1998-05-21 第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第15号
○公述人(後藤司郎君) 今、猪股先生が申されましたように、薬価差は私の病院も含めて、額の多い少ないは別として、薬価差がある程度病院の経営を支え、薬価差のおかげで黒字経営であるという病院が多いことは事実であります。ですから、Rゾーン、リーズナブルゾーンが一〇%から五%になった今年度は、薬価差に頼っていない病院でも、相当なダメージとまではいかないまでも経営上苦しさを味わわされることになるだろう、そういうふうに
○公述人(後藤司郎君) 今、猪股先生が申されましたように、薬価差は私の病院も含めて、額の多い少ないは別として、薬価差がある程度病院の経営を支え、薬価差のおかげで黒字経営であるという病院が多いことは事実であります。ですから、Rゾーン、リーズナブルゾーンが一〇%から五%になった今年度は、薬価差に頼っていない病院でも、相当なダメージとまではいかないまでも経営上苦しさを味わわされることになるだろう、そういうふうに
○公述人(後藤司郎君) 確かに先生の御指摘のとおり、そういった問題は我々現場でも非常に悩むところであります。インフォームド・コンセントを十分にやっても、これはそれぞれ育ってきました生活環境、生活上の信念、生活信条、それから人生哲学と申しますか、それからその人たちが信じている宗教によって態様はさまざまであります。 ですから、私たちは尊厳死の問題も含めてできるだけ患者さんの御家族も含めていろいろお話し
○公述人(後藤司郎君) 私は、昭和五十八年に済生会病院という、世の中にはよく税なし病院、税立病院、税あり病院という表現がありますが。そのうちの税なし病院に院長として勤務いたしました。しかし、皆様既に御承知のように、済生会病院は恩賜財団であると同時に社会福祉法人ですが、独立採算を原則として全国に七十幾つの病院があるわけでありますが。財政の問題では、病院経営では皆非常に苦労しているわけでございます。