2013-04-11 第183回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
○嶋中公述人 もちろん私の専門外ではございますけれども、基本的には、社会保障を限定的な対象として消費税を上げていく方向性というのがいいんだろうというふうに思っておりますが、しかし、財政のことを考えると、消費税は上がらざるを得ない、これは議員が御指摘のとおりだと思います。 問題は、直間比率だとかそういう議論とはまた別に、消費税を上げるときに、いつごろに上げたらいいのか、それから、どれだけのマイナス効果
○嶋中公述人 もちろん私の専門外ではございますけれども、基本的には、社会保障を限定的な対象として消費税を上げていく方向性というのがいいんだろうというふうに思っておりますが、しかし、財政のことを考えると、消費税は上がらざるを得ない、これは議員が御指摘のとおりだと思います。 問題は、直間比率だとかそういう議論とはまた別に、消費税を上げるときに、いつごろに上げたらいいのか、それから、どれだけのマイナス効果
○嶋中公述人 嶋中でございます。 私は小黒公述人とはちょっと意見が異なりまして、今、不況であるかどうかということなんですが、一般的に言って、デフレギャップが三%もあって、なおかつ、日銀短観の業況判断DIが大企業製造業でマイナス八、これは三月ですね。よいと答えた企業の割合より、悪いと答えた企業の割合の方が多い。そういう状態ですから、不況だと思います。ただし、景気後退は終わった。さっき言いましたように
○嶋中公述人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の嶋中でございます。よろしくお願いいたします。 私は、主に景気を見ている人間でございますので、今回の予算審議に当たって、どれだけ今お二人の方がお話しになられたような政策的な見地からの参考になるかどうかはちょっとわからないんですけれども、今般、アベノミクスと日本経済について、特にアベノミクスの第一の矢、そして第二の矢が放たれようとしているという中で、第三
○参考人(嶋中雄二君) よく内容が分からないということではなくて、ちょっと具体的詳細についてお聞きしたかったということだけなんですが。 基本的には、我々、木内さんも含めてなんですが、マクロのエコノミストでありますので、効果があるなしというのは、例えば公共投資に計上されて、それが、いわゆる一・一とか一・二とか言われる乗数効果を通じてマクロ経済に波及して所得を押し上げる効果というような形で計算できるかどうかということになりますので
○参考人(嶋中雄二君) 木内さんと同じく、基金の増設についてどういう具体的な内容なのかちょっとお聞かせいただきまして、それから、理解を深めてから御説明できればと思います。
○参考人(嶋中雄二君) 嶋中でございます。 私は木内さんと同じようにエコノミストをやっておりますので、若干お話に重なる部分もあるんですが、見方がやや木内さんよりは相対的に、この補正予算を早期に国会通過させて、そして関連法案も通過させることによって経済危機対策がきちっと早く実行に移されるという前提でありますけれども、やや楽観的な見方をしております。ただし、数字的にそんなに異なるものではありませんけれども