1956-01-20 第24回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
○説明員(曾田長宗君) 私もただいま政府委員室で待機いたしておりますときに、大臣及び局長が出席困難だということを聞きましたのですが、その際に、連絡の係の者が私どもにも相談があり、またいろいろ本省の方とも連絡をとりまして、この関係の都合を伺ってみておったのであります。二十四日という話は私大臣の御都合かどうかということは詳しく存じませんです。ただ保険局関係の者も私どもと同席しておりまして、二十四日あるいは
○説明員(曾田長宗君) 私もただいま政府委員室で待機いたしておりますときに、大臣及び局長が出席困難だということを聞きましたのですが、その際に、連絡の係の者が私どもにも相談があり、またいろいろ本省の方とも連絡をとりまして、この関係の都合を伺ってみておったのであります。二十四日という話は私大臣の御都合かどうかということは詳しく存じませんです。ただ保険局関係の者も私どもと同席しておりまして、二十四日あるいは
○説明員(曾田長宗君) おそらく大臣も御承知であったと思うのでありますが、大体ただいま申し上げました予算の編成事務が、おおむね十七、八日ころには終了いたすであろうというふうに私どもも聞かされておりましたのですが、これが非常に紛糾いたしましてかような事態になったものと思うのであります。大臣からの御意向を伺ったのでありますが、そのお話によりますと、できますれば、二十六日以降にお願いできれば非常に幸いだということを
○説明員(曾田長宗君) 本日は大臣及び保険局長は御承知のように、三十一年度予算の編成につきましてまだこのことが片づきませんで非常に多忙をきわめております。大へん恐縮でございますけれども、以上のような理由で本日出席がきわめて困難であるということでございまして、はなはだ相済みませんと思うわけでございます。御了承願いたいと思います。
○政府委員(曾田長宗君) 先般の国会におきまして、こちらの決議もございましたので、私どもその決議の趣旨に沿いまして、できるだけ円滑にこの新しい看護体制を整えて参りたいというふうに考えておる次第であります。いろいろ各施設の状況を検討いたしまして、そうして人員の配置等も一応ちょうだいいたしました人数をどういうふうに配置するのが一番よろしいか、また配置いたしました人数で実際に新しい体制に移って看護に支障を
○政府委員(曾田長宗君) 少くとも私どもの施設におきまして完全看護を実施されているという所では、他からつき添いを入れてもらわないでも、少くとも必要な看護だけには事を欠かないようにいたすという建前になっております。
○政府委員(曾田長宗君) 大臣から今日までの私どもの仕事の梗概をお話し下さいましたのですが、私どもとしては、一つの方針に従いまして、それは今もお話になりましたように、国民の医療費がこの新医療費体系に移ったということだけによって増減しないということが一つ、それから医療費の支払い方というやり方につきましては、従来薬治料というような形で、いわゆる薬代でございますけれども、そのうちに医師の診察料的なものが入
○医務局長曾田長宗君 大臣からお答えいただくのがいいのかもしれませんが、私どもとしましては、これは数年来の課題でございまして、また皆さん方からも、国会等においてもいろいろ御鞭撻を受けておるのであります。医師の収入、医師の適正な報酬がいかようなものであるかということは、これまた一つの課題でありまして、先ほどからお話しになってもおりましたいわゆる新医療費体系とも関連があるものである、それを明確にすべきではないかという
○医務局長曾田長宗君 技術的な点でございますので、私からお答え申し上げたいと思います。しかもこれは薬務局あるいは保険局の方にも関係のあることでございますが、かわって私要点だけ申し上げます。 ただいま滝井委員から言われましたように、この七人委員会の報告という中に、新医療費体系と関連のあることが、かなりあるじゃないかというお話でございますが、確かにあることはあるのでございます。しかしこの根本的な態度は
○政府委員(曾田長宗君) 援助を必要とするものが相当あるというふうに考えております。御承知のように、育英会からはインターン生の定員のほぼ半数に当るものに対して、月々二千四、五百円だと思いましたが、この程度の給付を行うというような措置をとっていただいておるような状況であります。
○政府委員(曾田長宗君) インターンと申しましても、私関係いたしておりますのは、主たるものは医学関係のインターンでございますが、これにつきましてはいろいろな経済的な援助の方法を考えてみておるのでございます。全面的には食事あるいは宿泊、及びごく簡単な仕事をいたします上での被服関係という程度のものを、全員に給したいというふうに考えておるのでありますが、これは大蔵省と今まで折衝して参りました経緯からいきますと
○政府委員(曾田長宗君) 先ほども申し上げましたように、医学、薬学の進歩に応じましてこれを改めていくということは考えております。
○政府委員(曾田長宗君) 医療法の関係といたしまして私お答え申し上げます。御指摘のように病院の構造設備の一部といたしまして、調剤所の備えるべき条件を三つばかりあげてあるわけでございます。この病院診療所の調剤所は、これはあくまでもこの施設における医師が責任を持ちまして調剤を行うということになり、あるいはその医師が薬剤師をして調剤させるということになっておりますが、一般にいかなる処方でも持ち込まれたものに
○政府委員(曾田長宗君) 御承知のように本案は議員提出の案でございます。また議院修正を受けた案でございますが、私どもとしましては、この趣旨がどこにあるかということは、よく皆様方のお考えというものを体しまして、また十分に検討してこの運用に誤まりなきを期したいというふうに考えておるわけであります。私どもとしましては、結局書類というわけにも参りませんが、通牒におきまして、かように政府は解釈し、さように運用
○政府委員(曾田長宗君) 第一段の御質問でございますが、将来現在のあん摩あるいははり、きゅうというようなものに新技術を取り入れることを考えるべきではないか——少し御趣旨が違うかもしれませんけれども、さような点につきましては、私どもこれは将来の問題といたしましては、これを決して排除しない、あん摩術にいたしましてもマッサージ術にいたしましても、それはその後の医学の研究、人知の進みといいものに応じまして逐次改良
○政府委員(曾田長宗君) 赤外線等につきましては、これはかなり強い刺激を与えるものでありまして、この使用を誤まると重大な障害を生ずるというところから、赤外線はこれは医師でなければ許可をしないという方針でございます。
○曾田政府委員 さように私も了解いたしております。
○曾田政府委員 私も、その当時の状況はつまびらかにしておりませんですが、これを強制的にというふうに見ますか、あの当時の実態としては、非常に強制的な性格のものであったということは認められると思うのでありますが、私は法律的な問題になりますと、ことに、ただいま資料も何も持っておりませんので、明確なことを申し上げかねますが、性格としては、さようなものであったというふうに私どもも思うております。
○曾田政府委員 何と申しますか、いわゆるグロス・インカムと申しますか、名目上の収入は、投薬に対する収入がありませんから減じますが、実収入は減じないというふうに考えております。
○曾田政府委員 その意味で、私からお答えいたします。私どもの考え方としましては、必ずしも医師に重大な収入減という影響を与えずして、この分業ということが可能なものではないかというふうに考えた次第でございまして、今日におきましても、医師が調剤はいたしておりますけれども、その調剤のためには、薬品あるいは調剤に要するいろいろな設備、機械、物資及び人件費というようなものを要しておりますので、その部分だけを、薬局
○曾田政府委員 いわゆる新医療費体系の基本的な考え方というものにつきましては、私どものところが担当いたしておりましたので、私から一応……。
○曾田政府委員 新医療費体系の検討につきましては、具体的に結論というものはまだできておりません。基本的な考え方としては、おおむねただいま申された線を基本といたしております。
○曾田政府委員 ただいま資料を持ち合せておりませんから、明確にお答え申し上げるわけにいきませんが、私記憶しておりますのでは、おおむねこの行政処分を受けます場合は、麻薬の違反あるいは堕胎罪あるいは偽証罪というような明確な犯罪行為がございましたような場合に、あわせ行政処分をするということが多くの場合でございます。
○曾田政府委員 さような事態を想像いたすのでありますので、明確なことは申し上げかねますが、きわめて困難であるということだけを申し上げておきます。
○曾田政府委員 前にも申し上げましたが、医業の取り消しまたは期間を定めての停止というような行政処分は、私どもとしては非常に重大な処分でありまして、軽々しくは行い得ない、一一医道審議会にかけまして、その上で初めて決定するのであります。もちろんこの実施については、必要な処分をゆるがせにするということはいたさないつもりではございますけれども、なかなか簡単には行い得ないものだということだけを申し上げておきます
○曾田政府委員 私どもとしましては今日いわゆる昭和二十六年の法律が明年の四月一日から施行されるものというふうに考えておるわけであります。その精神から参りますれば、今回御提出になりました新しい改正案でございますが、これはすでに皆さんも十分御承知とは存じますけれども、全く同じものであるというふうには考えられないのであります。すなわち、従来の二十六年の法律によりますれば、本人、患者または看護に当る者が薬剤
○曾田政府委員 よろしゅうございます。
○曾田政府委員 この問題につきましては、いわゆる医薬関係審議会におきまして、いろいろと幾つかの意見が出、それを次第に調整して参っておるわけであります。御承知のように、まだこれが一通りまとまるという段階までは至っておらぬのであります。いかような意見が出て、それがどの程度にまとめ得るかということにつきましては、これは非常に重要な御質問でございまして、私、口頭であまりあやふやなことを申し上げてもいかぬと思
○曾田政府委員 特別内訳はございません。普通の食事を給する——普通のと申しますか、いわゆる完全給食というようなときには、点数加算するということで、そのうち幾ら材料費を使うかということは、別に定めておるわけではないわけであります。
○政府委員(曾田長宗君) ただいま御指摘になりましたように、すでに国家試験を数回受験いたしまして、しかも合格しないという人が若干ごいまして、かような人の数が逐次ふえておるということは事実でございます。で、これに対しまして、私どもといたしましては、お気の毒であるから、この数回受けた方々を何か特別な裁量で、医師の免許を差し上げるというようなことは、これは国民医療の上から考えましても、できないことであるというふうに
○曾田政府委員 まず第一は、所長の退陣であります。患者から所長に引っ込んでもらいたいといいますことは、これはよほど十分な根拠がございませんければ、さようなことを処置するわけには何としてもできかねる。ことに所長自身としましては、いろいろな要求とあわせて所長の退陣を要望されておるというようなことでは、一体自分が折衝の資格があるのかどうかということが、まず第一に疑われておるわけでございまして、これではちょっと
○曾田政府委員 私どものところにも、患者からはがきが参っております。その要望の重さを申しますか、頻度と申しますかは、ただいまお話しのようになっております。院長の問題につきましては、どういうところから院長がさように忌避されておるかということにつきまして、私どもただいままで調べましたところでは、結局実態は今もお話がございましたように、たとえば外科医がいないというようなことを院長のところへ言っていっても、
○曾田政府委員 医療機関の状況につきまして、報告を命ぜられましたのでありますが、いかなる点について御疑問をお持ちでございますか、そのことを十分につかみ切っておりませんので、ごく簡単に申し上げまして、また御質疑に応じてお答え申し上げるということがよろしいのではないかと思うのであります。 私ども、特に名をあげて報告を命ぜられました施設のうち、一つは国立の足利療養所の問題でございます。足利療養所は、足利市
○政府委員(曾田長宗君) この法案を提出いたしましたのは、ただ単に現状をこの法律に移すということだけではございませんで、それ以上にこの利点を私どもは予想いたしておるわけであります。そのうちのおもなものを申し上げるといたしますれば、一つは、歯科医師の何と申しますか、診療の能率と申しますか、従いまして結局内容の向上ということにも間接には資することと思いますが、これが一つでございます。すなわち歯科医師がある
○政府委員(曾田長宗君) 結論を先に申し上げますれば、私どもといたしましては、歯科技工は歯科診療の一部である、歯科診療のうちに含めらるべきものであるという考え方をいたしておるわけであります。多少付言して申しますならば、今日の歯科教育、歯科医の教育というものにおきましては、その内容に、大きい意味で技工に属する仕事、科目というものに非常に多くの時間を費されておるというような状況からも、これは歯科医の教育
○政府委員(曾田長宗君) 本案の趣旨は一通り提案説明で申し上げたわけでございますが、この一番ねらいといたしますところは、歯科の診療の中に含まれておりまする特に技工の問題というものが、仕事といたしましても、近時ますますふえて参っております。歯科医師の実際に行なっておりまする診療の中でも、時間的に見ても、また経費の上から見ましても、相当大きな部分を占めるようになってきておるわけであります。そうして、この
○政府委員(曾田長宗君) 先ほど来次長からいろいろお答え申し上げてあるのでございますけれども、私衛生婦というこの名称を使っていただくことがより妥当じゃないかというふうに考えましたことは、従来の衛生士に看護婦の仕事をあわせ行わしめるということが今回の改正の一つの重点でございます。ただいまいろいろのお考えがございますが、看護婦の場合には、これは一応原則としては女子をいうということになっております。そして
○政府委員(曾田長宗君) 医療介抱者といたしましてもいろいろな種類がございますので、一がいに申し上げるわけにもいかぬと思いますが、たとえば看護婦のようなものでございますと、これは御承知のナースと言っておりますですが、ナースはこれは普通女子というふうに——女性名詞であると考えられているようでございます。また、いわゆる助産婦というようなものは、これはほとんど婦人に限られておりましてミッドワイフというふうに
○曾田政府委員 ただいま御質問の事項につきましては、かなり政策的な面が入っておりますので、私がお答え申し上げるよりは、大臣からお答え願った方がいいかと思う点もございますが、私の所管いたしております事務の見地からだけ、御答弁申し上げたいと存じます。 今日におきましては、御承知のように医療制度の根幹は、あくまでも自由開業医制度でございます。これを医療国営に持っていくというような考え方はございません。ただ
○政府委員(曾田長宗君) この前にいろいろな御要望がございまして、その既定予算の中でやりくりのつく限りはというようなことで、いろいろ当該年度内に若干は措置いたしたのでございますが、ただいまの不自由患者の慰安金と申しますのは、前年よりも若干三十年度においてはふえて、三百円ばかり年にしましてふえておるのであります。そのふえ方が非常にわずかで、皆様方からも御満足を得られない、私どもとしても決してこれでけっこうだというふうに
○政府委員(曾田長宗君) いわゆる新医療費体系と申しましても、大体の数字と、それからいろいろそれに基きましたいわゆる保険局の方で決定いたします個々の新点数というようなものと、これはかなり密接な関係がございます。私どもとしましては、新体系はなるべく九月中くらいには明かにしたいというふうに考えております。
○政府委員(曾田長宗君) 医療費体系の再吟味につきましては、その根本的な資料といたしました二十七年の三月及び十月の調査、あの種類の調査は、再びこれを繰り返しますとしても非常に手数を要します。これをもう一ぺん根本的にやり直すということは、時間の関係からも不可能でございます。しかしながら、先般またいろいろ御審議を願いました折に明らかになりましたように、いろいろ考案されました体系というものが保険経済及びこの
○政府委員(曾田長宗君) ただいま大臣から根本的なことはお答えになったのでありますが、それにつけ加えて申しますれば、先ほど実地を御調査になりました委員の御報告にもございましたように、事実、療養所におきましては、現在一人についてもらっておりますつき添い婦さんに、他の患者の世話もある程度見てもらっておるわけであります。しかしながら、十分に療養所の中で一定の数の看護人員で、相当多数の患者さんのお世話をするということになりますると
○政府委員(曾田長宗君) 高価なものでございますから、紛失をいたさないように十分注意をせねばならぬわけでありますが、さような点について特別な支障というものが考えられない限り、いかような所にも供給いたしたいというふうに考えております。
○政府委員(曾田長宗君) 今回購入いたします予定のものはわずかに一グラムでありまして、大体百ミリを十カ所くらいに一応分散させておきたいというふうに考えておりますので、山間僻地という所までは参りがたいと思います。
○政府委員(曾田長宗君) 三十年度の予算案に組んでいただきましたこのラジウム購入費と申しますのは、御承知のように放射線療法の用途というようなことは、繰り返すまでもなく重要性を増して参っております。にもかかわらず、今日各地方、特に交通不便の地方というような所には十分行き渡っておりませんのです。何とかしてこの療法を普及いたしたい、また利用したいという声は広くございます。で、それにこたえる方法といたしまして