1966-06-23 第51回国会 参議院 文教委員会 第24号
○参考人(戸村政博君) 私は先日こちらに参りまして報告を聞いておりますときに、審議会に回された法案・がそのときの時点で二百九十一もあるということを聞きまして、ほんとうにびっくりいたしました。これは議会が私たちの法律を審議するという権利を放棄したことにはならないだろうかということをたいへん心配いたします。ですから、ほんとうならばこういう審議会で決定されないことを私は心から願います。
○参考人(戸村政博君) 私は先日こちらに参りまして報告を聞いておりますときに、審議会に回された法案・がそのときの時点で二百九十一もあるということを聞きまして、ほんとうにびっくりいたしました。これは議会が私たちの法律を審議するという権利を放棄したことにはならないだろうかということをたいへん心配いたします。ですから、ほんとうならばこういう審議会で決定されないことを私は心から願います。
○参考人(戸村政博君) 私は建国記念日が正しく私たちの国家の方向を導くような日であることを念願するのであります。そういう意味で、そういう根拠からして、二月十一日を反対しているのであります。それでありますから、私たちの新しい憲法の与えられました日として、五月三日を建国の記念日とし、このためにその日ごとに新しい日本の歩みを、国民全部が覚えることのできるような日でありたいと願っております。
○参考人(戸村政博君) 私たちは日本キリスト教団におきまして、数年来この紀元節を復活する傾向に対しまして、教団をあげまして反対の意見をたびたび表明し、また、同じ趣旨の各団体と連合の行動をとってまいりました。いま四つの点をあげてこの法案に対する反対の意見を述べたいと思います。 第一は、これまでの歴史によってみれば、紀元節が大日本帝国憲法の記念日その他の行事を通して、軍国主義、あるいは超国家主義の宣伝