2006-04-11 第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
○新町参考人 一連の報道に関しまして、本当に国民の皆様、御心配、御迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げるところでございます。 私も、昨年の四月に、先ほども申し上げましたけれども、グループのCEOに就任いたしました。そのときは、まさにその年の三月に、国土交通大臣より、安全上のトラブルを発生させたことにより事業改善命令そして警告書を受け、JALグループの喫緊の、最大の課題、まず安全の再構築を図っていくこと
○新町参考人 一連の報道に関しまして、本当に国民の皆様、御心配、御迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げるところでございます。 私も、昨年の四月に、先ほども申し上げましたけれども、グループのCEOに就任いたしました。そのときは、まさにその年の三月に、国土交通大臣より、安全上のトラブルを発生させたことにより事業改善命令そして警告書を受け、JALグループの喫緊の、最大の課題、まず安全の再構築を図っていくこと
○新町参考人 先生の御指摘のとおりだと思っております。私も、そういう意味におきましては、国民の足として、そして日本の、世界に貢献すべく精いっぱいの努力を図っていかなければいけないというふうに思っております。 にもかかわらず、この場で先生への直接の回答ではございませんが、一連のトラブルを発生させたことに対し、国民の皆様、多大なる御心配と御迷惑をおかけしたことを改めて深くおわび申し上げるところであります
○新町参考人 日本航空グループのCEOであります新町でございます。先生にお答え申し上げます。 私がCEOを引き継いだとき、昨年の四月でございますが、私の気持ちの中には、安全運航の堅持が企業の存立の絶対的基盤であると同時に社会への大きな責任であるということを、改めて頭に、そして肝に銘じて就任いたしました。 先人も、航空産業というのは、非常にとうといお客様の生命と財産をお預かりし、お運びする事業である
○参考人(新町敏行君) はい。 契約の客室乗務員等も、客室乗務員として乗務する限りにおきましては、安全保安、保安員としての訓練をきちっと教育を受けて、全く問題ない状況、状態にして乗務をしているところであります。したがって、安全保安要員としても十二分に責任を果たせる状態になっております。
○参考人(新町敏行君) 整備の外注化に関しましては、私どもも、事業会社において整備外注委託に関しては万全な委託管理ができ上がるように委託管理ができるような体制を確認した後に外注委託をいたしております。委託先は所要の認可もきちっと受けたところで対応をさせていただいております。また、なおかつ、整備に関してそれを領収をしたときに領収検査もきちっと実行に移しておりまして、整備の外注委託が大きなこのトラブルの
○参考人(新町敏行君) 先生御指摘のとおり、事業改善命令、警告書、また立入検査、私ども経営トップを始め、役員、全社員、極めて重大なことと受け止めて、重く重く受け止めております。 そして、回答させていただきました改善措置、改善対策、安全対策を今一つ一つ着実に実行に移しているさなかにこのようなトラブルがまた発生させてしまったことに関しまして、大変申し訳なく、私も残念に思っているところであります。 この
○新町参考人 事業改善命令という行政処分を受けましたことは、JALグループといたしまして極めて重大な事態であると受けとめております。したがいまして、個々のトラブルの原因と対策を講じるだけでなく、一連のトラブルが連続して発生した背景までさかのぼって究明に努め、対策を取りまとめたものでございます。 その結果として二つございます。先ほども触れさせていただきましたが、安全が最優先であるということをグループ
○新町参考人 ただいま先生の御指摘の四点につきましては、私の目指すところでもあり、全く仰せのとおりだというふうに思っております。 私は、四月以降、先ほども申し上げましたけれども、グループの最高経営責任者と、事業会社日本航空インターナショナル、日本航空ジャパンの社長を兼務することになりました。そういう意味では、名実ともに最終的な責任者であるということを明確にしております。私の責任におきまして、今後、
○新町参考人 今先生の御指摘の、日本航空にはまだ官僚的体質、そして甘え、親方日の丸的なところがあるのではないかという、それがすべてに問題を発生してくるのではないかという御指摘でございますが、日本航空は、御承知のように、二十年前に特殊法人から純粋の民間会社に変わりました。そして、私どもは、この完全民営化を契機に、それ以前に言われておりました甘えの構造、親方日の丸からできる限り早く脱却し、真の国際競争力
○参考人(新町敏行君) まず、経営統合の後の社員の融和、その他はどうなんだろうかという、率直な雰囲気はどうなんだろうかということでございますけれども、経営統合の過程で、現在そのような形になっておりますけれども、持ち株会社の下に二つの事業会社という枠組みの中で、経営と現場との距離感、部門間の意思の疎通が不足していたということに関しては、率直に経営の努力が足りなかったというふうに思っているところであります
○参考人(新町敏行君) 先生が今おっしゃったことに関しましては私も心から反省し、経営としても反省しているところでありますけれども、安全が何よりも最優先されるという背景には、安全が何よりも最優先であるという強い意識の浸透が必ずしも十分ではなかったということに関して、経営は深く深く反省しているところであります。決して先生がおっしゃったように、安全をないがしろにしてまず定時性、まず飛ばすんだということではなくて
○参考人(新町敏行君) 今先生からの御紹介もございましたけれども、私は、四月一日からグループの最高経営責任者かつ事業会社であります日本航空のインターナショナル、日本航空ジャパンの両方の社長に就任いたしました。そして、就任いたしましたと同時に、私は、まず生産部門の現場であります羽田と成田の運航本部、そして客室本部、整備本部に直接私自ら出掛けまして、現場を預かる社員の方々と安全運航に関して極めて緊密なる