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511件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1953-07-15 第16回国会 参議院 農林委員会 第15号

○戸叶武君 私この再建整備の問題に対しては農林省の考え方は逆じやないかと思うのです。これは頓服を飲ませて、そうしてまあ何とかやつて行こうというのならばよろしいのですが、この再建整備に当つての何が原因として再建が生れたか、経済局長が簡単に一応述べられましたが、やはり農協自体の中から自己批判が生れ、農林省自身もそれに対する分析をして、その実態を追及しなければならない。私は河野氏が言われたように、農協自体

戸叶武

1953-07-14 第16回国会 参議院 農林委員会 第14号

○戸叶武君 このことを削除、前からなかつたなら別ですけれども、あるものを削除しているというところに私は疑惑を生じさせるし、それから今あつてもやらないのだからという形でなくそれさえ生かしておけば、やはりそこが発火点となつて、いつでも追及し得るこの突撃路がそこに開かれているわけです。それがなければ、このふやけたところの農業共済制度というものの引締め方は私はできないと思うのです。どうしてもその削除に対しては

戸叶武

1953-07-14 第16回国会 参議院 農林委員会 第14号

○戸叶武君 やつぱりこの立法府としての私は見識だと思うのです。少くとも監督に対してはおのずから責任があるのです。今まで青森県なり大分県なり、表面に警察問題を起して来た問題に対してだけ農林省当局から報告がありましたけれども、天下挙げて農業共済に対して非難ごうごうたるとき、而も監督の任にあるべきものがその監督を十分にしなかつたという責任を免れることはできません。なぜその責任に対する追及をゆるがせにしておるのです

戸叶武

1953-07-14 第16回国会 参議院 農林委員会 第14号

○戸叶武君 金子代議士に御質問申上げます。農業共済強制加入の性格を持つている面において、これと監督は不可分の関係にあると思うのですが、今お聞きしたところによると、抜本的な改革案というものは今議会に提出できないというにもかかわらず、監督条項削除したというのはどういうところに理由があるのか、御説明を願いたいのでありまして、勿論我々が農業共済制度抜本的改革と言いましても、社会保障制度発展のプロセスといたしまして

戸叶武

1953-07-13 第16回国会 参議院 農林委員会 第13号

○戸叶武君 私農林大臣にお伺いしますが、農林行政基本施策としての重点がどこにあるかということを私たち今知りたいので、先ほどの委員からも、食糧自給促進法案を出すか、出さないかという質問も一、二そこにかかつておると思うのですが、今予算委員会なりで、或いは総理大臣なり、農林大臣の御意見を承わつていると、極めて熱心に食糧自給の問題に対しては自分たちは考えていると言われておりますけれども、その真意を把握することが

戸叶武

1953-07-13 第16回国会 参議院 農林委員会 第13号

○戸叶武君 併しこの問題は本当に重要な問題だと思うのです。監察とか、何とかいつて農協にでも共済組合にでも行つて一応財務の監察をして、どんちやん騒ぎしておるような監察方式では、いつまでも農民がどういう感覚を持つてこの問題に対処しておるかということはわからないのです。これは農林省だけの弊害ではありませんが、実際私は実態調査を数カ村においてやつております。農林省で以て欲するならば、そういう農家の中に入つてどういうふうに

戸叶武

1953-07-13 第16回国会 参議院 農林委員会 第13号

○戸叶武君 河野委員森田委員が言われた言葉は、共済組合に対して極めて重要なやはり提言だと思います。私は昨日やはり農村末端行つてこの問題を中心として座談会をやつて参りましたけれども、農業災害の問題を中心として、農民が今の共済組合に対する非難というものは実に轟々たるものです。それを運営している責任者から見れば、経費の捻出やらいろいろな不完全なやり方で無理があつたのだと思いますけれども、特に共済会館

戸叶武

1953-07-10 第16回国会 参議院 予算委員会 第13号

○戸叶武君 麦への移行が盛んに説かれておりますが、やはり麦に重点を移すときに、あなたが言われたように副食物というものとの関連性においてこれを見なくちやならんので、そこにおのずから食生活革命がもたらされなければならないというふうに思います。特に畜産との結付きを考慮せずに麦のほうにだけ移行することは極めて危険で、麦食民族における麦食中心とした食生活と、東南アジアから日本にかけての米食を中心とした食生活

戸叶武

1953-07-09 第16回国会 参議院 予算委員会 第12号

○戸叶武君 日本人の食生活において米に偏重していることは確かに改めなければならないし、実際上粉食から更に畜産関係によつて、我々が栄養を取らなければならないほうにだんだく移行しなければならないというのは誰もが持つ常識だと思います。併し問題は政策として今急激に米から麦への転換というようなことが打出されたときに、日本のこの食生活革命というよりは、一つ政府の思いつきの貿易転換によつて、そして米から麦への

戸叶武

1953-07-09 第16回国会 参議院 予算委員会 第12号

○戸叶武君 この食糧輸入の問題に関連しまして、今の政府自立経済重点貿易問題を置かれているのですが、今の御説明を聞くと、何か米から麦への意識的転換を試みているような模様に聞えて来るのでありますけれども、この食糧輸入関係国内需給とやはり通商関係との睨み合せというものが極めて重要ではないかと思うのです。然るに今回の国際小麦協定の動きを見ましても、とにかくアメリカ小麦中心とした食糧品が非常に増産

戸叶武

1953-07-08 第16回国会 参議院 外務・農林連合委員会 第1号

○戸叶武君 イギリスアメリカよりもカナダ、濠州の立場を優先的に考えて、この小麦豊作に対処してカナダ、濠州から小麦を買おうとしているような場合、この食糧需給関連性から小麦問題と同時に日本立場においては当然米の問題が出て来ると思いますが、アメリカ豊作に対処して日本アメリカから大量に小麦を買うという形も一つ考えられるけれども、今までの通商関係においてタイなり或いはビルマなりから日本相当額米を買

戸叶武

1953-07-08 第16回国会 参議院 外務・農林連合委員会 第1号

○戸叶武君 先に食糧庁長官からのお話だと、食糧自給立場以外に通商協定のことを考慮してフリー・ハンドの立場を持たなけりやならんということを言われておりましたが、アルゼンチン以外に小麦その他の食糧問題をめぐつて通商協定可能性があるのでしようか。又そういうものが現実において進行しておるのでしようか。外務省のほうから聞きたいのです。今は食糧庁のほうから話が出たのですが、そういう形で買付を百万トンで抑えておるというような

戸叶武

1953-07-08 第16回国会 参議院 外務・農林連合委員会 第1号

○戸叶武君 この国際小麦協定食糧自給通商二つの面から観察されなければならないと思いますが、それに関してはイギリスが今回の国際小麦協定に参加しなかつたということは非常に大きな意義があるのじやないかと思います。この外務省農林省から発表したところの資料によりますると、協定の定める最高価格が高過ぎるというのでイギリスは署名しなかつたというふうに簡単に結論付けておりますが、これは表面理由がそうであつて

戸叶武

1953-07-06 第16回国会 参議院 農林委員会 第10号

○戸叶武君 政府が行なつた桑の凍霜害対策に対する経費のならし方でありますが、特に桑園凍霜害対策特別講習会の名の下に約三百万円と思いますけれども、それを全養連に流して全販連系統には何らの連絡がなかつたということでありますが、特に栃木県等におきましては、予算関係の八割までは経済連でやつておりますので、それに関して農林省蚕糸局蚕糸課長並びに局長に交渉いたしましたところが、蚕糸課長のほうの答弁といたしましては

戸叶武

1953-07-06 第16回国会 参議院 農林委員会 第10号

○戸叶武君 この問題もやはり焦点をぼかしてはいけないので今までやはり問題になつているのは、現実的において利子の問題だと思うのです。融資の問題、その問題に対して中金のほうの回答というものは、開拓農民においては危険負担ということを考慮しなければならんので、従つて利子が高かつた、又それに対する質問において、そういう危険があつたか、現実にあつたかというと、そういうことは一般の農家と比較してなかつた。むしろ成績

戸叶武

1953-07-03 第16回国会 参議院 農林委員会 第9号

○戸叶武君 この問題を中心として、たまたま中金に対していろいろな質問が出て来ておるのは、今の農村金融中枢機関たるべきところの農林中金のあり方というものは、実にきびしく、単位農協なり、或いは県連段階なりで批判されておると思います。これは日本銀行を初めとして、金融機間の独裁的横暴というものが、これが日本においては官僚機構と結んで非常に甚だしいものがあるので、末端の金を借りるほうにおいては弱者の立場であつて

戸叶武

1953-06-30 第16回国会 参議院 予算委員会 第7号

○戸叶武君 経済外交の点で特に外相に重ねて質問申上げたいのは、戦後における西欧諸国における経済外交技術面が非常に異なつて来ておると思うのであります。私は昨年の十月から本年の一月に亘り、東南アジア各地を視察して参りましたが、経済、文化、政治、特に一つに結び付けてこの新らしい経済外交の躍動を目のあたり見ることができたのでありまするが、それは西ドイツなりスイスなりベルギー、イタリーというような米英に拮抗

戸叶武

1953-06-30 第16回国会 参議院 予算委員会 第7号

○戸叶武君 それではあと廻しにいたしまして、次にこれに関連して、吉田首相及び岡崎外務大臣及び小笠原大蔵大臣はいずれも世界的な輸入制限輸出競争に直面し、経済外交の推進を力説しております。その経済外交というものは抽象的な文字では極めてわかりませんが、如何なる具体的内容を持つているか外務大臣から承わりたいと思います。

戸叶武

1953-06-30 第16回国会 参議院 予算委員会 第7号

○戸叶武君 吉田首相はその施政方針の演説で、日本再建の基盤は経済自立であり、国内にあつて自給度の向上、外に向つては正常なる貿易の振興に最善の努力を傾けると強調しておりますが、これに対して岡野経審長官は、昭和二十八年度の経済規模は、その貿易規模において、輸出が約十二億ドル、輸入は十八億ドル、前年度の規模と大差ないと語つております。この二つの御意見を拝聴して見ますと、吉田首相は、今日においては貿易

戸叶武

1953-05-29 第16回国会 参議院 本会議 第7号

○戸叶武君 私は日本社会党を代表して、凍霜害被害対策に対して、以下数点に亘り農林大臣並びに大蔵大臣に御答弁をお願いいたします。この問題は全国の農民関係がある問題であり、全農民が全身を耳にして聞いている問題でありまするが故に、政府は誠意を以てお答えして頂きたい。  今回の凍霜害被害は、その範囲の広大さと被害の甚大なる点で、最近の記録にない大災害であります。現在においては未だ不可抗力とされている自然界

戸叶武

1953-05-29 第16回国会 参議院 農林委員会 第2号

○戸叶武君 篠田君はあのときに議場におらなかつたので誤解しているようでありますが、私は不まじめであるというのは形式的な態度や何じやないのです。答弁内容がなつておらんということを意味するのです。あんな空漠な答弁は小学校における討論会つてなされません。少くとも国会における権威を傷付けないというのには、態度が不まじめでなくて、まじめに政府なり野党なりがお互いに論議を重ねなければならないときにおいて、今後大臣

戸叶武

1953-05-29 第16回国会 参議院 農林委員会 第2号

○戸叶武君 形式的に主管大臣責任をどうこうといつてたちは追及しようとするのではありませんけれども、やはり参議院の本会議に対する、質問に対する農林大臣の今日の態度というものは、御病気上りということだから御遠慮申上げましたが、非常に不まじめだと思います。而も昨日は非公式な形ではありますけれども、農林大臣関係から質問内容まで大体尋ねて来られたので、あらかじめそれに対するお話も私は病気上りということでしておつたのでありますが

戸叶武

1953-05-29 第16回国会 参議院 農林委員会 第2号

○戸叶武君 私が本会議において緊急質問いたしましたときにも、結局予算の面における大蔵省との折衝が重要な問題であるから、それに対する大体の見通しを示してもらいたいと言つて、又農林大臣の答えというものが非常に曖昧模糊たるものであつて、再質問をやつて、そのとき尋ねたのですが、とにかく一両日待つてくれという形で答弁がなされず、質問終つてもうすでにこの委員会が開かれておつたので、この委員会へ来ましたところが

戸叶武