1980-04-24 第91回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
○斉藤(正)委員 私どもはよく理解できました。もちろん、気象庁としましては、これらの地震の発表については慎重な発表をいただいているし、学問的な、しかも国民に理解しやすい発表をしていただいておることは十分承知をいたしております。ただ、報道関係等がやはり特に特定の地名を使いますと、ぴんとくるというのが県民の実態でございまして、気象庁の発表が悪いとかなどと申し上げているわけではありません。今後とも、この種
○斉藤(正)委員 私どもはよく理解できました。もちろん、気象庁としましては、これらの地震の発表については慎重な発表をいただいているし、学問的な、しかも国民に理解しやすい発表をしていただいておることは十分承知をいたしております。ただ、報道関係等がやはり特に特定の地名を使いますと、ぴんとくるというのが県民の実態でございまして、気象庁の発表が悪いとかなどと申し上げているわけではありません。今後とも、この種
○斉藤(正)委員 地震の性質としてはよくわかりました。 たまたま報道に、私ども静岡県の中に掛川という市がございますけれども、「掛川の真南三百キロ」というようなタイトルがついた新聞もございますし、御説明いただきましたように「御前崎南方三百キロ」というような説明もございました。 私ども静岡県民は、静岡県南方海上に起きた地震はすべて東海大地震に関連をして考える傾向が強いわけであります。この二十二日の地震
○斉藤(正)委員 最初に、去る二十二日十四時三十分過ぎ、関東、東北、東海地方に地震がありました。承りますと、この地震は地震の形としては珍しい、と言うとおかしな表現ですけれども、通常われわれが知っている地震とは異なった地震だというように承っておるわけでありますけれども、専門的な立場から説明をいただければありがたいと思います。
○斉藤(正)委員 この種の条約の発効について、他の条約を見ても、わが国が承認をすれば効力を発生するというような場合が間々ある。キャスチングボートといいますか、いろいろな条件がありますけれども、わが国の承認によって条約が発効するようなケースが多いのだというように聞いておりますが、外務省としては、一般的にどういうように把握をされておるのでありましょうか。
○斉藤(正)委員 外務委員会に提出されている条約の表題が示しておりますように、一九六九年、国際機関において調印がなされている内容でありますけれども、外務省側としてこの一九六九年からいま一九八〇年でありますが、今日まで約十一年の間、国内法の整備がおくれたために条約の国会議決ができないということについて、外務省として不満というとなんですけれども、そういう気持ちは毛頭ございませんか。いかがでございますか。
○斉藤(正)委員 私は、船舶のトン数の測度に関する法律案の質問をいたすわけでございますが、外務省からおいでいただいておりますので、まず最初に伺いたいと思います。 今国会の外務委員会に千九百六十九年の船舶のトン数の測度に関する国際条約の締結について承認を求める議案が提出をされております。この条約承認の案件と今般運輸委員会で審査をするこの案件は、それぞれ相関関係があると思うわけでございます。 承りますと
○斉藤(正)分科員 そうすると、この行政改革というのは中央における日本学校給食会と日本学校安全会を統合して日本学校健康会にするだけであって、地方の組織と運営については従前と全く変わらない、こういうように解釈してよろしいですか。
○斉藤(正)分科員 二つの特殊法人を統合して学校健康会というものがつくられる、その役員構成なり日程的なものについては理解できました。中央ではそのような合併が行われた場合——私はつまびらかではありませんけれども、各都道府県単位にそれぞれの学校給食会、それから学校安全会については安全会の支部という形で今日まで運営されていると確認をいたしております。もしそうであるとするならば、中央の統合が行われて両者が合併
○斉藤(正)分科員 私は米と学校給食の問題を中心にして、農林水産省、特に食糧庁関係の皆さん、さらに文部省の皆さん方に数点にわたって伺いたいと思います。 まず最初に、文部省の方に伺いますけれども、行政改革に伴いまして、学校給食を実施いたしております日本学校給食会と日本学校安全会の統合が日程に上っております。承りますと、日本学校健康会という名のもとに法案も今国会に提出をされているというように聞いておりますけれども
○斉藤(正)委員 去る十一月十六日、大がかりな防災訓練が実施をされました。その成果と反省点につきましては午後の段階でお尋ねをいたしたいと思っておりますが、先ほど原田委員からもお尋ねがありましたけれども、ようやく新幹線なりあるいは高速自動車道路なりの問題は私は解決のめどは立ったというように思っております。しかし、問題はやはり浜岡の原子力発電所であります。 つい最近、中部電力側は静岡県に対し、大地震発生
○斉藤(正)委員 もし政府がこれらに対する立法措置等ができないとかあるいはむずかしいという場合は、すでに超党派で議員立法もやろうじゃないかという話は進んでいるわけであります。したがって、先ほど原田委員からもお話がありましたけれども、当委員会において十分な審議も必要かと思います。思いますけれども、前段に申し上げましたように、具体的な数字を挙げても、やはり、指定事業以外の緊急課題について指定をいただくと
○斉藤(正)委員 本日の災害対策特別委員会での質問者を見ますと、各党静岡県の委員が全員であります。事ほどさように、わが静岡県は、予想される東海大地震対策について関心が深いし、県政の課題であると同時に、国政がこれに取り組む姿勢に対し、厳しいものを持っているわけであります。 ちなみに、もし予想される大地震が発生した場合に大変な被害が予想されるわけでございまして、いかに対策をしようともどうにもならない被害
○斉藤(正)委員 感じじゃだめなんだ。国民は感じているのですよ、何だこれはおかしいな、何で室町殖産KKがこれほど関係しなきやならなかったのだろうと。それを感じで答えられては困る。鉄建公団はこの介在によって経済的に何らの損失を受けていないと断言してくださいと言っているのですよ。断言するだけの根拠がないですか。そうするとまたおかしいということになるのですよ。
○斉藤(正)委員 ですから、私が聞いているのは、いみじくも鉄建公団関係のこの四建物について室町殖産KKが中に入っている。このことについて国民は疑惑を持ったんですね。したがって、敷金があったとかなかったとかいうことは別にして、鉄建公団とこの室町殖産KKとの間に経済的なやりとりはない、やりとりというよりも、鉄建公団はこのことによって損失は受けていない、もしあるとするならば、それは持ち主である四社と室町殖産
○斉藤(正)委員 いまのお答えを聞いていて、会計検査院の調査によれば鉄建公団が経済的な損失はこうむっていない、したがって妥当だというようなお答えでありますが、本社は永田町の山王グランドビル、所有者は三菱地所、東京支社は港区芝の田町ビルで田町ビルKK、新潟新幹線建設局は新潟市東大通の千代田生命新潟ビルで所有者は千代田生命保険相互会社、東京支社は日本生命会館ビルに入りましたが、港区三田の新日本会館KKと
○斉藤(正)委員 大臣日ごろ歯切れのいいあなたが何かちゅうちょされて答弁される、あるいは何ですか、公式的には成田だというような御答弁でありますけれども、私は、質問通告してございますので、どういう趣旨で私がお尋ねしているかは御理解の上でお答えをいただいていると思うわけでありますけれども、私も成田だと思うわけであります。ところが、わが国に来られる国賓あるいは大切なお客様あるいはわが国から外国へ行く国を代表
○斉藤(正)委員 普通、常識的にわれわれの住宅でも玄関と言えば三つも四つもないですね。裏口とか横口とかいろいろありますけれども、メーンはどこですか、主たる玄関。
○斉藤(正)委員 私は、新東京国際空港公団法の一部を改正する法律案の審議に当たって、若干のお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、大臣に伺いたいのですけれども、わが国の空の玄関はどこですか。
○斉藤(正)委員 大臣の答弁を承って了承いたしました。ぜひ善処方をお願いいたしたいと思うわけであります。 なお、予想される東海大地震につきましては、同僚渡辺議員から詳細なお尋ね等もあることでございますので、私は地域指定の問題のみを伺って、そちらに譲りたいと思うわけであります。 続いて、選挙区に関係したことで申しわけありませんが、霜害の問題でお尋ねをいたしますが、本年四月十八日から二十二日にかけて
○斉藤(正)委員 お答えをいただいて理解できますけれども、この北遠——北遠とここで申し上げましてもおわかりにくいと思うのですけれども、遠州北部ということでございまして、四町村は漏れなくダムと発電所の所在する地域でございます。しかも竜山村に所在する秋葉堰堤並びに秋葉ダム、佐久間町の佐久間堰堤並びに佐久間ダムあるいは水窪の水窪ダムあるいは春野町の中部電力関係の発電所等々、大地震に対して手のつけられない存在
○斉藤(正)委員 私は、ただいま報告のございました地震防災対策強化地域指定専門委員会の報告について、若干のお尋ねをいたしたいと思います。 報告にありましたように、指定の意義あるいは基準あるいはスケジュール等々については、報告を承り了承いたしたところであります。ただ、この地域の指定が、予想される東海地震のための具体的な対策のスタートでもあるということから考えますと、静岡県は中心地でもございますし、県民挙
○斉藤(正)分科員 これは相手のあることでございまして、片一方がおはようございますと言っても、相手がおはようと言わなきゃ、あいさつにならないわけであります。職員の方があいさつをしても、上司の方がこれにこたえないということになりますれば、明らかにこれは上司の方が人間性が喪失されていると私は思うのです。現に私の選挙区の磐田市の郵便局の集配課長は、組合員が、中にはオスと言うのもありますね、おはようございますと
○斉藤(正)分科員 いまの郵政行政というのが大変困った事態になっているということは、大臣も私も認識は同じだと思うわけであります。問題は、どうしてそうなったかということだと思います。したがって、原因を究明し、一刻も早く労使の関係を正常化し、国民の郵政業務を円滑にしなければならぬというのは、最高責任者の大臣の最大の仕事であると同時に、われわれ国会に籍を置く者といたしましても十分な関心を持ち、あるときは協力
○斉藤(正)分科員 同僚議員のやりとりを聞いていましても、全く木で鼻くくったような回答ばかりでございまして、私は並んでいる郵政省の幹部の諸君にはお答えをいただくつもりはございません。すべてを大臣から伺いたいと思いますけれども、全部承知をしているわけではないと思いますので、必要最小限度において関係幹部の答弁を許します。主査もそのように扱っていただきたいと思います。
○斉藤(正)分科員 この屎尿浄化槽から出る排水については基準が設けられておって、もっとも排水基準といいましてもBODだけのようでございますけれども、百人以下の場合は九〇ppm、百一人から五百人までは六〇ppm、五百一人以上が三〇ppmということで、特にいまお話にありましたように、五百一人以上の場合の三〇ppm、これは設置者が技術管理者を置いて常時監視しなければならぬということのようでありますけれども
○斉藤(正)分科員 いまお答えをいただきまして、二百数十万基が設置され、しかも年々三十万ないし四十万基がふえている、これを利用している者は二千百万人、公共下水道がまだまだきわめて不十分な今日、各家庭が設置する屎尿浄化槽はますます普及をしていくし、またお話にもありましたように、新築の場合は建築基準法に基づく確認申請に含まれていることでありますけれども、衛生思想の普及と言っていいのですか、一種の流行と言
○斉藤(正)分科員 私がこれからお尋ねしたい屎尿浄化槽の問題につきましては、主管する省がどこであるのか、多岐にわたっておりますので、橋本厚生大臣には、厚生省所管であるかどうか私もよくわからないわけです。大変御迷惑だと思いますけれども、当分科会でお願いすることにいたしましたので、懇切丁寧な御答弁をいただきたいと思うわけであります。 特に最近、一般家庭の屎尿浄化槽の普及が広がってまいりました。調べてみますと
○斉藤(正)分科員 いまお話がありましたように、実施しようとする身障者への割引制度は、パーセントからいくと半額だ、そして下肢体幹身障者に限るというようなお気持ちのようであります。私は、身体障害者に対する各種の救済事項が不十分でありますけれども実施をされている事実は、いささか承知をしているつもりであります。今回、高速道路の利用について身障者にも恩恵をというお気持ちは当然であり、結構なことだと思うわけでありますけれども
○斉藤(正)分科員 私は、工事施行者が県であろうと市町村であろうと、指導監督をされるのは建設省だと思うのですよ。懇切丁寧に説明し過ぎたから素人である斉藤正男にはわからぬのだ、わかる人が見ればわかるのだということだと思うのですが、しかし、行政というのは問いに対して簡単明瞭に答えていただくことが一番いいと私は思うのです。そういう建設省の意図を受けて県はやはりやったんですよ。都市計画審議会をやった、だから
○斉藤(正)分科員 本会議もこれあり、私の質問時間は二十四分だそうでございますので、厳守をいたします。答弁側もそのつもりで要領よく答弁をいただきたい。 〔主査退席、青木主査代理着席〕 先ほど同僚議員からは、流域下水道の推進について地元の賛成を取りつけ、反対はないというお話でございましたが、私が取り上げる問題は、残念ながら若干地元にも反対がございますが、その反対の理由は説明不足、手当ての不十分
○斉藤(正)委員 テストフライトのときと、開港後間もなく二カ月、現地の測定では、多いところでは一八ホン、少ないところでも一〇ホン程度違っておりますね。これは権威のある測定ではない、公団がやった測定が一番権威のあるものだ。私は、高速道路の自動車騒音にしても、新幹線の騒音対策にしても、ずいぶん政府とやり合ってきたものであります。どこでもそう言うのです。ほかの人のやったやつは当てにならぬと。しかし、水増しをして
○斉藤(正)委員 それじゃ総裁、結構です。大臣がかわってお答えになったようでございますから。ただ福永さん、ずいぶん歯切れのいい答弁をするあなたが全然わからぬ答弁だ。パリへ行けば国賓でしょうよ、ボンへ行けば国賓でしょうよ。ただ、日本の総理が羽田を立とうが成田を立とうが、日本の国賓じゃないのだ、総理大臣だ。全然認識が違うと私は思うのです。非常に残念に思っております。 そこで、この問題だけでも四十五分かかってしまいますからやめますけれども
○斉藤(正)委員 大臣と空港公団総裁に最初に伺います。 さきには皇太子がブラジル訪問のために飛行機で御出発になりましたし、きょうはまた総理大臣が、先進国首脳者会議出席のために飛行機で御出発になりました。いずれも成田を使わずに羽田からお出かけであります。特に総理大臣は、ツルの一声かカラスの一声か知りませんけれども、成田開港に当たって強引な命令を出した張本人であります。その人が全世界に、安全でいい国際空港
○斉藤正男君 私は、日本社会党を代表し、ただいま重大な事態に直面しております新東京国際空港問題について、福田総理及び関係大臣に質問を行うものであります。 去る三月二十六日、成田における、一部過激派による、航空管制塔への乱入事件及び空港内外での反対派と機動隊との内戦さながらの激突という事態に対し、私は強い憤りとともに悲しみをさえ覚えているのであります。 極左暴力集団のとった一連の行動は、いかなる理由
○斉藤(正)委員 お答えにありましたように、いろいろな対象範囲の拡大に努力をされている中でも、対象者というのが四十年の二十一万から五十一年の十四万に減っている。これは時日の経過が何といっても圧倒的な理由であろうというように思うわけであります。しかし、給付の額は年々改正、向上をされていると思います。いまお話のありました四十年の対象者二十一万、五十一年の十四万というようなものに対比をして、金額ではどのような
○斉藤(正)委員 大臣の見解、私も正しいと思うし、そういうお気持ちで、この一般戦災者の扱い等につきましても熱意を持って対処をいただきたいというように思うわけであります。 三十三年たちましたので、軍人にいたしましても軍属にいたしましても、あるいは準軍属と申しますか、これらに類する、いわゆる国と雇用関係というと余りにも割り切った考え方でありますけれども、そうした関係にありて、援護の対象になっている方々
○斉藤(正)委員 委員長並びに同僚各位の御理解をいただいて、差しかえて参りました。 私は戦争の犠牲によって多くの方々が大変な御苦労をなさったことに対し、特に軍人軍属あるいは準軍属といったような方々に対する援護の手が、必ずしも十分でないにしても今日いろいろな立法措置がとられ手当てが行われている中で、問題になっております非戦闘員という言葉が的確であるかどうかわかりませんけれども、いわゆる一般戦災者に対
○斉藤(正)委員 国鉄総裁にしてみれば、そう言明してしかるべきだと思います。わずかな危険性でもあると言ったらこれは大変なことになるわけでございますから、私もまたそれを信じていきたい。 しかし、ここでひとつ伺いますけれども、昭和五十一年度に新幹線は一体何本運休したか、六十分以上——もっとも最近博多開通に伴って一時間五十九分までの遅延は払い戻しをしなくなりましたから、本当は一時間五十九分と言った方がいいかもしれませんけれども
○斉藤(正)委員 事故らしい事故は三件しかなかったのだ、あとは運転阻害あるいはさらに災害といったようなことから起きたことだ、なるほど国鉄が発表した資料によりますと、そういうことが明確に出ております。しかし、いずれにいたしましても、私の調査によりますれば、これらをひっくるめてここ十年間の統計を見てみましても、四十二年に七十六件であったものが四十三年、七十八件、四十四年、八十八件、四十五年、やや減って七十件
○斉藤(正)委員 国鉄が有史以来の財政的ピンチに襲われて、国民のだれしもが、いまの国鉄をどうしたらいいのか、運賃あるいは料金の値上げに反対をしている国民といえども、国鉄をこのままにしておいていいというような考え方の人はないと思います。まして国権の最高機関である国会が、もろもろな国民の意見を集約する中で、国鉄再建のために全力を投入しなければならない責任はきわめて大きいと思うのであります。特に、たびたびの
○斉藤(正)委員 同じ資料を私もちょうだいをいたしておるわけでございますけれども、昨年に比べますと出火件数において四四%の増、内訳を見ますと建物について二〇%、林野については八一%、その他について七九%というようなことであります。いずれも大変ふえている。自然現象等もあったということでございますが、特に死者について見ますと、昨年一〇〇に対して一一九ということで、これはそれほどふえた発生件数の倍率に比べれば
○斉藤(正)委員 大体了解いたしましたけれども、自創資金だけでなくて、天災融資法に基づく融資にしても、あるいは農林漁業金融公庫の施設園芸の貸し付け枠に対する貸付金にしても、とにかく一遍、おまえさんの借金はいろいろでこれだけあるから、そちらへ回せということで、実際の天災融資法に基づく使途とかあるいは農林漁業金融公庫の施設園芸の貸し付け枠のものに使われないということが往々にしてあるのですよ。だから、自創資金
○斉藤(正)委員 私は、火災災害について伺いたいと思ったのでありますけれども、せっかく今次の寒干害対策について方針の説明もございましたので、冒頭その点に触れてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。 先ほど津島雄二委員からお尋ねがございました。私は余り津島委員を知りませんでしたけれども、名簿で拝見いたしますと、ごく最近まで大蔵省にお勤めになって、本来ならばそこから答弁をする立場にもあったわけですが
○斉藤(正)委員 私の質問に答えてくれればいいので、私は総合的なことは後から全部聞くのですから、いいんですよ。気象庁として、観測強化地域に指定をされ、設置した機器が作動し、かなり濃密な測量も行われているわけなんで、たとえばひずみ計の問題等はあのままでいいのかどうなのか、そういうことを聞いているんですよ。総合的なことはまた総合的な役所がありますから、そこからも聞きますけれども、あなたの管轄内では現状で
○斉藤(正)委員 観測を強化し、データを正確につかむ以外に方法はない、そのとおりだと思いますけれども、率直に言って、何十億かかろうと、何百億かかろうと、気象庁はできることならこの程度の観測機器なりシステムなり担当官なりが欲しい、予管外がとれる、とれないは別ですよ、最低限この程度の機器、それに伴う予算、人員、あるいは機構等で、率直に言って欲しいものは何ですか。
○斉藤(正)委員 高橋委員の後塵を拝して、同種の問題でありますけれども、角度を変えてお尋ねをいたしたいと思います。 まず第一に、気象庁に伺いますけれども、いまの問題になっております駿河湾地震といいますか、東海地震といいますか、東南海地震といいますか、呼びようはいろいろあるようですけれども、いろいろな学説の中で、今日ただいまから、先になっても三十年以内には、大小は別として、かなりの地震が起きるだろう
○斉藤(正)委員 ちりも積もれば山となるということわざもあるのです。そんなささいなものをということでなくて、大臣からもお話がありましたように、普通の一般会社ならばすでに数十回破産宣告を受けている企業だということから考えますれば、三度の御飯を二度にしても相努めなければ国民の前に申しわけないと考えるわけでございまして、ぜひそういう態度で臨んでいただきたいと思うわけであります。 そこで、大臣の、百年の歴史
○斉藤(正)委員 大臣並びに総裁の決意の一端を伺ったわけでございますが、今国会では、残念ながら短時間でありますけれども、野党といえども対案を提示して、そして連日の質問で明らかなように、きわめて積極的な前向きな、しかもやろうと思えば実施可能な具体的な提案をしているわけですが、先ほどの三浦委員の質問等を承っておりましても、所属党派が何党であろうとも真理は一つなんだ、正しいものは正しいのだ、やらなければならぬものはやらなければならぬのだという
○斉藤(正)委員 最初に、通告も何もしてありませんけれども、大臣並びに総裁ならば当然お答えをいただける総論的な問題について伺いたいと思います。 委員各位から積極的な前向きの提案を含めて、各党がそれぞれ質疑を行いまして、大臣並びに総裁からの御答弁も、長い経験ではありませんけれども、私も運輸委員会に所属をしてたびたびこの種の審議に参画をいたしましたけれども、いままでの運輸大臣や国鉄総裁の答弁とはかなり
○斉藤(正)委員 不完全であるかどうか知りませんけれども、われわれのところには政府当局からちょうだいした資料があるわけです。インボイスそのものが。この正否あるいは正誤、正しいか間違っているか、確認すらできないわけですね。一方では政府の提出した資料が手元にあるのに、その資料が正しいか間違っているかということの確認ができないということになると、われわれに提出した政府の資料はいいかげんなものだ、こういうことにもなりますね
○斉藤(正)委員 そういうことを聞いているんじゃないのですよ。私の要求した資料を出せるか出せないかと、いろいろごたごた言っておりますけれども、間接的には出せないということを言っているのでしょう。
○斉藤(正)委員 関連して。私の要求した資料が出せるとも出せないとも決着がつかない。なお、理事会が継続審議ということでございます。そこで、理事会へも何らかの報告は大蔵当局からされた。私のところへも公式、非公式にいろいろな接触はありました。今日なお大蔵省としては結論が出ていない、こういうことでございましょうか。いままでのことで勘弁してほしいというのですか。どちらですか。
○斉藤(正)委員 稻葉大臣、あなたはロッキード事件の真相究明に当たって、不偏不党、真実一路邁進していることは私も承知をいたしております。ただ、認識において私と若干違う点は、いつか私の質問に答えて、炭坑節じゃないけれども、一山二山三山越えなければならぬ、田中前首相が逮捕されたときに、ようやく一山越えたところだというような意味の発言をされました。あなたの一山二山三山という一山は丸紅であり、二山は全日空であり
○斉藤(正)委員 認識の違いといいますか、解釈の違いで、いろいろに言いようはあると思うのですけれども、国鉄再建があなたの頭の中から離れない、よくわかります。私も衆議院運輸委員会の末席を汚す委員の一人として心を痛めております。そのことと、あなたがああしたごたごたに巻き込まれて、というよりも、むしろ中心勢力の一人かと思いますけれども、行動をとられたということは別だと思うのですよ。それじゃ、三木を倒せば、
○斉藤(正)委員 最初に木村運輸大臣に伺いたいと思いますけれども、昨日は終日、御出席をいただきましたのに答弁の機会がなくて手持ちぶさただったかと思いますが、きょうは最初にひとつ。 大臣が在任中の事件ではありませんけれども、世紀の大疑獄と言われるロッキード汚職事件が御承知のような状態になっているわけでございまして、今日、所管大臣として感無量なものがあると思うわけでございます。運輸行政、特に航空行政が
○斉藤(正)委員 言いようによっては心情的には、やきもきという気持ちもあるけれども、また一面、泰然自若として動じていないという言い方もある。全く距離のある表現でありますけれども、これは本事件の重要性にかんがみ、あなたの気持ちを率直に言うと、一面は、やきもきしているけれども、一面は、そんなにやきもきしたってしょうがない。この際、落ちついて厳正公平な当局の捜査を待つという気持ち、人間稻葉として私はその二面
○斉藤(正)委員 あなたは、いろいろなところで、いろいろな物を言っておりますけれども、非常に重要なことは、八月末には捜査本部を解散し万歳、乾杯としたいものだ。大相撲九月場所の中日前日、これは九月十七日ですね、千秋楽の前日、これは九月二十四日ですけれども、この切符を二ます買ってある。そこで、検察首脳七人衆と相撲を見ながら乾杯をしたい、こういうことも言っておられますけれども、八月末には捜査本部を解散して
○斉藤(正)委員 法務大臣に伺います。 田中前総理が先月二十七日に逮捕されて、きょうでもう十五日、その後、事態は全く進展していない、膠着状態。逮捕者が出たということが別に真相解明が進んだとは私は思いませんけれども、何かこう厚い壁にぶつかって新しい事態の解明が進んでいないというように思う。その壁は何ですか。ずいぶん、そのうちにそのうちにという思わせぶりな発言も公式、非公式を問わず、あったわけですけれども