2013-02-27 第183回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第2号
○参考人(後藤千恵君) 本当に大変な状況にある方、すごく多いんですね。今言われた、いわゆるごみ屋敷という言葉があるように、ごみの中で生活する、普通の人から見ればあり得ないかもしれないんですが、そういう生活しかできずにいる人たちがやっぱりいらっしゃいます。そうした人たちというのは、本当に困っている人ほど自らSOSが出せないんですよね。ですから、なかなか行政の手も届きにくい。そうした本当に困っていて自ら
○参考人(後藤千恵君) 本当に大変な状況にある方、すごく多いんですね。今言われた、いわゆるごみ屋敷という言葉があるように、ごみの中で生活する、普通の人から見ればあり得ないかもしれないんですが、そういう生活しかできずにいる人たちがやっぱりいらっしゃいます。そうした人たちというのは、本当に困っている人ほど自らSOSが出せないんですよね。ですから、なかなか行政の手も届きにくい。そうした本当に困っていて自ら
○参考人(後藤千恵君) 渡邉社長がこうした雇用を始めたきっかけは、会社を設立したのが二〇〇〇年、今から十二年前です。そのころSE、エンジニアは、もう超売手市場といいますか、なかなか集められない状況だったらしいんですね。それで、技術者の人を募集しても、技術の高い人は来ても、何かちょっと人柄に問題があったり横柄だったりやる気がなかったり、どうもいい人が集まらない。そういう中で、素人さんを雇ってみたら、これが
○参考人(後藤千恵君) ただいま御紹介にあずかりましたNHK解説委員の後藤千恵と申します。(資料映写) 今日は、雇用とセーフティーネットの問題につきまして、これまでの取材を通じて、感じ、考えてまいりましたことを個人の意見として述べさせていただきます。 私が今最も深刻だと考えていますのは、現役世代の中に、働いても食べていけない、働きたくても働けない人たちが増えているということです。働いても食べていけない