1972-05-19 第68回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号
○岡部説明員 沖繩復帰にあたりまして、至りませんことばかりでございましたのに、皆さま方の御指導、御鞭撻をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。また、このたびはからずも開発庁の設置にあたりまして、過分にも事務次官を拝命いたしました。心を新たにし、精魂を込めて、この仕事に当たりたいと考えます。どうぞ格別の御指導のほどお願い申し上げます。(拍手) ————◇—————
○岡部説明員 沖繩復帰にあたりまして、至りませんことばかりでございましたのに、皆さま方の御指導、御鞭撻をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。また、このたびはからずも開発庁の設置にあたりまして、過分にも事務次官を拝命いたしました。心を新たにし、精魂を込めて、この仕事に当たりたいと考えます。どうぞ格別の御指導のほどお願い申し上げます。(拍手) ————◇—————
○政府委員(岡部秀一君) 法律的には、一人の事務局長がそれぞれの各省大臣の指揮を受ける、そういうことになっております。それで、その権限が総合事務局にありませんで、それぞれ個々的にございますと、それぞれの、地建なら地建の局だけで、それぞれのその独自の立場でやるわけですが、ところが、総合事務局長はそれぞれの省の指揮系統を受けまして、一人の人間がすべての仕事をするということになりますが、それぞれの個々的な
○政府委員(岡部秀一君) 各部の仕事をそれぞれおろしまして、この総合事務局においての仕事といたしましては、各部の仕事をそれぞれおろしたほかに、なお総合的にそれぞれの部局が個々的にやるという点でのちくはぐの問題の点がありますので、そういう点を総合的に行なう、こういう点で、総合事務局に統一して入れまして、そうして一人の長がそれを統合していくというねらいを持っているわけでございます。
○政府委員(岡部秀一君) それぞれの、たとえば財務部とか農林水産部とか通商産業部とかそういうそれぞれの部を置きますけれども、それぞれの部を独立でそれぞれに置くということになりますると、それについての会計あるいは人事その他庶務、すべての仕事をそれぞれの部門ごとに置かなくてはならぬわけですが、総合事務局に各部として入りますると、そういう各部に共通するところの事務というのは一部門の総務部なりなんなりでやることができるという
○政府委員(岡部秀一君) 御質問の点で、昭和四十五年度の予算を見てみますと、四千七百五十一万八千円でございます。翌年の四十六年度の予算額は九千四万四千円でございます。そうして四十七年度の予算額は一億一千六百三十九万三千円でございますので、前年度に比しまして二千六百三十四万九千円という予算の増を見ております、内容は北方対策本部の人件費、一般事務費等で千四百八十五万三千円、それから北方領土の問題対策費といたしまして
○政府委員(岡部秀一君) 現在あります北方課は、課長一名、補佐一名、係長三名、係員二名、計七名となっております。人員は、現在が七名で、新しくできますところの北方対策本部八名でございますが、内容におきまして、審議官という充実した事務官を配置をしてあるという点で、前よりは強化をしておるという措置をとってございます。
○政府委員(岡部秀一君) 北本対策本部は、国家行政組織法の第八条の規定に基づく機関でございます。総理府に設置されまして、本部長は総理府総務長官、副本部長は内閣総理大臣が指名しますところの総理府総務副長官でございます。審議官一名、それから併任の参事官を一名、補佐二名、係長二名、係員二名、併任の参事官を含めまして八名という人員でございます。
○政府委員(岡部秀一君) 定員外の職員につきましては、欠員がありますから、できるだけ資格のあるものは定員内に入れるようにという指導を現在までいたしてきております。
○政府委員(岡部秀一君) 沖繩の総合事務局の内部部局は政令できめることになっておりますが、まだ政令で閣議決定を見ておりませんけれども、一応考えておりますところを申し上げますと、総務部、財務部、農林水産部、通商産業部、運輸部、開発建設部ということになっております。そして総合事務局長の下に次長を二名置くことになっております。総務部の人員は百十八名、財務部七十三名、農林水産部二百四名、通商産業部七十二名、
○政府委員(岡部秀一君) 土地の買いあさりの問題が新聞などにも出ておりますが、沖繩での土地の売買につきましては、これは行政主席の許可がなければ取得することができないということになっておりますが、ただその取得する場合も、行政主席は琉球経済の最良の利益に適合しなければ許可することができないということになっておりますし、また非琉球人民が琉球人民の名をかりて土地を取得するということも禁止されておるという状況
○政府委員(岡部秀一君) おっしゃるとおりの点でございますので、目下財政当局のほうと話を進めておりますが、大体現在の倍額程度というところを目途にいたしまして現在話を進めておりますような状況でございます。
○政府委員(岡部秀一君) 元島民の現状ですけれども、昭和二十年の八月十五日現在、北方地域の元居住者は三千五十九世帯、一万六千七百四十五人でございました。その後、お説のように、世帯分離あるいは死亡等変動がありまして、昭和四十七年の二月現在で六千五百五世帯の一万三千九百十三人、こういう現状でございます。居住の地域別の分布を見てみますと、北海道が断然多く五千五百十五世帯で一万八千四十三人、次いで富山県が二百九十八世帯九百八十一人
○岡部(秀)政府委員 失礼をいたしました。 従来の慣例は、変わったときに、大蔵等の前例を引きますと、その場合はかけておらないというのが前例だそうでございます。
○岡部(秀)政府委員 ここにそこまで出してありますと、やはりそういう観点で御承認を得ているということでございますので、これを変更するということになりますと、またそのときに承認を受ける、こういうことになると思います。
○岡部(秀)政府委員 御指摘のとおりに、まさに地方自治法の百五十六条の六項は「設けてはならない」ということでございまして、設けるということにつきまして国会の承認を得る、こういうことになっておるわけでございます。そういう意味からすると、設けるということでもいいのでございますけれども、この種の事案を従来の状況を見てみますと、その場合にやはりこの別紙のように名称、位置、管轄区域というふうなものを出しておる
○政府委員(岡部秀一君) ただいま議題となりました沖繩振興開発金融公庫法案につきまして補足説明申し上げます。 第一に、沖繩振興開発金融公庫設立の目的は、沖繩における産業の開発を促進するため長期資金を供給して、一般の金融を補完し、または奨励するとともに、沖繩の国民大衆、住宅を必要とする者、農林漁業者、病院その他の医療施設を開設する者、環境衛生関係の営業者等に対する資金で、一般の金融機関が融通することを
○岡部(秀)政府委員 御質問の事例につきまして事実関係がまだよくわかっておりませんので、それは佐藤総理及び山中大臣からも御下命がありまして、私のほらは、いま現地の沖繩事務局を通じまして、実際がどうなっていたのか、現実問題についてのいろいろの調査資料等を早急に集めるようにという進行状況でございます。その結果を見まして、法律的に一体どうなるのか、確かに法律的なものだけ取り上げてもいろいろ問題があると思うのですが
○岡部(秀)政府委員 御趣旨の点もっともだと思いますので、私たちのほうも、復帰も間近いことだしするから、ここでチェックするということが施政権の問題にそう大きく響かないだろうということを、なお私らのほうからも付言をして、なるたけそういうものが残らないようにしたいと思います。ただ、その点はまだ施政権が向こうにありますものですから、最後決定はどうしても向こうということになるわけで、その点思うようにいかないところがありますけれども
○岡部(秀)政府委員 渡航の問題につきまして本年の一月から三月までの状況を見ておりますと、申請件数三万二千六百六十九件、不許可百四十九件で〇・四%といろ状況です。この状況は、過去の毎年の状況から見ますると、非常に、だんだんよくなってはきておりますのですけれども、なお現在こんなような状況になっているという状況です。その点につきまして私たちのほうは、そのたびごと、あるいは個人的な人間の名前をあげたりいたしまして
○岡部(秀)政府委員 臨時職員の引き継ぎにつきましては、これを琉球政府と話し合いまして、事前に定員化をしておいでください、そして定員で引き継ぎます、こういう話をいたしております。 なお、先ほど施設庁関係の言い違いで、予算定員で言いましたけれども、これは琉政から引き継ぐ職員の数六十一名、それから給与関係につきましては人事院で、これも緊密な連絡をとって試算をいたしておりますが、これは本土の制度、経歴、
○岡部(秀)政府委員 琉球政府の職員の身分引き継ぎにつきましては、これは非常によく緊密に連絡をとってやっております。琉球政府のほうからも何人もそれぞれの課からこちらに人が来てもらっておりますし、また私たちのほうに各省からも人事担当の者が出ていって話し合いを進めておりますような状況で、非常にスムースにいっていると私は見ております。 さらに詳しく申し上げますと、身分引き継ぎの対象職員数は一万八千七百六十人
○岡部(秀)政府委員 貸し付けは昭和三十七年以来ずっとやっておるわけでございますが、いままでの十億円の貸し付け実績を見ますると、昭和四十七年の三月十六日現在で延べ二千七百六十九件、人数にいたしまして三千六百八十二人でございます。その金額は十一億三百九十五万四千円でございますが、いままでの各年度の実績推移等を申し上げますと、昭和三十七年度三百四十四件、七千九百四十八万八千円、三十八年度三百九件、七千九百八十万四千円
○岡部(秀)政府委員 本部長、総理府総務長官、副本部長、内閣総理大臣の指名いたします総理府総務副長官を置きますほかに、審議官、参事官等、職員を置くことにいたしておりますが、審議官以下定員七名でございます。そのほかに併任の参事官一人、計八名を置くことにいたしております。
○岡部(秀)政府委員 ちょうど私が現地に参りますときに、全くただいま先生と外務省の課長との応答の内容のこと、私も聞いてまいりましたので、そういう点で非常に有利に進んでおる、そういうことでございます。ほかに特に深く私の私見を申し上げているというわけではございません。
○岡部(秀)政府委員 総務長官も、この問題につきましてはいろいろと苦労をいたしておりまして、関係者の方々が来られたときに、ひざを交えていろいろと話をいたしておりますが、まだ全般的に各関係省庁との意見が一致しておりませんので、その点についてのごあっせんをするという立場で現在進んでおる状況でございます。
○政府委員(岡部秀一君) 昭和四十七年度沖繩関係予算についてその概要を御説明申し上げます。 沖繩の復帰が本年五月十五日に実現することが明確になったことにより、四十七年度予算は、沖繩復帰の初年度の予算として、重要な意義を持つものと考えます。 沖繩が二十有余年間にわたって本土と切り離されていたことによって生じた社会的、経済的な格差の是正及び復帰を前提とした本土との一体化施策については、いわゆる復帰対策費
○岡部(秀)政府委員 昭和四十七年度沖繩関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 沖繩の復帰が本年五月十五日に実現することが明確になったことにより、四十七年度予算は、沖繩復帰の初年度の予算として、重要な意義を持つものと考えます。 沖繩が二十有余年間にわたって本土と切り離されていたことによって生じた社会的、経済的な格差の是正及び復帰を前提とした本土との一体化施策については、いわゆる復帰対策費
○政府委員(岡部秀一君) それから第二点は、沖繩の物価問題に関する所見でございます。第三点は、沖繩におけるところの独占禁止、競争政策の現状と問題点ということに関しまして、行政面から見たいろいろな問題点及び今後の問題点等を解明いたしたものでございます。
○政府委員(岡部秀一君) 沖繩県民の生活行政に関する調査、昭和四十五年の三月十日に経済企画庁並びに公正取引委員会関係の専門の方々にお願いをいたしまして調査をしてもらいまして、その結果の報告を受けたものでありますが、内容は沖繩の消費者行政の現状と問題点ということが第一点でございます。
○岡部(秀)政府委員 特に現地で全部の仕事が円滑にいきますように、那覇に本店がありますほかに、那覇、コザ、名護、宮古、石垣等に支店を置きまして、十分その点現地の需要者に応ずるようにいたしてまいりたいと思っております。
○岡部(秀)政府委員 なお補足して御説明申し上げますと、最近の一年間の現地沖繩の貸し出し状況を見ますると、二百億になっております。そこで、これは全般的におくれている状況でございますので、これを六百億ですから、約三倍ということを目安にいたしまして六百億ということを考えた。大体、三倍ということだと十分じゃなかろうかと思うのでございます。 それから、特に力を入れた点、ただいま副長官からお話し申し上げました
○岡部(秀)政府委員 六百五億五千万の内訳を申し上げますと、産業開発の資金貸し付けで百四十五億二千万、生業資金貸し付けで二十六億、住宅資金貸し付けで百九億六千万、農林漁業資金貸し付けで六十億、中小企業貸し付けで五十三億、医療施設等資金貸し付けで九億六千万、それから環境衛生関係営業者施設等貸し付け金で十一億、それから特殊資金貸し付けで四十五億といろ内訳になっております。これのまたそれぞれの細部につきましては
○政府委員(岡部秀一君) ただいま総務長官から提案理由の御説明を申し上げました三法律案につきまして、補足して説明させていただきます。 初めに、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案について御説明いたします。 この法律案は本則九章百五十七条及び附則からなっております。 第一章は総則であり、本法律案は沖繩の復帰に伴い、本邦の諸制度の沖繩県の区域における円滑な実施をはかるために必要な特別措置を定める
○岡部説明員 対策庁のほうの考え方といたしましては、先ほど大臣が申し上げましたようなむしろ実質的な問題、それがもとになっておりますので、別なほうがいいのじゃなかろうかという見解を持っておる次第でございます。
○岡部説明員 お答えいたします。 要するに、沖繩の特殊的な状況、特性、地理的条件、天候的条件、そういうものをもとにいたしまして、そして沖繩が復帰するということをスムーズにやって、そしてさらに沖繩の経済の発展、民生の向上というふうなことをはかるということを土台にしているわけです。そこで、それにつきましてのいろいろな法律をつくるということになりまして、それぞれの分野があると思うんです。それぞれの分野につきましての
○岡部説明員 お答えいたします。 移転予定のおもな水道関係施設名は、貯水池及びダムにつきましては、福地、瑞慶覧、天願、ハンセン、平山、シュワーブ等でございます。それから貯水タンクにつきましては、読谷、豊見城、与勝等数カ所でございます。それから打ち込み井戸、石川、タイベース、天願その他でございます。それから浄水場につきましては、石川、タイベース、天願等そのほか三カ所でございます。それからポンプ場につきましては
○岡部説明員 見込みもまだできておりません。