2004-03-12 第159回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
○服部参考人 お答えをいたします。 基本的には、リレーションシップバンキングというのはもう御案内のとおりであります。どれだけ長いつき合いで、どれだけどういう人間であって、先祖はどうだったか、現在のおつき合いはどうか、いろいろな角度から見ていくのが私たちのいわゆる地域金融機関の役割でありまして、もともと信用金庫というのは、銀行と違いまして、リレーションシップバンキングの思想のもとにでき上がっている金融機関
○服部参考人 お答えをいたします。 基本的には、リレーションシップバンキングというのはもう御案内のとおりであります。どれだけ長いつき合いで、どれだけどういう人間であって、先祖はどうだったか、現在のおつき合いはどうか、いろいろな角度から見ていくのが私たちのいわゆる地域金融機関の役割でありまして、もともと信用金庫というのは、銀行と違いまして、リレーションシップバンキングの思想のもとにでき上がっている金融機関
○服部参考人 先ほども申し上げましたが、参考人のお二方はもう全国的な様子をごらんでございます。それから、学者先生でございますか、我々業界も大変頼りにしている先生でございます。いい参考のことを提言していただいているということですが、私のところは、ごく限られた場所で仕事をしているので、大分違ってくるかと思います。 地域とともにといいましても、私のところは三浦半島と湘南地帯と横浜、これが主のいわゆる営業地域
○服部参考人 服部でございます。 もう時間がありませんので、省略をしながら、質問に答えていった方がよろしかろう、こう思っております。皆さんのお手元には、この袋に入ったものが私の方の資料でございますから、これをごらんいただきながらということでございます。 一番最初に、いわゆる参考人としての意見陳述の概要というのを、一覧表を皆さんの一番上に置いてございます。これを見ながらひとつお聞きをいただきたいと
○服部参考人 お答えをいたします。 先ほども話がありましたが、貸出金はリスクウエートはすべて一〇〇なんであります。そんなばかなことはないんですけれども、貸し出しは一〇〇で、国債はリスクウエート、ゼロだ。国債を今売却したら、百円で売れるわけがないんですよ。そんなところをもう一回見直していただかないと、融資は伸びていかない。 それから、あとは、条件変更とか赤字に対して、金融庁の検査が、要注意債権じゃなくて
○服部参考人 お答えを申し上げます。 貸してやりたいけれども、担保がないということであります。担保じゃなくて、先ほど申し上げましたように、人間と事業の将来性に貸そうと。だったら、ちょっとまずいんですけれども、保証協会さん頑張れといっても、保証協会は私たち以上に担保を要求するということでありまして、そこに大ミスマッチが起きているというのが実態でございます。 以上です。
○服部参考人 服部でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 こんな経済状況の中でこういう機会を与えていただきましたことを大変光栄に思っておりますし、それから、諸先生方の前で発言をさせていただくというのは大変光栄なことであります。感謝を申し上げます。 それでは、資料の説明に移らせていただくと同時に、九つの項目にわたって時間があれば皆様に申し上げたいと思っております。 まず、封筒に入っておりますこの
○服部参考人 御質問に答えられるかどうかよくわかりませんが、湘南信金に名前を変えてから十三年がたっております。その時点で、どういう地域の金融機関になりたいかということを決めたわけであります。 当時はバブル時期でございましたので、いわゆる一%クラブだなんていいまして、利益の一%を出してそして還元をしようというのを大手がさんざんやりました。特にゴルフなんかの冠あるいはマラソンの冠行事、こんなようなことを
○服部参考人 私の方からお配りをした資料の三をちょっと見ていただけるとありがたいのでございますが、この資料三には、関東甲信地区の信用金庫、百一ありますが、これの預金と貸し出しの比率が出ております。 預金はわずかながら一・二五%一年間で伸びておりますが、貸し出しは五%のマイナスであります。預金と貸し出しの割合は四・一六%のマイナスになっております。 これはどうしてマイナスになっているかといったらば
○服部参考人 御紹介をいただきました服部でございます。 まず、参考資料を見ていただきながら、自己紹介をしていきたいと思います。 私の湘南信用金庫は、大正十三年三月の設立でございまして、平成元年に鎌倉信用金庫と横須賀信用金庫が合併をいたしまして、湘南信用金庫に相なっております。平成三年、茅ケ崎信用金庫を合併、平成六年、東京大和信用組合を合併、そして、来年の一月でございますけれども、神奈川県青果信用組合