○押谷委員 この裁判官弾劾裁判所と訴追委員会の関係は、ほとんど関連のある仕事なんですが、この予算、決算を見ますと、大体同じようなのです。弾劾裁判所と訴追委員会の予算も、また決算も、よく似た数字でありますが、事件が一件もなかった弾劾裁判所のほうが二百万円くらい多くなっております。これは多くなるのも、事務機構等を考えれば決して高いというわけではありません。私はこのままで正当であると認める考えではありますけれども
○押谷委員 裁判官訴追委員会の事務局長にお尋ねいたします。当該年度、三十九年度に、訴追委員会として取り扱われた事件数は何件ですか。
○押谷委員 ごく簡単に、裁判官弾劾裁判所の事務局長にお尋ねいたしますが、この当該年度、昭和三十九年度にお取り扱いになった事件数は何ほどですか。
○押谷富三君 私は、自由民主党を代表して、ただいま大蔵大臣から概要説明のありました昭和三十九年度の歳入歳出の決算報告に関連いたしました二、三の事項につきまして、この機会に政府のお考えをただしておきたいと存ずるものであります。 御承知のごとく、憲法第九十条、財政法第四十条には、国の決算は、会計検査院の検査報告とともに国会に提出をせなければならぬことになっておりますが、この国会に提出をする取り扱いにつきましては
○押谷委員 ただいまの御答弁でも明らかでありますが、いま地方財政は大きな危機に当面しており、それらの危機の原因は多種多様であって、いろいろな多角的な原因が地方財政に影響いたしまして、今日の危機を招いておるものと思います。したがって、この地方財政の赤字につきましての対策というものは容易ならぬものである。これに対して、自治省としてはいろいろ行政指導にも苦慮をいたされておると思うのでありますが、この赤字財政
○押谷委員 この地方財政の赤字原因につきまして、ただいま一部御説明があったのでありますが、東京、大阪等の大都市をはじめとして、赤字財政をかかえている市町村その他の関係において、いま税収入の関連における赤字財政の原因がそこにあるごとく御説明になったのでありますが、昭和三十六年から大体三十八年度までの国の税収関係は、むしろ自然増収という形において決算にあらわれているのが今日までの常識でありました。四十年度
○押谷委員 簡単に、気づきました二、三の点について、お尋ねいたしたいと思います。 まず、最近における地方公共団体の財政の赤字、財政の危機の問題でありますが、私の手元にいただいております自治省からの資料によりますと、三十六年度以降、急カーブを描きまして、地方公共団体の財政は危機を告げております。都道府県の実質収入について見ますと、その赤字額は、昭和三十六年度においては、一つの団体でありまして、八千三百万円
○押谷委員 お手持ちの外務省所有の絵だけではやっぱり不足です。文部省は毎年買うのです。展覧会のあるごとに、文部省お買い上げというのがあるのですよ。国の金でどっさり買うて、そうして倉庫の中に寝かしているのです。もったいない話なんです。これを利用せいということが私の希望であり、大臣折衝で、文部大臣と外務大臣が話をして、そうして国のものだから、文部省はなわ張り根性を持たずに、これは外務省に貸すのがほんとうだ
○押谷委員 これも大臣にお尋ねをしたいと思っておったことですが、私のは事務的な問題でありまして、わずかな事務的な御努力をわずらわすことによって、在外公館の要望にこたえ得るような問題であります。それは、私が昨年の夏ロンドンへ参りました際に、ロンドンの大使館で大使の口から私に要望をされた事柄であります。それをここで反復してお伝えをしようということでありますが、多分官房長もあるいは大臣も、たびたびロンドン
○押谷委員長代理 次に、国有財産の増減及び現況に関する件について調査を行ないます。 本日は、本件調査のため、宮城県知事高橋進太郎君、山形県知事安孫子藤吉君、上山市助役鈴木啓蔵君の三名の方々に参考人として御出席を願っております。 参考人の方々、本日は御多用中のところを御出席をいただきましてまことにありがとうございました。 なお、参考人の発言は、委員長の許可を得て行なっていただきますから、さようにお
○押谷委員長代理 了承しました。
○押谷委員 直接売買されたのはこれで調査を終わっているという印象を受けて、われわれは承りますが、ワンクッションどこかに入る、たとえば大きな不動産会社にそれを入れて、その不動産会社から回って高級職員に譲り渡されたというような、ワンクッション入るという取引は、これはお調べになりましたか。あるいは取り調べの対象にはいたしておられないか、伺います。
○押谷委員 どうもことばじりをとるようでありますが、昨日出されましたこのリストの中で、古くから地上権を持っている者を除いたということはわかりますが、あなたのことばの中に、一般と同じものはこのリストに載せておらぬと言われたのです。そうすると、このリストに載っているのは一般と同じものでなくて、特別な扱いをしたような響きがあるのです。これはこのリストに載せていいか悪いかということを私も相談を受けたのですが
○押谷委員 私は、目下重大な問題となっております国有財産の処分に関する問題につきまして、国有財産局長、専売公社の皆さん、並びに会計検査院の方々にお尋ねをいたしたいと存じております。 この国有財産の処分というものが、いま非常に大きく取り上げられまして、新聞にも、ラジオにも、テレビにも、もうチャンネルを回せば必ずそれが出てくるくらいに取り上げられているのでありますが、こういう問題につきまして、私はいろいろな
○押谷委員 先ほどから、具体的に勝澤委員、田中委員、山田委員その他からいろいろお尋ねになったので、私もよくわかったのでありますが、ここで詰めておきたいと思いますることは、交換をするときに、公社としてもらうものと、公社として与えるものとのこの二つは等価でなければなりません。同じ価格でなければならない。したがって、同じ価格であるということを調べるのには、十分に関係その他の調査をしておられると思いますが、
○押谷委員 それでは、三十一年から今日まで出された七件について、この処分の形式は全部物と物との交換という形をもってなされておる。売買という形のものはほかにありませんか。
○押谷委員 関連でお尋ねをしたいと思います。 専売公社の手持ちの不動産を役員あるいは高級職員に譲り渡された関係につきまして、手元にリストをちょうだいいしております。これは三十一年から大体三十九年まで、小林さんも入れて七件じゃないかと思うのですが、そのほかにはありませんか。これだけですか。
○押谷委員長代理 お答えいたします。 参議院におきまして小委員会をつくっているのは、いま御発言のとおりであります。しかし、参議院につくったからといって、この重要問題を少数の人にゆだねて審査をするよりも、やはりもう全員の方々がこの国有財産の大問題についてはしっかりお取り組みを願う、またその審査段階におきまして、参議院で国会対策委員長を調べたということもあれば、衆議院のこの決算委員会におきましてそれを
○押谷委員長代理 昨日、国有財産関係につきまして、小委員会設置の要望があり、相談をいたしたのでありますが、この問題は非常に重要な問題でありまして、自由民主党といたしましても全員前向きに、しっかりこれに取り組むということについてはずれも賛成をし、激励を受けているのであります。しかし、国会の運営につきましては、やはり党にはそれぞれ機関がありますから、それぞれの機関にはかりまして、小委員会を設置するかどうかを
○押谷委員長代理 これより会議を開きます。 本日は、委員長が所用のためおくれまするので、その指名により、私が委員長の職務を行ないます。 昭和三十八年度決算を議題といたします。 本日は、日本専売公社関係につきまして審査を進めます。 質疑の通告がありまのです、これを許します。勝澤芳雄君。
○押谷委員 これはたばこ生産者との関係もあると思うのですが、一年間に専売公社で見込んでおったたばこの売れ行きが五億本も少なくなっておる。それだけ消費が少なくなっているという事実と、葉たばこの生産量との関係は、この事実を見て、どうなっておるのですか。
○押谷委員 日本専売公社の収支の関係につきまして、お尋ねをいたしたいと思います。 もう御承知のように、専売公社はいま大きなライトを浴びております。大きくクローズアップして、世間の注視の的となっておるのでありますが、たまたまかようなときに、専売公社の歳入歳出につきまして、決算委員会の議題になっておるのでありますから、そこで、私も一応は確かめるべきものは確かめておかなければならぬと存じまして、お尋ねをするのであります
○政府委員(押谷富三君) ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましては、その御趣旨に沿いまして、誠意をもって検討の上、努力をいたします。
○押谷政府委員 お尋ねの基本的な問題は、やはり試験地獄に対する対処、それからくる入試の抜本的な対策、大体こう私は解釈をいたしておるのでありますが、学歴偏重その他の関係は、単に教育だけではなくて、いろいろ社会の諸情勢に関連を持っているのでありますから、大きく総合的な研究をし、判断をせなければならぬと考えております。また、入試の制度につきまして、試験地獄解消というこの点に立っての考え方におきましても、諸外国
○押谷政府委員 御承知のように、従来から大学の入試関係につきましてはいろいろ問題はありますが、抜本的な対策はどうかというお尋ねにつきましては、いまだお答えを申し上げる段階に達しておりませんので、文部省としては鋭意研究をしている、そして欠けてあるところは大いに研究の結果是正をし、またいまの入試制度につきましても、改むべきは大いは収めなければならぬ、こういう前向きな考えを持ちまして研究をいたしておる、抜本的
○押谷政府委員 御質疑の内容はきわめて重大なことでありまして、文部省におきましても能研の関係あるいは各大学の入試の実施状況その他を考えましてそれぞれ研究をしなければならぬ、多角的な研究の余地はあると思うのでありますが、目下この問題につきましては慎重に研究をいたしたい、検討をいたしたいと存じている段階にあるのであります。
○政府委員(押谷富三君) 学生会館の管理につきまして、相当研究をせなければならぬ余地もありまするので、これが討議の課題となったことは間違いありません。しかし、いまおっしゃったような事柄は火のないところから出た煙でありまして、さような事実はありませんです。
○政府委員(押谷富三君) とにかく現実といたしまして一つだけ取り残されているというこの事実は間違いないのでありまして、この現実に対処して前向きに検討をし、早い時期に公庫公団方式に改めて、ほかのもとの均衡のとれたアップをいたしたいと、こう考えておるのであります。
○政府委員(押谷富三君) 学徒援護会の職員の給与関係につきまして、育英会の特殊法人のものとの比較において、多少低いということは、これはそのとおりでありますが、全体から見まして、たとえば国家公務員と学徒援護会の職員との給与水準を比較いたしてみますと、援護会の職員のほうがおおむね上回っているのでありまして、その上回っている率、あるいは額につきましては、それぞれの職種でありますとか、比較をされる国家公務員
○押谷政府委員 ただいま舘林農林政務次官からお答えがございました。これも重要な問題でありますが、ここには議員提案等の関係もありまするので、舘林政務次官のおことばのごとく、ただいまはそういう意見はございませんが、しかし十分研究をいたしたいと存じております。
○押谷政府委員 きわめて重要な問題でありますから、足鹿委員の御意見のごとく、重ねて三省協議会の議に付しまして大いに検討をして、御意思に沿うような方向に進めたいと存じております。
○政府委員(押谷富三君) お説につきましては、今後、現地の要望等も考慮をし、厚生省とも協議をいたしまして、よく前向きな検討を遂げたいと存じます。
○政府委員(押谷富三君) この問題につきましては厚生省ともよく相談をいたしたのでありますが、原則として現地の御要望にこたえまして、こういう処置をとるに至ったのであります。したがって、現地のほうからさような要望はいたさないという状況になってまいりますれば、御発言のごとく処置をいたすこともあり得ると思いますが、基礎は現地の御要望にこたえた、こういうことが理由であることを御承知を願いたいと思います。
○政府委員(押谷富三君) 政府で言おうとするところを小林委員におかれてすべておっしゃいましたが、そのとおりでありまして、東北大学の教育学部の卒業生は宮城県内にとどまらない。 〔委員長退席、理事二木謙吾君着席〕 また、他の方面に多く流れますから、先生として、教職員として教べんをとってもらう歩どまりがすこぶる悪い。そこで、これを切り離しまして、宮城県の教育大学として教職員専門に、教育学専門にやることによりまして
○政府委員(押谷富三君) 小林委員のおことばにありましたように、教員を確保するためには、その量と質と両面において考慮をせなければならぬというおことばがありましたが、まことに質と量と両面においての考慮を払っているのが現状でありまして、東北大学といった総合大学の中において教育学部を置き、そこを卒業せられた先生方が非常に優秀であることはもちろんこれは認めているのでありまして、そういう先生を教育界に求めることもまことに
○押谷政府委員 この青少年の局の関係につきましては、ただいま川崎先生からのお話のとおりだと思います。また、オリンピックの選手村のうちの六棟を大蔵省の国税局で使うという経緯につきましては、最終決定をいたされたのは、二月に入ってからの話し合いであったように存じております。たしか政調の方々も一応了承をされて、そして、やむを得ない、そうしようかということできまって、しかしそれは必ず後日この総合センターに出資
○押谷政府委員 川崎委員のおことばのごとく、この代々木選手村が森林公園になる予定であり、そこが青少年の心身鍛練の場所として好個の場所であり、またこの問題の建物もオリンピックの選手村という歴史があり、由来がしみ込んでおる建物でありますから、ここを総合センターとして利用するということも好個の場所でありまして、この付近は、先刻も申しましたように、こういう特殊な雰囲気、空気がただようているところでありまして
○押谷政府委員 御審議を願っておりますオリンピック記念青少年総合センターの建物なりその場所は、御承知のように代々木の選手村のあとでありまして、これは記念すべき東京オリンピックの選手村という歴史もあり、由緒もあるのであります。またその付近一帯は、御承知のように森林公園になる予定になっておりまして、その全体の計画から申して、その建物の性格からいけば、ここを青少年の心身修練の場所といたしまして、総合センター
○政府委員(押谷富三君) お説のごとく、そういう方向に進むために一つの段階として保存会をつくることを慫慂いたしておるような次第でございます。
○政府委員(押谷富三君) この著作権の保護間期というものは、大体、著作権の性格が最近の国際情勢ではすべて国際的になってきておりまして、日本の著作権が外国において保護をされて、また外国の著作権を日本が保護をするという、一つの相互的な国際的な状況においてこの制度が行なわれている今日でありますから、そこで日本の学術、技芸、美術その他の文化についての著作権について外国で保護をしてくれるのがおおむね五十年であるというこの
○政府委員(押谷富三君) お説ごもっともなところでありますが、大体、先進国の立法例は全部五十年であり、アメリカもいま五十年というところで立法をいたしておるようでありまして、日本も世界の条約に加わり、世界の文化の仲間入りをして、そうして世界の創作者の権利を保護するという場合において、日本だけが特に短い期間をという考えを持つことにつきましては、よほど慎重に考慮をせなければならぬ、こういう考えを持っておりまするので
○政府委員(押谷富三君) 著作権の保護制度の目的は、笹森先生御承知のごとく、文芸、学術、美術、音楽の著作権の創作者に対する財産的な保護を与えようというのが一つの目的でありますし、また他面において、学問、芸術、文化の向上発展に資するという公共的な目的も加わっているのであります。そこで、著作権の期間、権利の期間につきましての定めにおきましても、やはりその他の制度の内容におきましても、この私権の保護と公共