○参考人(平山孝君) 航空審議会にこの問題がかかりましたのは、昭和三十八年の八月でございます。そして、航空審議会の委員の名前は、航空局のほうからお渡しできると思いますから、ごらん願いたいと思いますが、その中から七人の小委員を選びまして、この問題を検討したわけでございます。しかし、何ぶんにもこの問題は純技術的の問題でございますので、航空審議会の委員ではございませんが、専門委員をさらに八名――各方面の専門家
○参考人(平山孝君) 航空審議会では、第一候補として富里をあげたわけでございます。その理由は、霞ケ浦でございますと、ただいまお話がありましたように、百里基地との関係がございます。霞ヶ浦を埋め立てたところでありますと、どうしても百里基地に抵触をいたしますし、あすこの稲敷台地にやって滑走路の方向を考えれば必ずしも両立しないことはないという関係にございますので、百里基地の問題がありますために富里を第一候補
○平山参考人 小委員会でいろいろと審議をいたしましたときに、この東京の西部にあります米軍のいろいろの基地等につきましても、いろいろ議論が出まして、また羽田を一体廃止すべきであるかどうかというような点につきましても、ずいぶん議論がございました。結局、羽田はやはり国内航空の本拠として残すべきであります。それからまた、米軍基地等につきましては、御承知のように、スーパーソニックがいつごろ飛んでくるかという、
○平山参考人 御承知のように専門委員に気象庁の方をお願いいたしまして、そして気象条件につきましては十分な意見を聞いたのでございますが、その際には富里並びに霞ケ浦等につきましては、浦安その他に比べまして非常にいいというお話を承りました。
○平山参考人 私、航空審議会の委員長をいたしております平山でございます。実は本日は何か御質問によって、それにお答えをするのかと思っておったのでございますが、ただいま委員長からお話がございましたので、航空審議会で国際空港を決定いたしました経過につきまして、ごく簡単に申し上げてみたいと思うのでございます。 もう先生方御承知のように、この国際空港の問題はいわゆる純技術的な問題でございます。また国際的な問題
○平山参考人 そのとおりでございます。
○平山参考人 現地調査等は、審議会としてはいたしませんでございました。ただそっちのほうがどういう条件であるかということにつきましては、各専門家の方々が十分に御存じと思いますので、審議会の小委員会としては現地調査等はいたしませんでございました。
○平山参考人 新空港の問題は、日本にとりましても相当重要な問題でございます。したがいまして、航空審議会に運輸大臣から諮問のありました際に、航空審議会の委員のほかに各専門の方々、たとえば気象関係、それから管制関係あるいは土木関係その他ただいま日本におきましての最も権威のある方々を専門委員にお願いをいたしまして、それらの方々の御意見か伺いながら案をつくったわけでございます。
○平山参考人 オリンピックを控えまして二つに分けるという点でございますが、先ほどもちょっと申し上げましたが、いまの日本観光協会ができますときは、いわゆる海外宣伝というものと、それから国内の受け入れ体制の整備、これが車の両輪だ、したがって片方においては宣伝をやるとともに、受け入れ体制整備に大いに力を入れなければならぬ、こういうことで、これは車の両輪としてスタートはしたわけなのです。ところが補助金の額がふえてくるに
○平山参考人 私はいままでの日本観光協会の副会長を三十四年からずっとやってまいりました。それで先ほど観光局長が申されましたように、三十四年当時は、国内とそれから国際と、これを一本にまとめてやってきたわけでございますが、そのころから会員からの拠出金あるいは会費というようなものが大体年額一億二千万程度でございました。予算のときには一億三千六百万くらいを予定していたのでありますが、大体いいところ集まりますのが
○公述人(平山孝君) 私は東武の方が上がりますかどうか、あまりわかりませんが、しかしそういう場合におきましては、東武の方を上げるというより、むしろ鉄道の方が営業割引で適当な調整をとるのがいいのではないか、つまり鉄道の方を下げたらいいのじゃないか、かように考えております。
○公述人(平山孝君) ただいまお説の通り、今後は鉄道と道路との関係というものは、これはよほど考えて、いわゆるこれがおそらくは交通政策であろうと思うのでありますが、この点をよほど考える必要があろうと私も考えております。ことに貨物輸送等につきましては、最近はなかなかコンテナでありますとか、あるいはまた外国では貨車そのものをそのまま自動車に積んで持っていくというようなこともあるようでございますが、その道路
○公述人(平山孝君) 平山でございます。運賃値上げに関しまして私の見解を申し述べたいと思います。 運賃が値上がりする、これはおそらくだれも賛成するものがないだろうと思うのであります。とうふが一円上がったとか、あるいはまたふろ代が上がったとか言いまして、これを賛成する者はおそらくだれもおらぬだろうと思います。必ずしぶい顔するにきまっているのでございます。いわんや鉄道運賃が値上がりするということについて
○平山参考人 私のところの具体的な例といたしましては、国際観光会館を建てますのに大体八億の借金をいたしたのでございますが、このうち開発銀行から拝借しましたのが一億五千万でございます。そしてその一億五千万拝借するにつきましては、経済企画庁から大蔵省の方へ融資に関するワクの中に入れていただきまして、そうして開発銀行に折衝をして拝借した、こういうことになるのです。
○平山参考人 私のところの具体的な例でよろしゅうございましょうか。
○平山参考人 私全般的のホテル関係の実態面につきまして、まとまったものを本日用意をいたしておりません。ただ私は東京駅の八重洲口に国際観光会館を作っておりまして、そこにはなはだ小さなものでございますが、国際観光ホテルを経営いたしております。これは主として観光事業に対していささかでも貢献をいたしたいという気持で作りましたものでございます。全体の建物のうちの約三分の一をホテルに充てておるのでありますが、その
○平山参考人 終戦当時に前参議院議長の松平恒雄さんが、全日本観光連盟の会長におなりになりました。これはここにおられる新井さんが松平さんを引っぱり出されて、松平さんに会長になっていただいたのでありますが、この全日本観光連盟というものが、民間の観光団体の中央機関でございます。これは全国の観光関係の機関がみなそれに集まっております。ただしかし大体におきまして観光関係の機関というのは、みな貧乏でありまして、
○平山参考人 施設の関係でございますが、私いろいろな委員会の末席をけがしておるのでございまして、道路審議会等にも出席をいたしておるのでございますが、最近においては各省とも観光事業の重要性ということは相当にお認めを願っておる。たとえば道路審議会で、昨年二級国道かれこれ一万キロを決定いたしました。その際においても、観光道路という問題につきましては特に別に取り上げていただきまして、日本の観光事業上一体どういうところが
○平山参考人 私は国際観光協会副会長また全日本観光連盟の副会長もいたしております。本日は観光事業に関しましてお招きをいただきまして、むしろ私らの方から皆様方にお話を申し上げたいことはたくさんあるのでございまして、お招きをいただきましたことはまことにありがたいことでございまして、厚くお礼を申し上げます。 御書面によりますと、民間側から見ました観光行政のあり方、それから外人観光客用ホテル施設の現状、それから
○平山参考人 それは行政機構部会といいますか、そういうところで相当論議されたのです。それで観光庁の問題もずいぶん論議されたのですが、御承知の通り観光というのは各省に関係があるものでございますから、なかなか意見がまとまりませんで、最近における議論においては、むしろ観光事業審議会の事務局をもう少し大きくするなり、強力なものにするなり、あるいはまた観光事業審議会そのものを強力にしたらというような意見も出ておりましたが
○平山参考人 私は内閣観光事業審議会の会長代理、また国際観光協会の方は副会長をやっておりますが、国際観光協会の方は横田常務理事がここにおられますので、国際観光協会に関することは横田君から御説明を願うことといたしまして、私は観光事業審議会のこと及びただいまお話がありました各観光に関する組合との連絡、それから現在の国際観光をどう発展すればよいかというお話について、少しく意見を申し上げたいと存じます。