2002-04-23 第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
○参考人(戸田二郎君) 今、大脇先生の方から言われましたように、最低賃金法の中で障害者の適用除外というのがありまして、これはずっと現在もあるわけでございます。障害を持つことによって最低賃金、重度の障害を持つ人たちには最低賃金を支払わなくてもよいという、こういう法律が現にある。これは、近年の欠格条項の見直しの流れの中においても非常に不当なものだというふうに思っています。 働いている人たちの権利を守るために
○参考人(戸田二郎君) 今、大脇先生の方から言われましたように、最低賃金法の中で障害者の適用除外というのがありまして、これはずっと現在もあるわけでございます。障害を持つことによって最低賃金、重度の障害を持つ人たちには最低賃金を支払わなくてもよいという、こういう法律が現にある。これは、近年の欠格条項の見直しの流れの中においても非常に不当なものだというふうに思っています。 働いている人たちの権利を守るために
○参考人(戸田二郎君) 西川先生の言われるとおり、地方自治体との取組の強化というのは大切だというふうに思っています。 現に今年から、私が住んでおります岐阜県の方は一つの試みが行われております。これはほかの自治体でもあるというふうに聞いておりますけれども、障害者の雇用の達成企業に対しては、行政が発注する仕事に関しては一定の配慮をするというか、障害者の雇用を継続させていくために、この不況下において障害者雇用
○参考人(戸田二郎君) 私は今、障害者小規模作業所、いわゆる無認可の作業所でございますが、これの所長ということで代表的な立場を務めさせていただいています。そして、もう片方では、私が、いわゆる自営業、総数五人ぐらいの小さな印刷関係の会社の代表も務めています。そちらの方は、私を含めて障害者が三人、健常者が二名というこういう構成で、小規模作業所の方は、障害者が二つの場所でほぼ二十名ぐらいが今働いているという