて、自発的に来られた方々も多数おるわけでございます。
○木内政府委員 経済協力問題につきましては、四月の末に柳谷外務審議官が韓国側に提示しました日本側の考え方に基づきまして意見を交換いたしたわけでございます。 これに対しまして韓国側は、御承知のとおりODAの部分がもっと伸びないか、すなわち、その結果条件がより有利なものにならないかということと、もう一つは、商品借款を強く希望する旨、今回も言われたわけでございます。 この両点につきましては非常にむずかしいということを
○木内政府委員 浜田委員御指摘のとおり、経済協力問題が難航いたしておりますために、文化交流でありますとか人的な面での交流等々がきわめて消極的になっておるのが現状でございます。 しかしながら、先般李範錫外務部長官が訪日いたしましたとき、櫻内外務大臣ともまさに御指摘の経済協力だけにとらわれて日韓関係が停滞するということでは遺憾であるということでは意見の一致を見られておるわけでございまして、幅広く進めなければならないという
○木内政府委員 韓国側に対しましては、私どもの経済協力が韓国の国民の民生安定、社会開発ということを指向しておるということははっきりお伝えしておるわけでございます。また、ただいま先生御指摘の、金を借りる方が大きな顔をしておるという側面は、確かにそういうところはなきにしもあらずという感じがいたしますのは、やはり韓国の関係の閣僚としますれば韓国の国内に対する顔というものもあるわけでございまして、その辺は私
○木内政府委員 先週の末から昨日にかけて韓国の新しい外務部長官が訪日されたわけでございまして、その間、外務大臣、関係閣僚とも会われまして、日韓経済協力の問題を含めまして討議されたわけでございます。 日本側としましては、四月の末に外務省の柳谷外務審議官が日本側の考え方を韓国側に伝えたわけでございますが、その考え方というものが、新聞にも報道されております表現で申し上げますと、ぎりぎりの案であるということで
○木内政府委員 ただいま野間委員御指摘のとおり、政府ということになりますと民主カンボジア政府ということに相なるわけでございます。先般の三派の会合におきまして採択されました宣言に打ち出されております連合体というものは、いまだにきわめてルースなつながりのもとに存在しておる連合体でございまして、したがいまして、それぞれに独自の判断を持たせるような仕組みになっており、かつ、すべて合意はコンセンサス方式ということでございます
○木内政府委員 カンボジアの中では御承知のように乾季と雨季とでそれぞれ状況は違いますが、乾季の場合はとりわけかなり激しい戦が展開されておるわけでございまして、その実態の把握はきわめてむずかしいわけでございます。このカンボジアのどの程度の人民を掌握しておるかという数字は的確に申し上げられないわけでございまして、民主カンボジアが三万ないし四万の兵力を擁しておるとか、あるいはソン・サン派が数千人の兵力を擁
○木内政府委員 政府といたしましては、民主カンボジア政府と外交関係を従来から維持し、かつ継続しておるわけでございます。カンボジア問題につきましては、このカンボジアの政府というものがより広い支持基盤の上に成り立つことが望ましいという考え方が国連の場においても表明されておるわけでございまして、そのような観点からカンボジアの最近の動き、三派連合政府の結成の動きを歓迎いたしておるわけでございます。
○政府委員(木内昭胤君) 韓国に対します政府開発援助は昭和五十五年度が最後でございまして、その後御案内の経済協力問題が持ち上がり決着を見ないまま、五十六年度分についていまだ合意に達していないわけでございます。 五十五年度につきましては百九十億円……
○政府委員(木内昭胤君) これはOECDの場におきましても、国際的に一割ないし三割ぐらいを限度といたしまして内資のめんどうを見ることが一つの慣行になっております。たとえば、その国における労務費であるとか、あるいはその国で国産で調達できる資機材、これにつきましては部分的に認められておるのは明らかな慣行でございます。
○政府委員(木内昭胤君) 円借款による商品援助がむずかしいということは大臣の御答弁のとおりでございまして、私どももそのように考えております。ただし、円借款によりまして手がけられるプロジェクト援助そのものにつきましては、一割ないし三割ぐらいローカルコストをどうめんどうを見るという慣行がございます。したがいまして、どのようなプロジェクトを手がけられるのかまだはっきりいたしておりませんが、具体的な段階になりまして
○木内政府委員 四月末に決裂とおっしゃられましたが、なるほど日韓双方の考え方に大変大きな隔たりがあることは事実でございまして、しかし話し合いは継続していくという意味合いにおきましては、私ども必ずしも決裂であるというふうには考えてないわけでございます。 それから、六十億ドルとか四十億ドルということに言及されましたが、私どもとしましては、六十億ドルを供与するとか四十億ドルを供与するというやりとりはいたしておりませんで
○木内政府委員 六月二十二日に李範錫新外務部長官が前田大使に新長官としての考えを述べられたわけでございますが、それは柳谷外審が説明した考え方に対比いたしますと、より条件の有利な政府開発借款の割合をふやしてほしいということと、もう少し日本側は、商品援助はきわめてむずかしいということであるが、商品援助という側面も考慮してもらえまいかという考え方を述べられたことは事実でございます。
○政府委員(木内昭胤君) 四月二十九日から五月一日まで柳谷外務審議官の一行が訪韓いたしまして、韓国側と経済協力の問題について意見を交換し、日本側の考え方を披瀝したわけでございます。 これはことし前半から、すなわち三月十九日に日本側の考え方を提示しましたその延長線上のわが方の考え方、ぎりぎり詰めた考え方を先方に伝えたわけでございます。しかしながら韓国側としましては、わが方の考え方に同調をするところまでには
○政府委員(木内昭胤君) この問題につきましては、基本的には米中両国で御相談いただき、解決していただく問題であるわけでございます。しかし、ただいま委員御指摘のとおり、米中関係の帰趨というものが東アジアの国際情勢安定の推移に微妙に影響するわけでございまして、その限りにおきましても、わが国としても多大の関心を持たざるを得ないわけでございます。直接この問題に容喙するということではございませんが、一方ではアメリカ
○政府委員(木内昭胤君) 趙紫陽総理の来日のスケジュールにつきましては、宮崎委員御指摘のとおり、五月三十一日に来日されまして数日東京に滞在の上、公式行事を終わられましてから、日本の国内事情を視察ということで関西の方へ回る日程を目下中国側と相談しつつ詰めておる段階でございます。この間に総理との会談、それから日本の政財界の指導層との会談、それから宮中行事というようなものが当然予定されておるわけでございます
○木内政府委員 玉城委員御指摘のとおり、わが国の経済協力の一般原則を曲げてやるということは毛頭考えておりませんで、その枠組みの中で、ほかの国とのバランスも十分考えまして、また昨今の韓国に生じておりますニーズも念頭に置きまして、慎重に対応しなければならないということは、累次御答弁申し上げておるとおりでございます。 それから、この経済協力六十億ドルの問題が正式に提起になりましたのは、昨年の八月に盧信永外務部長官
○木内政府委員 アメリカ側としましては、この問題が解決することを希望はしておると思いますが、早期に解決ということは、アメリカとしては言えないと思います。これは日韓間の問題でございまして、着実に解決していかざるを得ないわけで、第三国が早期にと申されても、これには無理があると思います。 なお、アメリカ側が日本に要請しておるという御発言がございましたが、そのような事実はございません。
○木内政府委員 三月十九日に韓国側に示したわが方の考え方に対しまして、韓国側はそれを拒否するということでは決してございませんで、実質的には非常な難色を示したというふうに御理解いただいた方がいいんじゃないかと思います。 その内容としましては、私どもが商品借款はむずかしいと申したのに対しまして、昨今の国際収支の著しい困難さにかんがみて、韓国側に対しても商品借款を考慮してほしいということを、それからなるべく
○政府委員(木内昭胤君) ただいま渋谷委員御指摘の数字は新聞を通じて把握された数字かと存じますが、実はまだそこまで決着を見ておる段階にございませんで、依然としまして関係省庁との調整に、率直に申し上げて手間取っておるという状況でございます。韓国側にはまだそういう意味での接触は持たれておりませんで、これは今後の問題になるかと思います。余り長引かせてもいかがなものかということで、総理からもなるべく早く決着
○木内政府委員 数字的に申し上げますと先ほど御答弁申し上げたとおり、際限なくこれが続いていく交渉であるというふうには私ども考えておりません。ただ私どもとしては、できるだけ誠意を持って努力を重ねていくということかと存じます。
○木内政府委員 わが国の経済協力の規模というものにはおのずから限界があるわけでございまして、先ほど大蔵省の方からも御答弁がありましたとおり、各国とのバランスというような面も考えて慎重に対応しなければならないということから見ますと、際限なく交渉がエスカレートするということはとうてい考えられないと思います。
○木内政府委員 そのような事実はございませんで、現在も大蔵省、通産省、経企庁、それに外務省の四省庁で相談中でございます。
○政府委員(木内昭胤君) ほかの国とも科学技術協力協定を締結することが、当然のことながら望ましいわけでございますが、実態的には先ほど申し上げました構造的な不均衡、これは避けられないというふうに考えております。
○政府委員(木内昭胤君) 先生御指摘のとおり、ASEANとの関係におきましては、資本はアメリカに次いで多額の量が行っております。それから御指摘のとおり、技術の分野でも日本側からのフローの方がはるかに多いわけでございまして、そういう意味では均衡は全くとれておらぬわけでございますが、この傾向を短期的に是正するということはとても考えられないわけでございまして、先方との納得ずくで今後とも技術はASEANに流
○政府委員(木内昭胤君) すでに二回ばかり実務者協議を聞かしていただきまして、プロジェクトについての先方の資料あるいは考え方はかなりわかってきておりまして、その後、外交ルートを通じまして、韓国側にわが方の考え方を披瀝し、先方からもそれに対する韓国側の考え方の開陳があったわけでございます。依然として、その段階におきましても、ただいま木島委員御指摘のとおり、考え方に隔たりがあるわけでございまして、すなわち
○政府委員(木内昭胤君) 国会でもたびたび御答弁申し上げておるわけでございますが、私どもとしましては、日本政府の経済協力の一般的な方針に即して対応するということを韓国側にも御説明申し上げておるわけでございます。それにつきまして韓国側もだんだんに御理解をいただきまして、したがいまして先ほど触れました実務者レベルの技術的な意見の交換あるいは資料の突き合わせ等は、これは従来から私どもがやってきました方法にのっとっておるわけでございます
○政府委員(木内昭胤君) 御承知のとおり、二回にわたりまして実務者協議を行いまして、とりわけ二月中旬に東京でやりました実務者協議には大蔵省等の経済官庁も加わりまして、かなり詳細なデータを入手いたしますとともに、先方の詳細な説明を承ったわけでございます。それをもとにしまして検討の結果、三月十九日には私どもの大まかな考え方というものを先方に伝えたわけでございまして、すなわちこの十一のプロジェクトのうち、