1991-02-28 第120回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
○弓削田参考人 これまでも鉱害地、例えば農地等を住宅あるいは工業用地等へ、小規模でございますけれども転換をしていくという例はあったわけでございますが、これまで大規模にやった例というのは非常にございませんで、ただ一つ、今具体的に進行形の事業としてございますのは、先生御承知かと思いますが、鞍手郡小竹団地の奈良津地区を中心にしまして、御案内のとおり非常に広範囲の農地の被害地がございます。この一部を地域公団
○弓削田参考人 これまでも鉱害地、例えば農地等を住宅あるいは工業用地等へ、小規模でございますけれども転換をしていくという例はあったわけでございますが、これまで大規模にやった例というのは非常にございませんで、ただ一つ、今具体的に進行形の事業としてございますのは、先生御承知かと思いますが、鞍手郡小竹団地の奈良津地区を中心にしまして、御案内のとおり非常に広範囲の農地の被害地がございます。この一部を地域公団
○弓削田参考人 石炭鉱害事業団の理事長をやっております弓削田でございます。 石炭対策特別委員会の諸先生におかれましては、常日ごろから私ども事業団の業務運営につきまして格別の御配慮、御指導を賜っておりますことを、この席をかりて厚く御礼申し上げる次第でございます。 また、本日は、産炭地域振興臨時措置法の審議に際しまして参考人としての意見を申し述べる機会を与えていただきましたことにつきまして、心から御礼申
○弓削田説明員 先生の御意見でございますが、確かに御案内のとおり電発が石炭火力を建設をし、これに対して私ども石特の中で実は出資もしてまいっていましたし、さらに先ほどお話がございましたように、排脱の関係の費用につきましても、非常に公害規制が厳しくなる中で石炭の引き取りがなかなか進まない、これを促進するためにそういう排脱の費用についても交付金という形で実は見てきたわけでございます。いずれにいたしましても
○弓削田説明員 ただいま先生御指摘がございましたように、第七次答申におきまして、新規炭鉱の開発に関しまして基本的な原則と申しますか考え方が述べられているわけでございます。これにつきましては先生いまお話しになったとおりでございまして、私どもとしましても今後新規炭鉱の開発、これは夕張を含めての話でございますが、基本的にこの線で今後とも対処してまいりたい、かように考えている次第でございます。
○弓削田説明員 ただいま保安管理体制につきましてのお尋ねがあったわけでございます。夕張の再開発に必要な保安技術職員は、現在夕張に残留している技術者だけでは大幅に不足する、こういう問題の御指摘が協会長からあったわけでございますが、これにつきましては通産省といたしましても実は同様の理解をしているわけでございます。御案内のとおり、夕張新炭鉱の今後の採掘区域は地表下千メートルから千三百メートルというきわめて
○弓削田政府委員 繰り返しの答弁になりますが、あくまで北部区域の新十尺層の開発が中心的なテーマでございます。これに関連しまして、当然のことながら休眠鉱区の炭層の活用ということはあり得るかどうかということを検討したわけでございますが、その対象がなかった、こういうことでございます。
○弓削田政府委員 今回協会が検討いたしました新北部の十尺層の開発につきましては、先生御案内のとおり大沢管財人が出されました開発構想がその基礎になっているところでございまして、基本的にはいま申しました新北部の十尺層を中心といたしまして、これが一つの独立した採掘形態として採掘可能かどうかということが検討の課題になったわけでございまして、その限りにおきまして関連する休眠鉱区の活用も実は考えたわけでございますが
○弓削田政府委員 ただいま先生から御指摘のございましたように、制度といたしまして休眠鉱区の活用について隣接鉱区から、隣接炭鉱の経営安定のために一定の条件を限って休眠鉱区を活用する、こういう制度があることは先生御指摘のとおりでございます。 ただいまのお尋ねの件でございますが、今回の新区域の十尺層の開発に関連をいたしまして、休眠鉱区の活用との兼ね合いにおいて大臣に進言をしたか、こういうことでございますが
○政府委員(弓削田英一君) 検討委員会の中身の問題については、先ほど申し上げましたとおりに遠慮をさせていただきますが、いま御指摘のございました炭量の中で真谷地寄り云々というお話でございますが、これは先生のいま御指摘がございましたように、今後調査をしなければ炭量として算定できない、こういうことでございますから、協会におきます検討におきましては、これは経済性を検討するわけで、当然除外の対象になる、こういうことでございます
○政府委員(弓削田英一君) 五十七年度、昨年の十月でございますが、閉山するまでの間におきまして、坑内炭で六百三十八万トン、それから露天炭で三十二万トン、合計六百七十万トン出炭をしております。
○政府委員(弓削田英一君) 大臣からのお話がございましたように、検討委員会の報告書については私どもの方で預かっておる、こういうことでございますので、これに関する限り答弁を差し控えさせていただきたいと思いますが、いま先生のお話がありました、かつてこの山での炭量というのはどんなものであったか、こういう点でございますが、私ども承知しておる限りにおきましては、五十六年三月に現在の更生会社でございます新夕張炭鉱
○政府委員(弓削田英一君) 担当は中小企業庁でございまして、私正確に答えられるかどうか疑問でございますが、私が知った範囲でお答え申し上げますと、特定の不況地域につきまして、そういう地域について雇用保険の延長というのが認められる制度があるわけでございます。それじゃ石炭についてこういう制度が適用できるかどうか、こういう問題でございますが、石炭につきましては先生御案内のとおり、雇用保険が切れますと、炭鉱離職者臨時措置法
○政府委員(弓削田英一君) 二点だけお答えをいたします。 検討委員会の場で学者の先生方、あるいはもちろんわれわれもでございますが、そういうところで十分議論すべきじゃないか、こういうことでございますが、私どもも検討委員会の場にこれまで何回か参加をして、いろいろな意見の開陳をやり、また指導もやってきたところでございまして、また先生方の御意見を聞くという点でございますが、これにつきましても一応技術問題については
○政府委員(弓削田英一君) ただいま炭量の点についてお話があったわけでございますが、先日十六日に石炭協会から発表いたしました数字は、いま先生がおっしゃいましたように千三百五十三万トン、こういうような数字になっているわけでございます。石炭協会におきます検討は、これは炭量計算をやる場合当然のことではございますが、自然条件、あるいはあの地域を掘る場合に一体どういう骨格構造で掘るのか、そういう骨格構造、あるいは
○弓削田政府委員 産炭地振興対策でございますけれども、昭和三十七年から私ども、地域振興整備公団によりまして団地を造成し、そこへ企業を誘致しまして地域振興を図ってまいったわけでございます。 ただいま先生からお話ございましたように、これまで百十四団地が完成をしております。面積は二千三百七十五ヘクタールでございます。これは全国トータルの数字でございます。そのうち譲渡率が、全国的には八六%、こういう数字になっているわけでございますが
○弓削田政府委員 昨年、安倍前通産大臣並びに大沢管財人からの要請を受けまして、日本石炭協会内に、ただいまお尋ねのように夕張新区域の十尺層の開発に関する詳細な技術的並びに経済的な検討を行うために、石炭協会の会長でございます有吉さんを委員長とする夕張新区域十尺層開発検討委員会が設置をされまして、現在まで鋭意検討が行われているところでございます。検討委員会には各項目にわたって検討すべき事項も多々ございますものですから
○弓削田政府委員 ただいま国内資源の有効活用という観点からの御質問があったわけでございますが、御案内のとおり、今後の石炭政策の基本につきましては、五十六年八月の石炭鉱業審議会の七次答申に示されているとおりでございまして、当面国内炭につきましては現在程度の生産水準を維持していくことを基本としながら、今後におきまして石炭企業の経営内容が好転をしたりあるいはまた需給の環境が好転するというような事態になった
○弓削田政府委員 ただいま先生から御指摘ございましたように、貝島炭鉱地域におきましては、広域にわたりまして農地、家屋等につきます鉱害があるわけでございます。私ども、先ほどお話しございました跡地の利用と同時に、当地域にとってこの鉱害問題の解決は非常に重要な課題と実は考えているわけでございます。これまでも鉱害の認定、復旧作業の促進に努めてきたところでございますが、いま御指摘もございましたように、実際問題
○弓削田政府委員 お手元にお配りしております資料に基づきまして、昭和五十八年度石炭関係予算の概要について御説明申し上げます。 まず、「昭和五十八年度石炭対策関係予算予定額」の資料に即しまして、石炭勘定を中心に御説明申し上げます。 第一は、石炭鉱業合理化安定対策であります。 昨年、本委員会で御審議いただき、期限が五年延長されました石炭鉱業合理化臨時措置法等の関連法律に基づきまして各般の施策を引き
○説明員(弓削田英一君) ただいま先生から御指摘のございましたように、遺体収容のための費用二億二千万を含めまして、実は下請関係の債務八億二千五百万が実はあることを私ども承知をしているところでございます。このような下請業者の労務債見合いの債権の取り扱いにつきましては、基本的には会社更生法の定めるところによりまして、裁判所の管轄のもとで管財人が今後策定されます更生計画の中で処理されることに実は相なるわけでございます
○説明員(弓削田英一君) ただいま先生からお話しございましたように、実は夕張の閉山、全員解雇等につきましては、この二十八日に予定をしていたところでございます。炭労その他関係者の要請によりまして、十月の六日まで実は延期をしたところでございます。 この十月までの延期の期日でございますが、大澤管財人としては、夕張社の資金状況も踏まえまして、非常に現在窮屈な状況でございまして、これ以上延ばせないと、ぎりぎりの
○弓削田説明員 ただいま先生御指摘ございましたように、管財人の提案が実施をされ、事実上の閉山、こういうことに相なりますと、地元の地域経済に深刻な影響が出てまいるわけでございまして、何とかこれを緩和する必要があるわけでございます。 このため、通産省におきましては、大澤管財人の提案がございました次の週、二十四日でございますが、東京と札幌におきまして関係各省庁の連絡会議を開催をいたしまして、関係各省庁にこれまでの
○弓削田説明員 先生ただいま御指摘のございましたように、夕張社の下請企業が非常に苦境にあるということは私ども実は承知しているわけでございます。現在、夕張社は更生法の定めるところに従って再建の方途を探っている、こういう段階でございまして、下請代金につきましても、他の債権と同様に今後裁判所の管理のもとで適切な処理の計画がなされるものと期待はしているわけでございますが、私ども、実は昨年十二月でございますが
○弓削田説明員 先生御案内のとおり、閉山交付金にかかわります賃金債の代位弁済につきましては、新エネルギー総合開発機構が当該弁済を行う旨の公示を行いまして、申し出のありました賃金債に対しまして、法令に従いまして直接に代位弁済を行っているような状況でございます。 御指摘の北炭関係の四山の閉山についてでございますが、以上の手続きによりまして、申請のありましたものに対しましては法令に従って代位弁済を実施しているわけでございまして
○弓削田政府委員 ただいまのお尋ねの件、閉山とは法律制度的にどういうことなのか、こういうお尋ねでございます。閉山につきましては、実は石炭鉱山整理促進交付金という形で合理化臨時措置法に各種の規定を設けているところでございます。この閉山交付金は、その石炭鉱山におきます鉱業を廃止をいたしまして、その当該鉱業権または租鉱権の放棄による消滅の登録を受けた場合に交付することができる、こういうような規定がされているわけでございます
○弓削田政府委員 いま問題となっております三井観光開発株式会社でございますが、先生もすでに御案内のとおり、昭和三十三年に北海道炭礦汽船の不動産部門が分離独立をいたしまして、北炭社を主たる出資会社といたしまして北海道不動産株式会社、こういう名称で発足したわけでございまして、その後、昭和四十四年に社名を現在の三井観光開発株式会社に変更して今日に至っているわけでございます。いま申し上げましたように三井観光株式会社
○弓削田政府委員 ただいまお尋ねの労務債の問題でございますが、この労務債につきましては、自己の経営責任、こういうことで累積した債務でございまして、その性格上、三井観光を含めた北炭グループで誠意を持って対処する、こういうのが当然だというように私どもは考えているわけでございます。大沢管財人は八月五日に三井観光の山本社長に支援を要請されたわけでございますが、いま先生からお話がございましたように、十三日に三井観光
○弓削田政府委員 私どもといたしましては、現在、閉山促進交付金制度を実は運用しているわけでございます。今後とも、もし閉山ということがありますれば、いまの制度を運用することを考えておりまして、旧制度を適用することは一切考えておりません。
○弓削田政府委員 この買収制度でございますが、先生御案内のとおり、採掘権及び鉱業施設を買収する、こういう制度でございます。昭和三十年の九月から、非能率炭鉱の整理を目的といたしまして発足した制度でございます。しかしながらこの制度につきましては、その後、手続及びその処理に長期間を要する等幾多の不都合な点も出てまいりまして、昭和三十七年に石炭鉱山整理促進交付金が新設されましたのに伴いまして、そこの役割りを
○弓削田政府委員 お答えいたします。 質問の第一点でございますが、実はきょう、北炭の粕谷管財人代理から大沢管財人に対しまして北炭サイドの案について提案があった、こういうことをテレビ放送で聞いておるわけでございますが、私どもまだ具体的にこの内容について承知をしておりません。 それから第二点目でございますが、御案内のとおり、買収構想につきましては先日の日曜日あるいは月曜日に新聞報道がされたわけでございます
○弓削田説明員 先生御指摘のございましたボタ山でございますが、御案内のとおり、ボタ山の防災工事につきましては、昭和三十九年から地方自治体が実施いたします防災工事に補助金を交付しておりまして、これに基づいて実施しておるわけでございますが、先生御指摘の昨年の集中豪雨によりまして佐賀県下で三つのボタ山が崩壊、流出をいたしたわけでございますが、これの措置につきましては、緊急に措置を要する一ボタ山につきましては
○説明員(弓削田英一君) ただいま先生から御指摘ございましたように、保安教育並びに技術開発の問題、非常に私どもとして重要な課題と受けとめており、また、今後ますます坑内の稼行深度が深くなってまいりまして、保安を取り巻く環境が悪化するということから、ますます重要性が高まると、こういうふうに私ども認識しているわけでございます。 こういう観点から、技術者養成に関しまして従来から国として保安技術講習所を設置
○弓削田説明員 従来から堂屋敷鉱床の採掘に伴う問題につきましては、私ども非常に重要な問題というふうに考えていたわけでございまして、こういう観点から、仙台鉱山保安監督部から会社側に、採掘に伴います地盤の沈下状況を測定するように昭和三十五年に指示をいたさせまして、と同時に、その結果につきましては監督部の方に報告をさせる等、地盤沈下による鉱害防止対策を私どもとしては進めてまいったわけでございます。 また
○弓削田説明員 先生御指摘のとおり、昭和四十七年の十二月に、桜町の鉱害問題につきましては地元の被害者の方々の同意を取りつけまして、それに基づいて所要の移転措置あるいは補修等の鉱害の補償と並びまして排水溝の整備その他環境面の整備をやってきたわけでございます。ただ、この協定書の中にも、先生御存じかと思いますが、今後問題が生じた場合は双方で協議するというような条項もございます。これに基づいて双方協議の上解決
○弓削田説明員 ただいま先生御指摘のございましたように、九月十一日の日に私ども本件についての御陳情を受けたわけでございます。通産省といたしましては、直ちに仙台鉱山保安監督部長を通じまして仙台鉱山部長に対しまして、秋田県及び大館市と連絡をとりながら当事者間で話し合いを行い、円満に解決できるよう指示したところでございまして、先生御案内のとおり、本件につきましては、昭和四十七年度に桜町の被害者の方々と同和鉱業
○説明員(弓削田英一君) 先生御指摘のとおり、ただいまの各事項につきましては、規則に基づいて保安日誌に記載される内容でございまして、先ほども申しました現地調査の際にも、福岡鉱山保安監督局並びに四国鉱山保安監督部の監督官はこの日誌を見ているわけでございます。私ども、この両局部の調査結果によりますと、砒素を含みます鉱滓でございますか、これの発生状況等でございますが、先ほど通称黒ペレットということで、これは
○説明員(弓削田英一君) この問題が発生いたしまして、通産省といたしましては本年三月以降、この二社のみならず、すべてのこういう製錬所を持っている会社に対してヒヤリングを行うと同時に、この二社に関しましては、それぞれこれを所管しております福岡鉱山保安監督局並びに四国鉱山保安監督部において、先生御指摘のような調査をいたしておるわけでございます。
○説明員(弓削田英一君) 御案内のとおり、鉱山保安法におきまして鉱業廃棄物ということで規定を設けているわけでございますが、この鉱業廃棄物は鉱業の実施によりまして生じました不要物でございまして、ばいじん、鉱滓等をいうと、こういうことに実は金属鉱山等保安規則で規定されているところでございます。で、この場合、不要物というのは一体何かということになるわけでございますが、みずから利用しまたは他人に有償で売却できないために
○説明員(弓削田英一君) ただいまお答え申し上げましたとおり、まさに先生御指摘の点が焦点でございまして、ただいま連絡会議において検討中、こういうことでございます。
○説明員(弓削田英一君) ただいま御答弁申し上げましたように、ただ単に補助金を交付するだけじゃございませんで、鉱業事業団を通じまして技術的な側面等につきましても私どもとしては十分指導をしているつもりでございます。 ただいま御指摘のございました松尾鉱山でございますけれども、御案内のとおり、松尾鉱山の廃水問題につきましては、御案内のとおり、北上川の水質汚濁対策各省連絡会議というのがございまして、ここで
○説明員(弓削田英一君) 休廃止鉱山の坑廃水の問題でございますけれども、通産省といたしましては坑廃水処理の鉱害防止事業につきまして、地域の実情等を踏まえまして、地方公共団体が実施するのが適当じゃないか、こういうふうに実は考えておりまして、こういう観点から、休廃止鉱山でございまして鉱害防止義務者が不存在または資力がないケースにつきまして、地方公共団体が鉱害防止事業を実施する場合に、国として補助金を交付
○説明員(弓削田英一君) われわれとしては可能だと思っております。特に、先生御案内のとおり、この一、二年程度は予算も大幅に増額をいたしまして、毎年度ほぼ三十程度のボタ山を新規あるいは継続として実施をしている、こういうような現状でございます。
○説明員(弓削田英一君) 私どもは昭和四十八年から五十年にかけまして、全国的なボタ山の実態調査を実は実施したわけでございます。これによりますと、全国に存在しますボタ山の数と申しますのは大体九百と、こういう数字になっております。それから、ボタ山工事の実施の状況でございますけど、先生いまお話にもございましたように、この制度は三十九年度から実は始まったわけでございます。実は当初はボタ山と申しましても、特に
○弓削田説明員 ただいま質問のございました前段の部分についてお答え申し上げます。 ただいま先生から御指摘ございましたように、わが国の石炭鉱山、将来とも深部移行等が進みまして、坑内圧、地圧あるいは坑内温度等の増大等が予想されます。これに従いまして坑内条件が非常に悪化するのではないか、こういうことが実は予想されるわけでございます。私から申し上げるまでもなく、保安確保はわが国の国内の生産体制を維持するための
○弓削田説明員 先生御指摘のように、PCBの処理に関しましては、私ども工業技術院の公害資源研究所でいろいろな処理研究を実施したわけでございます。三つぐらい方法があったかと思いますが、その研究の中で最も有効な方法として、いま御指摘の高温燃焼というのが、千二百度以上で燃やせばPCBはほとんど分解されるという結果が出ているわけでございまして、私、聞きましたところによりますと、先生御指摘のように、煙突から飛散