1968-08-09 第59回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
○平川参考人 まず退避訓練でございますが、現行法律で年間二回実施するようにきめられております。退避訓練であれば、これが実のある退避訓練を実施するということであれば、私は十分二回で足りるのではないかと思います。しかしながら、まだまだこれが形式的に流れている傾向が多多見受けられるので、その点は改善をする必要があるのではないかと思います。 次に、一カ月一回全炭鉱一斉に保安点検をしたらどうかということでございますが
○平川参考人 まず退避訓練でございますが、現行法律で年間二回実施するようにきめられております。退避訓練であれば、これが実のある退避訓練を実施するということであれば、私は十分二回で足りるのではないかと思います。しかしながら、まだまだこれが形式的に流れている傾向が多多見受けられるので、その点は改善をする必要があるのではないかと思います。 次に、一カ月一回全炭鉱一斉に保安点検をしたらどうかということでございますが
○平川参考人 将来希望の持てる炭鉱というものはどうすればいいかということでございますが、まず私は、石炭産業を総合エネルギーの立場から石炭の地位を確立していただいて、そしてそれに必要な財政の助成を行なっていただくということであろうかと思います。 次に、第二点目は、幾ら石炭産業の地位を確立いたしましても、現在の労働条件では人は集まってまいりません。御承知だろうと思いますが、一番重労働をしいられております
○平川参考人 全炭鉱の保安を担当いたしております平川でございます。 石炭産業がエネルギー革命によりまして企業の安定のために合理化を余儀なくされてまいりました。その合理化を進める過程の中で、ガスあるいは炭じん爆発、坑内火災等、いわゆる重大災害が相次いで発生いたしております。そして多くのとうとい生命を失い、また傷ついておる次第でございます。その犠牲となるわれわれ坑内の第一線で働く者にとって、まことに遺憾