2005-10-25 第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
○広田参考人 親の方たちのお話を伺って、思いが深いなと思いますが、安心して死んでいただきたい、安心して死んでいける日本の医療、福祉であってほしいということで、前向きに検討していただいて、所得の保障は、阿部議員がおっしゃったように、三年ではなくて、来年度で補正予算を組むぐらいの勢いでやっていただきたい、本人の所得に着目したいということです。 それと、やはりいろいろな問題があります。精神障害者の区分などは
○広田参考人 親の方たちのお話を伺って、思いが深いなと思いますが、安心して死んでいただきたい、安心して死んでいける日本の医療、福祉であってほしいということで、前向きに検討していただいて、所得の保障は、阿部議員がおっしゃったように、三年ではなくて、来年度で補正予算を組むぐらいの勢いでやっていただきたい、本人の所得に着目したいということです。 それと、やはりいろいろな問題があります。精神障害者の区分などは
○広田参考人 御質問ありがとうございます。 一つには、三十二条というのは社会防衛ですけれども、もうほかの病気と同じように、普通の病気並みにしてもらいたいなというのが私の気持ちなんですね。 私が精神科に行ってから二十二年間、残念ながら二十数名の仲間が自殺しています。その中で、いわゆる薬を飲まなくて自殺したという人はいないんですね。 例えば、薬を飲まないというのは、医者がインフォームド・コンセント
○広田参考人 おはようございます。広田和子です。 私は、一九八三年に精神科に通院しました。当時、夫なし、子なし、職なし、金なしで、ニートのような状態でした。それまでに自殺未遂も何度もやっています。そして、五年後、通院中に働けるようになりました。かわりに母親に通院してもらいましたら、本人をよこすように言われて、翌週会社を休んで行きました。そうしましたら、医者が怒っていて、あなた、たまに薬を飲み忘れるんじゃないかということを