1965-03-11 第48回国会 衆議院 体育振興に関する特別委員会 第9号
○島田参考人 少なくとも今年の問題といたしましては、それ以外にやりようはないと私は思っております。しかもそれはフランチャイズということばを多くの力がしばしばお使いになるのでありますが、私の解するところろでは、本拠をプロがある球場に持つと申しますことは、まず最初にプロのスケジュールがきまりまして、そして全部それを本位としてその他のゲームはその間にはさみ込んでいくということでありますれば、いわゆるフランチャイズ
○島田参考人 少なくとも今年の問題といたしましては、それ以外にやりようはないと私は思っております。しかもそれはフランチャイズということばを多くの力がしばしばお使いになるのでありますが、私の解するところろでは、本拠をプロがある球場に持つと申しますことは、まず最初にプロのスケジュールがきまりまして、そして全部それを本位としてその他のゲームはその間にはさみ込んでいくということでありますれば、いわゆるフランチャイズ
○島田参考人 私は今度は大学の関係者の立場としてお答え申し上げたいと思うのですが、本来学業とスポーツというものを両立させるためには、おっしゃるように午前中から野球の試合をやるなんということは確かに好ましくないことは私もよく承知しているはずでございます。しかしごらんのように、かりに土曜日の午後を使いましても、現在の大学の学科配当をごらんいただきますと、やはりそこには相当の授業の配当が現実に行なわれておるというようなことは
○島田参考人 ただいまの前田委員の御質問でございますが、もともと明治神宮外苑の野球場というものが学生のみの使用であれば、あるいはこの委員会としてはたいへんけっこうだとお考えになっていらっしゃるだろうと思います。またわれわれとしましても、できますならばそれはたいへんけっこうなことだ、その点についていささかも違った考えを持っていないはずでございます。ただ、すでに開かれました何回かのこの委員会で委員の各位
○島田参考人 ただいまの御質問は、都市交通審議会としても、大きな問題の中でも一番大きな問題として取り上げておるところでございます。非常に正直に申し上げますと、実は昨日の午後も、この問題について特別の委員会の開催のもとに、非常な御議論が各方面から出たところでございます。私、座長といたしまして、実は昨日あたりでこの問題に結論を出しまして、総会に御報告申し上げ、そしてその総会の御審議を経た後に、答申案を作
○島田参考人 ただいまの御質問の点でございますが、私の見るところでは、これに類するものが最近のところおもなものとして三つあったように思います。一番早いのが東京市政調査会、これは一昨年の暮れ近くであったと思うのでありますが、大都市交通問題研究会というものを作られまして、この東京市政調査会が中心になってやったわけであります。これは東京都を中心としての交通難をいかなる方策によって解決するかということの研究
○島田参考人 ただいま委員長がおっしゃいましたように、大都市における交通の問題、なかんずく人口の増加に基きまして非常な旅客輸送の上の混雑が大きな都市に幾度でも出て参りましたことは、皆様御承知の通りのことだと思うのでございます。われわれといたしましても、何とかして一日も早くこの混雑の状態を緩和させる対策を立てなければならないということを考えておるわけでございますが、幸いにいたしまして昨年の秋、都市交通審議会
○島田参考人 四十九条は御指摘のごとく、確かに精神はそこにあると思います。またそうでなければならないと私も思うのでありますが、但書がついております以上は、やはりそれが、その解釈の場合になつて来ると私は思うのでありまして、但し云々と出ております以上は、その場合も絶対にないわけではない。しかしもしそういうことが、国有財産の処理にあたつて非常に弊害を将来伴うおそれありということでございますならば、むしろ法律自体
○島田参考人 先ほどから私申し上げておりますように、今回の問題が起つて参りました際においての解釈は、確かに少し広い解釈をとられたということは事実としてあつたと思うのでございます。それがまた問題になつておるのだと思うのであります。その点は私は非常に遺憾だと思う。先ほど申し上げたように、日本国有鉄道法施行令の方でなしに、日本国有鉄道法第四十九余の場合のごときを見ましても、あまりにこれは広義の解釈をとり過
○島田参考人 私少し遅れて参りまして、ほかの参考人の方がどういう意見をお述べになりましたか十分伺つておりません。私は私だけの立場で申し上げたいと思うのであります。ことに私はまつたく政党政派に関連のない立場でございまして、実は大学に直接関係を持つておるだけでありまして、特に私の再門が交通論ということになつております関係から、おそらく私は今日の参考人の一人に加えられたのではないか、自分自身ではそういうような
○島田参考人 ただいま委員長から二点について御質問があつたのでありますが、第一点は、先ほど私触れましたように、時間の遷延は確かに数時間にわたつてあつたわけであります。しかしその原因が那辺にあつたということは、主観的に考えますならば、いろいろ見方もございましよう。ただ早稲田大学を代表いたします私といたしましては、なぜ内容のそう著しく極端でもない一枚の紙をお書きになるということをあれほど長く拒否なさつたか
○島田参考人 ただいま委員長からお話がございましたように、五月の八日から九日の明け方にかけまして、大学において事件が発生いたしましたことは、皆様もすでに御承知であろうと思います。私はこの際事件の概要を最初に申し上げまして、皆様の御参考に供したいと思うのであります。 この事件がまず始まりました時刻この事実も、はつきりお認めを願いたいのであります。さらにその後に山本君が、多少気分が悪いというようなお話
○島田参考人 たしかに御指摘のごとく、問題が起りました場合において、正当な道を私どもが選びますといたしますならば、大学当局のしかるべき責任者が警察当局と交渉をいたしまして、この問題を片づけるという筋道が、私は当然あつてしかるべきではないかということを感ずるのでございます。現に私どもの大学におきまして、一昨年の秋に多少の動揺がございましたことは御存じであろうと思いますが、かかる場合におきましても、私どもの
○島田参考人 ただいま世耕委員からの御質問でございますが、まさしく御指摘のごとく、私自身といえども、学問に秘密があつてならないということは当然必得ております。何人がいかなる形式において大学の講義を聞かれることも、場合によつてはこれはさしつかえなかるべきはずであると私は思うのであります。ただ今回の東大の問題が起つて参りました直接のありさまを私ども見ておりますと、これは先ほども触れました次官通牒に、遺憾
○島田参考人 ただいま委員長から御指摘になつた二点につきまして、簡單にお答えを申し上げたいと思います。 大学の自治あるいは学問の自由ということがしばしば唱えられておるのでありますが、私自身といたしましては、この点はあくまで純粋の学問上の研究の自由ということだけが、本来の大学が持つております自由であると私は考えておるのでございます。学園内におきましての自治という問題は、もしこれが社会に悪い影響でも及
○島田参考人 いわゆるレツド・パージの問題につきまして御質問があつたわけでございますが、まず大学の教授の諸君のこの問題について考えておりますところは、私どもの大学においてはきわめて冷静であり、平穏であると、最初にお答え申し上げたいと思うのであります。もちろん大学教授としての適格性というものは、かつてから行われ、また現在においても継続しておりますところの、適格審査委員会において審査というものがございますので
○島田参考人 重ねて若林委員から御質問がありましたところに対してお答え申し上げます。御承知のごとく、私どもの大学は非常に学生数の多い大学であるわけでございまして、先ほど申し上げました第一学部並びに第二部、すなわち新制学部に切りかえました後におきましても、新制学部だけでございますと、定員が晝夜を通じまして一万六千五百ということになつております。ただ現在におきましては、旧制の学部の諸君もまだ残つておられるわけでございますので
○島田参考人 ただいま若林委員から総括的な最近の事情を述べろという御意見でございました。簡單に私は最近私の大学に起りました事情を申し上げたいと思います。 最初に私どもが学生運動としてやや大規模な活動を見ましたのは、九月の二十八日のことでございまして、この日は学内に学生を中心として平和擁護並びに大学の発展というようなスローガンのもとに、大会を挙行するという計画が現われて参りました。もちろんその当時におきまして