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132件の議事録が該当しました。

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1953-07-01 第16回国会 参議院 法務委員会 第6号

政府委員岡原昌男君) 今回の選挙における選挙違反取締り状況全国検察庁の扱つ事件について御説明申上げたいと存じます。  五月三十一日現在における違反取締り概要は別に統計表を差上げた通りでございます。概略を申上げますと、受理人員衆議院関係一万二千七百七十六名、参議院関係七千五百八十八名、計二万三百六十四名、このうちそのときにまでに、五月三十一日までに起訴を了したものは、衆議院関係で二千九十一名

岡原昌男

1953-07-01 第16回国会 参議院 法務委員会 第6号

政府委員岡原昌男君) とつさの場合で、実はその資料が出ておりませんのですが、地検地方裁判所管内別統計でしたら作り得るだろうと思います。ですから例えば横浜だとか、或いは八王子のはわかりませんが、東京地区とか或いは広島地区というような線で分けて見れば、大体わかるのじやないかと思います。そのような方法で一応統計を作つて見ますから、ちよつと猶予を頂きたいと思います。明日か明後日……。

岡原昌男

1953-07-01 第16回国会 参議院 法務委員会 第6号

政府委員岡原昌男君) 只今国警長官から大体の問題の所在等お話がございましたので、私は主として法律面から従来の経緯その他をお話申上げて御参考に供したいと思うのであります。  終戦までは御承知通り警察犯処罰令におきまして私娼を禁止する一方、公娼につきましては娼妓取締規則というのがございました。公娼制度が認められておつたのでありまするが、昭和二十一年の一月二十六日連合国最高司令官の覚書、日本における

岡原昌男

1953-06-30 第16回国会 衆議院 法務委員会 第5号

岡原政府委員 具体的事件につきまして、法務大臣現地警察を指揮するわけにも参りませんし、現地の方に対しましては、検事総長を通さなければいかぬということになるわけでございますが、この事件につきましての報告は、実はいろいろ問題になりまして、そのあとでかような点についての詳細な報告を徴したような次第でございます。その当時といたしましては、私どもはただ、佐賀市警から裁判所に対して、逮捕状要求をしたそうだ

岡原昌男

1953-06-30 第16回国会 衆議院 法務委員会 第5号

岡原政府委員 結局刑事訴訟法逮捕状要求要件たる、さような逃亡のおそれあり、あるいは証拠隠滅のおそれありというふうな点についての現地の認定が、ただいま私が報告要点を申し上げただけでは、あるいはまだ不十分だというふうな御感じを受けたかと思うのでございます。この点は、現地でさように信ずるに至つた十分な理由があつたのではないだろうか、かように私どもは想像いたしております。

岡原昌男

1953-06-30 第16回国会 衆議院 法務委員会 第5号

岡原政府委員 この点私の直接の担当ではございませんが、この件に関しまして若干の事情を後日調査した報告が参つておりますので簡単に御紹介いたします。  御承知国会法第三十四条の二に基きまして、この手続をいたしますにつきましてはなかなかめんどうな条件があるわけでございますが、実質的には、逮捕状要求するに至る刑事訴訟法上の要請を全部満たさなければいかぬということに相なるだろうと思います。その点につきまして

岡原昌男

1953-06-30 第16回国会 参議院 予算委員会 第7号

政府委員岡原昌男君) 先ほども申上げましたが、結局資金関係についてかなり詳細な調べをしておりました。その一部の捜査状況等につきましては、丁度捜査中間段階においても、かなり細かく調べるように指示したこともございます。その結果、各会社からの何と申しますか、片倉関係会社からの寄附金みたいなものが竹入氏の手に集まりました。それによつて選挙資金が賄われた、それらの点につきましての詳細と申しますか、

岡原昌男

1953-06-30 第16回国会 参議院 予算委員会 第7号

政府委員岡原昌男君) 只今お尋ね浦和地検において捜査公判請求いたしました事件資料只今丁度手許に持つて参りませんので、概略だけを御報告して、いずれ後刻書面なりでお答えいたしたいと思います。この事件につきましては、浦和市警において、かねて下のほうの事件捜査して参りましたところが、だんだんとその全貌が明らかになりまして、五月から六月の中旬にかけまして百数十名の取調をいたしました。この間浦和

岡原昌男

1953-06-30 第16回国会 衆議院 労働委員会 第4号

岡原政府委員 法律問題でございますので、私どもは私ども法律見解を支持して参るわけであります。見通しといたしまして、最高裁判所においてこの種の事件かどのようになるかということは、実は私まだはつきりいたしておりません。これはもつぱら最高裁判所の今後の審理にまつわけでございます。と申しますのは、先ほど大臣からお答えのありました通り、上告中の事件が大分たくさんございます。先ほど二件とございましたが、そのほかにもございまして

岡原昌男

1953-06-30 第16回国会 衆議院 労働委員会 第4号

岡原政府委員 ただいまの点にちよつと補足して申しますと、実は七月三日、ただいまのお尋ねのように、控訴棄却判決つまり審無罪判決をそのまま支持した控訴判決があつたわけでございます。この点につきまして、実はかねがね私どもはこの事件の成行きについて心配しておりましたので、これは当然控訴すべきものというふうな態度を持つてつたのでございますが、ちようどその公判立会いになりました検事の手違いから、ただいま

岡原昌男

1953-06-30 第16回国会 衆議院 労働委員会 第4号

岡原政府委員 昨年秋の電産事件に関連しては、さような事件はございません。先ほど大臣からお話のありました九件、二十六名の数は、昨年新潟、高松、高知、松川、佐賀等管内に発生した事件であります。いずれも水路妨害あるいは威力業務妨害案中には暴力行為等処罰ニ関スル法律違反するというようなことで起訴しておりますが、いまだ第一審の公判も済んでいない状況でございます。

岡原昌男

1953-06-26 第16回国会 衆議院 法務委員会 第4号

岡原政府委員 いわゆる人権蹂躙という言葉は、いろいろな強さをもつて使われておる言葉でございまして、先ほど人権擁護局から出されました資料の、人権蹂躙拷問の事実はないというのは、おそらく例の特別公務員職権濫用といつたような事実はないという趣旨で書かれたんじやないかと私想像いたします。ただ先ほどから御論議になつております通り、それでいいということでないことは、すでに大臣からのお答えにありました通

岡原昌男

1953-06-26 第16回国会 衆議院 法務委員会 第4号

岡原政府委員 お尋ね自殺者調べは、昨年の分だけをまとめましたのをお手元にお配りいたしましたが、その以前の分は、実は私の方に報告が参つておりませんので、その都度どこか具体的な聞き込み、その他で私の方で材料を得まして、実地に問い合せてまとめたというような事情でありますので、古くなるほどその事実がつかみにくくなるわけでありますが、御要望によりましてさつそく手配をいたしまして古い分もまとめてみたいと思

岡原昌男

1953-06-26 第16回国会 衆議院 法務委員会 第4号

岡原政府委員 私どもの方に入りました報告によりますと、御承知三池氏の事件は、国会開会前にかなり事件が進展いたしまして、最後段階になつて三池氏に逮捕状が出されたのでございます。ところがそのまま所在がわかりませんので、時日が経過している間に国会開会がございました。それで逮捕状発付執行等につきましては、国会法手続によらなければならぬ、かようなことに相なつたわけであります。そこでその当時までの

岡原昌男

1953-06-23 第16回国会 衆議院 法務委員会 第3号

岡原政府委員 刑事訴訟法第百九十三条の運用につきましては、率直に申しまして国警側と若干法律解釈について意見を異にしております。ただこの百九十三条と申しますのは、ただいま御指摘のように検察庁警察側とがいかに捜査目的を達成し捜査を適正にするか、その公訴が完全に遂行し得るようにするかという点を中心に立案されておるものでございます。従つてどもはただこの条文捜査から公判に行く一つ過程において、それが

岡原昌男

1953-06-23 第16回国会 衆議院 法務委員会 第3号

岡原政府委員 ただいま御質問逮捕状発付の問題につきましては、実は私どももいろいろ心配をしておる点でございます。たしか前々国会におきまして、刑事訴訟法改正の問題を取上げまして、御審議を仰ごうといたしました際にも、この逮捕状発付の問題を何がゆえに今回の改正に取入れなかつたかという、きついおしかりがございました。その線に沿いまして、先般法制審議会においてこの問題を御審議願いましたところが、大部分

岡原昌男

1953-06-23 第16回国会 衆議院 法務委員会 第3号

岡原政府委員 昨年の十月の選挙並びに今回の選挙に関連いたしまして、若干の自殺者を出しましたことは、私どもたいへん遺憾に存じておる次第でございます。実はその点を、私ども浦和事件を契機といたしまして非常に慎重に調査いたしました。その結果判明いたしましたところによりますと、目下詳細な事情がわかつておりますものが今回の選挙において五名のものでございます。この点につきましては、別に各委員のお手元に一覧表的

岡原昌男

1953-05-27 第16回国会 参議院 地方行政委員会 第2号

政府委員岡原昌男君) 私のほうの所管事項であります検察庁において今回の選挙の事犯をどのように取扱つておるかという点につきましては、昨日お手許のほうにお配りするために統計を三表ほどお届けいたしておきました。その数字に基きまして概略を御説明申上げることといたします。  最初にこの総括表でございますが、これは今回の選挙に関連しまして、と申しますのは前回の選挙違反が、まだ若干残つておりますので、それとダブ

岡原昌男

1953-03-19 第15回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第2号

説明員岡原昌男君) その点先ほどちよつと申上げました通り、余り御追究頂きますと私どもも困るのでございますが、といいますのは、どちらの説をとりましても不合理の面が出て来る、この不合理の面をどちらかで割切るというのはこの際如何なものであろうか。結局私どもとしては、最後は、先ほど大臣からもお話がありました通り、裁判の決定に待たなければいかんことだろうと思いますけれども、その運用等についてはその疑義があるということを

岡原昌男

1953-03-19 第15回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第2号

説明員岡原昌男君) 実はさような相当複雑な問題を伏在しておる条文でございますので、私どもとして実は逃げたわけではございませんが、この取扱い等については自治庁にお任せしようかというふうな話もございました。で、実際に違反ができたらどうするかというふうな問題につきましても、我々最高検ともいろいろ話はいたしてあるのでございます。ただ法律解釈等につきましてそのいずれをとるのが最もいいかという問題は、これは

岡原昌男

1953-03-19 第15回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第2号

説明員岡原昌男君) お尋ねの点でございますが、実はこの点はざつくぱらんに申しまして、解釈上かなり疑義があるということを最初に申上げたいと存じます、と申しますのは、この規定をお読み頂きますとおわかりの通りに、これは御承知通り衆議院選挙の特例に関する条文でございまして、参議院選挙が同時に行われるというようなことはまあ予想しなかつた規定であるのでございます。そこで今回のごとくその運動期間がかなり

岡原昌男

1953-03-13 第15回国会 衆議院 法務委員会 第29号

岡原政府委員 この法案通過後の実際運用につきましての配慮は、この法律趣旨とするところを十分徹底させるためにいろいろ、指示、訓示、通達も出すつもりでございますが、他面この法案運用自体のみならず、広く検察官法律運用に対する心構えといつたものについても深く思いをいたすべきことを考えております。この点につきまして昨日も大臣が述べたのでございますが、検察官教養訓練については非常に慎重な態度をとつておるわけであります

岡原昌男

1953-03-13 第15回国会 衆議院 法務委員会 第29号

岡原政府委員 ただいま政務次官より大綱、大方針お話いたしたのでございますが、なおそれらにつきまして、若干敷衍いたしますれば、人権の保障あるいは尊重の面を特に取立てて規定いたしてございます改正規定は、第一には、百九十三条のいわゆる警察官に対する検察官一般的指示権規定を明確化いたした点でございます。この点は先ほども御説明いたしました通り公訴の適正をはかるためには、その前段階であるところの捜査がまた

岡原昌男

1953-03-12 第15回国会 衆議院 法務委員会 第28号

岡原政府委員 今回いわゆる有罪答弁簡易公判手続を創設いたしましたゆえんのものは、先ほどちよつと触れました通り英米流アレインメント制度の欠陥を除去しまして、日本式に、しかも念には念を入れた簡易公判手続にする、こういうようなことでございますので、ただいま御質問の、事実の自白のみでやるか、あるいは罪責の承認というところまで含むのかどうかというで点ございますが、これはその両者を含めて、事実を十分に認

岡原昌男

1953-03-12 第15回国会 衆議院 法務委員会 第28号

岡原政府委員 今回刑事訴訟法の一部改正法律案を御審議願うことに相なつたのでございますが、これは提案理由説明の際にも述べました通り、前前国会におきまして一部提出いたしましたのに、今回さらに法制審議会で答申のありました三点をつけ加えて整理して提出したものでございます。この改正は全文五十数箇条に触れてございますけれども、その相当部分はいわゆる法律条文の整理、整備でございまして、問題のある諸点だけをきよう

岡原昌男

1953-03-09 第15回国会 衆議院 労働委員会 第19号

岡原政府委員 ただいま労働省の方からお話のありました通りで、いわゆる重要とか重大とかいう文字につきましては、従来二、三の法律にその前例はあつたのでございますが、ただかような文字を使つたことによつて、すべて法律濫用があるという御心配は、結局この重要ということを、具体的な事案に当てはめる際に、どの程度まで使うかということの問題に帰すると思います。そこで、ただいま私どもといたしましては、労働省の方で考

岡原昌男

1953-03-09 第15回国会 衆議院 労働委員会 第19号

岡原政府委員 ただいまお話のような武雄外一箇所等につきまして、どのような書類の押収、捜索が行われましたかは、私の方に報告は参つておりません。察するに、この種事件捜査過程におきまして、さような場所を捜索する必要ありと認定したからであろうと思うのでありますが、いずれにいたしましても、検察庁といたしましては、かような事件処理する際には、決して一方的に事を判断するというふうなことはございませんで、必

岡原昌男

1953-03-09 第15回国会 衆議院 労働委員会 第19号

岡原政府委員 ただいま御質問の事実につきまして当方報告が参つておりますところによりますと、事件は昨年十二月十三百から十五日にかけてのことでございまして、電産の佐賀支部執行委員長である八木昇外数名が、九州電力株式会社佐賀支店幹部諸君団体交渉をする際に、行き過ぎの事実があつたという点でございます。本件につきましては、十二月十三日から十五日の事実が、本年の二月五日に至つて初めて告訴の提起がございました

岡原昌男

1953-03-09 第15回国会 参議院 予算委員会 第32号

政府委員岡原昌男君) 刑事訴訟法の不自由な点等につきましては、成るほど御指摘通り警察における持時間というものは四十八時間よりございませんので、その間に取調が完璧に行かないという点は御尤もでございます。ただ実際の運用といたしましては、その後検察庁に送られ、事件によりましては最大二十日間拘留ができますし、その間警察において現実に調べをすることもできるわけでございます。更に今回刑事訴訟法改正提案

岡原昌男

1953-03-09 第15回国会 参議院 予算委員会 第32号

政府委員岡原昌男君) お答えいたします。死刑の問題につきましては、裁判所は勿論のこと、検察当局におきましても大変慎重な態度をとつておりまして、只今指摘のような事件につきましては、いろいろ具体的な事件特殊性に応じまして、普通の場合には少年或いはこれに準ずるものについてはもとより死刑というものは成るべくこれを避けるというふうな精神を活かして行くのでございまするが、只今のような事件につきましては、

岡原昌男

1953-03-04 第15回国会 参議院 法務委員会 第15号

政府委員岡原昌男君) 大体民事局長からお答え願つた通りでございまして、単に株式の譲渡、譲受け、譲渡の面だけを考えますると、すぐに犯罪ということにはならんわけであります。附随的にその方法手段等について違法の点がありました場合には、只今民事局長から答えましたような犯罪が成立する場合もあるわけでございます。従来もいわゆる会社荒しというようなのがございまして、不当に株価を釣上げまして、株主の権利を取得

岡原昌男

1953-03-04 第15回国会 衆議院 大蔵委員会 第38号

岡原政府委員 お名ざしでございますのでお答えいたしますが、実は私の方の所管ではございませんで、民事部の方の所管になつております。ただ一応ここでお答えいたしますことは、今銀行局長からもお話のありました通り株主平等の原則に反する場合が多かろうと私も存じます。ただそれが、私の方の所管になりまして罰則の適用ということになりますと、これは別でございます。そういうことはございませんが、ただ、さようなことは株主総会

岡原昌男

1953-03-04 第15回国会 衆議院 大蔵委員会 第38号

岡原政府委員 お尋ねの件でございますが、これはなかなかむずかしい問題がたくさんございまして、実は先般も、二月二十六日、七日全国財政係経済係検事合同を催しまして、その席上でも、全国のかような金融関係の諸般の実情並びにこれに関連する犯罪等の対策について協議をいたしましたのでございますが、全国のかようないろいろな金融業者の形がすこぶる多岐多端にわたりまして、必ずしも一つの線でこれを割切ることができないわけでございます

岡原昌男

1953-03-03 第15回国会 参議院 法務委員会 第14号

政府委員岡原昌男君) 今回御審議を頂いている刑事訴訟法の一部を改正する法律案につきましては、只今提案理由説明の中で大綱は尽きているのでございます。ただ条文が数多くございますので、これから御審議の便宜を図るつもりでこの法案逐条説明書というのをお手許にお配りしてございますのでそれを中心といたしまして御説明申上げたいと存じます。条文の順序に御説明申上げます。  最初は第六十条第二項の改正でございますが

岡原昌男

1953-02-27 第15回国会 衆議院 法務委員会 第24号

岡原政府委員 ただいまの問題を調べるといたしますと、結局行政監督権の発動の問題というふうに理解するのでございますが、この点につきましては、いずれどういうことになりますか、おそらく大阪の高等検察庁を通じて調査をすることになるのじやないかと思いますが、この点はまだ十分打合せはいたしておりません。

岡原昌男

1953-02-27 第15回国会 衆議院 法務委員会 第24号

岡原政府委員 調書信憑力を失わしめる程度のいわゆる拷問脅迫等の事実の有無につきましては、それぞれ事件裁判所にかかりまして、裁判所においてそれらの事実についての具体的な判断をする際になすべきことではございますが、ただいまお話のような、少くともさような問題を引起すような状態のもとにおいて取調べが行われたという点につきましては、深く遺憾の意を表する次第でございます。

岡原昌男

1953-02-27 第15回国会 衆議院 法務委員会 第24号

岡原政府委員 ただいまお尋ねの点につきましては、先般当委員会で問題にされました富山の事件とも関連いたしまして、当方においてさつそく京都地検の方に、その間の事情を問い合せてみました。しかるところ、これに対しまして京都地検から報告が参つておりますが、その要点は、いろいろ事情はございましようが、大体お尋ねのような事実がございます。  この中野武雄関係選挙違反につきましては、相当多数の被疑者が検挙

岡原昌男

1953-02-11 第15回国会 衆議院 決算委員会 第11号

岡原政府委員 一応ただいままでに判明いたしましたこの犯罪概要お話いたしまして、特にお尋ね諸点に触れて行きたいと思います。  現在までのところ、この事件全国的にまたがりまして、最も規模の大きいのは、東京地方検察庁捜査をしておる事件関係でございます。この東京駅件概要お話いたしますと、全貌が一応わかりますので、それから始めたいと思います。  この事件は、警視庁の刑事部捜査第三課に、全太烈

岡原昌男

1953-02-11 第15回国会 衆議院 決算委員会 第11号

岡原政府委員 ただいまお尋ねのような、いわゆる事件もみ消し運動といつたようなものは、これは全然ないと申し上げましては、実はうそになりますが、われわれのところに報告に参つておるのを丹念に研究したところでは、ほとんどないといつてもいいくらいであろうかと存じます。実は統制経済のはなやかなりし時代以降、ともすれば、業者の方が利潤を追求するのあまり、いろんな手を用いて贈賄をやり、それにかかるという事例がたくさんございました

岡原昌男

1953-02-11 第15回国会 衆議院 決算委員会 第11号

岡原政府委員 ただいま御指摘のように、全国検察庁におきましてたいへん不始末をしでかしまして申訳ないことと存じております。この批難事項に上りました諸点は、いずれもお話通り検察庁証拠金品を扱つておるものが多くでございまして、この原因が那辺にあるかにつきましては、実はその前年度、その前々年度から若干ずつかような事件が出ております。最高検察庁を通じいろいろ監査研究いたしておる次第でございます。この

岡原昌男

1953-02-04 第15回国会 衆議院 法務委員会 第19号

岡原政府委員 かわりまして私から答弁しますが、事件の送致あるいは引継ぎの際には、それまでにできました調書類あるいはそれまでに収集されました証拠品類等をまとめて送るのが大体原則でございます。ただしこれにはいろいろ例外がございまして、たとえば捜査のいろいろな段階で、これはいましばらくこちらに置いた方がいいというものは一件記録といたしましては、いわゆる証拠品として警察署保管という形で送るという場合もございますし

岡原昌男

1953-01-31 第15回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号

岡原政府委員 誤解のないように一応申し上げておきます。先ほど当局支障を来したことを認めておるという御判定でございますが、そう申し上げたのではございませんで、常識的に見れば、普通の場合は、さようなことであれば支障を来すこともあるということは、事実だろうというような表現を使つたはずでございます。具体的に岡崎さんの事件でございますが、これはまだ不起訴決定をいたしておりません。目下金子四郎なる出納責任者

岡原昌男

1953-01-31 第15回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号

岡原政府委員 今回の衆議院議員選挙の結果につきましては、昨年末の最も新しい統計を、お手元までお配りいたしてございます。こまかい数字はそれによつて承知いただくことにいたしまして、総数だけを一応申し上げますと、検察庁受理件数が四万六千三百七十九、これに対して処理が四万五千八百二十五、未済五百五十四ということに相なつております。なおこの処理のうち、起訴公判請求が五千五百五十六名、略式一万二百五十名

岡原昌男

1953-01-26 第15回国会 衆議院 法務委員会 第18号

岡原政府委員 ただいまの御質問はおそらく逮捕監禁等犯罪が成立するかどうかという問題と関連を持つて来るのだと存じますが、大体逮捕監禁罪が成立しますためにはそれが当人の意思に反してなされることが要件とされております。従いまして自分の意思でそういうふうな事態が発生しました場合には、少くとも刑法上の問題は出て参らないわけでございます。ただ事実問題といたしましてさような身体の保護等には、日本警察その他の

岡原昌男

1953-01-26 第15回国会 衆議院 法務委員会 第18号

岡原政府委員 ただいま猪俣さんのおつしやいますような条文でございまして、許可を得ずして無線局運用したという条文に当てはまる場合があり得るということでございます。理論的には、事実が若干仮定の上に立ちますので、今ただちに断定するのはいかがかと思うのでございますが、ただいろいろな場合を想像してみますと、そういう無電の機械を操作することが当然予期せられる。しかもそれ以外のルートを通つてはそういう無電を発射

岡原昌男

1953-01-26 第15回国会 衆議院 法務委員会 第18号

岡原政府委員 鹿地事件につきましては、すでに当委員会におきまして相当事件が明らかになつて参つたのでございますが、その後国警当局におきまして相当程度調べを進行され、さらに必要な件につきましては、アメリカ側にそれらの点に関する回答を求めたりなどいたしまして年が越えたわけでございます。たしか一月の十三日に東京地検におきましてこの事件引継ぎを受け、目下捜査中でございますが、何分にもその監禁を受けましたという

岡原昌男