1950-01-27 第7回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号
○委員長(岡元義人君) 淺岡委員にお答えいたしますが、委員会宛にはまだ参つておりません。但し、後程取寄せますが、これに類似したものではないかと思われるような投書が参つております。それは本人がただはつきりと書いてございませんけれども、懺悔録というようなものにして提出されておりますので後程各委員にお廻しいたします。
○委員長(岡元義人君) 淺岡委員にお答えいたしますが、委員会宛にはまだ参つておりません。但し、後程取寄せますが、これに類似したものではないかと思われるような投書が参つております。それは本人がただはつきりと書いてございませんけれども、懺悔録というようなものにして提出されておりますので後程各委員にお廻しいたします。
○委員長(岡元義人君) それではこの問題はもうすでに各委員において御承知かと思いますが、読売新聞に続けて掲載されております幻兵団という事件に対しまして、参議院の先の証人喚問の際、小針証人より一応その片鱗が伺えたのでありますが、いろいろ脅迫状その他の問題も起きておるようでございますので、この点について政府側法政府関係及び国警より警備部長の樺山警備部長、法務府より特別審査局長吉河光貞氏が出席されておりますので
○委員長(岡元義人君) 只今から委員会を開きます。各委員に御了解を求めたいと思いますが、政府側出席者の方の時間の制約がございますので、本日の議題の第三番目の「所謂幻兵団調査に関する件」を先に議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岡元義人君) 着席願います。 この際、証人の方々に一言御注意申上げておきますが、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律第六條によりまして、「この法律により宣誓した証人が虚僞の陳述をしたときは、三月以上十年以下の懲役に処する。」こういうことになつております。この点は十分御注意をお願いしたいと思います。併し民事訴訟法の第二百八十條並びに刑事訴訟法第百八十六條に該当する場合は証言を拒否できることになつております
○委員長(岡元義人君) 尚この際御報告いたして置きますが、昨日出頭しませんでした渡辺忠次証人に対しましては、現在まで何らの御報告も受けておりませんので、議院に於ける証人の宣誓及び証言等に関する法律の第七條によりまして事情は調査いたしたいと思います。御報告いたして置きます。 御承知のごとく、国会が国民と共に期待を持つて、重大な関心を寄せておりました去る二十一日の対日理事会におきましては、不幸にいたしまして
○委員長(岡元義人君) これより委員会を開きます。 各委員に諮りいたしますが、本日出頭を求めてありました佐藤良明君が未だ出頭しないのでありますが、時間も経過いたしておりますので、審議に入つて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岡元義人君) さようにいたします。 次に各証人に申上げますが、発言の際は必ず委員長と呼んで頂きます。自己の名前を述べて後に発言されるようお願したいのであります。尚質問に対しましては、できるだけ要点のみお答えして頂くように併せてお願して置きます。尚本日は時間的にも相当制約されておりますので、場合によつては発言中でも運営上、発言を止めて頂くような場合があるかも分りませんが、事前に了承願つて置
○委員長(岡元義人君) 御着席願います。 各委員に御報告いたして置きます。まだ渡邊証人が見えておりませんが、後程間もなく見えるかと存じますので、一応御了承願つて置きたいと思います。 この際、証人の方に一言御注意申上げて置きますが、先程も申上げましたような目的で今日の調査がなされ、皆さんに証言を求める次第でありますが、証言に対しては宣誓された通り、事実をそのまま述べて頂きたいのであります。 尚議院
○委員長(岡元義人君) 只今から委員会を開会いたします。 御承知のごとく国会が国民と共に大きな期待を以て重大な関心を寄せておりました去る二十一日の対日理事会におきましては、不幸にしてシーボルト議長によつて明示せられました残留者の今後の引揚継続及び死亡者の状態をも未だ明らかにされなかつたのであります。 今や留守家族は勿論のこと、国民ひとしくその杞憂は高まり重要な段階に突入しており、この上とも重ねて
○委員外議員(岡元義人君) 主計局長からどんな御回答があつたのかまだ私伺つておりませんので、ただどちらで行くかということは委員会といたしましては、取敢ず裏附財源としては後者の方は筋が通つておる問題だから、或る程度までの可能性があるのじやないかということから、とにかく決議案を上程して片一方で決議して置きながら、政府にそれを処置さして行く、こういう方向で進んで参つたのでありますが、併しまだ関係方面とも折衝中
○委員外議員(岡元義人君) 今申しましたように、そのいずれを採るか、二つあるわけでありますけれども、小川委員のおつしやいましたように、別途立法いたしまして、別途に二千円というものを、給與法の上に特別立法した措置によつて拂うという方法がいいのか、そうして又それが一番可能性があるのかという点と、先程御説明申上げました後の現在の給與を繰上げて行く方が、これが技術的にも目的を達成する上において、結果から見ていいのか
○委員外議員(岡元義人君) 実は決議案を上程する経緯につきましては、過日国鉄の裁定からの関係において、当院において決議案が上程され、その際に一番困窮状態にありますのは、これは何と申しましても留守家族でありますので、あちらの方がそういうふうに持つて行かれる場合には、これと並行して留守家族にも、何らかの方法を講じてやることを考えてやらなければならんのではないかというようなことから、委員会では決議案を出そう
○委員長(岡元義人君) 中野委員にお答えいたしますが、今の問題は多少結果の方を先に申上げましたので、飽くまで留守家族に何らかの処置を講じてやるということが主眼であることは間違いないのであります。それを分り易く裏から申上げたものですから、そういうふうな解釈が成立つたのだと思いますが、一応今日の委員会といたしましては、その何れを採るかということはまだ議題となつておるわけであります。この点お含み願いたい。
○委員長(岡元義人君) 中野委員にお答えいたします。今御質問のあつた点は当初においては多分に今のお申出のような方向で考えまして、別にまだお手許に配つてございませんが、立法措置の原案も作つてあるのであります。併しながら考えて見まして、技術的に年内に間に合わないという公算が非常に大でありますのと、もう一つはお手許に配りました一番最後の今後帰還する者については失業手当の適用者として取扱いするか、河野主計局長
○委員長(岡元義人君) では只今から委員会を開会いたします。 只今政府側から外務省管理局長倭島英二君、大蔵省稻益為替課長、援護局宮崎次長、田邊援護局長、復員局高山復員課長、以上出席されております。 本日の議案の第一は、留守家族越冬資金に関する決議案取扱いに関する件及び裏付財源に関する件、この二件でございますが、委員長から今日までの寿議案取扱に関しての経緯を御報告いたして置きます。運営委員会におきまして
○委員外議員(岡元義人君) この決議案はもう皆さんに御説明いたさなくても、留守宅の非常に困つている状況はお分り願えると思うのでありまして、只今のところ扶養手当の六百、四百、これだけの金額しか受取つていないわけであります。で被給与者としては非常に片ちんばな手当を貰つているわけでありますが、ここに出しました決議案の裏付けとなりますところの財源又は方法等について簡單に御説明申上げますと、別にこれは立法措置
○委員外議員(岡元義人君) どうも今の小川委員の話は私は分らないのですが……政府は政府で調査するものであり、委員会は委員会として、国会として独自な立場において調査するものである、私はこういう工合に解釈しておるのであります。特に微妙な関係に置かれております今日、国会が国会独自の的確な資料を持つておるということが、最も、私は大事な問題でないかと考えるのであります。
○委員外議員(岡元義人君) 残留者の実態調査と申しますのは、今総動員で資料を集めておるのでありますが、手紙が来ておりながら帰つて来なかつたという者を、政府も勿論動員しておりますけれども、まだその的確なところが把握できない。できる限りこれを広汎に亘つて委員会が実際の資料を持ちたいと思いまして、その調査をいたしたいのでありますが、先だつて御注意の趣旨もございましたので、一番近い距離でこの三年間一回も調査
○委員長(岡元義人君) 天田委員にお答えいたしますが、只今私の方に連絡がございましたので、丁度一時に委員会が開かれるので、この間委員会の方に陳情に趣旨を承りたいというので連絡いたしましたところが、只今衆議院の方に行つて、こちらには一人しかおらないから、全部集つてからこの委員会の方に更に連絡をすると、こういう具合に先程連絡があつたのであります。それで委員会といたしましては、尚衆議院の方が終つたらこちらの
○委員長(岡元義人君) では只今から委員会を開きます。 本日の案件は、一応昨日委員長理事打合会におきまして協議いたしました案件として、ここにお手許にお配りしてあるわけでありますが、尚この外にお手許にお配りしてございます。惠山、榮豊、信洋丸の復員者の方々から、昨日ここにプリントしてあるような陳情を受けましたので、一応御参考に供したいと思います。それから尚、前の委員会で御要望がございました靜岡県からの
○委員長(岡元義人君) 只今資材課長から御説明がありましたが、予定といたしましては、今日できたら、年末も迫つておりますので配分割当を御説明して頂きたいという要望がしてあつたのでありますが、只今御説明の通りでありますので、これに対して御質問がございましたら、各委員の御意見を承ります。
○委員長(岡元義人君) 只今から委員会を開きます。 只今政府側から案件の第一になつております水産資材割当に関する件で、水産庁資材課長石川東吾君、並びに経済安定本部水産課長稻村桂吾君が出席されております。先ずかねてから要望してございました水産資材について水産庁側から御説明して頂くことにいたして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岡元義人君) 尚この際委員長から、前千田委員長に対しまして僅かの期間にいろいろ重要な案件を持たれまして、そうして御承知のような成績を挙げられましたことに対して、その労に対し厚く御礼を申上げたいと思います。 —————————————
○委員長(岡元義人君) 只今皆さんの御指名によりまして委員長を引受けることになりましたが、私淺学菲学でありまして、尚若輩で修養足らざるところ沢山あるのでありますけれども、幸に前委員長の方々がまだ委員に沢山いらつしやるわけでございまして、今後共御指導にあずかりまして、今まで各国会ごとにこの委員は非常な実績をば挙げて参つたのでありますが、今後共どうか一つ皆樣の御鞭撻によりまして、特に講和会議を控えまして
○岡元義人君 前国会におきましても在外同胞引揚問題に関する特別委員会を設置さして頂いたわけでありますが、すでに衆議院におきましても昨日前国会と同樣設置いたしておりますので、この第七国会におきましても、まだ残留者もありますし、特に講和会議と関連いたしまして、在外資産等の処理等の重要案件が沢山ございますので、この際特別委員会を設置して頂くことを動議として提出いたします。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○岡元義人君 できますなら各党が沢山、共産党から三名もおられるのですが、これは時間的に二十分になつておりますから、相当時間のかかるということも考えられますので、できますならば三人のところは二人、二人のところは一人ぐらいに、一緒にして頂くようにできたらいいと思います。
○岡元義人君 本員はこの際、在外同胞引揚問題に関する調査のため、二十名より成る特別委員会を設置せられんことの動議を提出いたします。
○岡元義人君 もうすでにこの問題は十分合同審議も運輸委員会との間に尽されておりますので、討論を省略して採決して頂く動議を提出いたします。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○岡元義人君 少し門屋さん間違つておられる。議長は、運営委員会が決定するのであつたならば自分は考える、こういうことだつた。全会一致でと(「全会一致ということはない」と呼ぶ者あり)それは一応諮つて見なきや分らない。今のは何か間違いじやないかと思う。
○岡元義人君 只今上程せられました請願十九件並びに陳情三件についての厚生委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。 日程第四から第七までは国立公園に関するものであります。日程第八は国立療養所の移転に関するものであります。日程第九は国民健康保險に関するものであります。日程第十は母子寮、託兒所の設置に関するものであります。日程第十一より十三まで及び日程第四十六は戰争犠牲者及び遺族の援護
○岡元義人君 只今議題となりました医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律案につきまして、厚生委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。 先ず本法案の提出理由及びその内容について簡單に御説明申上げます。従前、大陸特に満州方面における医師の不足に応ずるために設立されました興亜医学舘、東洋医学院等医学の教習を目的とする学校の卒業生は、内地における医師としての資格を與えられていなかつたのでありますが
○岡元義人君 只今村上委員からいろいろお話がありましたのでありますが、一応運輸委員会の方々にいきさつをば、この際御了承願いたいことがあるのであります。それは先日この身体障害者福祉法案につきましては、参議院が約二年余りも掛かつて漸く今国会にここまで持つて参りました。その一番最後の会期も非常に迫つておりますときに、関係方面との折衝に幾度か修正をさせられました。そうして最後において、こういう附則に第五十條
○岡元参議院議員 この問題につきましては、参議院におきましてもいろいろ課税特例法案等をば立案いたしまして、関係方面とも折衝いたしておりますが、いまだに解決つかずにおりますので、どうぞ衆議院の方のお力でひとつその方面をお進め願いたいと思います。
○岡元参議院議員 大体未復員者の状況につきましては、総司令部の発表を基準として一応考えなければならないと思うのであります。これは衆議院においても御同様かと存ずるのでありますけれども、その中から大体予算措置とにらみ合わせ、また従来の帰還状況等を勘案いたしまして、大体どの程度まで帰れるかということを把握するのには、実際から申しますと、これを確実に握り得るということは非常に困難な状態にあるのであります。そこで
○岡元参議院議員 参議院発議になつておりますので、一応提案の趣旨をば簡單に御説明申し上げますと、従来から未復員者給与法の方はいろいろ問題がありまして、従来の俸給が百円でそのまますえ置きになつて参りましたが、百円では非常に少いのではないか。どうしてもいわゆる六千三百七円ベースの最低額に持つて行くといたしましても、最低二千九百七十一円という金額になるのだけれども、この点について関係方面とも折衝いたしたのでありますが
○岡元義人君 実際何とかしてこの……、大体が三十日で終るという考えであつたのであります。ところが会期が、再び延長されましたけれども、実際にこの舞鶴に行きますのには、にその人とそれから向うとの連絡をとりまして、特別の許可が必要なんであります。そういう手続でも、最初各会派から一人ずつという要望がありましたけれども、当然議院において問題になりますので、最小限度に止めて頂きたいということから、私自身にも責任
○岡元義人君 私はちよつと遅れまして申訳ないのでありますが、今委員長からこの問題につきましてお話がありました通りに、十二月三日が最終船と一応なつておりますので、調査しなければならない事項が沢山あるのであります。実はまだナホトカに実際に来てから乗せられなかつた数量、こういうものはどうしても最終船で還つて来た者によつて調査しなければならん、こういうことでございますので、一人では到底調査はできない。出迎えの
○岡元義人君 只今議題となりました未復員者給與法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申上げます。 本年六月ソ連関係地域からの引揚が再開されまして以来、十月末までに約八万五千人の同胞を迎えたのでありますが、再開当初、引揚者の一部におきましては、多少の紛争を起しまして、世人の眉をひそめさせたこともございましたけれども、引揚者の秩序保持に関しましては世の要望に応えまして政令が公布実施されて
○岡元義人君 ちよつと一つだけ、今面会局長の答弁はどうも納得の行かん点が一つあります。それは来年度は国民金融公庫は相当増額される見込であるから、やはり金融公庫等でこの重要な一つの厚生事業等に対する金融面を解決しようというようなお話合いでありますが、或いは後程最上理事からも御説明があるかと思いますが、来年度は十二億という事を今のところ承つております。そうしますとこの十二月、一月、二月、三月までは毎月億二千五百万円
○岡元義人君 では事務次官、政務次官の質問は見えたときまで一応留保させて頂きまして、二、三の点に亘つてちよつと政府当局に伺つておきたいことがあるのです。 先ず第一番にこの法案が議院提案として只今大体審議され、当第六国会において通過の大体見通しを前にいたしまして、我々が最も懸念いたしますのはこの法がどのように運用されるかという事であろうと思うのであります。然るに承わるところによりますれば、予算措置については
○岡元義人君 厚生当局に相当質問がありますが、只今大蔵省から冠木監理官がお見えになつて声られるだけで淑りますから、多少ちぐはぐになりますけれども一先にこの方の質問をさして頂きたいと思います。 冠木監理官にお伺いいたしますが、この法案によりますと、煙草の小売店等をば優先的に身体障害者に先ず與えなければならない、かようになつております。ところが実際に全国の各専滞所の管下におきまして、現在の段階でどのくらいの
○岡元義人君 今、岡委員の言われましたこと、非常に私も同感なんです。これは非常にこの法案の内容は各省に跨がつていろいろ聞き質して置かなければならないことが沢山あると思います。それで児童局に関係のある問題承沢山ありますし、又大臣の出席は当然これは出るべきでありまして、支障のない限り速やかに大臣の出席、厚生次官の出席をば今の岡委員の提案に賛成いたしまして、速やかに措置をとつで頂くよう要望いたします。
○岡元義人君 議事進行について……。すでに十二時を過ぎておりますが、今日の予定をば、委員長から一応お示し願いたいと思いますけれども、まだ逐條審議に入る前に、多少二、三点に耳つて総括的にお聞きしたいことがあるのですが、このまままだ逐條審議に入らずに今日は進めて頂きますか、それとも午後なら午後は逐條審議に入る予定でございますか。一応委員長に伺つて置きたいと思います。