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467件の議事録が該当しました。

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1967-05-24 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第6号

岡本(富)委員 なぜ素朴なこういう質問をしたかと申しますと、かつて水質保全法というのがありました。これにやはり「産業相互協和」、これがうたわれておったわけです。そのために結局河川水質基準設定、海域の基準設定にも非常に長く日を要した。世間では、ざる法である、こういうようにも言っておりますけれども、この水質保全法をきめてからでももうだいぶになりますが、それからたくさんの公害が出ております。たとえば

岡本富夫

1967-05-24 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第6号

岡本(富)委員 大体法律というものは国民のものでございまして、一部の権力者のものではない。したがって、大多数の者がこうして意見を言うときには、やはり取り入れてしかるべきではないか、こう思うのですが、これに対して厚生大臣は取り入れる決意はありますか。   〔委員長退席島本委員長代理着席

岡本富夫

1967-05-24 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第6号

岡本(富)委員 厚生大臣に若干、今度の公害対策基本法につきましてお聞きしたいと思います。  すでに閣議決定されまして本国会に提出されようとしておりますところの公害対策基本法のその目的の中に、「経済の健全な発展との調和を図りつつ、」こういうようにございますが、これに対しまして町の声が非難がごうごうとしておる。いろいろな新聞にもたくさん出ておるのを大臣御存じでしょうか。

岡本富夫

1967-05-23 第55回国会 衆議院 商工委員会 第10号

岡本(富)委員 まだ研究中だそうでありますから、そのつどそのつどひとつ国民の前に明らかにしていただきたい。そうでないと、外資が上陸してからあわてて対策を立てるようではおそいと思います。  そこで、いま私の一番懸念しますところは、事業面はそうやって対策を立て、また一ぺんにやるんじゃないということを聞きまして若干安心いたしましたが、外国資本の入る会社あるいは企業、そこに雇われておる人たち、すなわち、

岡本富夫

1967-05-23 第55回国会 衆議院 商工委員会 第10号

岡本(富)委員 いま大臣から総括的なような答えがありましたが、日本産業は御承知のように九九・四%まで中小企業です。特に大阪ですからよく御存じだと思いますが、この中小企業をかかえたところの現代の日本の国の産業状態ですが、非常に小さな企業が乱立しておる。また過当な競争をしておる。そしてこういうような状態において外国資本が入ってきまして、りっぱな技術が入ってきたとしますと、それがたちまち群を抜いてしまって

岡本富夫

1967-05-17 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第5号

岡本(富)委員 そうなれば、いまこの亜硫酸ガスの問題について全国で一番困っておるのは、重油をたきますとどうしても亜硫酸ガスが出るのです。それではこの亜硫酸ガスの少ないそういう原油はどこからくるのか、まずその国をお聞きしたいのです。これは厚生大臣に聞いてもしかたがありませんので、科学技術庁にお願いいたします。

岡本富夫

1967-05-17 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第5号

岡本(富)委員 これから審議するということでありますが、この一つの事例を見ましても、厚生大臣に申し上げたいことは、今度の総理を中心としたところの閣議でもって決定したこの基本法というものは非常に穴だらけである、しり抜けである、こういうように私は推定したわけであります。それでこういう基準につきましても、一つ一つ積み上、げた中からやはり基本法をつくっていく。現在私の申し上げたいことは、ほんとうに住民が困

岡本富夫

1967-05-17 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第5号

岡本(富)委員 最初厚生大臣に一言お伺いいたします。  このたび閣議決定されたといわれておる基本法におきまして、その中で、政府は、大気の汚染、水質汚濁及び騒音にかかる環境上の条件について、それぞれの健康を保護し、生活環境を保全する基準を定めるものとする、こういうようにございます。  そこで、いま私の申し上げたいことは、近年産業公害によるところの被害は顕著で、東大の石崎達教授は、集団検診の結果、

岡本富夫

1967-05-10 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第4号

岡本(富)委員 いま予算が三億しか出ていない、こういうような非常に簡単な対策のように考えられますが、全国学校、すなわち公立学校航空機によるところの騒音被害状況調査しましたところが、この騒音によって被害が千八百九十九件、そのうち航空機については五百七十六件、こういう多きにのぼっておるのです。また、最も重要な成長期にあるところの学校の生徒が、その騒音によって学習上非常に障害を受けている。こういうことに

岡本富夫

1967-05-10 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第4号

岡本(富)委員 運輸省関係について、最近民間航空騒音について非常にやかましくいわれております。特に大阪国際空港の騒音防止並びに安全対策について地元から非常にたくさんの陳情が来ております。特にジェット機が間断なく離着陸したり、あるいはまたその騒音によって住民感情が非常に刺激されておる。こういう問題に対して運輸省はどういう対策を考えていられますか。

岡本富夫

1967-04-22 第55回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号

岡本(富)分科員 そうすると、二、三日前から新聞に出ておりますように、新潟県の阿賀野川の流域に起こったこの問題について御承知と思いますけれども、文化国家であり、水銀のおそろしさを知っておる、そういうようないまの日本において、かつて水俣病という先例があるのに、また再びこういうような川によって悲劇が起こっている。工場排水有機水銀が含まれ、長い間これを飲み込んで体内に蓄積された、そういう魚を多量に食べたその

岡本富夫

1967-04-22 第55回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号

岡本(富)分科員 次に、最近河川におけるところの汚濁によって公害が非常に騒がれておる現状であります。特に十数年来からの熊本の水俣病ですか、こういう公害問題を考えますときに、水質保全法の第五条に、「経済企画庁長官は、公共用水域のうち、当該水域水質汚濁が原因となって関係産業に相当の損害が生じ、若しくは公衆衛生上看過し難い影響が生じているもの又はそれらのおそれのあるものを、水域を限って、指定水域として

岡本富夫

1967-04-22 第55回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号

岡本(富)分科員 私は、公明党を代表いたしまして、宮澤企画庁長官に若干質問いたします。   〔主査退席亀岡主査代理着席〕  その第一点は、本国会において経済に関する演説の中で、社会開発を一そう推進する、計画期間中に二十七兆五千億円にのぼる社会資本を投資し、道路、住宅、生活環境施設など積極的に進めるとともに公害の防除につとめ、国民に快的な生活の場を確保する、こういうように約束されましたが、実行は間違

岡本富夫

1967-03-28 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第3号

岡本(富)委員 きょうは、先般委員会に提出されました公害対策基本法試案要綱につきまして、総理府の方にまず若干御質問をしたいと思います。  総理は、四十九回の臨時国会におきまして「人間尊重は、私の政治の信念であります。人間尊重社会をつくり上げることは、私の一貫した政治の目標であり、就任以来、これを具体的な政策として裏づけすることにつとめてまいりました。近年、国民所得は増加し、生活水準は著しく向上いたしました

岡本富夫

1967-03-24 第55回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第2号

岡本(富)委員 先ほどお話がありましたように、各河川調査、これを農林省もやっていますし、建設省もやっておりますが、その結果を河川にわたって、幾らもありませんからぜひいただきたい。調査の結果を資料でお願いしたいのです。  もう一つは、公害防止事業団の神戸のゴム工場アパートにつきまして、お差しつかえなければ詳しい資料をいただきたいと思います。

岡本富夫