1955-06-21 第22回国会 参議院 社会労働委員会 第18号
○説明員(岡崎文規君) お答え申し上げます。御承知の通り、最近出生率が非常に下って参りましたが、そのおもな原因は、受胎調節も作用しておりますけれども、人口妊娠中絶が非常に盛んでありまして、府県別に人口妊娠中絶がどういうふうに行われてきたか、またその弊害も多少ございますので、そういうものもどういうふうに現われておるかというような調査をいたしました結果が出ております。これは一例でございますが、それからまた
○説明員(岡崎文規君) お答え申し上げます。御承知の通り、最近出生率が非常に下って参りましたが、そのおもな原因は、受胎調節も作用しておりますけれども、人口妊娠中絶が非常に盛んでありまして、府県別に人口妊娠中絶がどういうふうに行われてきたか、またその弊害も多少ございますので、そういうものもどういうふうに現われておるかというような調査をいたしました結果が出ております。これは一例でございますが、それからまた
○説明員(岡崎文規君) お答えいたします。第五ページのところにございます今御指摘の第五条でございますが、五条は、人口問題、人口理論、人口史、人口政策、それから人口の統計学的調査研究、さらに人口政策の調査研究でございます。これは六ページにそれが落ちているのは、これは私の方の間違いだと思いますが、確かに私どもは人口政策の研究もいたしております。
○説明員(岡崎文規君) 御指名によりましてお答え申し上げます。人口問題研究所は厚生省の組織規程の第五条ないし八条によりまして、人口問題及び人口政策の調査研究をいたす機関でございます。従いまして総理府統計局、厚生省の統計調査部及び私どもで実施に調査いたしましたその資料に基きまして、統計的な解析をいたします。その結果を厚生省を初め経済審議庁、それから通産省、農林省、それから戦後は司令部なんかにいろいろの
○岡崎説明員 現在法律によりまして、保健所には優生結婚相談所を付置いたしまして、かような問題を指導いたすことに相なつております。しかし保健所全体といたしまして目下かような機能を十分に発揮いたしております。すなわち保健所には母子衛生係が各保健所にございますが、この母子衛生係が優生結婚相談と申しますよりも、むしろ避妊の正しい指導あるいは妊娠中絶の正しい指導策をいたしておるのであります。かような点に関しまして
○岡崎説明員 優生保護法を改正されましたこの六月以後の経過について申し上げますれば、まだ大してそう前とかわつた点はないと存じます。ただ死産の率が少しふえました。たとえばかつてし大体出生百二ついて死産の数は四くいらでございましたが、それが今五あまりになつていると思います。これはやはり優生保護法の改正以来少しそういう妊娠中絶のやり方が楽になつたと考えた——それは悪く考えていると思いますけれども、そういうことによるのじやないかと
○岡崎説明員 今御質問になりました点について簡單に御説明申し上げたいと思います。産児制限が普及いたしまえて行けば、日本の民俗は將來衰えることになりはせぬか、こういうふうに私は考えるのです。