1978-07-06 第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第36号
○戸塚説明員 五十二年産米につきましても同様の方式によりまして四%の値上げということで、物価、賃金の動向ということも考えなければならぬ事柄でございますが、ことし特にその要素を改めることは、いま申し上げました需給状況の中で適当でないと判断をしたわけでございます。千人未満ということでございますと、これは事業所単位ということでございまして、特に事業所単位ということになりますれば相当の大企業のものを含んだ平均賃金
○戸塚説明員 五十二年産米につきましても同様の方式によりまして四%の値上げということで、物価、賃金の動向ということも考えなければならぬ事柄でございますが、ことし特にその要素を改めることは、いま申し上げました需給状況の中で適当でないと判断をしたわけでございます。千人未満ということでございますと、これは事業所単位ということでございまして、特に事業所単位ということになりますれば相当の大企業のものを含んだ平均賃金
○戸塚説明員 家族労働費でございますが、これは前年も五人以上千人未満ということで採用しております。農業団体が、五人以上千人未満ということじゃなくて、そこは無制限にせいという御要求をしていることは存じておるわけでございますが、ことしのような需給状況で、先ほど申し上げました必要量生産費というような考え方まで採用しなければならぬような需給状況のときに、特にここをさらに改めることにつきましてはいかがかということで
○戸塚説明員 五十三年産米の政府買い入れ価格につきまして、本日十時から米審が開かれておりまして、諮問案を目下説明中でございますが、この諮問案につきまして御説明をさせていただきたいと思います。 お手元にお配りをいたしておると思いますが、「諮問」という紙がございまして、「農林水産大臣 中川一郎」ということで「昭和五十三年産米穀の政府買入価格について、米穀の需給の均衡を図るための対策が行われている需給事情
○説明員(戸塚金郎君) 先生おっしゃられますように、十時までに事務的にお届けできないという理由はございませんので、まことに申しわけないと思います。至急取り寄せまして配付いたします。
○説明員(戸塚金郎君) 答申そのものにつきましては、至急取り寄せて配付させていただきます。まことに手続がおくれまして申しわけございません。 「やむを得ない」という事柄は、先ほども申し上げましたように、「生産事情其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ、」という、その参酌の仕方の問題だというふうに考えるわけでございまして、昨年決めた生産奨励金を上乗せをするという方式で今年も引き続いてやるということが、ことしの生産事情
○説明員(戸塚金郎君) ただいま先生のお尋ねの件でございますが、四条ノ二の二項に定めてございますのは、昭和二十五年、二十六年産の麦の政府の買い入れの価格を平均して得た額に農業パリティ指数を乗じて得た額を下らざるものとしてということで、ここは下ってはいかぬということでございまして、「其ノ額ヲ基準トシテ麦ノ生産事情其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ」云々ということでございまして、米審の御意見もございまして、五十二年産麦価
○戸塚(金)政府委員 本年の生産者米価の取り扱いにつきましては、まだ具体的に決めておりませんのであれでございますが、食糧管理法の規定に基づきまして米価審議会の意見も聞いて適正に決めるという考え方で基本的には考えております。 ただ、この場合、先生御承知のような需給事情でございますので、かつ、ことしから十カ年計画で昨年に倍するような転作をしなければならぬという需給事情は十分頭に置いて考えなければならぬとは
○戸塚(金)政府委員 十九、二十日の前広米審のときには、先ほど申し上げましたように、生産、流通あるいは需給の諸状況について御議論をいただくということでございまして、特に諮問をいたすわけでございませんので、米価に関します本格的な本米審は七月上旬ということでございます。そしてまた、その時期になりませんと米価の基本的な諸データというものが相整いませんので、この十六日に終了されます国会までには米価に関します
○戸塚(金)政府委員 米審の日程は、先日閣議後の記者会見で大臣がお話しになったわけでございますが、まず第一に、この十九、二十日の両日に米価の前広議論ということで米審を開きまして、米価の前提になります生産、流通あるいは需給の諸条件について御議論をいただくということを考えておるわけでございます。 それから、麦の政府買い入れ価格につきましては六月二十二日に米審を開催をするということでございます。 なお
○戸塚(金)政府委員 ただいま先生御質問ございましたえさの特別立法でございますが、四十八年の四月に議員立法でえさの売り渡し価格等に関します臨時特例の法案が出たわけでございます。これはむしろ、その当時のえさ価格の急激な暴騰に対処して、米を特別に安く払い下げるという趣旨のことでございまして、そのときは限度がございまして、四十万トンということで一万八百円の価格で売ったという経過でございます。過剰米処理の全体
○戸塚説明員 男女込みの問題につきましては、先ほど申し上げましたように、生産費調査そのものには、稲作の作業時間で男女別に作業がつかまれておりますので、本来で言いますと、男女込みということでなくとも男女別にはじかれるわけでございますが、従前からこれは男女込みではじかせていただいているということでございます。 それから、企画管理労働でございますが、従前、企画管理労働につきましては先生御指摘のようなことで
○戸塚説明員 お答えをいたします。 最初に、五人以上千人未満をなぜとるかということでございますが、これは前年も同じことでございまして、私どもことしの米価をはじきますときに、前年方式に準拠していくという基本的な考え方でやっておりますので、現在のような米のこういう需給基調の中で、特に今年、前年方式を変更するということはやや問題があろうかということで、前年方式に準拠したということでございます。 それから
○戸塚説明員 昨日米審に諮問いたしました五十二年産米価の諮問とそれの試算値につきまして御説明を申し上げます。 お手元に配付されています資料に基づいて御説明を申し上げたいと思うわけでございます。 まず最初に、「諮問」でございます。 諮 問 昭和五十二年産米穀の政府買入価格について、米穀の需給関係を勘案するとともに、生産費及び所得を考慮して定めることにつき、米価審議会の意見を求める
○戸塚(金)政府委員 いま申し上げました手数料は大体二%前後でございますから、口銭としては必ずしも適正を欠くということはないと考えております。いまおっしゃられたのでござますが、故麻袋は御承知のように米屋さんの店頭で発生するわけでございます。それを集めてまいりまして修繕するところまでは修繕屋さんの仕事でございます。それを今度は買いまして、三百十幾つかの農協にきちんと米が集まりますまでの間に計画的に配布
○戸塚(金)政府委員 お答えいたします。 食糧庁がホクレンがそういう不公正な取引条件を行っておるという事実を知りましたのは、公取の事務局の方が五十一年六月の半ばごろ事情聴取においでになりましたときに知ったのが初めてでございます。それからどの程度取引が行われておるかということでございますが、いま先生がおっしゃいましたように、大体百六十万袋前後でございますが、さらに申し上げれば、四十八年が百九十九万五千袋
○説明員(戸塚金郎君) 返納に付帯をしていただきます利子は、いま先生おっしゃいましたように八・二五%ということでございますが、被害の著しい農家につきましては一定の基準で利子を減免することになっております。いまおっしゃいましたように、被害率が平年収穫量に対しまして百分の二十以上の郡または市、その中で知事が農林大臣の承認を受けて減収額が百分の三十以上であるという市町村ということで条件をつけまして、その中
○説明員(戸塚金郎君) 米の予約概算金は、いま一俵三千円の概算ということでございますので、米代金から見ますれば約二割弱でございますので、十俵の予約をされた方が二俵出していただければ、一応概算金の返納ができるわけでございますが、仮に二俵でも売り渡しができないという農家のものにつきましては一応現金でお返しをいただく。それは米の納入期限でございます――五月末が期限になっておりますので、来年の五月末までにお
○説明員(戸塚金郎君) いい規格外米の問題につきましては、御承知の先般北海道、東北につきましては二十五日付で買い入れ措置を講じたわけでございますが、それ以外の冷害の地域、あるいは西日本等の台風十七号の被害のひどい地域で発生をいたしました規格外米につきましては、特に西日本の水害地域の方は現在、遅場地帯でもございますので、大部分がまだ立毛中でございます。したがいまして、どういうような規格外の米がどの程度出
○説明員(戸塚金郎君) 被害を受けられました農家に現物で飯米をお貸しするということにつきましては、実務上でございますと、逆に等質等量のものをお返しいただくということに非常に困難な問題がございまして、いま先生がおっしゃられましたように前例としてやっておりません。ただ、従前災害の非常にひどい地域の農家の飯米につきましては、知事、市町村長に食糧庁から直接米を特別売却をいたしまして、その代金を一年延納をするということで
○戸塚説明員 いずれにいたしましても、いま申し上げましたことは限度数量の範囲内の米についてでございますが、限度数量の範囲内の米でございますれば、一応、特に数量を制限してということは考えておりません。 ただ、いま先生がおっしゃられました規格外米と等外米との関係で、最近は規格外米の方は買っておりますけれども、等外米の方は被害県についても買っておりませんので、なおもう少し被害の実態で検討させていただきたいと
○戸塚説明員 まだ被害の実態が十分把握できておりませんので、どのように出回ってまいりますか、量にもよると考えるのでございますが、昨年などは一部の被害県で被害米が出ましてもほとんど自主流通で消化できたというケースもございますし、そういうことでございますのであれでございますが、被害米のそういうものが相当量ございまして、いま申し上げましたようなことで販売残が出ますれば買い入れ措置を考えるという心構えでございます
○戸塚説明員 冷害等によりまして被害を受けた規格外米等につきましては、自主流通でなるべく売っていただく方が、被害農家にとりましても手取りの面から有利になるケースが多いものでございますので、そのように指導はしておりますが、被害激甚地域でたくさんそういうお米が出て、なかなか販売が困難だという向きにつきましては、被害農家の立場に立ちまして買い入れ措置等について検討していきたいというふうに考えております。
○戸塚説明員 買い上げの場合も含めて検討させていただきます。
○戸塚説明員 お答えをいたします。 青森県に台風六号等によりましてある程度の被害米が出ておる。その中で主食等に向きそうなものは、大体いまの状況では二百五十トン程度ではないかというふうに言われておるわけでございますが、いまのところ、十月二十日現在で検査の実績は百トンということになっております。 そこで、それらの被害米につきましては、いま関係者の努力によりまして自主流通に向けるように努力をしていただいておるわけでございますが
○説明員(戸塚金郎君) 酒造用の原料米につきましては四十四年産の、四十四年度に自主流通米が始まります前から政府売却価格はコストでお願いをする、買い入れ価格に必要経費を乗せたコストでお願いをするということできておりまして、したがいまして、四十四年以降自主流通米が始まりましたときにも、最もこの制度になじむのがこの酒米であるというふうな考え方できたわけでございます。そういうことでございますので、酒米の自主流通
○説明員(戸塚金郎君) ビール大麦のことについてちょっと申し上げておきたいと思います。 ビール大麦は生産者と工場とが大体契約栽培的に直接買われておりますので、先ほど渡辺先生がおっしゃられましたような、政府から管理した麦をお売りするというのでなくて、直接買っておられます、工場が生産者から。したがいまして、実際の政府買い入れ価格よりも少し高めに工場が買っておられますので、先ほどちょっと先生計数を間違えておられましたが
○戸塚説明員 具体的な実情が判明いたしましたときには、先生のおっしゃられましたようなお気持ちを体しまして検討させていただきたいと思います。
○戸塚説明員 従前の例でございますると、天災融資法で指定を受けました県でございまして、かつ被害米の出回る量が相当大きいという県を特定いたしまして買い入れを実施するというのが、従前の例でございます。
○戸塚説明員 福岡県のいまの先生の御質問の地域につきましては、被害の実態なりあるいは被害米の発生状況等についてまだつまびらかに把握しておりませんので、状況がわかりました時点で検討させていただきたいと思います。