1949-04-27 第5回国会 参議院 逓信委員会 第5号
○証人(景山準吉君) 別に安いとは申しませんがね。併しこれはちよつと計算して見たのですが、先ず五十七円ばかりになるわけであります。そうすると「のぞみ」の配給が一個四十五円ですか、これが大体五人の家族といたしまして、日本の平均が……そうすると一年間に「のぞみ」五個という、如何なる百姓でも一年間に「のぞみ」の五個くらいは一年のうちにすぱすぱ喫んでおるのですが、その点から言えば、有竹君からもお話がありましたが
○証人(景山準吉君) 別に安いとは申しませんがね。併しこれはちよつと計算して見たのですが、先ず五十七円ばかりになるわけであります。そうすると「のぞみ」の配給が一個四十五円ですか、これが大体五人の家族といたしまして、日本の平均が……そうすると一年間に「のぞみ」五個という、如何なる百姓でも一年間に「のぞみ」の五個くらいは一年のうちにすぱすぱ喫んでおるのですが、その点から言えば、有竹君からもお話がありましたが
○證人(景山準吉君) 私、藤化成株式会社の景山でございます。 私は今度の値上案げに対しまして、万止むを得ないから賛成いたします。決して双手を挙げて賛成するんではなくして、止むを得ないから賛成する次第であります。その理由を若干申述べようと思います。只今山口君からいろいろ通信事業というものの本質につきましてお話がありました。それには觸れないで置こうと思いますが、今日の……從來でもそうでありますが、特に
○景山参考人 私参考人に参つたのでありますが、元逓信省の役人としてでなしに、会社の経営者の立場から申し上げたいと思う。 拜見いたしました資料につきまして申し上げたいと思います。先ほど有竹君も申されましたが、現在の逓信省を二つにわけて、その上にミニスターというものを置く必要があるかどうかということであります。私は現在の逓信省を二つにおわけになることには賛成します。そうしておわけになる以上は、やはり各省
○公述人(景山準吉君) 今日の通信事業は、都市におきましても十分なる通信事業であるとは誰も言えないと思うのです。從いまして、この料金の引上げによりまして、もつと高く上げるとか、或いは東京とか大阪の方で相当余力が出る。だからそれを廻すというわけに行かない。現在の通信事業の悪さからいつて、現に私が市内に居つても電報は配達して頂けないというところから見ても、そうなんです。そういう点から、どうしても地方のものにつきましては
○公述人(景山準吉君) お答え申上げます。第一の一般会計との関係ですが、私逓信省のこの数字を今拜見いたしたのですが、これはどの程度のものがどうということは言えませんが、常識で考えまして、そういう山間僻地或いは島における配達その他において、一般の二円にいたしました葉書が、北海道の一番端から同じ北海道の端の所まで持つて來るのに引合うわけがないのであります。だれが考えましても、実は特別の辺鄙な所に対しては
○公述人(景山準吉君) 今の方と同じように、実は私電報が到着していないのであります。電話で連絡がありましたものですから、今工場から駈付けて來た次第でありまして、皆樣の御意見を伺わないで自分のことをずつと申上げますので、或いは二重になるかも知れません。 結論として私これを是認いたします。その理由は、現在の日本の通信事業一般、殊に日本の通信事業におきましては、郵便におきましても、亦最も機械化されておると