1951-05-21 第10回国会 衆議院 運輸委員会公聴会 第1号
○川島公述人 お答え申し上げます。自動車の強制執行につきまして、自動車の移動性を考慮した適切な規定を設けていただきたいと申し上げましたのは、御案内の通り船舶の強制執行につきましては、停泊地の裁判所へ手続をしなければならぬことに相なつておりまして、そのために実際上、船が動くために強制執行ができないというふうに聞いておりますので、自動車につきましても、東京に籍のある自動車で、東京で手続をいたしますときに
○川島公述人 お答え申し上げます。自動車の強制執行につきまして、自動車の移動性を考慮した適切な規定を設けていただきたいと申し上げましたのは、御案内の通り船舶の強制執行につきましては、停泊地の裁判所へ手続をしなければならぬことに相なつておりまして、そのために実際上、船が動くために強制執行ができないというふうに聞いておりますので、自動車につきましても、東京に籍のある自動車で、東京で手続をいたしますときに
○川島公述人 私は日本興業銀行の川島でございます。金融事業に携わる者といたしまして、自動車抵当法案につきまして、意見を申し述べさせていただきます。結論から申しますと、私はこの法案の趣旨に全面的に賛成でございます。以下簡単にその理由を申し上げます。 自動車金融につきまして、私ども金融に携わります者が常々最も不便に感じておりますのは、自動車担保の金融取引に適切な担保物件の設定が、わが法制上認められていないことでございます