2002-11-20 第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
○岩本参考人 今さら申し上げるまでもありませんけれども、先ほども申し上げましたように、原子力については、地域は何といっても大きな信頼のもとに原子力との共生が続いてきた、運命共同体と言ってもいいくらいの姿になっていたわけですね。 そういう中で、一連の自主点検の不正の問題、さらに、せんだってそれがあらわになったわけでありますけれども、格納容器の気密データの不正、これは極めて残念なことでありまして、かかる
○岩本参考人 今さら申し上げるまでもありませんけれども、先ほども申し上げましたように、原子力については、地域は何といっても大きな信頼のもとに原子力との共生が続いてきた、運命共同体と言ってもいいくらいの姿になっていたわけですね。 そういう中で、一連の自主点検の不正の問題、さらに、せんだってそれがあらわになったわけでありますけれども、格納容器の気密データの不正、これは極めて残念なことでありまして、かかる
○岩本参考人 お話ございましたことでありますが、確かに、今回の一連の自主点検不正の問題については大きな怒りがあったことは事実でありますけれども、これまで構築されてきました信頼の関係というものを何としてもやはり持続したい。そういう中で、我々行政者はもちろんそうでありますけれども、立地の住民としましても、エネルギーの基地として、とりわけ首都圏に電力を送る、エネルギーを供給する、そういう使命感みたいなものが
○岩本参考人 おはようございます。福島県双葉町長の岩本忠夫であります。 福島県の双葉地方は、現在、第一原子力発電所が六基、さらに第二原子力発電所が四基、計十基ございます。三十数年間になりますけれども、多少のトラブルはございましたが、比較的順調に、安心、安全な運転を今日まで続けてきたわけでありますけれども、八月二十九日、突然、今平山知事の方からもお話がございましたように、東京電力の一連の不正事件が発生
○参考人(岩本忠夫君) それじゃ、簡単に申し上げたいと思います。 まず、御指摘のありました点についてでありますが、私たちのほうの双葉郡というのは、先ほども申し上げましたが、人口が大体七万弱でございまして、これはほんとうに、何といいますか、福島県でも特に県政の谷間などといわれたそういう地域で、南には三十五万のいわき市がございます。また北方を見ますと、隣に原町市とか相馬市とか、そういうつまり地方都市が
○参考人(岩本忠夫君) お答えします。 このスチーム管の蒸気漏れの問題でありますが、これは私の調査によりますと、昨年の四月十七日から福島一号炉が定期検査に入ったわけでありますが、その間に、さっき申し上げました放射性廃液漏れの事故などもございました。その定検中に、東京動力という下請会社が、そのスチーム管の工事をやったそうであります。その際に、つまりこのパイプとパイプのつなぎ合わせですか、これが工事上
○参考人(岩本忠夫君) 福島県双葉町の岩本忠夫であります。 私の住んでいる地点から約二キロほど離れたところに福島原子力発電所がございます。私は、今回の電源開発促進法ほか関係法案に反対をする立場で若干意見を申し上げたいと思います。 今回出されている電源開発促進法案、私はこの法案については、つまりいま全国的に各地で原発反対運動が展開をされている。つまり、地域の住民が、危険な原発に対して拒否権を行なっている