1955-10-07 第22回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第9号
○参考人(押野芳夫君) 私の先ほど申し上げました和牛、豚、あるいは綿羊も同様でありますし、鶏までこれの利用価値があるのではないかと申し上げましたのは、もちろん旧来の牧野と言われるものは、今までの粗放な和牛の飼い方、子供も生産も隔年にやるようなことでありますならば、岡山の千屋というあたりがそういう状況だったのであります。そういうやり方ですけれども、今後の和牛も単に役畜というような考えではだめではないか
○参考人(押野芳夫君) 私の先ほど申し上げました和牛、豚、あるいは綿羊も同様でありますし、鶏までこれの利用価値があるのではないかと申し上げましたのは、もちろん旧来の牧野と言われるものは、今までの粗放な和牛の飼い方、子供も生産も隔年にやるようなことでありますならば、岡山の千屋というあたりがそういう状況だったのであります。そういうやり方ですけれども、今後の和牛も単に役畜というような考えではだめではないか
○参考人(押野芳夫君) 広島県の押野でございます。 国土の利用の増進のために草の改良ということを盛んにするということは、もう今更言うまでもないと私は思っておるのですが、土地の生産性を増すということは日本の農業のこれは宿命的な問題であるとともに、もう一つ考えなくちゃならないことは、対人口の収入、生産量ということを頭に入れてやらなければ国際の競争に負けるんじゃなかろうか。要すれば、一人当りの収入はどうなっているかということを