1999-06-01 第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第17号
○参考人(平岡哲也君) 公共工事に関する入札・契約制度につきましては、平成五年の中央建設業審議会の建議及び平成六年の公共事業の入札・契約手続の改善に関する行動計画におきまして、透明性、客観性及び競争性を高めるとともに、国際的にもなじみやすいものにするとの方針が示されたわけでございます。 これらを契機といたしまして当公団におきましても改善を行ったわけでございまして、これまでに一定規模以上の工事の契約
○参考人(平岡哲也君) 公共工事に関する入札・契約制度につきましては、平成五年の中央建設業審議会の建議及び平成六年の公共事業の入札・契約手続の改善に関する行動計画におきまして、透明性、客観性及び競争性を高めるとともに、国際的にもなじみやすいものにするとの方針が示されたわけでございます。 これらを契機といたしまして当公団におきましても改善を行ったわけでございまして、これまでに一定規模以上の工事の契約
○平岡参考人 これらの借入金の返済でございますが、賃貸住宅につきましては家賃収入等によりまして、あるいは分譲資産につきましては分譲譲渡代金の収入によりまして、それぞれの資産について事業を着実に遂行することによりまして回収することといたしております。
○平岡参考人 事業用の資産でございますが、九年度末で十五兆七千億円ございます。 その内訳を申し上げますと、賃貸住宅の建物、概数で申し上げますが、四兆二千億円、賃貸住宅の土地二兆円、分譲済み資産の割賦債権二兆二千億円、仕掛かり中のもの、建設仮勘定六兆九千億円、その他二千億円ということになっております。 この借入金の返済、十四兆一千億円あるわけでございますが、返済及び利払いにつきましては、それぞれの
○平岡参考人 公団は、住宅宅地の大量供給から、より採算性の厳しい都市開発、都市基盤整備事業にシフトをするということであります。したがいまして、資金調達の条件はより厳しいものになるだろうというふうに思います。 今先生御指摘のように、私ども、付託をされました事業の円滑な実施に資するような資金調達をしていかなければならないというのが基本であろうと思います。そういう観点から申しますと、柱は財政投融資、長期
○平岡参考人 そのとおりでございます。
○平岡参考人 公団は、長期の借入金によりまして長期にわたる事業を行うという仕組みになっておりまして、借入金及び支払い利息は、事業の進展とともに増加をする性格を持っております。 この借入金につきましては、これに見合う住宅などの資産を保有しております。四十四年の年月を公団は経ておるわけでございますが、その間、借り入れたり返済をしたりというようなことを繰り返しております。その結果、九年度末の借入金残高は
○平岡会計検査院説明員 会計検査院といたしましても、国民の方々から寄せられるさまざまな情報が、適切に会計検査を実施していく上で重要なものと考えております。そこで、国の会計経理にかかわる外部からの情報提供につきましては、検査の資料として活用できますように、窓口として、昭和六十二年、渉外広報室を設けて、全国から寄せられる多くの情報や意見を随時受け付けております。現に、毎年かなりの件数に達するわけでありますが
○平岡会計検査院説明員 会計検査院の所見は、検査対象機関の会計経理を批判をいたしまして、その批判の情報を国民に提供するものでありますことから、判断の公正を確保し、誤りなきを期することが大変重要であります。このために会計検査院では、検査の結果、不適切ではないかと思われる会計経理を発見した場合には、検査対象機関 の責任者に対しまして、事実認識の確認でありますとか疑問点の解明などのために、書面をもって質問
○平岡会計検査院説明員 事務総局次長の平岡でございます。よろしくお願いします。 お手元にお配りをしております「テーマに関する説明要旨」という資料をごらんをいただきたいと思います。 まず、農林水産関係の公共事業についてであります。 農林水産業が大きく変化をしている中で、予算額も多額に上っておりますことから、農業農村整備事業、漁港整備事業などについて、事業の計画、 工事の設計、積算、施工、事業効果
○説明員(平岡哲也君) 会計検査院におきましては、食糧費等をめぐる問題についての社会的関心の高さなどを踏まえまして、国庫補助事業に係る事務費の執行について検査を実施してまいっております。 まず、食糧費につきましては、一昨年の本院の指摘によりまして、農水、運輸、建設三省におきましては既に一昨年改善の処置を講じたわけでございますが、昨年検査をいたしましたところ、これら三省以外の省庁におきましても、本院
○説明員(平岡哲也君) 平成七年度決算検査報告において不当事項等として指摘をいたしましたものは、件数二百七十二件、指摘金額二百八十六億六千六百八十七万円となっております。 このほかに、社会的関心が高い問題につきまして検査の状況を広く明らかにするための記述でございます特定検査状況といたしまして、これは平成二年度検査報告から始めたものでございますが、四件掲記をいたしております。 なお、実地検査の施行率
○平岡会計検査院説明員 工事に関しましては、計画、設計、積算、施工、事業効果に至るまで、多面的に検査をし、指摘しております。 先ほど申し上げました三省の工事に関する指摘件数のうち、積算に関するものを申し上げますと、農林水産省六件、運輸省五件、建設省十一件、合計二十二件、指摘金額合計、三省で六億三千六百二十九万円となっておりますが、なお、このほか、三省所管の公団の工事について、計三十件、二十三億円の
○平岡会計検査院説明員 会計検査院の場合、農水、運輸、建設、三省の工事に関する指摘は、道路、港湾その他広く各種施設の整備について行っておりますので、予算上の公共事業費の概念より若干広いのではないかと思いますけれども、昭和六十一年度から平成七年度まで、十年間の検査報告における工事に関する三省の指摘でございますが、件数が、農林水産省七十三件、運輸省二十一件、建設省八十六件、合計百八十件、指摘金額は、三省合計
○平岡会計検査院説明員 会計検査院は内閣から独立した機関でありますことから、会計検査院が不当事項として指摘をいたしました場合、当該会計経理につきまして各省各庁において直ちに会計検査院の判断に従った措置をとることを義務づけられるというような法的な拘束力はないわけでございます。 しかしながら、会計検査院の判断は、決算検査報告としまして国会に報告をされること、及び内閣が国会に提出をしております決算検査報告
○説明員(平岡哲也君) お答え申し上げます。 補助金全体、どれぐらいを検査しているかという点でございますが、補助金の検査は濃淡さまざまでございまして、また同じ補助金を年を置いて観点を変えて検査するというようなケースもございます。したがいまして、一概にどこまで検査したとするか、積み上げるのが難しいところがございます。 補助金の受取人という観点から申し上げますと、昨年の場合、補助金など財政援助を受けた
○平岡会計検査院説明員 平成四年度北海道東北開発公庫の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 また、平成五年度北海道東北開発公庫の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。
○平岡会計検査院説明員 平成四年度沖縄振興開発金融公庫の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 また、平成五年度沖縄振興開発金融公庫の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。
○平岡会計検査院説明員 平成四年度国民金融公庫の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 また、平成五年度国民金融公庫の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 次に、平成四年度日本開発銀行の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 また、平成五年度日本開発銀行の
○平岡会計検査院説明員 平成四年度通商産業省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、法律、政令もしくは予算に違反しまたは不当と認めた事項三件であります。 これらはいずれも、補助金を原資とする中小企業設備近代化資金の貸し付けにおいて、設備を貸付対象事業費より低額で設置したり、設備の設置に必要な長期資金を金融機関から借り入れた後に重複して貸
○平岡会計検査院説明員 平成四年度科学技術庁の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項一件であります。 これは、病院の看護に係る診療報酬の請求に関するものであります。 放射線医学総合研究所が設置する病院におきまして、特二類看護料を請求できる看護を行っていたと認められるにもかかわらず、特二類看護
○説明員(平岡哲也君) 補助金適正化法に照らしましても、交付された補助金をほかの用途に使用してはならないということは言うまでもないことであります。 委員の言われます増資資金への流用ということが具体的にどういうことなのか、補助金を他用途に使用したということになるのか、そのあたりにつきまして、事実関係につきまして我々としても調査をしてみたい、かように存じます。
○説明員(平岡哲也君) 抽出調査の状況でございますけれども、昨年の検査について申し上げますと、四十七都道府県における平成二、三、四、三カ年度の貸し付け、合計一万四千四百四十件のうち二十五都道府県を対象といたしまして六百七件の貸し付けを抽出して実地検査を実施いたしました。検査実施率は全国の貸し付け案件のうち四・二%、検査の対象とした二十五都道府県の貸し付け案件のうち七・八%ということになっております。
○説明員(平岡哲也君) 御指摘の近代化資金でございますけれども、この資金は、都道府県が国の補助金と自己資金等を合わせて資金を造成いたしまして、設備の近代化に必要な資金の調達が困難な中小企業者に対しまして、設備の設置に必要と認めた資金の額の二分の一以内の額を原則として五年以内の償還期間で無利子で貸し付けるものであります。 御質問の近代化資金の会計検査院による指摘が続いていてなくならない理由ということでございますけれども
○平岡会計検査院説明員 森林開発公団が実施をしております大規模林道事業の施行につきましては、事業効果発現の観点から、昭和五十四年度の検査報告に特記事項として掲記をしているところであります。 ポイントといたしましては、第一に、工事の実施が遅延をしておること、第二に、多くの箇所で部分的に施行したり、あるいは車両等の通行に当面支障のない既設林道についての改良工事を先行したりしておりまして、施行済み部分の
○説明員(平岡哲也君) 日本放送協会の平成四年度決算につきまして検査いたしました結果を御説明いたします。 日本放送協会の平成四年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書等は、平成五年八月三日内閣から送付を受けましたが、その検査を終えて、同年十二月九日内閣に回付いたしました。 同協会の決算につきまして検査いたしました結果、特に法律、政令もしくは予算に違反し、または不当と認めた
○説明員(平岡哲也君) 決算の審議が翌年度の事業計画に反映をされるということは、会計検査院としましても期待をしているところであります。 NHKにつきましても、ほかの政府機関、国の活動に対するものと同様に、年初から十月まで検査を実施しておりまして、平成三年度の決算について申し上げますと、内閣から送付を受けましたのが七月二十八日でございますが、送付を受けまして検査を完了するとともに、検査の結果の取りまとめを
○説明員(平岡哲也君) 日本放送協会の平成三年度決算につきまして検査いたしました結果を御説明いたします。 日本放送協会の平成三年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書等は、平成四年七月二十八日内閣から送付を受けましたが、その検査を終えて同年十二月八日内閣に回付いたしました。 同協会の決算につきまして検査いたしました結果、特に法律、政令もしくは予算に違反しまたは不当と認めた
○平岡会計検査院説明員 日本放送協会の平成二年度及び三年度決算につきまして検査いたしました結果を御説明いたします。 まず、日本放送協会の平成二年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書等は、平成三年八月十六日内閣から送付を受けましたが、その検査を終えて同年十二月五日内閣に回付いたしました。 次に、同協会の平成三年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書等
○平岡会計検査院説明員 平成二年度郵政省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、法律、政令もしくは予算に違反しまたは不当と認めた事項二十九件、意見を表示しまたは処置を要求した事項一件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項一件であります。 まず、法律、政令もしくは予算に違反しまたは不当と認めた事項について御説明いたします
○平岡会計検査院説明員 平成二年度農林水産省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしましたものは、法律、政令もしくは予算に違反しまたは不当と認めた事項八件、意見を表示しまたは処置を要求した事項一件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項一件であります。 まず、法律、政令もしくは予算に違反しまたは不当と認めた事項について御説明いたします
○説明員(平岡哲也君) ただいまお話にありましたように、元年度に市町村に交付をされました水田農業確立特別交付金でありますけれども、水田農業確立後期対策、これは平成二年度から四年度までの間に実施をされたものでありますけれども、水田農業確立後期対策の円滑な推進に資するために適切と認められる共同事業に要する経費に充てるものということで交付をされたものであります。 この交付の趣旨から申し上げまして、後期対策
○説明員(平岡哲也君) ただいまの木曽岬干拓地の問題につきましては、遊休になっております土地の規模の大きさ、期間の長さ、さらには原因が境界の争いであるということ等々から考えまして、私どもといたしましては大変残念な事態であるというふうに考えておりまして、重大な関心を持って継続して対応してまいっておる次第であります。 昭和五十五年に、特記事項といたしまして検査報告に掲記をして問題を提起いたしました。さらに
○説明員(平岡哲也君) 財団法人全国競馬・畜産振興会の会計経理につきましては、会計検査院法上、直接の検査対象にはなっておりませんけれども、日本中央競馬会に対する会計検査の一環といたしまして、この振興会が中央競馬会から交付を受けておる畜産振興交付金等、そういったものが交付目的に沿って適正に使用されているかなどの観点から実際に調査をしてまいっております。