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699件の議事録が該当しました。

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1954-04-28 第19回国会 参議院 本会議 第40号

国務大臣岡崎勝男君) お答えをいたします。  フイリピン賠償に対するいろいろの意見は、従来からずつと承知しておりまして、日本側考え方といろいろ食い違つておることはよく承知しております。然るにもかかわらず、先般フイリピン外務大臣日本公使との間に話合いが成立いたしたのでありまするから、勿論我々は従来のいろいろの困難があるにもかかわらず、フイリピン政府としては、この覚書基礎として正式交渉

岡崎勝男

1954-04-28 第19回国会 衆議院 外務委員会 第43号

岡崎国務大臣 これは筋からいえばその通りだと思いますが、いずれも国内において非常に忙しい仕事を持つている人が多く、目無の副総裁であるとか、商工会議所の会頭であるとかあるいは東大の教授また首席全権もいろいろの仕事を引受けてやつておられますし、あるいは一方旅行は飛行機で一日で行かれることでありますから、場合によつては一時内地に帰国して仕事をいたすというようなこともあり得ることと思います。こういう点は全権各自

岡崎勝男

1954-04-28 第19回国会 衆議院 外務委員会 第43号

岡崎国務大臣 この共同コミヤニケ最後のところには何とありましたか、要するにコモン・グラウンドということが書いてありましたか、要するにまだ十分話し合いの余地があると書いてあります。これは両全権で出したものであります。両方の意見がそうであります。従いまして場合によつてはしばらく会談は延びざるを得ないというような状況もあるかと思いますが、決裂という問題ではなかろうと思つております。まだ現地から先の見通

岡崎勝男

1954-04-28 第19回国会 衆議院 外務委員会 第43号

岡崎国務大臣 ラウレル全権のエイドメモアールに対して、そのあとで共同コミユニケのようなものが発表されました。これは両全権共同コミユニケで、この中で村田全権はこの一項、二項についてはすでに前述べた通りであるということを言つておりますが、その前に述べてあるというのは、要するに交渉基礎になるものである。メモランダムはスターティング。ポイントでなくて、交渉基礎になるものであるということと、それから不明

岡崎勝男

1954-04-27 第19回国会 参議院 外務委員会 第26号

国務大臣岡崎勝男君) 外務省としては的確なる情報を持つておりません。一般に伝えられておるところなどは聞いておりますけれども、これは確認され得べきものでありませんので、想像に過ぎないことでありますが、自衛力増強につきまては、たびたびこれは申すことでありますが、かなり飽和点にでも達するというような仮に場合には、まわりの国の状況がどうであるからこれ以上は必要ないとか或いは減らすとか、まだふやさなければならんというような

岡崎勝男

1954-04-26 第19回国会 衆議院 外務委員会 第41号

岡崎国務大臣 これはいろいろ意見がありまして、必ずしも一致してこうだということはないのじやないかと思います。これは新聞もしばしば伝えられておりますから御承知と思いますが、想像される異論は、たとえば四億ドルでは少い、十億ドルであるべきであるというようなことやら、あるいは十年とか二十年とかは長い、少くとも五年ぐらいにすべきであるということだとか、あるいは賠償によつて比島内に使われる費用、たとえばフイリピン

岡崎勝男

1954-04-26 第19回国会 衆議院 外務委員会 第41号

岡崎国務大臣 まず十五日に調印いたしました覚書効力でありますが、これは日比間の政府代表によつて調印されたものであつて、これはもちろん承認を得ない限りにおいては政府代表間の話合いの結果にすぎないのでありますが、しかし同時にこの内容を共同コミユニケで発表しておりますということは、少くともフイリピン政府としてはこれを認めておるわけでありまして、私もこの共同コミユニケに発表されました覚書というものは、

岡崎勝男

1954-04-26 第19回国会 衆議院 外務委員会 第41号

岡崎国務大臣 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税回避及び脱税防止のための日本国アメリカ合衆国との間の条約批准について承認を求めるの件並びに遺産、相続及び贈与に対する租税に関する二重課税回避及び脱税防止のための日本国アメリカ合衆国との間の条約批准について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  日米両国間の経済上、文化上の関係は、戦後著しく密接

岡崎勝男

1954-04-24 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第4号

国務大臣岡崎勝男君) 私はそういう仮定の問題について誠意ある御答弁はできません。あなたはどういう様態で世界大戦が起るのか、米ソ戦争が起るのか、又それが、どういう兵隊の配置になるのか、こういうことをせずに、ただ米ソ戦争で原爆がそこら中に落つこつて来る、私はこういう理窟は徒らに国民を驚ろかせるだけで以て、そうして今の日米安会保障条約なんぞを暗に非難するだけの効果しか私はないと思います。併しながら、我々

岡崎勝男

1954-04-24 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第4号

国務大臣岡崎勝男君) これは米ソ戦争というものがどういう態様でできたかということかが具体的にわからなければ、その方途がわかるわけではありません。併しながら、そういう具体的な問題を外れて一般的なお答えをするとすれば、この前の世界大戦状況を見ると、いずれの例でも中立はあり得ないということで主張して来まして、できるだけ自分のほうの味方に引人れようという努力、場合によつては力を以て自分のほうに味方させよう

岡崎勝男

1954-04-23 第19回国会 参議院 予算委員会 第27号

国務大臣岡崎勝男君) まだ現地からもはつきりした見通しは来ておりません。で、これは長い間のいろいろな話でありますから、私としては今のところはやはり半分々々ぐらいしか見通しはない。つまり五分、半分ぐらしいかできる見通しはないのじやないかと思つておりますが、併し最後最後まで努力をさせるように全権にも言いたいと思つております。全権も勿論やつております。

岡崎勝男

1954-04-23 第19回国会 参議院 予算委員会 第27号

国務大臣岡崎勝男君) つまり政府国会側との問に話合いがうまく行かないのであつて、これは我々としても間接に承知しておるだけで、ここでこうだと言つてはつきり申上げるだけの正確な材料を持つておりません。併しいろいろな情報から推測しますると、国会側は、これは非常にはつきり必ずしもしていないのですが、十億の支払ということと、五年の期間というふうに一応しておるように思うのでありますが、これは勿論動かないものであるかそうでないかははつきりいたしておりません

岡崎勝男

1954-04-23 第19回国会 参議院 予算委員会 第27号

国務大臣岡崎勝男君) 我々は勿論フィリピン政府相手にいたして話合いをいたしております。この結果はフィリピン外務大臣日本駐在公使との間に一応の話がまとまりまして、両者の共同コミユニケを発表することになつております。従つて全権を派遣することにして、先方の承諾を得て村田主席全権以下を派遣したわけでありますが、先方では、今度は政府側は勿論今でも承知されるものだと思いますが、要するに国会にかけて

岡崎勝男

1954-04-23 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第3号

国務大臣岡崎勝男君) アメリカ側では、国際の平和と安全保障を維持するということが、合衆国の安全を維持することであり、且つ合衆国外交政策を促進することになるという見地から、国際平和及び安全保障のためには、友好国援助を与えることが必要である。こういう二つの考え方から、友好国援助を与えることによつて国際の平和を維持し、これによつて合衆国の安全を維持し、同時に合衆国外交方針を推進することになる、

岡崎勝男

1954-04-23 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第3号

国務大臣岡崎勝男君) 先方は与えたいという積極的の気持も、それから積極的の規定もありません。併しながら従来のアメリカ側MSAの予質等においては、いずれの国からも希望があつたからこれを計上するということになつておりませんで、アメリカ側で計上して、関係する国が希望すればこの費用から、援助を差出すということであります。

岡崎勝男

1954-04-23 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第3号

国務大臣岡崎勝男君) これは、アメリカ予算には、日本にこれだけのものを出すというふうには書いてないのでありまして、今おつしやつたように、極東向けといいますかチャイナ・エアリアといいますか、そういう方面にいろいろの国があつて、その中に十億なにがしか入つてつて日本も希望すればこの中に入り得るということであります。これは先方でそういうふうに予算の中に説明を附しているわけであります。従いまして、日本

岡崎勝男

1954-04-22 第19回国会 参議院 予算委員会 第26号

国務大臣岡崎勝男君) この金額の点、期限点等につきましては、現地大野公使責任を持つてとり行なつております。従いましてこの金が殖えたり期限が長くなつたりすることによりまする事業関係につきましては、水田の開発、或いは鉱山の開発とか、こういう実際の事業関係につきましては、永野護氏も専門的な知識を以てこれにアドヴアイスはいたしまするけれども、大野公使が全責任を持つて交渉に当つております。従いましてその

岡崎勝男

1954-04-22 第19回国会 参議院 予算委員会 第26号

国務大臣岡崎勝男君) 四億ドルの問題につきましては、まだ実はこれから正式交渉が行われるのでありまして、我々といたしましては、国民負担能力もありまするから、でき得る限りこれを少額にいたしたいと、は考えておりますが、同時にフイリピン等経済的な困難と、若し日本がこの賠償によりまして相手方の富を増すようなことができますれば、従つて今度は日本品物を買い得るような情勢になりますので、これは日比両国のために

岡崎勝男

1954-04-22 第19回国会 参議院 予算委員会 第26号

国務大臣岡崎勝男君) 管轄事項でありますから、私からお答えいたします。永野護君は前からフイリツピンのことについてはいろいろと興味もあり、又日比関係の改善ということについては特段の熱意を持つて努力をいたしております。そのためにいろいろの現地における計画等についても考慮をいたしておりまするが、今回の賠償交渉に当りましては、この事業は実際に請負の会社はできることがあります。例えば沈船引揚をやりますれば

岡崎勝男

1954-04-22 第19回国会 参議院 本会議 第37号

国務大臣岡崎勝男君) 施設の提供を無償でいたしますのは、これは国有財産に限りまして、民有の財産は、先方が借料とかその他の経費を負担することになつております。この国有財産をどういうふうに扱うかということが、やはりこの交渉一つの重要問題でありまして、先ほど外交が軟弱でいかんというお叱りでありますが、ただ向うの言うことを聞いておるならば、今、副総理の答えられたように、二十カ月も長くかかるわけはないのでありまして

岡崎勝男

1954-04-22 第19回国会 参議院 本会議 第37号

国務大臣岡崎勝男君) お答えいたします。  現地委員会は、日本側からは広島県知事呉市長、それから財務局、調達局港湾局等代表国連軍側は、現地軍代表を以て構成いたします。権限は、呉地区施設に関する問題について、それぞれの中央機関に勧告をして行く、又中央からの諮問に応ずることになつております。今後その運用については、現地に於ける施設調査等を含めて、できる限り委員会が実質的な交渉ができるようにいたしたいと

岡崎勝男

1954-04-22 第19回国会 参議院 本会議 第37号

国務大臣岡崎勝男君) 只今議題となりました日本国における国際連合軍隊地位に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、国連軍の我が国における地位及び同軍隊に与えられるべき待遇を規定する協定を締結するため、一昨年七月、関係国政府交渉を開始いたしました。本交渉は、刑事裁判権及び若干の財政経済問題等について、双方の主張が対立したため一時停頓するのやむなきに

岡崎勝男

1954-04-22 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第2号

国務大臣岡崎勝男君) これは憲法の規定は、例えば交戦権を放棄しておりますから、武力行使に当りましてもその範囲では制限を受けると思います。併しながら、相手国から見れば、これは例えばこの国際法は御承知通り、例えば正規軍隊に対しては戦時国際法が適用になりますが、然らばそれじや不正規兵に対してはどうか、こう言うと一般的には国際法戦時国際法というのは正規軍隊を目標といたしておりますが、併し例えば制服

岡崎勝男

1954-04-22 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第2号

国務大臣岡崎勝男君) 私の申しておることは木村長官と全然違いはないのでありまして、これは始終木村長官と一緒にいてそういう説明をしておるわけであります。ただ木村長官は、皆さんの御質問がそういう極端な場合を例示してこれはどうだと言われるから、それについてお答えをしておるので、私は一般的な原則を述べておるのであります。

岡崎勝男

1954-04-22 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第2号

国務大臣岡崎勝男君) 第八条につきましてはこれは自衛という言葉はないのでありまして、防衛に関する問題であります。むしろ前文等自衛の問題が出て来るのであります。今木大臣お答えになつた通りで付け加えることはありませんが、これは国際法的に言われておることですから念のために申上げますと、いつも申すことですが、これは三つの条件があるわけであつて一つは急迫せる不正なる攻撃が加えられた場合、第二には他

岡崎勝男

1954-04-21 第19回国会 衆議院 外務委員会 第38号

岡崎国務大臣 これは先ほど申しましたように、フイリピン政府の同意を得て任命した全権でありますから、更迭等のことは全然考慮いたしておりません。ただ、あまりこうやつて長くかかつて、いつまでも滞在しなければならぬということになりますと、いずれも忙しい用を控えた人でありますから、一時日本に帰つて来ていろいろの用を済まして、また時期を見て出かけるというようなことも最悪の事態にはあるかもしれません。しかしそういうことも

岡崎勝男

1954-04-21 第19回国会 衆議院 外務委員会 第38号

岡崎国務大臣 ちよつと新聞には戦争中にフイリピンにいた人はどうかというような言葉もありましたが、政府としても、そういう空気が前にあつたことは承知いたしておりますが、最近ではそういう点はほとんどないと思つております。ことに村田全権につきましては、これを派遣する前に先方にいわゆるアグレマンを求めまして、フイリピン政府でこれを承認いたしましたので、派遣いたしております。従つて村田全権自身についての問題

岡崎勝男

1954-04-21 第19回国会 衆議院 外務委員会 第38号

岡崎国務大臣 まずこの協定文が外へ出ましたことにつきましては、われわれもこれは非常に思いがけないことであります。これはフイリピン政府が発表したものではありませんで、議会方面から出たようであります。というのは昨日議会において秘密の会合がありまして、そこでこの協定文について政府側から説明をされたようでありますが、それが議会方面から出たものと見られるのでありますけれども、これはお話のように国際間の普通のやり

岡崎勝男

1954-04-20 第19回国会 参議院 外務・農林連合委員会 第1号

国務大臣岡崎勝男君) これは事実上、米国政府の持つておる小麦でありますから、普通の商社同士の話とは多少違う点があると思いますが、結局これは買付けをやるのも、日本商社、成るべくこれは商取引の方法によるということになつておりますから、結局日本側でも都合のいいのを注文しましようし、先方でも成るべく自分都合のいいほうを売りたいと思うでありましようから、取扱い商社相談になると思います。

岡崎勝男

1954-04-20 第19回国会 参議院 外務・農林連合委員会 第1号

国務大臣岡崎勝男君) 只今予定しておりますのは、小麦が五十万トン、大麦が十万トンでありまして、その値段はまだ正確に最終的にきまつておりませんが、少くとも五千万ドル以内であることは明らかであります。従いまして五千万ドルではまだ余るわけでありまして、それは何を買うかということはまだきめておりませんが、まあいろいろ考慮があつて例えば小麦を余計買うとか、或いはバターを輸入するとか何とか、残余額によつてもきまると

岡崎勝男

1954-04-20 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第1号

国務大臣岡崎勝男君) 今一のところは言葉の上だけの問題でありまして、而も言葉がそういうふうになつていれば、将来ほかの産業にも、この次買う場合があるとすれば、ほかの産業にも使い得るかも知れずというところで、これは交渉の結果によりますから、今から向うがそう了承しているというわけじやございません。

岡崎勝男

1954-04-20 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第1号

国務大臣岡崎勝男君) できるだけ私もそういう趣旨にいたしたいと思つたのでありますが、先方予算は、MSA関係予算から出ておりますし、又先方法律によりましても、これを防衛生産増強に便り趣旨が出ておりますので、今回はどうもこれは止むを得ないと考えたのであります。そこでさて、この次の場合もあります。あるかないかはわかりませんが、あるかも知れませんが、字句の上では成るべく一般産業一般経済開発という

岡崎勝男

1954-04-19 第19回国会 参議院 外務委員会 第24号

国務大臣岡崎勝男君) これはこの協定に伴つて提出してありまする交換公文があります。農産物購入に関する日本国アメリカの間の交換公文であります。これは農産物購入に関する協定に附属して交換公文を提出してあります。この交換公文を御覧になるとわかりますように、第一には行政府としての権限内の範囲で暫定的の措置をとる、それからその次はドルの支出を要求する云々とありますが、更に若しこの協定効力を生じない場合

岡崎勝男

1954-04-17 第19回国会 参議院 外務委員会 第23号

国務大臣岡崎勝男君) 大臣次官等決裁を経たものであればこれが正式交渉でなくても非公式な交渉になります。併しそういう決裁を経ずにこういう形ではどうだろうか、ああいう形はどうだろうかという相談をしているのは事務的なサウンド範囲でありまして、我々としては非公式の交渉の範疇にも入らない。それはやはりお互いに事務的にいろいろ研究して、そして大体これならばまとまりそうだという案を得た上で決裁を経て、それを

岡崎勝男

1954-04-17 第19回国会 衆議院 外務委員会法務委員会連合審査会 第1号

岡崎国務大臣 たとえば、例をもつていたしますれば、船を借り受ける。その船の中のレーダーだけが機密な装置である。これはこの法律案にいう機密になると仮定いたします。新聞社がその船を見て、こういう船だとか、その中の部屋割とか、いろいろなことを書いても、それは何にも問題にならぬわけであります。ただ人の出入りをしない場所が一つつて、そこのところは機密であると仮定いたしまして、そこへは普通入らないのであります

岡崎勝男

1954-04-17 第19回国会 衆議院 外務委員会法務委員会連合審査会 第1号

岡崎国務大臣 これはアメリカでも第一に機密のものはずいぶんたくさんありましようけれども、たとえば水素爆弾の実験でもある程度は映画にして公開しておるようなわけであります。また非常に高度の機密を持つものでも、こういう飛行機がある、飛行機の中の構造等は発表しないにしても、こういう飛行機があるという程度のことは知らしておりますから、何でもかんでも秘密でないことは、もう十分御了承願えると思うのであります。そこで

岡崎勝男

1954-04-17 第19回国会 衆議院 外務委員会法務委員会連合審査会 第1号

岡崎国務大臣 これはまず申し上げておきたいのは、アメリカから援助を受ける兵器全部を、数量でも品目でも何でもかんでも秘密にして、漏らした者に刑罰を科するというのではなくして、普通のものはこれは一向さしつかえないわけであります。特に機密を要するために、アメリカでも刑罰をもつてこの機密を保持しておるような種類のものだけに限りまして、機密保持をやるという趣旨であります。従つて国民にも相当程度これは周知できるはずでありまして

岡崎勝男

1954-04-16 第19回国会 参議院 外務委員会 第22号

国務大臣岡崎勝男君) 今のところは先ほど中田君がおつしやつたよう国内反米感情というようなものを、むしろこれによつて減らし得ないという考えから、日米関係の大局に立つて早く撤退したいという気持、と同時に予算の縮減ということもこれによつて行われる。というのは、防衛分担金お互いに出しておりますが、それ以上にアメリカのほうの予算は余計要るのでありまして、例えば給料だとか装備だとか被服だとかいろいろなものは

岡崎勝男

1954-04-16 第19回国会 参議院 外務委員会 第22号

国務大臣岡崎勝男君) これはアメリカ側としてはいろいろ研究しおられると思いますし、又そういう意味で二十何万とか三十何万とかいうような数まで言われたことが、それだけではありますまいが、そういう意味でも、これだけあれば撤退できるんだというような数字を言つたこともあるんじやないかと思います。こちらには言つておりませんけれども、併しそれが日本の世論には、却つてアメリカ日本に対してどれだけの増強を要求しておるというふうにとられて

岡崎勝男

1954-04-16 第19回国会 参議院 外務委員会 第22号

国務大臣岡崎勝男君) 今までのところはありません。今木村長官の言われたようなのが実情なんですが、私としてはできれば一部でも取りかえるように保安庁とも今後話したいと思つております。一部でも取りかわり得れば、今度はどのくらいということがもつと的確に将来の見当がつくのじやないかと思つております。

岡崎勝男

1954-04-14 第19回国会 衆議院 予算委員会 第29号

岡崎国務大臣 基本法アメリカ法律でありまして、われわれとしてはこれに拘束されるわけではありません。日本政府としてはこの協定関係すべきものでありますから、基本法ではなるほどそうなつておりますけれども、この協定にそうなるということは、多少の意味があるかもしれぬということであります。

岡崎勝男

1954-04-14 第19回国会 衆議院 予算委員会 第29号

岡崎国務大臣 これは元来アメリカ基本法である相互安全保障法によりますと、小麦等の買入れ資金防衛関係資金から、米国政府がこれを防衛の役に立つように使うのだということが法律の面に明らかになつております。それから元来MSAつまり防衛関係援助をする法律の中にこの一部がありまして、当然防衛関係意味MSAの中に入つているのであります。また事実上日本といたしましては域外買付等に応ずるためにも、必ずしも

岡崎勝男

1954-04-13 第19回国会 衆議院 予算委員会 第28号

岡崎国務大臣 ただいまのお話は、今度の小麦協定の問題とは関係が少し違うように思います。一般にそういう点は、たとえば対日援助資金のような問題がだんだん具体化する場合には、お話のような趣旨けつこうかと思いますが、今度のは買い上げる品物であり、またその中の一部はグランドされる、贈与されるのでありますから、贈与として受けてさしつかえないと思います。

岡崎勝男

1954-04-13 第19回国会 衆議院 予算委員会 第28号

岡崎国務大臣 ただいま話合いを進めつつありますか、これは非公式な話合いで、ここではつきりいつということはお答えできません。しかしアメリカ国会開会期日もわかつておるのでありますから、できるならばその期限内にもいたしたいと考えております。大体前のフリゲート艦の例もありますから、その例にならつて行きたいと考えております。

岡崎勝男

1954-04-13 第19回国会 参議院 外務委員会 第21号

国務大臣岡崎勝男君) ココムに加わりましたのはちよつとはつきりしませんが過去一年ぐらい前であつたと思います。これは初めから日本が入る前から非常な秘密主義をとつておりまして、例えばココムという名前まで発表しないことになつておりました。最近はココムという名前だけは言うようになりましたが、中味は秘密になつてどこの国でも発表になつておりません。

岡崎勝男

1954-04-13 第19回国会 参議院 外務委員会 第21号

国務大臣岡崎勝男君) まだそういうものはできておらないようで、一般的に予防措置等については国連でも、或いは前の国際連盟でも研究はいたしておつたようでありますが、併し今確立されていると言えば、例えば一国においてそういうものを防ぐような検疫の厳重な措置を講ずるというようなことをやることが認められている。その他においては、法制局長官が言いましたように、過失によつて何か非常に他国に迷惑をかけたというようなものは

岡崎勝男