2006-03-10 第164回国会 衆議院 総務委員会 第11号
○日枝参考人 橋本会長と同じく、基本的には模範回答になってしまうわけでございますが、国営にいたしますとやはり公平公正ということが侵食されるということは疑いのない事実だろうと思いますし、世界各国を見ても、全体主義の国の放送は国営でございます。民主主義の発展している国はそういうことはございません。そういうことから見ても、やはりそういう危惧は我々としては考えなければいけないのではないかというのが一点。
○日枝参考人 橋本会長と同じく、基本的には模範回答になってしまうわけでございますが、国営にいたしますとやはり公平公正ということが侵食されるということは疑いのない事実だろうと思いますし、世界各国を見ても、全体主義の国の放送は国営でございます。民主主義の発展している国はそういうことはございません。そういうことから見ても、やはりそういう危惧は我々としては考えなければいけないのではないかというのが一点。
○日枝参考人 お答え申し上げます。 今、放送法三条はなくてもいいんじゃないかというお話がございました。公正公平なジャーナリズムはNHKに任せればいいじゃないかという趣旨かもしれませんが、やはり我々民間放送も、放送法三条を遵守して公正公平な報道をしていくということが国民に信頼されるテレビ局になるわけでございますから、これをなくしたら国民から遊離してしまう。そのために、我々は社内に番組審議会をつくったり
○日枝参考人 おはようございます。 本日は、こういう機会に私の参考人としての意見を陳述させていただきまして、まことにありがとうございます。 まず、十分程度、民間放送連盟が抱えている当面の課題というか問題点について俯瞰的に申し上げたいと思います。 先ほどNHK会長からもお話がございましたように、放送界は、民間放送は五十年という大きな歴史の流れの中にあるわけですが、全くこれまでに経験したことのないような
○日枝参考人 ただいま御指摘の「ギフト」の件でございますが、確かに部分ではバタフライナイフを使っておりますが、全体のドラマの中で作者が言おうとしていることは、そういうことをした人間がだめであることを主張しております。全体をごらんいただいて御判断をぜひお願いしたいと思うのですが、もちろん、世の中の実情、それからナイフを使ったことで最近いろいろな事件が起こっておりますので、私ども大いに反省しなければいけないということはもちろんでございます
○日枝参考人 今、お三人の方とそう違うわけではございませんけれども、まず、私どもが基本的にいつも社内で言っておりますのは、テレビというものが大変公共的な責任を負っているメディアである、したがって、放送倫理にもありますように、公平、公正、不偏不党ということは当然でございますけれども、報道、スポーツ、娯楽、教養というものをバランスよく編成して国民の信頼を得ることが必要だ、その際、まず大事なことは謙虚さと
○日枝参考人 日枝でございます。 今先生御指摘のとおり、まさに技術革新は非常に速いわけでございまして、今我々が見積もっている料金というのは、多分あと二、三年で変わると思います。したがいまして、今この時点でどのぐらい経費がかかるかということは正確を欠くと思いますし、先生おっしゃるように、多分もっと安くなるだろうと私は思っております。 同時に、私ども民間放送及びフジテレビは、デジタル化は世界の潮流ということで