2017-06-06 第193回国会 参議院 環境委員会 第17号
○参考人(広田次男君) 体制としてそういう形で整えていただけるということ自体は、県民としては歓迎するところだろうと思っております。問題は中身であるということを強調しておきたいと思います。
○参考人(広田次男君) 体制としてそういう形で整えていただけるということ自体は、県民としては歓迎するところだろうと思っております。問題は中身であるということを強調しておきたいと思います。
○参考人(広田次男君) 実質的な中身、結局、何をやるかというところじゃないかと思っております。役所の格といいましょうか、位置付けをどうするかという問題ではなくして中身の問題、ここが被災者住民の信頼を勝ち取れるかどうかということのポイントなんだろうと思っております。 これまでも地元住民に対しては様々な政府の施策なるものが発表されてきておりますけれども、いずれも中身において果たして十分に信頼を勝ち得ているものになっているか
○参考人(広田次男君) 私は、福島県いわき市から参りました弁護士の広田でございます。 私は、被災住民に寄り添う立場から様々な裁判に関わってまいりました。この経験を基に意見を陳述いたします。 最初に、失われたふるさとに対する人々の思い、これは非常に強いものがあります。私が聞き取りを行いました帰還困難区域である浪江町津島地区のある原告住民は、家に帰りたくて帰りたくて、その思いだけで頭がいっぱいの日々