1961-02-22 第38回国会 衆議院 商工委員会 第7号
○岡田(利)委員 エネルギー小委員会の報告をずっと読みますと、これはいわゆるOEECのハートレー・エネルギー委員会あるいはロビンソン報告の日本版の焼き面しではなかろうか、もちろんロビンソン報告は、これは欧州のエネルギー政策に大きな影響を与えておるわけですから、そういう意味では、もちろんわが国においてもこの影響を、一応将来の傾向として受けることは間違いがないと思います。ただしかしヨーロッパ諸国における
○岡田(利)委員 エネルギー小委員会の報告をずっと読みますと、これはいわゆるOEECのハートレー・エネルギー委員会あるいはロビンソン報告の日本版の焼き面しではなかろうか、もちろんロビンソン報告は、これは欧州のエネルギー政策に大きな影響を与えておるわけですから、そういう意味では、もちろんわが国においてもこの影響を、一応将来の傾向として受けることは間違いがないと思います。ただしかしヨーロッパ諸国における
○岡田(利)委員 政府の所得倍増計画の中に出ておるエネルギーの供給計画を見ますと、これはきわめて結論だけが載せられておるわけです。この基礎は、経済審議会で設けましたエネルギー小委員会の結論、報告に基づいて作成されたものと考えるわけなんですが、この点間違いありませんか。
○岡田(利)委員 私はエネルギーの総合政策の若干の問題点について、いろいろお尋ねいたしたいと思うわけです。 エネルギーの問題を取り上げる場合には、だれしもがエネルギー政策は産業の基盤をなすものである、このように言うのであります。しかし私が戦後のわが国のエネルギー政策を検討いたして参りますと、エネルギー政策というものについて確固たるものがなかったのではなかろうか、このように考えざるを得ないわけです。
○岡田(利)委員 もう一つ、これは大臣にお伺いしたいのですが、今度の大臣の方針の中にも石炭政策ということが非常に強く出されておるわけであります。しかも石炭対策は、積極的にできるだけ採算のとれる石炭をどう消費するかということが当面一番大事な問題ではないか、このようにわれわれは考えておるわけであります。その面からも、今日重油の問題あるいは三十八年十月以降の重油ボイラー規制法の撤廃、こういう面とからみ合って
○岡田(利)委員 いずれにいたしましても、これは当面の石炭政策とも関連があって、低品位炭の火力発電所が正式に認可になったとしても、大体昭和三十八年度ごろに入るわけですね。あるいは三十九年度になると思うのです。その面からいって、当面早急にこれらの問題について結論を出すべきではないか。いずれにしましても、これらの問題は相当検討されておるわけなんですから、電力審議会に出されて討議をされるのではないかと思うのですが
○岡田(利)委員 ただいまの問題に関連いたして一、二点お伺いしたいと思います。 先般の十二月二十二日の委員会でお伺いしたのですが、九州の協同火力の問題で、これはきわめて順調に電力会社と石炭会社側との話し合いが進んでおる、こういう説明を受けたのですが、最近聞くところによると、何か順調に進んでおるのではなくして非常に多くの問題がある、このように聞いておるわけです。その点どういう経過をたどっておるか、これが
○岡田(利)委員 聞くところによりますると、明日電力審議会が開催されるようです。この審議会では、いわゆる当面の計画だけの審議になるのか、来年度の予算を見通して、長期の計画について審議をされるのか、この点おわかりになっておったら、お聞きしたいと思います。
○岡田(利)委員 今産炭地火力発電の問題が出たのでありますが、現在申請されておるのは北九州火力、それから常磐共同火力の七万五千キロ、加えて北海道釧路の低品位炭利用の七万五千キロ、それぞれ申請が出されておると思うのですが、これは通常国会で問題になる石炭産業の振興、特に低品位炭の需要の問題をめぐって関連が出てくるわけですが、この点についてどういう検討が今行なわれておるか。しかも常磐火力の場合には、これは