2016-03-16 第190回国会 衆議院 外務委員会 第4号
○岡本(三)委員 その中で、駐留米軍の方の数とそこで働く従業員の割合なんですけれども、一概に他国と我が国を比較するのは適切ではないと思うんですが、我が国の場合は、駐留米軍の方百人に対して日本人スタッフは七十七名、一方、他国はどうかというと、ドイツは、駐留米軍百人に対してドイツ人スタッフ三十二名、イタリアは四十四名、韓国は五十一名なんです。 このように日本だけ基地従業員が突出して多いのは、何か役割の
○岡本(三)委員 その中で、駐留米軍の方の数とそこで働く従業員の割合なんですけれども、一概に他国と我が国を比較するのは適切ではないと思うんですが、我が国の場合は、駐留米軍の方百人に対して日本人スタッフは七十七名、一方、他国はどうかというと、ドイツは、駐留米軍百人に対してドイツ人スタッフ三十二名、イタリアは四十四名、韓国は五十一名なんです。 このように日本だけ基地従業員が突出して多いのは、何か役割の
○岡本(三)委員 今回の協定の中で支出されるお金の原資は国民の皆様の血税でありますので、その数字につきましてもちょっと確認させていただきたいんです。 基地従業員の方の数、この十年、二十年とっても、着実にふえております。ただ、ふえ方の割合というのが例えば駐留米軍の方の人数のふえ方の割合に比べてどうなのかという視点は一つ重要なんだと思うんですね。 防衛力全体を考えたときに、駐留米軍の方の人数だけでははかれずに
○岡本(三)委員 こんにちは。公明党の岡本三成です。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうは三月十六日であります。実は、多くの小中高で卒業式が行われるのがこのシーズンでありまして、私の長女もきょう、まさしくこの時間帯に高校を卒業しております。 実は私たち政治家の責任というのは、こういう未来を担う日本の宝である若者が安心して学べる、安心して働ける、そして安心して人生を謳歌できるような
○岡本(三)分科員 つまり、小学校で約三千億円、中学校で約千四百億円、合計四千四百億円の国費負担があれば、毎月の親御さんの負担はなくても回っていくということですよね。 これは、特に貧困家庭の場合に、給食費が小学校で月約四千三百円、中学校で四千九百円、大変大きな数字なわけですけれども、この給食費に関しまして、今給食が行われておりますのが小学校で約九九%、中学校で八八%ですけれども、この中で、直近の数字
○岡本(三)分科員 このように、残念ながら子供の貧困が進んでいる現状の中で、学校給食の役割が、子供の健康維持促進にも大変重要な意味を持ってきております。 さまざまなエピソードが紹介されていますけれども、例えば、夏休みになりましたら、学校で給食がないがゆえに、貧困の御家庭にあるお子さんの栄養の水準が悪くなるというような記事もたまたま見るようになってきてしまいました。 仮に、日本の全ての小学校、中学校
○岡本(三)分科員 公明党の岡本三成です。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。今し方まで質問をしていらっしゃいました岡本充功さんとはたった一字違いでございますので、よく間違われますけれども、新たな気持ちでやらせていただきたいと思います。 きょうは、三十分間お時間をいただきましたけれども、学校給食に関する費用負担のあるべき姿についてお伺いをしたいと思います。 まず、学校給食の重要性
○岡本(三)委員 ありがとうございます。 先生おっしゃるとおりだと思います。事象がどうであれ、結果的にその事象が日本人の命に対してどのようなリスクをもたらすかで、日本人の命を危険にさらすようなことを排除することは自国防衛である、専守防衛であるというふうに理解をいたします。 続きまして、岡本先生と、あと村田先生にも御教示をいただきたいことがございます。 やはり、日本の平和を守るために最重要なことは
○岡本(三)委員 ありがとうございます。 引き続きもう一問、村田先生にお伺いしたいんです。 野党の皆さんの一部には今回の安保法制は違憲だとおっしゃる方がいらっしゃいます。合憲か違憲かの判断のポイントは、先ほど来議論になっておりますように、自国防衛に限定されているか、加えまして専守防衛に徹しているかということだと思います。 先ほど先生のお話の中でも、専守防衛というのもある程度幅のある解釈の中で運用
○岡本(三)委員 公明党の岡本三成です。 きょうは、五人の先生方、大変貴重な御意見を拝聴させていただきました。ありがとうございました。 まず初めに、村田先生にお伺いしたいと思います。 私は、政治の果たすべき役割、責任というのは、日本の平和を維持して、そして国民の命を守る、この二点に集約されるというふうに思っております。 先ほど先生御指摘いただいたとおり、冷戦終了後、日本を取り巻く安全保障の環境
○岡本(三)委員 そうしますと、政策目的である手段としてのインフレターゲット二%、それが実現するとデフレ脱却、デフレ脱却が実現すると持続的経済成長が実現して、結局、個々人の国民の方から見ると、生活水準の向上が見込めるというのはそういうことですよね。 考えますと、今の現状というのは、手段である二%は達成できていませんけれども、目的である生活水準の向上というのは結構達成しつつあるのではないかなと既に思
○岡本(三)委員 日銀法の第二条、まさしく物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資する、これは政治家の目的も一緒だと思うんですね。よりよい国民生活を実現する。 そういう意味で、私は常々申し上げていますけれども、日銀と政治家はチームメンバーだと。目的は一緒なんです。ただ、守っている守備範囲が違うので、それぞれ独立性を保って、同じ目的を確認しながら。日銀に対して申し上げたいことを言うし、日銀
○岡本(三)委員 皆さん、こんにちは。公明党の岡本三成です。 きょうは、三十分もお時間をいただきました。ありがとうございます。 黒田総裁、きょうは、ほぼほぼ丸一日国会に来ていただきまして、ありがとうございます。 私は、きょうのこの委員会を実現していただいた委員長、理事の皆さんに本当に感謝申し上げたいんですけれども、財務金融委員になってずっと思っていましたのは、中央銀行総裁のお仕事というのはやはり
○岡本(三)委員 今御答弁いただきましたとおり、直接的にリンクするものとして、AIIBの構想は一帯一路構想の実現の一つのエンティティー手段だというふうに議論をされていることも多いんですけれども、このAIIBも含めまして、開発金融、貧困を撲滅するための経済支援等に関します日本の政策金融の考え方、あり方について話を移させていただきたいと思うんです。 私は、AIIBの参加の是非については、今、日本の政府
○岡本(三)委員 この構想にかかわる可能性がある国の多くは、日本といたしましては、個別で、ワン・ツー・ワンでさまざまな経済関係があるわけですので、その意味で、我が国のこととして捉えながら、その構想についても注視をしていただきながら御対応をいただきたいというふうに思うんです。 今の御答弁の中で切られてしまっているのかもしれませんが、どのように行われるかということを、対応はしなくても分析をすることは我
○岡本(三)委員 皆さん、こんにちは。公明党の岡本三成です。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。本日、十一時二十五分までお時間を頂戴しております。よろしくお願いいたします。 本日は、二つの大きなトピックについて御質問をさせていただきたいと思います。とりわけ、それぞれの質問に対しまして、手段と目的ということを意識しながら質問を進めさせていただきたいですし、そこに重きを置いた御答弁をいただきたいと
○岡本三成君 皆さん、こんにちは。公明党の岡本三成です。 私は、公明党を代表いたしまして、安倍総理の米国公式訪問について質問させていただきます。(拍手) 今回の総理訪米は、戦後七十年という大きな節目の年に実現。両国が悲惨な戦争を乗り越え、世界の平和と発展に向けて新たな協力関係を確認し合った点で、大きな意義があったと考えます。 また、日本の総理として初めての上下両院合同議会での演説は、冒頭のユーモア
○岡本(三)委員 大臣がよくおっしゃる言葉で、私も完全に同意いたしますけれども、今の国際環境の中では一国だけで自国を守ることが難しい状況であるがゆえに、価値観を共有する国とともに協力をして平和を維持していこうという考え方、大賛成なんです。まさしくチームワークだと思うんです。 チームワークを考えたときに、私はずっと野球をやっていたんですけれども、全員がピッチャーであっても試合というのは勝てないんですね
○岡本(三)委員 大臣、このアジア、アフリカ諸国は、冷戦の後に著しい発展を遂げられた一方で、残念ながら、民族間の対立ですとか宗教対立、またはテロ、貧困、さまざまな問題がまだまだ山積しています。 その中で、今回、総理のスピーチの中でも、積極的平和主義という言葉を実際お使いになって、日本の世界に対する、また、とりわけこの地域に対する貢献ということをお約束されたわけですけれども、残念ながら、この積極的平和主義
○岡本(三)委員 おはようございます。公明党の岡本三成です。 質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。朝一、トップバッターですので、爽やかにやらせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず、今週、バンドン会議から六十周年ということで、総理御出席のもと、総理が初日にスピーチもされましたし、その後に習近平主席とも五カ月ぶりの首脳会談をされたわけですけれども、外務大臣として、
○岡本(三)委員 今回の基金の目的が、途上国等に対するさまざまな被害を最小限に食いとどめていくということですから、絵に描いた餅にならないように、ぜひ義務化を、遵守するような取り組みに、日本も積極的に発言をしていただきたいと思います。 続きまして、この基金ですけれども、主に資金力の低い国々に対しまして支援がなされる目的で使用されますけれども、支援プロジェクトの選定は、このGCFの理事会が決定をされるということになっております
○岡本(三)委員 今回の削減目標は、カンクン合意のときと違いまして、削減義務が課されるというふうに伺っておりますけれども、義務というからには、もし達成できなかったときにはペナルティーが科されるというような議論がされているんでしょうか。
○岡本(三)委員 おはようございます。公明党の岡本三成でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。十五分という限られた時間ですので、簡潔に質問をさせていただくように努めますので、答弁に関しましても御配慮をいただければと思います。 まず、今回の緑の気候基金、先進国を中心に途上国の温暖化防止の取り組みを強化するために、このような取り組みは大変に意義があるというふうに思いますし、
○岡本(三)委員 世界のどの国が見ても、この三カ国の首脳会談は日本の積極的なイニシアチブによって早期に実現できたというような行動をぜひお願いしたいと思います。 続きまして、AIIB、アジアインフラ投資銀行について質問させていただきます。 先ほども、維新の木内委員の質問に大臣はお答えいただきましたが、私は、この一週間、アメリカのスタンスは急激に変わってきているというふうに認識をしています。 もともとは
○岡本(三)委員 大臣には外交戦を展開していただいているわけですから、我が国がどう思うか、そしてそのカウンターパートである両国がどう思うか、また国際社会がどのように評価するかということまで考えて、さまざま行動をいただいているというふうに思います。 ちなみに、今回の日中韓外相会談、外国のメディアではどういうふうに報道されているかといいますと、全体として前向きな報道がなされているんですが、ただ、残念ながら
○岡本(三)委員 公明党の岡本三成です。 午前中のラストバッターですので、皆様、お疲れかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 ラストバッターであるがゆえに、既に何問かの御質問に関しては前の登壇者の方とかぶる部分はありますが、よろしくお願いいたします。 まず初めに、先週末の日中韓の外相会談につきまして、三年ぶりに開かれたということで、大変高く評価をさせていただきます。 その上で、会談終了後
○岡本(三)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 関税法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 関税率の改正に当たっては、我が国の貿易をめぐる諸情勢を踏まえ、国民経済的な視点から国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を
○岡本(三)分科員 群馬大学病院に関して言いますと、安全管理体制はさまざまなプロセスを経ることが義務づけられておりましたけれども、運用されていなかっただけなんですね。ですから、どのように運用を担保するかということを中心にぜひ御議論いただきたいと思います。 続きまして、この大学病院を監督する厚労省のガバナンスが甘いということに対する御指摘と御提案を申し上げたいんですけれども、昨年、厚労省は、二月六日
○岡本(三)分科員 その上で、さまざまなガバナンスを強化するという点から質問並びに御提案申し上げたいんですが、一つは、群馬大学病院の中のガバナンスが全くきいていなかったということは明らかだというふうに思います。 実は、調べてみますと、術前、術中、そして手術の後、または亡くなられたときのプロセス、これは、さまざまな委員会は組まれているんですね。ただ、適切に運用されていないという現状であります。 したがいまして
○岡本(三)分科員 おはようございます。公明党の岡本三成です。 質問の機会をいただきました。ありがとうございます。 私は、比例の北関東ブロックから選出をされておりまして、公明党の役職といたしましては群馬県を担当させていただいております。したがいまして、本日は、群馬県の県民の皆さんが最も心配をしていらっしゃる群馬大学病院の医療事故について主に質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 二
○岡本(三)委員 ありがとうございます。 続きまして、西田さんに質問させてください。 西田さんには何点かあるんですが、まず、御説明いただきました中で、世界的に認知症が最大のリスクファクターというふうに捉えられて、各国の首脳が積極的な取り組みをされていることを認識いたしました。 その中で、世界全体では、例えば二〇一〇年に関連コストで五十兆円と試算されているみたいですが、日本も大変な拡大を見せているわけですが
○岡本(三)委員 ありがとうございます。 続きまして、水野さんに質問させてください。 非常に長いタイムスパンで過去のデータを示しながら、大きな転換点ではないかというのは、示唆に富まれる御意見だというふうに思います。 それで、頂戴しました資料の一番最後のところに、ではどうすればいいんだという御提案に関しまして、今までの歴史と反対のことをやっていけばいいんだと。より速く、より遠くへ、より合理的にというのを
○岡本(三)委員 公述人の皆様、きょうは、お運びいただきまして、ありがとうございます。 早速質問させてください。 まず、鈴木さんに質問いたします。 お話を伺いますと、要は、資産の裏側は負債なので、これは二兎を追わなければ実現不可能だというお話、よく理解できました。 日本においては設備投資がとりわけ重要で、生産性の低さを考えるとIT投資をやっていくべきだということと、負債サイド、支出、財政健全化
○岡本(三)委員 ありがとうございます。 続きまして、村木社長、質問させてください。 社長には二点お伺いをしたいんですけれども、村木さんが初めにおっしゃった、同じ介護事業をやっている者同士なので、中立公正な取り扱いを社会福祉法人と民間事業者の中でお願いしたいというのは、そのとおりだと思います。政府税調の中でも、この二つの団体の取り扱いについてより公平性を期すべきではないかという議論が持ち上がっておりますので
○岡本(三)委員 ありがとうございます。 他国で農業が比較的うまくいっている国を考えますと、大規模化をして固定費を削る以外のことですと、やはり、生産性を高めるという言葉の中で何を一番やっているかというと、クオリティーを上げるのではなくて、マーケティングをやっているんですよね。ですから、今知事がおっしゃった方向性、ぜひこの石川の中で実現いただけると明るいのではないかなと感じました。 続きまして、西田事務局長
○岡本(三)委員 公明党の岡本三成です。 意見陳述者の皆様、きょうはお時間をいただきまして、ありがとうございます。お一人に一問ずつ質問をさせてください。 本日、金沢をお伺いいたしまして、雨の中にもかかわらず、町中や市場に観光客の方がたくさんいらっしゃることに大変うれしく思いました。 その上で、四人の皆様の質問に対して全て共通している視点というのは、地方創生といいましても、結局、そこにいる人が生
○岡本(三)委員 ありがとうございます。 公明党の地方議員とのネットワークを使って、この取り組み、ぜひ大成功させてまいりたいと決意をしております。 続きまして、社会保障、とりわけ若者の社会保障としての奨学金の拡充について御質問をいたします。 私、一昨年の予算委員会、この場におきまして、下村文科大臣に、現在の日本の奨学金制度は奨学金という名に値しない、ただの学生ローンだと思いますということを申し
○岡本(三)委員 財務大臣、日本公庫は民間の金融機関ではありません。加えまして、民間の金融機関の再考を促すことも政府系金融機関の務めだと思います。 実際に、奨学金の延滞金利が下がった後に、民間の銀行も奨学金のローンを出しておりますけれども、同じように金利の低下を実現したような銀行がたくさん出てきております。 したがいまして、政府といたしまして、中小企業を支援するために、まずは政府系金融機関こそがこのような
○岡本(三)委員 おはようございます。公明党の岡本三成です。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず初めに、経済の再生についてお伺いをいたします。 よく政府、日銀は、デフレの脱却、そして二%の物価上昇が大切だというふうにおっしゃいますが、それはあくまでも手段であります。では、目的は何か。それは間違いなく賃金の上昇です。したがいまして、物価上昇以上のスピードで賃金が上がらなければ
○岡本委員 私はこの原賠法の抜本的な見直しをぜひお願いしたいと思っているんですね。 今回の福島原発の事故で、賠償額は五兆円ですけれども、除染費は三・五兆、事故収束対策費は一・五兆、合計十兆円以上かかっているわけです。やはりどう考えても、日本の電力会社、資本金は大きいところでも一兆数千億、小さいところは数千億なんですけれども、自己資本が一兆円程度の会社が、万が一事業において事故が起きたときに十兆円の
○岡本委員 大臣、今最後におっしゃいました、このCSCの締結において、福島の廃炉・汚染水対策に対する、そういう知見を持った外国の企業の日本の中における活動の道を開くとおっしゃったことは、私は今回の条約締結の最も大切な意義の一つだと思っています。 この条約に加盟しなければ、例えば、アメリカの企業でさまざまな汚染対策等の技術を持った企業があるんですけれども、その技術を生かしたい、役に立ちたいと思っても
○岡本委員 おはようございます。公明党の岡本三成です。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず、大臣、APECお疲れさまでした。今の星野委員の御質問にもありましたように、今回の首脳会談が実現されたことに対する大臣を初め外務省の皆様の御尽力、大変評価をさせていただきたいと思います。 先ほどの御答弁で大臣は、スタートであってゴールではないとおっしゃいましたけれども、まさしくそのとおりで
○岡本委員 麻生大臣、一言御決意をお伺いしたいんですけれども、今、副大臣の御答弁にありましたように、物流動は圧倒的にふえる方向性にあって、オーストラリア側からの依頼もあるかもしれない。加えまして、訪日される外国人の方も多くなる中で、実は、ことしまで税関の職員の数というのは三年連続でダウンなんですね。来年増員の要求をしていらっしゃいますけれども、今後、オリンピックを見据えてさらに人の交流、物の交流がふえる
○岡本委員 大変力強い発言、ありがとうございます。 続きまして、いわゆる原産地の自己申告制度についてお伺いしたいと思います。 今まで、輸入品の原産地がどこかを確認するときには、輸出する側の公的機関の発給した資料等をもとにしておりましたけれども、今後は、それに加えまして、さらに選択肢として、輸入者側が自己申告をしてその原産地を明確にするというふうな制度が導入されることに、今回初めてこれを日本は採用
○岡本委員 おはようございます。公明党の岡本三成です。 質問の機会をありがとうございます。 早速質問に入らせていただきます。 今回の日豪EPA協定、七年間に及ぶ大変な交渉の中、ここまでたどり着けたことに、関係者の方にまず敬意を表したいと思います。 その上で、私、全てのEPA協定に思っているんですが、その肝は、国内産業の保護と消費者の利益の拡大のバランスをどうとるかということだと思うんですね。
○岡本委員 今大臣がおっしゃった非常任理事国入りを目指して世界に訴えている五つのポイントというのは、唯一の原爆被爆国であり、平和憲法九条を持つ日本であるからこそ訴える価値があるポイントだと思いますので、ぜひその姿勢を貫いていただければと思います。 続きまして、国連に対する分担金の件についてお伺いをしたいんですけれども、お金そのものではなくて、大変な金額の分担金を毎年拠出しているわけです。私自身、その
○岡本委員 非常任理事国に籍を持つことで、例えば情報量が圧倒的に違うですとか、そのインナーサークルにいることのメリットというのはよく理解をしておりますけれども、ただ、非常任理事国にいま一度立候補して当選を目指しているわけですから、次、もし選ばれることがあればこういうことをやっていきたいという具体的なビジョンをお示しいただくことも重要だというふうに思っております。 仮に、次、選任をされることがあったら
○岡本委員 おはようございます。公明党の岡本三成です。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず、大臣、九月三日の内閣改造で外務大臣に再任をされましたことを改めてお祝い申し上げます。 毎年毎年言われてきたことですけれども、安倍政権になる前は、外務大臣や財務大臣のような国際的な関係を重視しなければいけない大臣がころころころころかわってしまっていたので、そのこと自体が国益を阻害しているというようなことがよく
○岡本委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、日本維新の会、公明党、みんなの党、結いの党、日本共産党及び生活の党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による拉致事件等に関する件(案) イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」は、ナイジェリア連邦共和国ボルノ州において二百名を超える女子生徒を
○岡本委員 委員長、ありがとうございます。 国際社会の中において、積極的平和主義を訴える我が国が、実際には公の訴えは何もやっていないように映ってしまうことを大変に危惧しておりますので、ぜひ前向きな御検討と実行をお願いできればと思います。 続きまして、ソマリア沖の海賊の問題につきましても、一言だけ言及をさせていただきたいと思います。 前に中谷委員が御質問されたことに私も賛同いたしまして、我が国自衛隊
○岡本委員 大臣が五月九日に非難声明を発表されて以来、国際的には公に日本の立場を表明したものはまだないという状況でありますので、委員長、私、ぜひ本日提案させていただきたいことがございます。 当委員会といたしまして、ボコ・ハラムの女生徒誘拐を含めたテロ行為に対して非難声明を発表し、一刻も早い生徒の救出へ向けた、その行動のために日本も最大限の貢献をすることを表明するような決議をぜひお願いしたいと思いまして
○岡本委員 公明党の岡本三成です。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 質問通告をいたしました順番が若干前後することをお許しいただきたいと思います。 まず初めに、最近テロ活動が激化しておりますイスラム過激派組織ボコ・ハラムについて、外務大臣に質問させていただきます。 このボコ・ハラムというのは、和訳をいたしますと西洋の教育は罪という意味でありまして、本年四月十四日にナイジェリア
○岡本委員 同じ質問を事務方の方に昨日お伺いいたしまして、これが特定の国を限定したものではないということであれば、では、具体的に日本の隣国でどの国が考えられるんですかというふうに申し上げましたら、それは考えることはできませんというふうにおっしゃっていましたので、もし本当に朝鮮有事以外のことを想定できるというふうに思っていらっしゃるのであればぜひお答えいただきたいと思いますけれども、時間もありませんので
○岡本委員 五月十五日の総理会見で総理がパネルを使って御説明されたことに関しまして、これは私、ちょっと頭の整理をしたいと思いますので伺いたいんですけれども、イメージされているのは朝鮮半島有事だと思いますが、もしそういう有事が隣国で起こったときに、日本人の命を守るために米艦船が日本人を乗せて日本に運んでくださるとき、その米艦船が仮に攻撃を受けた場合に、日本は守らなくていいのか。問題意識はすごく共有をします
○岡本委員 公明党の岡本三成です。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず初めに、安全保障に対します私の基本的な考え方をお話しさせていただきたいと思います。 私、日本を取り巻く環境は大きく変化しているというふうに理解をしておりますし、安全保障の環境は厳しくなっていると思っています。加えて、政治家の最大の責任というのは日本国民の生命と財産を守ることだということも共有しています。