○参考人(川西実三君) ただいまの問題につきましては、私は、先ほど申し上げました最後の問題について私の考え方を申したわけですが、それは、労働者の基本的権利というような問題については、その国の事情と食い違うような点があっても、国内事情にどちらかというと優先して、基本的な問題については、その国内の事情が他より劣っておるとするなら、それを改善していくように少くとも努力すべきじゃないかという感じを持っておる
川西実三
○参考人(川西実三君) この席には、幸いに労働問題の国際的にもその権威を認められておる鮎沢さんがみえておりますので、私の率直な気持から申せば、お示しいただいた、四つの問題について、皆様方が鮎沢さんのお話を先に聞きになれば、それでもう十分じゃないかという感じがするのでありますが、御招集を受け、また委員長の発言の御要求もありますので、露払いと申しますか、前座という意味で、四つの問題につきまして、私自身が
川西実三
○参考人(川西実三君) さっき申し上げましたように、権威あるというようなことを抜きにして、ということでしたら、私はそういうふうにしていきたいものだ、そうすべきじゃないか、こういうふうに考えております。
川西実三
○参考人(川西実三君) 私自身がフィラデルフィア宣言なりあるいはその他の平和条約なんかについて正しい権威のある解釈というようなことをする能力も資格もございませんが、しかしILOのあの精神というのは、各国、ことに程度の低い所が相当努力をしていくべき要素を含んでおるだろうと思います。そういう意味における努力、社会を一歩々々改善進歩させるというような努力は、おのおのの国がすべきじゃないかと、こういうふうにただ
川西実三
○参考人(川西実三君) 私自身の資格は、ILO協会の副会長、会長どうしても出られませんので、出ることになった次第でございます。
いただきました御書面には、いろいろな項目が掲げてございますが、私自身が意見がましく申し上げることは、これは、それらの問題に関連して、このILO協会というものがどういうふうな考え方あるいは感じ方を持っているかということ以外に出ることはできなかろうと思います。その点につきましては
川西実三