1985-03-19 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
○有田参考人 先ほどもちょっと申し上げましたように、昨年の十一月に一万四千円の糸価が一万二千円になりました。それ以来まだ実は半年ということで、しかも年度からいいますと五十九年度の生糸年度が今進行中でございますので、今、目新しい影響というものは出ておりません。ただ、今先生からの御指摘がございましたように、この基準糸価の引き下げによりまして繭の値段がある程度下がってくる。そうしますと全国的に減産が行われるであろう
○有田参考人 先ほどもちょっと申し上げましたように、昨年の十一月に一万四千円の糸価が一万二千円になりました。それ以来まだ実は半年ということで、しかも年度からいいますと五十九年度の生糸年度が今進行中でございますので、今、目新しい影響というものは出ておりません。ただ、今先生からの御指摘がございましたように、この基準糸価の引き下げによりまして繭の値段がある程度下がってくる。そうしますと全国的に減産が行われるであろう
○有田参考人 新しい制度を取り入れまして、それに伴います新しい運用のやり方をやっていくということでございますが、生産コストはその中でどうしても上がっていく、輸入生糸の価格の問題と一万二千円は適正かという点につきましてお答えいたしたいと思います。 輸入生糸につきましては、現在国内におきまして、中国から生糸を入れますと、輸入業者の手数料、その他関税、そういうものを入れまして大体一万八百円、この数字はちょっと
○有田参考人 日本製糸協会の会長を務めております有田正でございます。 養蚕と製糸とは昔から車の両輪と言っております。先ほどの参考人からのお話と重複する点がございますけれども、御了承をいただきたいと思います。 昨年は、長い間低迷を続けてまいりました糸価、このために蚕糸業並びに絹業が大変混乱をいたしました、この生糸の価格を期中において改定するという思い切った措置をおとりいただきまして、このために、種々