1952-05-16 第13回国会 参議院 文部委員会 第34号
○衆議院議員(平島良君) その点についても、たびたびお答えいたしているのでありまして、本来は国立大学でありまするから、すべてがこれは国庫で負担すべきものであろうと思うのでありますが、とにかく地元といたしまして、もう二年も三年も前から、この商船大学の設立を強く要望いたしておるのでありまして、私文部省におつた頃にも、どうなるのだというようなことで国会でも質問され、成るべく早く設立いたしたいというような答弁
○衆議院議員(平島良君) その点についても、たびたびお答えいたしているのでありまして、本来は国立大学でありまするから、すべてがこれは国庫で負担すべきものであろうと思うのでありますが、とにかく地元といたしまして、もう二年も三年も前から、この商船大学の設立を強く要望いたしておるのでありまして、私文部省におつた頃にも、どうなるのだというようなことで国会でも質問され、成るべく早く設立いたしたいというような答弁
○衆議院議員(平島良一君) そのことについても、先日相馬さんからお尋ねがございまして、私はお答えいたしておいたのでありますが、これは性格といたしましては、内閣から出すべきものであらうと思います。又文部省でもそう考えておつたらしいのでありますが、予算等の関係で、一応大蔵省がこれを何か削つたとか、認めなかつたというようなことがあつたのであります。ところが私どもが地元を視察した場合、その地元の強い要望があることを
○衆議院議員(平島良一君) そのことについては、私ここで二度ほどお答えいたしておるのでありますが、この提案するに当りましても、そういう御議論を聞きましたので、私どもといたしましては、いろいろ研究をいたしたのであります。陸上の学校においても、学閥の争いのあることも私ども認めておるのでありまして、そういうことが船に乗つた中で起つたのでは大変困るというので、いろいろ船に乗つている人などの意見も参酌いたしまして
○平島委員 関連して一言。今の小林委員の話ですが、そのことについて、私は岡野国務相に一言御追究くださるようにお願いをしておきたいと思うのであります。これは古い話でありますが、前に義務教育標準費の法律が出るというたときに、すでに閣議で決定したにもかかわらず、これを憲法違反なりとして、怪文書をまいた地財委の役人があつたのであります。これは名前をあげてもいいのでありますが、私はまことに不届きな者である、こういう
○衆議院議員(平島良一君) その点につきましては、私どももいろいろ心配したのでありまして、できてしまえばこれは国立大学なのですから、向うでやらんと言えばどうしても国で負担しなければならんような状態になることも考えられるのであります。そういうことも考慮いたしまして、いろいろ文書で出したくらいでは駄目だ。県会なり市会なりで決議をしてくれなくちや駄目だというので、その決議までしてもらつたくらいでありますから
○衆議院議員(平島良一君) いや、これは各党派からやつておりますので、さように御承知を願いたいと思います。七十二の国立大学ができましても、この大学の中には勿論まだなかなか整備の不完全なものもたくさんあろうとも思いまするので、自由党におきましても、大学に関する委員会というものを作りまして、これをどうするかということを今研究中なのでありまして、これを整備するということも最も緊急なことであろうと思いまするが
○衆議院議員(平島良一君) 提案者は自由党ばかりでなしに、各党でありまして、そういうふうな見方をされるかも知れんと実は思いまして、最初私がここへ伺つたときには、社会党の松本七郎君も答弁しようというので出て来てくれたくらいでありまして、自由党のほうは数が多いから、そういうふうに見られても仕方がないと思いますが……。
○衆議院議員(平島良一君) この法案を作るに当りましても今の相馬さんのような御意見があつたのでありまして、清水にあるのだから清水を拡張したらいいではないか、又同じ商船大学を二つ作るということは学閥を作ることになつて、船に乗つても清水閥、神戸閥というようなことになつて船乗りが船の上で互いに争うようなことにはなるまいか、実はほかの大学等でも学閥による争いのあることは事実なのでありまして、だからこの商船大学
○衆議院議員(平島良一君) 相馬さんのおつしやるように、日本の造船計画というものは我々の要望に副つておらない点が多々ありますることは私どもも遺憾に存じておるところでありまして、その面に関する融資であるとか何とかいういろいろな方法を講じて今政府もやつておりますることは御承知の通りであります。それで三十年度に大よそ三百八十万トンになるかならないかということは、我々、運輸省の当局者ともいろいろ会議をし材料
○衆議院議員(平島良一君) お答えいたします。提案理由においても御説明申上げましたように、昭和二十年度においては大よそ三百八十万総トンまで伸ばしたいということになつておりまして、それにはどうしてもその年間の自然減耗率というようなものをも差引きまして、年間需要員は五百名ということになつているのでありまして、それに対しまして実地出身者は約一五%くらいしか期待できないのであります。従つて商船高等学校から五
○衆議院議員(平島良一君) 只今議題として頂きました国立学校設置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして、提出者を代表いたし御説明申上げます。この法案の内容は、神戸市に新たに商船大学を設立しようとするものであります。その趣旨といたしますところは、独立後における我が国再建の途は急速に自立経済の充実を図ることにあるのでありまして、そのためには産業の発達が根本的な要件でありますが、わが国の地理的環境
○平島委員 ただいま議題としていただきました国立学校設置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして、提出者を代表いたしまして御説明申し上げます。 この法案を提出するに至りますまで、委員諸君の絶大なる御協力と御援助を得まして、この案を提出する段取りになりましたことをつつしんでここで感謝申し上げます。 この法案の内容は、神戸市に新たに商船大学を設立しようとするものであります。その趣旨といたしますところは
○平島委員 それから文部大臣その他文部省の方々の出席もありまして、いろいろ事情を聞いたのでありますが、文部省といたしましては、その事情については、たいへん苦衷を開陳しておられたのでありまして、寺中局長よりは、近代美術館設置費を大学設置費に流用することは、不可能であるというような御意見もあつたのであります。 それから十六日に、前段のごとき大蔵大臣の談話にかんがみまして、運輸大臣に委員会に出席を求めまして
○平島委員 神戸商船大学設置に関する小委員会の、これまでの経過を御報告いたします。 去る本月十三日、当委員会におきまして、神戸商船大学設置に関する小委員会を設けることになりまして不肖私がその小委員長になつたのでありますが、その関係上、経過の概要につきまして御報告申し上げる次第であります。 この問題につきましては、委員各位の非常な御努力、御活動、御協力をいただきまして、相当の成果を収めることのできましたことは
○平島委員 学生が京都で騒いだことは、私としては重大な問題だと考えております。ただ学生が憲法も知らなかつたというような立場から、軽挙妄動したというだけなら、まだ許すべきであろうと思うのでありますが、現在日本には、この日本の現状をどこまでも破壊しようという危険な思想を持つた人達がおるのでございます。そういう人達が、天皇にかくのごときことをすることによつて、社会への影響を大きくせしめて、自分らの抱懐しております
○平島委員 私も厚生省へこのことについて伺いまして、森本公園部長なり事務次官なりに会いまして、いろいろ事情を聞いたのであります。また先般の文部委員会においても、いろいろ各委員から質問があつて答弁を聞いたのでありますが、私どもはどうしても厚生省の人々の言つておられるところでは納得が行かないのであります。実は私もあの現場を見たことはなかつたので、先般文部委員会のあとで、若林委員と二人で実地をよく見たのであります
○平島委員 この問題は、大しの声明を一日を争うて出すほどのことでもなかろうと思います。にもかかわらず、十一日には大臣が帰るということがわかつておるのに、十日になぜこれを出さなければならなかつたのか。それより以前に、大臣から出せという命令があつたのかもしれませんが、その辺も私どもは明らかでないように聞いておりますので、その辺の経緯を具体的に伺いたい。
○平島委員 新宿御苑に国民プールをつくるということは、最初計画されたときは、いろいろの問題もあつたかとも思うのでありますが、今日におきましては、国会がこれをやろうということになつておりまするので、これを事務当局で、官僚の人たちでさえぎろうとするようなことが、いわゆる巷間やかましくいわれている官僚独善の措置ではなかろうかとも思うのであります。一昨十日でありますが、厚生大臣と建設大臣の二人で、この新宿御苑
○平島委員 本請願は、九州大学医学部附属病院には、常時千有余名の入院患者が収容され、外来患者は六百名であるのに現在勤務の看護婦の総数は二百二十名であるため、過労により不測の看護上の過誤を引起す現状である。ついては、文部省大学課のほかに、新たに病院課を設置して病院行政の実をあげるとともに、同大学病院は雇員定員三百十二名のうち、看護婦定員が二百二十名を占めているので、看護婦定員が大学病院の雇員定員中に含
○平島委員 本請願は、現行の暦法は種々の欠陷があり、きわめて不便な点が多いため、暦法改正は全世界の問題となつている。従つて、一週間を金曜を除いて六日とし、一箇月を三十日均一とし、一箇月五週均一、毎月一日が日曜、三十日が土曜とすれば、きわめて便利である。ついては、別紙参考資料に基いて新暦法を制定されたいというのであります。
○平島委員 本請願は、朝鮮動乱の勃発に伴い、原子爆弾の脅威と戦争の危機が増大しているとき、国会の名において、次の点につき平和擁護の態度を内外に表明されたいというのであります。(一)日本を戦争に巻き込むような政策に反対すること、(二)原子爆弾禁止の要望を全世界に声明すること、(三)平和と生活向上のために国家予算を計上すること、これが要旨であります。
○平島政府委員 学校に寄付を受けるために、そのことで教職員の人たちが束縛を受けるようなことがありましては、重大なことであると存じます。しかしながら、今ここにその具体的な、どういうふうにあつたということは存じてはおりませんが、あるいはたくさん寄付してくれる人の子弟をある教員がひいきをするというようなことは、たくさんの中でありますから、あるいはあつたかもしれませんが、今具体的にそのことを存じてはおりません
○平島政府委員 ぜひ出したいと考えております。
○平島政府委員 文部当局といたしましては、皆さんも御承知の通り、特別の法律措置をとりたかつたのでありますが、それはいろいろな点から、この国会に間に合わないことは、まことに遺憾であると存じておりますので、もしこれに間に合わなければ、次の臨時国会にでもこの法律を通していただきまして、その完璧を期したいと思うておるのでありますが、私どもといたしましては、この平衡交付金法だけでは標準義務教育費に対しまして十分
○政府委員(平島良一君) 先程予算に関する御質疑もあつたのでありますが、本当なれば、この法案ができまする以上、これに相当の予算を計上しなければならんことは当然なのでありまして、予算がなくて法案だけ通つたというようなことでやり繰りをしなければならないというので、文部省といたしましてもいろいろのやりにくい点があることは皆様御承知の通りであろうと思うのでありまして、併しながらこれも仕方がないのでありまするから
○政府委員(平島良一君) 本年度はもう仕方がなかろうと思うのでありますが、来年度においては十分考えたいと思つております。
○政府委員(平島良一君) 本法案は前の国会から研究されておつたのでありまして、文部省といたしましても、よく考えて参つたような次第なのでありまして、本法案に対しましては、全面的に賛成をいたすものであります。
○平島政府委員 請願の御趣旨にはわれわれ全然同感でございまして、かねて皆様に御了解を得ておりましたように、その請願に関するような法律案をこの国会に提出いたすべく準備をいたしておつとのでありまするが、実は本日そのことにつきまして、皆様に御報告を申し上げて、御了解を得たいと存じておつたのでありまして、この機会にそのことを申し述べたいと思うのであります。 実は現在もいろいろ御注意を受けまして、交渉を重ねておるのでありますが
○平島政府委員 現在の日本の道義の頽廃しておりますことは、皆さん御承知の通りでありまして、これは憂慮にたえないところであります。この道義の頽廃を建て直しますには、どうしても精神教育によらなければならぬことは当然であろうと思いますので、御請願の御趣旨は大いにけつこうであろうと思うのであります。しかしながらその請願の中に書かれておりますような設備をただちにするということは、またどうかと考えるのでありますが
○平島政府委員 ごもつともな御意見でありまして、この前の委員会にも、圓谷委員なり、若林委員から御意見が出ましたのでありますが、その御意見に沿うて稻田局長から愼重審議いたしますということを約束いたしましたようなわけでありまして、事務の者がどういうふうに言うておるかしりませんが、局長の答弁いたしました趣旨の通りにわれわれも現にやつておるのであります。日本の生れかわらんとする陣痛の悩みの過程においては、いろんな
○政府委員(平島良一君) 憲法で義務付けられました教育の国庫の補助がなくなつたときに、文部省といたしましては、どうしてもああいうふうな標準教育費に関する法律というものを定めたいというので、皆さんにもいろいろ御高配を頂いておつたのでありますが、それにも拘わらず提案の遅れておりますることは、何とも申訳ないと存じておりまするので、会期も切迫いたしておるときでありまするから、一日も早く提案いたしたいと焦慮いたしておるのであります
○平島政府委員 今後わが国を文化国一家として建設して行く上から考えますとき、松本委員のおつしやることはごもつともでありまして、私どもも同感であります。まだあれは行政審議会で審議されている程度のものでありまして、どう具体化するかは、まだわからぬ程度のものでありますが、ああいうふうになつております関係上、私も審議委員の人にいろいろ意見を聞いたのであります。そうすると、文部省と厚生省を三局ぐらいに減縮したいというようなことを
○平島政府委員 かねて皆様の御高配をわずらわしておりまする例の義務教育の標準教育費に関する法案の問題でありますが、関係方面でまだいろいろおつしやつておりまするので、皆様の御高配をいただきながら、提案の遅れておりますることは、まことに遺憾に存じておる次第でありまするので、一応これに関する経過の御報告を申し上げまして、御了解を得まするとともに、今後の御協力をいただきたいと思います。詳細は稻田局長から報告
○政府委員(平島良一君) 只今議題になりました公立大学に置かれた文部事務官等の身分の措置に関する法律案の提案理由及びその骨子とするところを御説明申上げます。 公立の大学高等專門学校に勤務する事務職員、技術職員は現在官吏でありますが、これは当然地方公共団体の職員に切換えるべきものであり、この法律は、その切換えを行うためのものであります。すでに公立大学の教員及び高等学校以下の公立学校の職員の身分の切換
○政府委員(平島良一君) 只今議題となりました教育職員免許法及び同法施行法の一部を改正する両法律案につきまして、一括して提案理由を申し述べます。 昨年五月制定され九月一日より施行に至りました教育職員免許法は、教育職員の資質の保持と向上を図る目的を以て、新学制に即応し、幼稚園から高等学校に至るまでのすべての学校の校長、教員並びに教育委員会の教育長及び指導主事について画期的な免許制度を確立したものであります
○平島政府委員 できないと思います。
○平島政府委員 現在のところでは、そういうことはございません。
○平島政府委員 公共団体が金を借りるということがあるのですが、教育委員会も公共団体に属するので、大きな意味においては借り得るでしようけれども、外国から金を借りるというところまでは考えられない、そういうことはないと思います。
○平島政府委員 池田君にお答えいたします。政治は理想と現実とを調和して行くものであります。いろいろ理想的の御議論は、おありになるでありましようが、私どもはその建前から、これが最も適切なものであると考えたのでありまして、いろいろ御議論もありましようが、それは意見の相違であります。
○平島政府委員 それは、先ほど申し上げたように、前の四十四條を改正することになると、自然その箇所をそうしなければならないから、そうしただけであります。
○平島政府委員 今までのが十分でないというのではなく、今後、より以上その機能を発揮しようというのであつて求められても求めなくても、これを助言し推薦し得ることにした方が、この委員会の運営の面においてもよくなるであろうということを考えて、こうしたのであります。
○平島政府委員 理由を明示しないでやるということはあり得ないと思います。やはり勧告するには、それ相応の理由があると考えています。
○平島政府委員 いかなる人でも、公務員として、その秘密を守るは当然と考えます。