1951-02-21 第10回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
○平澤政府委員 ただいまお尋ねがありました公立病院並びに私立病院、それから国立病院のことはただいまお話がございませんでしたが、健康保險の問題につきましては、先般の国会におきまして料率と申しますか、費用の点も、経理が滯りなく参りますように、すなわち支拂いが順調に参りますためには経済基盤を固めなければならないというわけで、漸次その面を進めて行つておるのであります。さらにまた国民健康保險等の問題につきましても
○平澤政府委員 ただいまお尋ねがありました公立病院並びに私立病院、それから国立病院のことはただいまお話がございませんでしたが、健康保險の問題につきましては、先般の国会におきまして料率と申しますか、費用の点も、経理が滯りなく参りますように、すなわち支拂いが順調に参りますためには経済基盤を固めなければならないというわけで、漸次その面を進めて行つておるのであります。さらにまた国民健康保險等の問題につきましても
○平澤政府委員 ただいま上程いたされました健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、簡單に提案の理由を説明申し上げます。 政府管掌の健康保険におきましては、二十五年度においてすでに三十億円を国庫余裕金から繰かえ使用いたしまして、保険給付の支払いに充てている実情でありますが、本年度の保険財政の見通しといたしましては、保険給付費等支出の総額は約百七十七億円、保険料等収入の総額は百四十九億円となりまして
○平澤政府委員 ただいま審議中のこの法案は、公衆衛生の従来のことについては、厚生省といたしましては、ただいま執行しております部分においては何も変化がないのでございまして、御指摘のごとく公衆道徳という問題が新しく加わりまして、公衆道徳の面がどういうふうな基準と相なり、公衆道徳というものの性格がはつきりいたし、それに付随する条項が付加せられるということでありまして、畠山委員から申されました、従来の公衆衛生
○平澤政府委員 ただいまこの法案の審議の過程でありまして、質疑応答をしておるうちに、この趣旨が鮮明することと私ただいま存ずるのでありまして、実はお尋ねの丸山委員におきましても、率直に申し上げますると、まだ了解点に達していないかのように、私はなはだ失礼ではありますけれども、了解するのでありまして、私も政府といたしますれば、いま少しく審議を進められましてから、責任ある答弁をいたしたいと思う次第でございます
○平澤政府委員 ただいまの請願について御答弁申し上げます。大石委員の仰せのごとく、地域を限るということになりますと、行政上他官庁と関連がありますから、御趣旨に沿うて十分研究いたしたいと思います。
○平澤政府委員 ただいまの御意見に対しては、先ほど大臣からも、十分今後において努力するという御言明があつたのでございますから、さように御承知願いたいと思います。
○平澤政府委員 ただいま池見委員からお話がありましたことは、かねて重要な問題として政府はもちろんのこと、当局としては引揚援護庁あたりがいろいろ努力をして参つおることは御承知の通りであります。ただいまの御趣旨は逐一拜聽いたしました。政府においてはとくと研究いたしまして、万全を期するような施策をいたしたいと存じます。
○平澤説明員 さしあたり、仰せられるごとく当面のことをいたしますが、その後における恒常的生活、そういう面に対して国はやれるだけやらなければならぬという御意見に対しては、ごもつともであると思います。当今のところでは、仰せられる通り災害救助法がありまして、私ども厚生省といたしましては、当面のことに携わつてそれを処置いたしておるのでありますが、恒常的な面におきましては、その現われた事態から、たとえば生活保護法
○平澤説明員 私から厚生省でとりました処置についてお答え申し上げます。 このたびの災害は九月三日でありましたので、厚生省といたしましては災害救助法による対策をいたすのでありますが、第一には被害各府県からの通報によりまして一応災害救助法による国庫が負担しなければならない費用の概算を出しまして、その五割の費用を大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県に補助の概算額を交付することといたしまして、それは手続を了しました
○平澤説明員 委員長からただいまお話がありましたこのたびのジエーン台風は、ちようど先般の第八国会できめれました災害救助法が今年度の初めにさかのぼつて施行されることになつておるのでありますが、法律ができてから今度のは被害が比較的大きい初めてのものでありまするので、厚生省といたしましては当日から手配をいたしまして本省からも現地に参り、地元とも完全な連絡をいたしまして、この災害救助法によるところの国庫の負担
○平澤政府委員 お答えいたします。その面については、社会保障制度の問題は各般の施策がありまするけれども、これをまとめようとするまでの間の段階については、現行の制度を最大限に活用して参るということ以外、ただいまのところ政府としては考えておらぬのであります。
○平澤政府委員 ただちに理想的な完成にまで参るということには、行かないと存じます。従つて本年は答申を受けます、そうしてこの通常国会においてこれらを段階的にやつて行くかどうか、これを年次的に申し上げますれば、二十五年にはこれが理想の達成のためにどの部分を二十五年度に企画し、あるいは二十六年度には何をやるかというような、財政とにらみ合せまして、段階的なくふうについても検討しておると、御了解願いたいと思います
○平澤政府委員 お答えいたします。仰せられる通り、政府といたしましては、社会保障制度審議会の答申は、やがて八月の末には大体出るであろうということを承つておるのであります。従つて御承知の通り、この答申が出ますれば、これを参考にいたしまして、政府としてはこれが具体化、実現をはからねばならないというので、審議会は審議会といたしましても、私ども寄り寄りこれに対して研究をいたしております。従つてただいまの御質問
○平澤政府委員 御答弁申し上げます。厚生省では、ただいまこの七日に発足することになつておりまするが、医薬分業の問題につきましては、臨時医薬制度調査会並びに臨時診療報酬調査会、この二つの調査会を設けまして、この両調査会から出て参ります答申を参考といたしまして、多年にわたる問題を解決いたしたい、かように考えまして、それぞれ專門の委員並びに一般治療を受けまする面の人々をも委員に加えまして、調査をいたすことになつておるのであります
○平澤政府委員 ただいまの御質問は、遺族の問題でございますが、阿波丸との関連としての青柳委員のお話がありましたが、阿波丸事件がありませんでも、仰せられるような遺族の皆さんに対しては、さきに第五国会において公務によるものであるという言明があつたと仰せられたように、国としては何らかの処置を講ずべきであると私は存じております。もとより阿波丸事件の問題は、国際的な関係もございますので、これはこれとして、さらに
○平澤政府委員 御注意によりまして、十分善処いたします。
○平澤政府委員 お答えいたします。ただいま仰せられた決議については、政府はもちろん積極的に趣旨に沿うてやらねばならない、こういうことで、閣議におきましても、この問題は日本政府としてはきまつておるのでございます。先ほど私、参りますまでに、どういう御説明がありましたか存じませんけれども、政府としては、見返り資金の問題でございまするから、積極的に折衝を続けておるという、ただいまの状況でございます。従つてその
○平澤政府委員 ただいまは、その点については考えておりません。
○平澤政府委員 お答えいたします。ただいまの事柄は、もしそういう災害が起りますれば、やはり災害といたしまして、政府といたしましては、この災害救助法によつて実施をするというふうになつておるのでありますが、ただいまの青柳委員の仰せられるように、はたしてこれが十分であるかどうかということに対しては、目下検討をいたしておるわけであります。
○政府委員(平澤長吉君) 提案理由の御説明を申上げます。 只今議題となりました災害救助法の一部を改正する法律案についてその提案の理由を説明いたします。災害救助法第三十六條は、国庫負担に関する規定でありますが、それによりますと、都道府県が災害救助のために支弁した費用の合計額が前年度の標準賦課率で算定した地租家屋税、事業税、いわゆる三收益税の合計額の百分の五を超過したとき、その超過額に対して一定の率で
○政府委員(平澤長吉君) 私は只今委員長からお話頂きました平澤でございます。この度厚生政務次官に就任をいたしたのでございますが、微力ではありますけれども大臣の御方針御趣旨に副いまして当委員会における活溌なる御意見御方針等をよく聽取いたしまして、この厚生行政を皆様の御協力によつて又御指導によつてやつて参りたいと思う次第でございます。簡單でありますが御挨拶申上げます。
○平澤政府委員 ただいま私は同額と申し上げましたのは取消します。ただいま審議しておりますのは四千万円程度に実は今相談しております。しかしながら受田委員のお話もありまして、さらに検討することといたします。
○平澤政府委員 先ほどお尋ねがありました調査費は、二十五年度二千四百万円であります。それを全国五十の世話課にそねぞねやつておるのであります。来年度はほぼ同額をさらに要求いたしたいということで相談をいたしておるところであります。
○平澤政府委員 お答えいたします。御承知の通り私はこの間就任いたしたものでございますが、各般のことをそれぞれ大臣の方針並びに御趣旨に従つてやつて参らねばならないと思つて、いろいろなことについて研究をいたしたのでございますが、ただいま中山委員から仰せになられましたことも、そういう差別的なことがありますれば、ぜひともそれは一緒にして行かなければならない。こういうことでそれぞれ事務当局にこの間会いまして、
○平澤委員 第六十八條の無効投票の第五でいろいろ問題になりましたが、但書の中に「職業、身分、住所又は敬称の類を記入したものは、この限りでない」とありますが、これはあるいは日本社会党とかまたは民主自由党公認とかいうようなことが書いてあつても無効になるのですか、身分でよろしいのですか。
○平澤委員 慣例もございますので、この際皆さまのお許しを得まして國立学校設置法案に対する水谷君の修正案を再議に付せられんごとを望みます。ただいま千賀君が修正案に対する討論をやつておりますが、修正案を再議に付するようにとりはからいをしなければ有効でないと存じますので、その宣告を委員長よりせられんことを望みます。
○平澤長吉君 ただいま上程せられました原油輸入決議案に対する提案の趣旨を、簡單に弁明いたしたいと存じます。 まず最初に決議案文を朗読いたしたいと存じます。 原油輸入に関する決議 わが國経済復興のため、石炭及び電力とともに石油問題の解決は、刻下の急務である。 よつて政府は、速かに原油の輸入を実現し、以てわが國石油政策の確立に邁進せんことを要望する。 右決議する。 というのであります
○平澤委員 私は数次にわたる質疑等にかんがみまして、また本日ここで文部大臣の言明も承りましたので、原案に賛成するものであります。
○平澤長吉君 私は同志クラブを代表いたしまして、本決議案に賛意を表するものであります。 およそ、突発した災害に対する措置が適切であるかどうかということは、その時の内閣、その時の政治力の強弱を判定し得る物さしの一つになるだろうと存ずるのであります。しかるに、昨年四月、五月、六月と引続き全國を襲いましたところの水害、特に東北並びに関東の水害に対しましては、本衆議院において、われわれ同僚議員諸君が心痛をいたしまして
○平澤委員 先方からのわくが指示されたということから、一應椎熊政務次官からのお話によつて限界が示されておりますが、その線に沿つた法律ができるまで、ただいまの放送協會の放送内容等について、政府は協議等をする餘地はないか。いま一つは目下それぞれ審議中だと承つておる自治機關の内容というものは、おそらくこちらから數次にわたつていろいろ折衝せられたことに對する考えでありましようから、こちらではなにかその自治機關
○平澤委員 私はただいま農林大臣からいろいろお話を承りましたが、當面緊急の問題ではございませんが、やがて治山治水の問題と關連いたしまして、基本方針をお立てになるというお話と承りまして力強く感じたのでありますが、このたびの全國における水害の主要なるところの部分を見ますと、いずれも國有林が非常に多いということが特異な性質をもつておるのであります。すなわち秋田縣、青森縣、岩手縣、山形縣のごときは國有林が非常