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375件の議事録が該当しました。

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1968-04-26 第58回国会 衆議院 外務委員会 第16号

帆足委員 私ども科学技術関係のことには比較的にうといものでございますから、ひとしお痛感するのですが、ただいまの佐々木委員質問に対しましていろいろ有益な御答弁がありました。したがいまして、それと連関いたしまして、たとえばこの案件が成立しました後における核原料年度別輸入数量の大体の見通し、その価格並びに価格総量見通し、それから総エネルギー、特に電力エネルギー内における石炭、重油、水力並びに核原料によるそれの

帆足計

1968-04-23 第58回国会 衆議院 外務委員会 第14号

帆足委員 それでは端的にどんどん質問いたしますが、私はただいまの宮澤長官の御答弁にはあまり賛成できません。というのは、やはり所得倍増政策として成功したごとく伝えられるこの資本倍増の背後に、無事の民の、かつての植民地時代だったときの上海の裏町のような生活が膨大な人口において展開されておるのでございまして、人口の三割ぐらいはかって日本に見なかったような退廃的な物質的生活、退廃的な精神的生活をしており

帆足計

1968-04-23 第58回国会 衆議院 外務委員会 第14号

帆足委員 きょうは大蔵大臣おりませんが、ケネディラウンドの問題は、行政上の問題となりますと、技術的にこまかなことがたくさんあろうかと私は思います。また、議員の職責としてはとても目を通し切れないくらいこまかな点、項目がたくさんあろうと思われる。  それで、従来、行政あって政治なしというのが戦後の特色だと思うのです。インフレーションのために、いかにも大きな政治が行なわれているような現象形態が見えますけれども

帆足計

1968-04-09 第58回国会 衆議院 懲罰委員会 第7号

帆足委員 鯨岡議員の御答弁に対しまして、後半は、私はよく理解いたします。しかし、私がものの本質のほうがきわめて重要であると申しましたのは、実は、この件に関して、論題をそらし、顧みて他を言おうとする意図から出たものでないことだけは御了解を願いたいのですが、私は、今日の日本国会の機能、国会権威というものは非常に低いと思っております。そして、それはすでに目に余るものがあるとまで思っております。その一

帆足計

1968-04-09 第58回国会 衆議院 懲罰委員会 第7号

帆足委員 私は、わが友人穗積七郎君のために、諸兄の理解を求めるだけでなくて、同時に、その友が、保守党の方であろうと与党の方であろうと、国会権威を保つために、こういう機会に互いに認識を深めて、そうして了とすべきものは了とし、正すべきものは正す、こういうふうに考えたいと思うのでございます。どうか虚心たんかいに聞いていただいて、この機会——今日の日本国会は、その権威においても品位においても、最高

帆足計

1968-04-09 第58回国会 衆議院 懲罰委員会 第7号

帆足委員 敬愛する鯨岡議員に、まず御質問しますが、国会権威ということは、これは日本国民にとって道義的にも、また、人間は政治的動物でありますから、政治的にも、最高権威あるものでなくてはならぬ。国会権威とは何ぞやというと、私はこう思いますが、お尋ねしたいのです。  ヨーロッパにおける、またアメリカ等における懲罰事犯等の例を見ますと、感情に走って、そして無礼なことばを使うというようなことがあっては

帆足計

1968-04-01 第58回国会 衆議院 外務委員会 第7号

帆足委員 佐藤内閣外務大臣でなければもう少しフリーに言えると、心中お察しいたしますが、まことに基礎薄弱な官選弁護人のようにお見受けいたしました。もしアメリカジュネーブ協定に戻りたいと考えるならば、最初のときからゴ・ジン・ジェム張作林などを立てないで、英国と相談し、ソ連と相談し、ジュネーブ協定を尊重して、自由な選挙が行なわれるように指示すればよろしいものを、みずからひそかに脱退してベトナム製張作霖

帆足計

1968-04-01 第58回国会 衆議院 外務委員会 第7号

帆足委員 いつの間にか外務大臣アメリカ官選弁護人になられたことを私はふしぎに思うものでありますが、たとえば東北と九州とはことばが違います。幕末のころは方言が強かったので一そう違います。そこで、幕府軍勤王軍とは二つの国であるかというと、そうではありません。ベトナム一つの国である、また朝鮮も一つの国である、この地理的事実。南北戦争はありましたけれども南北アメリカ一つの国である。この地理的事実

帆足計

1968-04-01 第58回国会 衆議院 外務委員会 第7号

帆足委員 きょう外務大臣から、重大なニュースがあるが、その発表には慎重な態度をとらねばならぬという話がありまして、その結果は北爆停止——北爆停止だけでございましたら、この文章の中身「将来完全な爆撃停止が可能となるかどうかは今後の出来事によって決まることになろう。」こう書いてありますから、私は例によって例のごとく、ジョンソン大統領、このようなゼスチュアを示して、そのあとベトナム民族解放戦線並びに

帆足計

1968-03-21 第58回国会 衆議院 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第2号

帆足委員 この小笠原諸島の軍事的な意義につきましては、これはまた私ども国会は、やはり戦略というものをよく知っておかねばなりません。従来国会議員というもの戦略においては軍人に劣るとされておりましたけれどもアメリカの事例などを見ますと、やはり政治家のほうが戦略には詳しい、戦術には軍人が詳しい、私はそう思いますから、適当な機会小笠原戦略上の観点について、理性的な、客観的な意味について質問したいと

帆足計

1968-03-21 第58回国会 衆議院 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第2号

帆足委員 意見にわたりますことはまた他の機会にいたしまして、きわめて事務的なことでお尋ねいたしますが、調査団皆さんには非常に御苦労なさいまして、適切な資料をいただきまして感謝いたします。お礼を申し上げます。  とりあえず予備知識としてこれをいただきましたので、大体のことはよくわかりました。きょうの御報告の要旨を小笠原におりました旧島民諸君にもよく徹底していただきまして、人生は甘いものではないぞということを

帆足計

1968-03-14 第58回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号

帆足分科員 鉄鋼百万トンもできない韓国政府のことなどは、ばからしくて私はお尋ねする気にもなりませんけれども、しかいし過去六年間において ただいまいただいた資料です。日本は四五%も消費者物価が値上がりしているのです。アメリカはわずか九%、英国は二割三分、ドイツで一割八分、フランスは二割三分。それに対して日本は四割五分も騰貴しております。かりに百万円定期預金をしていたとするならば、百万円の金は五十五万円

帆足計

1968-03-14 第58回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号

帆足分科員 まことに簡にして要を得ざる御答弁であって、ただいまのような御答弁であったならば、労働組合意味というもの大蔵大臣にはよく御理解願えたと思いますから、関係閣僚大蔵大臣立場インフレーション責任者立場としてさらに啓蒙のほどをお願いしたい。特に文部大臣に至っては経済学の経の字も御存じなきがごとく存ぜられますし、教育学、哲学についての初歩的観念も欠除しておりまして、まだ雲にそびゆる高千穂

帆足計

1968-03-14 第58回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号

帆足分科員 まず大蔵大臣にお尋ねいたしたいのですが、私は今日の日本におきまして政治家として一番念頭に置かねばならぬことは、日本は海の国でございまして、日本国というよりも日本丸といったほうが適当なくらい貿易と造船に依存しておる国でございます。これはたびたび分科会でも、また外務委員会でも私は主張しておりますが、したがいまして外には平和と貿易、この二つの任務は党派を越えての課題である。ただいま諸悪の根源

帆足計

1968-03-13 第58回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

帆足分科員 もう時間がございませんから、議員と申しますのは質問するだけが能でございませんから、国民にかわって御要望だけをさらに申し上げておきます。  皆さんともどもに、また東京議員でなくても東京にお住みの方が多く、御子息も東京でお育ちになった方が多い共同の都でございます。この都が荒廃をいたしております。ベルリンの町に参りましても、ニューヨークに参っても、東中野ぐらいのところに行けばウサギ狩りもできるという

帆足計

1968-03-13 第58回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

帆足分科員 驚くべき御答弁に接しまして、ただいまの御説明では私ども納得することができません。第八環状線に近いだけではなくて、あそこは密集的な緑地、住宅地帯になっておるところでございまして、いまから十年前になさるならば、そういうことも考えられたでしょう。それとしても計画が小さ過ぎて、道の幅、距離、住宅密度等から考えまして、私は困難であると思って、それには委員長みずからが現場をごらんになって、そして

帆足計

1968-03-13 第58回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

帆足分科員 建設省には各種の請願が参っておりますが、請願書というものは議会に対して国民大衆の声を反映する性質のものでございますから、請願されましたそのすべてを委員会で通過するものではございません。理事会で慎重に取捨選択いたしまして委員会にかけまして採択ということになるのでございますから、審議の重要な参考にこれを資しなければならぬと私は確信いたしておりますが、建設省のお仕事は道路とか都市計画とか河川計画

帆足計

1968-03-13 第58回国会 衆議院 外務委員会 第3号

帆足委員 私がお尋ねいたしましたことにつきましては、きのう政務次官から御答弁があったことで了承しておりますが、いまお尋ねしたのは、帰る方たちが、国交がないため、旅客船がないため、現在ほとんど九九%帰国が閉ざされておるというファクト、このファクトを各行政官殿がごまかされるから、この事実は事実として認めて対策を考えていただきたい、でないと方途を誤る、このことを申し上げたのでございます。すなわち、帰る道

帆足計

1968-03-13 第58回国会 衆議院 外務委員会 第3号

帆足委員 昨日の予算第二分科会におきまして、私は三十分の質問時間をいただきました。しかし、遺憾ながら大臣においては七分しか御在席の余地がございませんでしたので、私はそれを了といたしました。そこで、残っておる時間に次官局長殿から納得のいく御答弁が伺えると思っておりましたところ、大臣御不在でありましたために、鬼のいぬ間に洗たくとやらいうことばがありますが、聡明な大臣がおられぬので、各局長の方からまことに

帆足計

1968-03-13 第58回国会 衆議院 外務委員会 第3号

帆足委員 ものごとけじめ一つずつつけますために、先般の穂積委員発言に対しまして御承知のような問題がございまして、秘密理事会等を開いて御審議いただいたことも、報道並びに各理事を通じて承っておりますけれども、この際、委員会におきまして、正式にこの外務委員会として、また外務委員長としてのお取り扱いのほどを承りたいと存じております。  実は、この外務委員会から分かれました沖繩特別委員会で、私は、さきにあることば

帆足計

1968-03-12 第58回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

帆足分科員 一歩前進の御答弁をいただいて多少気持ちもなごやかになった。どうかそういうふうなお取り扱いを願いたいと思います。時間もあと数分しかありませんから……。  第二に、これは文部大臣から少し授業料をいただかねばならぬ告知、助言、アドバイスをするわけですが、われわれ与党といい、野党といいますけれども、同じく日本国民でございますから、私ども不逞のやからでもありませんし、あなたが国の利益を云々する—

帆足計

1968-03-12 第58回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

帆足分科員 それはラブレターと同様のものであるという御返答とするならば、かくのごとき恋ぶみがわれわれ国会議員政策に対して、外務委員会政策に対してこれが重大なブレーキになる。しかも、これが十九の春の恋ぶみならとにかく、老いらくの恋ぶみなんというものが、なお死んだ恋ぶみ外務委員会をストップさせる、こういうことは私は理解できないと思いますが、この私信によってなぜ政府政策が拘束されねばならぬのでしょうか

帆足計

1968-03-12 第58回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

帆足分科員 第一にお尋ねいたしたいのは、私はたびたびお尋ねしようと思っておりましたが、吉田書簡吉田書簡ということばが始終新聞に出ますけれども国会議員で、しかも外務委員でありながら、この吉田書簡というものを見たことも聞いたことも、内容についてはないわけでございます。これは発表を要求した人もなかったのでしょうか。また発表する意思はないのでしょうか。または発表することはできないのでしょうか。その事情

帆足計

1968-03-12 第58回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

帆足分科員 御理解のある御答弁で、これもまた実績によって御証明を切に願いたいのでございます。  と申しますのは、先年私は郵政大臣文部大臣に列席していただきまして、今日のテレビの改善について要求したことがございます。私は三年前までテレビをうちに置きませんでした、子供が大学を出ておりませんから。しかし、二年半前にテレビを置きまして、ついあのばかげたものを見るようになりまして、学力とみに低下いたしまして

帆足計

1968-03-12 第58回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

帆足分科員 お心がまえのほどは拝承しましたけれども、願わくば実績がそれに伴うことを。プディングの味は食うにあり、という有名なことばがあります。プディングをどんなに論じても、食へなければ意味をなさないわけであります。したがいまして、厚生省当局皆さんには、ひとつ自信を持って大蔵省に迫るほどの迫力を示していただきたいと思います。  大蔵省主計官殿は、一体ただいまの厚生大臣答弁を何と承ったか。常に大資本援助

帆足計

1968-03-12 第58回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

帆足分科員 厚生大臣はヒューマニズムに理解のある方だ、各議員口々にそのように申しておりますから、せっかく庶民のためによい御業績を立てられて、よい実績を残されんことを、党派を越えて切望する次第でございます。  由来わが国では、社会福祉関係仕事となりますと、施設も貧しく、その関係従業員の給与は薄く、そして弱肉強食は世のならいであって、その自由競争敗残者に対して恵みをたれるという封建観念が強かったのでございます

帆足計

1967-12-22 第57回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号

帆足委員 これは敷島のやまとことばではありません。これは万葉集にもそういうことばはありません。庶民にわからせるためには、これは沖繩総督です。それをごまかそうとするのは、私は間違っておると思う。そういうことで、国民に国を守る気概ができ、決意ができたならば、沖繩返還は早まろうと総理は言われましたけれども、国を守る気概というものは、国民民族的誇りを持ち、聡明であることが必要です。何より賢いことが今日一番重要

帆足計

1967-12-22 第57回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号

帆足委員 私は、沖繩に対する戦勝国としてのアメリカ支配形態が、アメリカにとって都合がよくできていて、日本国民にとっては屈辱の状況であるということについて、政府認識が浅いことを残念に思います。ちょうどドイツに奪われたアルサス・ローレンのような立場に立っておりまして、そして、たとえば沖繩日本国民を教育いたしますのに、沖繩同胞を教育するのに、日本国民として教育するという教育基本法に一項目を入れるだけでも

帆足計

1967-12-16 第57回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号

帆足委員 最後一つだけ。その場合にMPなりアメリカ軍人が法を破っておる。たとえば問題が起こったから釈明に来た、通訳に来た、心配して援助に来た、そういう者までつかまえて身分証明書を取り上げる、すなわち法に反したことをアメリカ軍がやったときでも、その法を守る意思と良心と正義感は、慣例的にもはや日本の警察からなくなっているような痛ましい現状ですか。

帆足計

1967-12-16 第57回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号

帆足委員 お尋ねしたいのですが、アメリカ軍人は、われわれの皮膚が黄色いのでニグロの次くらいの扱いをするという潜在観念がある。アメリカ職業軍人の教養はあまり高くないことは、ゆうべテレビで「軍事裁判」という、あのなつかしいゲーリー・クーパーの登場した映画を見まして、私、非常に感銘しました。この問題はあとで総理府に、ゲーリー・クーパーを例にして質問いたしますからよく準備しておいてもらいたいが、いまから

帆足計

1967-12-16 第57回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号

帆足委員 時間の都合がありますから、あと政府質問します。  私はわざわざ遠くから来られた沖繩労働者諸君を代表している皆さんの御意見を伺って、胸の痛む思いがいたします。根本は、沖繩植民地扱いをされておって、東京では紳士で沖繩では諸君奴隷に扱っておる。奴隷に扱うならば、ファシズムの元凶はドイツであるから、もし敗戦ファッショ国への報復というならば、ドイツで同じようなことをもっとひどくやれる論理

帆足計

1967-12-07 第57回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第2号

帆足委員 鯨岡団長は私どもの最も尊敬する同僚の一人でございます。よくおまとめになる御苦心に対しては敬意を払うことは同僚諸君と同じですが、いらした方々の間に、それは意見の相違ではなくて、視察した客観的事情を議院に報告することでございますから、多少連絡の不十分がございますから、もう一ぺん審議していただいて、そして完ぺきなものにして御報告を願いたい。これは鯨岡さんの御努力に対して敬意を失するものではございませんから

帆足計

1967-05-30 第55回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第8号

帆足委員 私は、沖縄の問題を考えるにあたりまして、日本民族日本国民利害から考えねばならないと考えております。すなわち、特殊の職業上の利害職業上の偏見から、その面からだけものを見たならば民族の大計を誤る。これは過ぐる大東亜戦争の経験もそのことを物語っておりますが、さらに、今日アメリカとともに共同防衛の構想を練っておられるようですけれどもアメリカ利害日本利害とはまた異なるところが非常に大

帆足計

1967-05-30 第55回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第8号

帆足委員 皆さま御承知のように、沖縄は、人口九十五万、わが日本民族同胞でありながら、しかし、日本憲法、すなわち、一国の民族の行き方で一番根本をなす憲法から切り離されて他国のようになり、そして日本国民として正当に取り扱われず、他国軍政下に置かれている状況に対して、与党野党を問わず、国民一人として心を病めないものはありません。これは敗戦の結果、アメリカが勝れとしてふるまっておるためでしょうか、それもございましょうけれども

帆足計

1967-05-24 第55回国会 衆議院 外務委員会 第6号

帆足委員 そこで簡単に、実は、この問題の第一は人の問題ですが、もうすべての統計学者が、年に二千人今後とも帰るということを立証しておりますから第二に、国際赤十字から手紙が来ておりますし、いままでたびたび、ユダヤ人排撃のように、期限をきめて、そして追い返して圧力を加えるというような行き方は間違っておるということを、たびたび私は手紙でもらいました。大臣は、好意でありますけれども帆足さんもそういう線で説得

帆足計

1967-05-24 第55回国会 衆議院 外務委員会 第6号

帆足委員 国際赤十字から返事も来ておりますし、それから両大臣がなれておられないので——私は田川次官それから外務大臣の弾力のあるお心持ちはよくわかっております。結論として、昨年閣議了解事項になっておるから、その事実を踏まえ、それからこの際けじめをつけて、そしてあとのことは事実に即して考えたいというお心持ちのほども実は理論としてよくわかっておる。前回は自民党のほうから質問がありまして、それは超党派的にみなが

帆足計

1967-05-10 第55回国会 衆議院 外務委員会 第2号

帆足委員 実はまことに遺憾ですが、速記録に書かれてほんの一、二週間もたたないうちにその速記録が全部くつがえされてしまったという問題とこの帰国問題は連関があります。私は単に社会党の立場ではなくて、国会権威とそれから論理を通すために、保守政党もまた合理的であり、野党も合理的であるならば、それぞれ国に稗益するところが大きいと思うのです。保守政党支配の国でもりっぱな国になっている国もたくさんありますし

帆足計

1967-05-10 第55回国会 衆議院 外務委員会 第2号

帆足委員 あと三十分くらいの見当ですが、第一に外務大臣にお伺いしたいと思いますのは、一体外務委員会というものは、ことによっては、党派を越えてほとんど一致する問題も案外に多いのです。国内の問題でもたくさんあります。病気をなおす問題などは全く同じです。歩道橋をつくる問題なども交通地獄対策も同じでしょう。こうしてほとんど外務委員会では同僚議員が同じ意見を持っておられて、政府局長次官責任を持ってお

帆足計

1967-05-02 第55回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第5号

帆足委員 ただいま中谷さんから人権の問題につきまして貴重な質問がありまして、私どももこの問題は一番心を痛めている問題でございますから、政府当局におきましては、この中の凶悪犯だけの主たる内容をお調べくださって——この三年間ぐらいの重要な事件でもけっこうです。どういう事件があったかということ、並びに、この前、一流の料亭を焼いてしまったというようなことを県人会長から伺いましたが、そのことの概要も伺っておきたいと

帆足計

1967-05-02 第55回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第5号

帆足委員 スケジュールのお約束がございますから、私はこれで終わります。本来ならばまた再質問いたしたいところでございますし、また、沖繩を犠牲にして本土の安全を考えることは私どもちょっとちゅうちょするものでありますし、また、それにしても沖繩同胞の報いられるところ少なきを嘆くものでありますが、首相の最後のごあいさつもございましたので、きょうはこれで私の質問は打ち切りにします。

帆足計

1967-05-02 第55回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第5号

帆足委員 去る四月二十八日に、沖繩那覇市を中心といたしまして、また、那覇並び日本本土各地沖繩祖国返還国民集会が持たれました。なお、日本の南方、与論島沖合いの二十七度線では、沖繩同胞日本同胞との共同海上集会も持たれました。さらに、この三宅坂におきましては、二十八日、神山沖繩県人会長、八十三歳の老翁も含めまして、沖繩から来られたたくさんの代表ともどもに、二十四時間のハンガーストライキをもって

帆足計

1967-04-26 第55回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号

帆足委員 これは重大問題です。時間はとりません。いまのあなたの発言は間違っております。植民地に関する決議ではありません。植民地状況を廃止すること——アボリッションということばがあります。廃止することについての決議でありまして、そのときの定義は、住民自治権を現に失っておる領域を植民地定義するということを、アメリカ代表が、自分の国はかつて英国植民地であったから、その定義をするには自分がふさわしいと

帆足計

1967-04-26 第55回国会 衆議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号

帆足委員 総務長官——あと資料の要求であります。実は四月の二十八日に沖繩祖国復帰愛国デー・デモンストレーションもあるのでございます。それで一言だけ。  国際連合の正式の決議によりまして、自治権を失っておる住民がその自治権回復のために物心両面の運動をすることに対しては、各国政府はこれを保護し助長するべしという項目がございます。したがいまして、長官はもとよりこの項目御存じでしょうが、御存じであるならば

帆足計

1967-04-25 第55回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第6号

帆足分科員 衆議院議員一人としてこの追加予算を出すことに不賛成の者はないことを、私は断言してはばかりません。むしろ万雷の拍手をもって厚生省の労を多とするでしょう。税金を出しておるのは国民ですから、その国民を代表しておる私たち、その私たちの中で相当保守的な恐竜類に近いくらいの尊敬する友人ですら、この問題に対してはやはり全くそのとおりだとだれしも申しております。大臣にはしかとお心得え願って、経費の裏づけのない

帆足計

1967-04-25 第55回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第6号

帆足分科員 時間が限られておりますが、ただいま高田富之分科員の要望されましたインターンに対する質疑応答を拝聴いたしまして、私も全く同感でございますから、関連いたしましてその問題から問いただし、また要望したいと思います。  インターンにつきまして、いま一般の世論もこの問題の再検討を強く要望しておりますが、聞くところによりますと、予算裏づけば昨年の二倍程度で二億七千万円前後と聞いております。そのうち

帆足計