○衆議院議員(川本末治君) お答えいたします。これは従来裁判所のほうの関係の登記書類などを取扱つておりますものは司法書士法によりまして司法書士としての取扱を受けております。このほうは、この行政書士と申しますものは、わかりやすく申上げますと、警察又は区役所等におきまする戸籍事務とかいろいろな手続という程度の仕事をいたしておるものでありまして、司法書士とは全然別個の立場でございます。
○衆議院議員(川本末治君) 只今議題となりました行政書士法案につきまして、衆議院地方行政委員会におきまする起草の経過並びに提案の理由等につきまして、その要旨を簡單に申上げたいと思います。 御承知のごとく行政書士は代書人の名称を以ちまして、従来長く内務省令代書人規則の規律を受けて参つたのでありまするが、終戰後右規則が失効いたしまして以来、都道府県の中には條例を設けて地方的に行政書士業を規律しておるものも
○川本委員 辻原さんにちよつとお尋ねしたいのですが、私少し所用のために席をはずしておりましたので、あるいは他の諸君がお聞きになつたことと重複するかもしれませんが、御了承願います。先刻御意見のうちにありました、職域外においてというところで私聞き漏らしたのでありますが、お説は教職員の任地ということなんですが、村の教員は隣の村へ行つては政治活動に対しては制限を受けないようにしろという御意見でございますか。
○川本委員 そうしますと、今のようなことは、教育上非常に惡い影響を及ぼすから、これは厳重に取締らなければならぬという御意見に解釈してよろしゆうございますね。また公述人の御意見中に、いつの選挙でしたかに、ほんの一小部分はそういうものがあつたかもしれぬというようなお議がありましたが、これがかりに全国にたくさんあつたといたしまして、それからまた将来そういうことをやるおそれが多分にあるというような現状にありました
○川本委員 私は小林公述人に、教職員の政治活動の制限の問題につきましてお伺いしたいと思います。たとえばある選挙の場合に、学校の先生が黒板の一角に、ある特定の候補者の名前を書いたり、または出校の場合などに、メガホンなどに特定の候補者の名前を書いて放送しておるというようなことが、清浄無垢な青少年に、どういう影響を与えるかという点につきまして、教育者としての小林先生の御所見を承りたいと思います。
○川本末治君 ただいま議題となりました行政書士法案につきまして、地方行政委員会における起草の経過並びに提案の理由及び要旨について御報告を申し上げます。 御承知のごとく行政書士は、代書人の名称のもとに従来長く内務省令代書人規則の規律を受けて参つたのでありますが、終戰後右規則が失効いたしまして以来、都道府県の中には條例を設けて地方的に行政書士業者を規律するものが現われて参りました。しかし、今日なおいまだ
○川本委員 御指名により国政調査北海道班を代表いたしまして、調査の概要を御報告申し上げます。 私ども北海道班は大泉委員のほかは昨年度の国政調査においても同じく北海道班として渡道いたしたのでありまして前回、足をのばすことのできなかつた西部地方を訪れまして、また前回の調査の及ばなかつた面を視察して、全体としての北海道の実態を把握したい念願を持つて参つたのであります。特に今回は第八国会で成立を見ました新地方税法
○川本委員 次には最近、今朝の新聞などにも出ておりますが、いまだ隊員の給與が決定していないということを聞いております。これは隊員にいたしましてもはなはだ迷惑なことでありましようし、また政府としましてもいささか不手際過ぎはしないかという感じがいたします。今日、すでに発足して今までの御説明で承つたような現状にありますのに、その一番根本の問題といわなければならぬ隊員の給與が今なお決定していないということはどこにその
○川本委員 部隊の問題につきましては一応了承いたしました。現在本部の機構はどの程度まで機能を発揮し得るようになつているかという点が一つと、次にお尋ねしたいと思いますることは、最初隊員を募集せられました当時の装備などの点につきましては、国警の方で一切おやりになつたように承つております。すでに十月に入りまして、他の十二万五千の警察隊員は冬の装備に移つておりますが、現在予備隊の隊員に対しては、冬の装備の支給
○川本委員 私は大橋法務総裁並びに増原警察予備隊長官に、自治体警察のことと予備隊警察の問題についてお尋ねしたいと思います。 まず最初に増原長官に、警察予備隊の件につきまして、簡單にお尋ね申し上げたいと思います。七万五千の隊員を持ちまする警察予備隊は、現在一般の七万五千の隊員が充員できておるかどうかという点と、それから最近なおまだ幹部の任命が相当遅れておるやに聞いておりますが、そういう幹部をあとにして
○川本委員 返還の事務的方法につきましては、今承りまして了承いたしましたが、その結果、前委員会で私が質問いたしましたように、北海道のごとき、まつたく平衡交付金を多額にもらわなければやれない府県に対しまして、御答弁によりますと、一月の末にならなければ、これが決定しないような状態でありますが、その間そうした府県に対しまして、どういうふうな暫定の御処置をおとりになるお考えでありますか。
○川本委員 ただいま小野政務次官からきわめて御親切な御答弁をいただきまして、私どももぜひともこの地方民の要望いたしております点を、一日も早く実現できますように、一層の御努力を要望してやみません。税法の中には市町村による計算というので、きわめて不公平な所得割のありまする場合には、これを三百五十條から十七條までの間で、独自の立場において市町村が再計算をすることができるように規定づけられてはおりまするが、
○川本委員 地方税が実施されましてから地方で最近一番大きく論議されておりまする点を見ますると、何と言つても市町村民税に対しまする所得割のきわめて不均衡であるという点と、さらに年度末近くなりまして政府で平衡交付金の返還を迫つておりますこの二つが、今地方では相当問題になつておると思います。 まず私は市町村民税について一応お尋ねしてみたいと思いますことは、二十四年度の所得税がきわめてずさんなものであり、
○川本委員 私はまず最初にごく簡單に小峯政務次官にお願いを申し上げておきたいと思います。この問題はもうすでに本日は藤田委員から、前委員会におきましてはわが党の河原委員から、再三要望されておることでありまするから、あらためて御答弁はしていただかなくも、ただいまの藤田委員に対する御答弁で十分でありますが、問題の消防に関しまする公共事業費のわくを当てごう問題であります。これは全国の消防団における熱烈な要望
○川本委員 せつかく斎藤長官に御答弁を願いましたけれども、大橋法務総裁の言葉を少し長くなさつただけでありまして、内容には何ら触れていない。警察の定員の再配分に関する点は、法律を改正しなければならないということは、法務総裁がおつしやつておりましたが、今長官からもおつしやつた。少くともわれわれ国会議員は、法律をかえなければできるかできないかくらいのことはよく承知しておる。そういうことを重ねて言われることは
○川本委員 法務総裁の御答弁、はなはだ抽象的でありまして、いまなおそうした問題については調査、研究中というお返事のように承りまするが、この問題はきのうやきように言い出された問題ではありませんで、特に大橋国務大臣の前任者でありました樋貝国務大臣の時分に、すでに私どもが議席を得まして第五国会に臨みましてから常に論議され、各方面からも委員会に陳情いたしておるばかりでなく、政府の方にも十分そうした陳情は行き
○川本委員 私一応大橋法務総裁にお伺いしたいのであります。治安維持のために警察予備隊七万五千人というものが、新たに設けられたのでありますが、これは今日までわれわれが知るところによりますると、現在ありまする十二万五千の警察とは何ら関係がない建前のように考えておりますが、いずれの時代にも治安の維持の大切なことは申すまでもありません。特に最近の日本の情勢は、最もこの点に意を用いてもらわなければならぬと思います
○川本末治君 ただいま議題となりました行政書士法案につきまして、地方行政委員会における起草の経過並びに提案の理由及び要旨について御報告申し上げます。 御承知のごとく行政書士は、代書人の名称のもとに、従来長く内務省令代書人規則の規律を受けていたのでありますが、終戰後、右規則の失効してより以来、都道府県の中には、條例を設けて各地方的に行政書士業を規律するものが多く現われて参りました。しかし、今日なおいまだ
○川本末治君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつております地方税法案の修正案並びに修正部分を除きまする政府原案に対しまして賛成の趣旨を申し述べるものであります。 本法案は、御承知のごとく前回の国会において上程せられましたが、不幸その成立を見るに至らなかつたものでありまして、今回はこれに若干の修正を加え、新たに提案せられたものであります。前法案の不成立によつて生じました地方財政の空白
○川本委員 私がこの際大橋法務総裁にお尋ねいたしたいと思いまするのは、警察官の七万五千の増員が云々されておりますやさき、長い間、これは毎国会に陳情、請願の形をもつて地方から出されていることであり、常に吉田内閣の方にもわれわれから要望しておりました自治体警察の定員の再配分という問題であります。もちろん今回の七万五千の警察予備隊の問題とは直接関係はないまでも、前樋貝国務大臣にも再三お尋ねをしておつたことでありまするが
○川本委員 お答えによりまして概要は承知することができましたが、今お答えのうちにありましたように、まだすべてがはつきりしていないようでありますので、重ねて申し上げるまでもなく、昨今の内外のこの微妙な情勢に即応して、後日悔いを残さないように、十分ひとつ迅速なる、適正なる措置を講じていただけるように、この際お願いいたします。
○川本委員 海上保安庁の長官がおいでになつておりますので、海上保安庁の職員の増強につきまして、四、五お尋ね申し上げたいと思います。 御承知のように、昨今の日本の安全保障は日本人にとつて最大の関心事でありまするが、少くとも国内の治安だけは、われわれ日本人自身の手によつて保たれることが刻下の急務だと思います。この意味におきまして、今回のマッカーサー元帥の書簡によりまして、海上保安庁の職員の八千人増員を
○川本委員 今国務大臣の御説明によりますと、新聞記事の問題につきましては自分ははつきり知らないというような御意見のように拝聴しましたが、もしそうであるといたしますと、けさの読売新聞などの記事ははなはだ不穏当な言葉であるとわれわれは考えるのでありますが、ああしたことは、われわれ直接今大臣にお聞きして初めてわかつておりますけれども、一般の国民はそういうことはわからない。従つてああした大新聞がかようなことを
○川本委員 樋貝国務大臣が御出席になりましたから、警察の定員の問題についてちよつとお尋ねしたいのであります。現石の警察の定員は御承知のように、昭和二十一年十月一日現在の人口によつて配分されておりますが、その後各方面の情勢の変化から、大都市に隣接しております都市では、非常に警察の定員が手薄であるために困つておりますことは、再三陳情や請願などで御承知のことと思いますが、政府は昨年来しばしば新聞などによつていろいろな
○衆議院議員(川本末治君) お話の通り弁護士法の規定は本法に比べますると、可なり重い刑を以て臨むことになつております。而して弁護士法に規定しておりまする違反行為と申しますると、弁護士にあらずして弁護士の業務を行つた者でありますが、本法に規定しております事項は司法書士がその範囲を越えて訴訟行為に関與した場合でありまして、一方は弁護士業務を弁護士にあらざる者が行なつた場合であります。本法の場合は司法書士
○衆議院議員(川本末治君) 司法書士の資格につきまして試験制度によるか、或いは認可制度によるかにつきましては、質問の際十分考慮いたしたのでありますが、元来司法書士は恰も公証人と同じように一つの区域内において大体何人ぐらいを設けるかというような問題もありますし、又司法書士の職務上検察庁或いは裁判所の構内等で業務を行う場合が非常に多いのであります。さようなことからいたしまして、広く試験制度によつて一般より
○衆議院議員(川本末治君) お答えいたします。「他の法律において制限されているもの」と規定しておりますが、これは具体的に申上げますと、弁護士法、弁理士法、公認会計士法、或いは更に今回立案せられております土地家屋調査士法等を指しておるのでございます。
○衆議院議員(川本末治君) この種類を分けました点につきましては、消防庁から来ておりますから、專門の者に一応説明をいたしますから……
○衆議院議員(川本末治君) 最初に修正をいたしましたのが第四條でありまするが、消防法一部改正による新旧対照表というのがお手許にお配り申上げてあるようでございますが、その中の黒線の引いてある部分だけが新たに出たのであります。 第四條は、現行法では如何なる場合がありましても、個人の住居に対しましては、承諾がなければ消防長或いは消防署長の立入ができなかつたのでありますが、これを種々の事情、緊急止むを得ない
○川本末治君 ただいま上程されました消防法改正案起草に関する地方行政委員会の経過並びに結果を御報告申し上げます。 消防法は、火災、風水害その他の災害を予防し、これによつて生ずる人的、物的損害をできるだけ少くすることを目的として、昭和二十三年七月、本国会の手によつて起草、成立したものでありまするが、その後同法の具体的運用の体験によりまして、さらにその完璧を期せんがため所要の改正を行う必要を認めまして
○衆議院議員(川本末治君) 要点の細部につきましての説明は、丁度国家消防長官もここに参つておりますので、専門の方から詳しく御説明をして頂いた方が皆様方の方の御得心か早く行くかと思いますので、その方に説明を讓らして頂きたいと思います。
○衆議院議員(川本末治君) 現行消防法は御承知のように昭和二十三年七月に本国会におきまして起草成立したのでありますが、その後同法の具体的運用の体験によりますると、更に現行消防法の運用の完璧を期しまするためには幾分の改正を加えなければならないという点から、実は衆議院の地方行政委員会におきましては、本年一月二十五日に不肖私を初め十二名の小委員を選任いたしまして、小委員会におきまして五日起草につきましての
○川本委員 ただいま委員長よりお諮りになりました消防に関しまする小委員会の経過並びに結果を御報告いたします。 本委員会は本年月二十八日、不肖川本末治外十二名の小委員選任によつて、発足いたしたのでありまして、爾来消防法改正案を起草するため小委員会を開くこと五回、愼重に協議いたしました結果、このほど成案を得ましたから、簡單に起案の理由と内容と御説明申し上げます。 火災を予防し、これによつて生じる人的
○川本委員 一言政府当局にお尋ねしたいと思います。 今回の画期的地方税法の改正に関しまして、あらゆる業者の方面から陳情書などがわれわれの手元に山積しておるのであります。この点につきまして、政府はこれらの業者の陳情をもちろん受けておられることと思いまするが、この改正法案につきましてそれらの意見を十分に織り込まれたものであるかどうかという点を、まず一点お伺いしたいと思います。 それからその次に私ども
○川本委員 大体お尋ねした点は了承いたしました。 もう一つお伺いいたしたいと思いますのは、自治体警察吏員の退職者に対する恩給の支給の点であります。この点につきましては昨年の末に、水田大蔵政務次官にお尋ねいたしましたときには、これはただちに支拂うことができるようになつておるということを、この席上で承つたのでありますが、事実においては支給されていないように思います。この点につきまして、現在これは非常に
○川本委員 自治体警察の人員の再配分につきましては、すでに吉田君から御質問がありましてお答えをいただきましたが、今共産党の池田君の警察の整備の問題について、いろいろ御質問がありましたが、私もその点について国務大臣の御答弁と同感であります。実は国警の方は昨年度末までに、大体拳銃などの点も一人に一ちようずつ配分されたようでございます。従つて農村の駐在巡査までも、りつぱな装備をいたしておりまするが、一方自治体警察
○川本末治君 ちよつと地方行政の方からお願いしたいと思います。ただいまごもつともな御意見を拜聽いたしておりまするが、実は地方行政は御承知のように、本国会では非常に税制の問題などやかましい問題がたくさんあります。特に具体的に申し上げますれば、今各方面から陳情が来ております鉱産税の問題とか、また消防制度の問題などにつきましては、どうしても私どもとしてはよく調査しておかなければならぬ問題であります。自治体警察